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とうとう・・・というべきかそれとも、やっと・・・というべきか。


今回のブログ投稿が1000個目の記事となった。
毎日書いていれば3年で到達できる計算だが、今のようなのんびりとしたスタイルで書き始めてから、なんと10年経っての達成である。

千、という数それ自体にはあまり意味を持たないが、よくもまあ長く続けてきたものだとは思う。よほど暇なのか、それとも妙なところだけこだわる性格がなせる技だったのか。

それにしても読み直すと我ながら情けない文章で、正直なところ誤字脱字を見つけてはこっそり直したりしている。それでも写真を撮り続け、言葉を書き続けたいと思わせるのはどうしてなのだろう。

人は本能的に表現する動物で、誰しも何らか表現方法に長けている、と僕は常に思っている。
稚拙な文章と写真を前にして言うのもなんだが、もっと表現力があったらと思うことしきりである。もしかすると僕にとってのそれは長く続けること、なのかもしれない。


これからも、これまでと変わらず、のんびりと更新を続けていきますので、叱咤激励のほどお願いいたします。
New York より。

HELLO2008

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毎年、恒例の挨拶ながら、


 新年あけましておめでとうございます。
 どうぞ今年も nomeri.com をよろしく!




米国では New Year をごく普通の休日と変わらぬ態度で迎えるため、会社などはその翌日から粛々と始まる。例年僕もそんな正月を迎えていたが、どうも今年は休みが長く取れたため New York で寝正月と相成りそうだ。
とはいうものの、寝正月を支えてくれる特別番組というのものも存在しないので、ここはしばらく街見物に行こうと思う。

さて年越しだが、今年はこんな感じだった。
朝早く目が覚めたので8時にはすっかりおなかが空き、なんか作って食べられるものは無いかと冷蔵庫の中を見渡すとおとといの、うちでやった鍋パーティの残りが見つかった。つまり焼き豆腐とか白菜とか椎茸とかそんなものである。
加えてアメリカ人のくせに 「 鍋の後はうどん 」と強く主張する友達に負けて買っておいたうどんがまるまる残っていた。結局鍋をやっているうちに酒飲みの会に変わり、うどんなど誰も見向きはしないのはわかっていたのだ。
ということでまずは鍋焼きうどんなんぞを作り、腹ごしらえ。

昼過ぎになり今度は近くに住む友人一家から 「 Dinerで食事しよう 」 と誘われて出て行ったものの ( 正確にいうと迎えに来られたので行きたくないとは言えなかった。うちから歩いていけるところなのに・・・)、朝のうどんが残っている感じでここではサラダを注文した。
食事が終わると今度はそのままこの友人のアパートメントに招待され、そこでクリスマスプレゼントを手渡された。もともとフロリダ出身の友達一家はクリスマス後に New York に戻ってくると聞いていたから、「 あ、クリスマスプレゼントはあげなくてもいいかな 」と用意してなかったのでこちらはあたふたしてしまったが。

その後結局夕食までここにいて夕食を軽くごちそうになったあと、いったん自宅に戻って着替えてから今度は Manhattan に向かう。すでに Times Square でのカウントダウン参加組は集結している時刻で、バリケードが張られているはずだが Times Sq.に向かう地下鉄は平日の朝のラッシュ並みに混んでいる。
駅の張り紙によると今夜の地下鉄は朝まで大量増発しているそうだ。

こちらは Midtown に住むデザイナー夫妻の自宅で行われた New Year's Eve Party、つまり年越しパーティである。
軽くとはといえ、ここに来る前に夕食をとっているので所狭しと並んだ数々の料理は手を着けず、もっぱらワインとチーズなどのつまみを頂いてばかり。
こちらにもいろいろな国籍の人が来ていて、食卓に並んだデザートもそれを象徴するようにスウェーデンのものやジューイッシュのもの、それに地元の有名食材店 Zabar's のチーズケーキなど、甘いものに目がない僕はこのデザートだけは一つずつ食べてしまった。

その後テレビのカウントダウンと同期しながらみんなでシャンパンで乾杯し、夫妻宅を後にしたのが2時過ぎ。
タクシーで帰ってもたいした料金でないものの、通りはタクシーを拾おうとする人たちばかりで、これはそう簡単に乗れないだろうと地下鉄駅に向かったのだが、結局これは正解で帰宅は乗り換え時間を含めてもそれほどかからなかった。


自宅に帰ってリラックスしながらふと大晦日なのに蕎麦を食べていないことに気がついた。それどころか朝はうどんを食べているし。
ということで人生細く長く・・と願いを込めて食べる蕎麦のかわりに太くて短いうどんの効果は2008年にどうでるか?(笑)


それを占う意味でこれからカメラを持ってちょっと出かけてくることにしよう。せっかく寝正月の代わりに街見学に行こうと決めたばかりなのだから。
ちなみにこの後会うのは、日本ではとても有名な人らしいのだけど・・・。

HELLO2007

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毎年、恒例の挨拶ながら、


 新年あけましておめでとうございます。
 どうぞ今年も nomeri.com をよろしく!




日本から十数時間遅れること、New York も年が明けました。

New York の年越しと言えば Times Square でのカウントダウンが有名だが、今年も日本から知人がたくさんやってきて、参加した様子。

天候はここ何年も暖冬のため、長時間立ちっぱなしで待つのが苦にならなければなんとかなりそうだが、2006年は ( 短い間とはいえ ) SONY PS3 を購入するのに並んだのでやはりカウントダウンは遠慮させていただく ( 笑 )。

Times Square で何時間もカウントダウンの瞬間 ( 大きな機械仕掛けのボールが落ちてくるのが通例なので、Ball Drop と呼ばれる ) を待っていた人達のために降るの止めていたんじゃないかというぐらいタイミングで、参加者が家路に着いただろう夜中の2時過ぎから雨になった。


・・・とここまで書いていて、友人宅で行われる新年会に出かける時間になり、この文章を仕上げるのを一時中断。


せっかくの雨で初日の出は見られない ( そもそも日の出の時間は布団の中にいることが多いが ) 残念な幕開けだが、果たして今年はどんな一年になるだろうか。自分で言うのも何だがまたなんか大きな変化があるような気もする。正直なところそれを期待しているのかもしれない。



■ ■ ■


今回紹介した写真は、昨年僕が携わった 「 100人による New York ポストカード写真集 」 の表紙に使った写真である。
せっかく New York で好きな写真を撮っているのだから、日本に住む New York 好きの人たちと何か形に残るモノを、というモチベーションでスタートしたこのプロジェクト、写真の枚数が多く作業も大変だったが、できあがってたくさんの人の手に渡るとその苦労も吹き飛んでしまった。
まして多くの人からポジティブなコメントをいただいて、僕にとっても忘れられない昨年の出来事の一つになった。

また9月には麻布十番で行われた写真展にも多くの人が足を運んでくれ、たくさんのメッセージを残していただいた。

みんなからの反響をエネルギーとして、2007年もまたがんばっていくぞ。
皆さん、今年もどうぞよろしく!

ブログ移行中

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cafecito.jpg
▲ EOS 20D : East Village、Alphabet Avenue のキューバレストランにて。一休み。

そもそも不定期更新なブログなので、いまさら報告というのもおかしいが、今日、明日・・・とブログの更新を休む予定。
詳しく書くとカテゴリー 「 Movable Type 」 に登録しなくてはいけなくなってしまうが、僕が使っている Movable Type のバージョンが古くなりつつあり、パフォーマンスアップなどのワザを使おうにもこのバージョンではできることに限界があるようなので、思い切って新しいバージョンに入れ替えることにした。
そのまま既存の Movable Type からアップグレードさせることもできたのだが、万一データベースが破損するようなことがあれば面倒なのと、移行中の試行錯誤の画面が現れることになるので、今回は新規にインストールし、データベースだけインポートすることにした。

今夜はとりあえずここまでにして、明日からプラグインソフトウェアの移行などカスタマイズに取りかかる予定。

新バージョンで、コメント投稿時の待ち時間が短くなるといいのだが、なにせエントリーが700を超えたためだんだん重くなってきている。

ということでこちらにコメントをいただいたものも、新しいブログに移行させるので気軽に残していってください。

No pain, No gain

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police.jpg


このところブログを更新する気になれずにいた。


ネガティブな人間が心卑しいことを自分の頭の中で完結させているだけならそれはそれでよい。誰にでもそういう一面はあるかもしれない。
けれどもひとたび行動に起こして、Physical であれ Mental であれ人に危害を加えるとなると話は違う。
こちらから起こしたアクションではないのに、その人が取ったネガティブな行為のせいで、こちらまで気が滅入ってしまう。
自分の行動に対する結果がネガティブなものだった、というのならそれに対する消化の方法もあるというものだが、青天の霹靂にして向こうから起こされた行為、それも悪意を伴ったものとなると自分が悪いわけではないのにこちらまで負の心持ちになってしまう。
ネガティブな気というのは、周りにいた人にまでネガティブにさせてしまうだけの力を持っているのだろう。


当事者をのぞけば、上で書いていることはあまりにも抽象的すぎてここを見に来てくれる人にとって、さっぱりわけがわからないことだろう。最近起きたことは個人的なことなので、事の顛末は愚痴をこめてミクシィでのみ書かせてもらった。
そんなこんなでブログを書く気が乗らず、それと忙しさにかまけてネットからも遠ざかっていたのだけれど、その間たくさんのメールやミクシィでのメッセージを貰った。
さすがにブログを閉鎖したり、写真を撮ることをやめるつもりは無かったけれど、少し更新を休んでいる間にいろいろ考える時間ができたのは自分にとっては良いことだった。

実社会もネットも同じで、こういう人はどこにでもいるものだ。でも外出せずに閉じこもっていても信頼できる人間関係は作れまい。ネットも同じで、こんな風にネガティブな人間と遭遇する一方で、それ以上にたくさんのポジティブな出会いもあるのだから。

僕はまだ実物を見ていないけれど、ちょっと前に撮った写真がデジタルカメラマガジン次号のフォトコンテストに入選していた、という報せをくれた人が何人かいる。
撮った写真や自分の考えを表現する方法としてネットを使っているだが、今回のことはまさに "No pain, No gain" を身をもって感じたのだった。今回のような嫌なこともある一方で、喜んで見てくれる人がということは僕にとってかけがえのない喜びなのだから。


ブログも少しずつ書いていくので、これまで通りよろしく。

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HELLO 2006

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2006_1.jpg

毎度、芸のない挨拶ですみません。


 新年あけましておめでとうございます。
 どうぞ今年も nomeri.com をよろしく!



年初の挨拶だけでなくブログのタイトルも実は去年からの引用で、こうなったら New York Watch が続く限り年の初めはいつもこれで行こうかな、などと考えてます。

( ところでいつもと違う雰囲気の New York Watch になっているのは、文体が丁寧語基調なためです。でも使っていない丁寧語、敬語はすでに錆び付いていて、すぐにぼろが出るので次回からはいつもの New York Watch に戻す予定 ( 笑 ) )

さて2005年はどんな年だったかな・・・と考えていて最初に思いついたのは、友人達の顔でした。Gadget好きな僕にしては珍しく 「 何を手に入れたかな 」 ではなく、また 「 旅行でどこに行ったかな 」 といったテーマでないことに我ながら驚いています。

いろいろな人と出会ったり、また分かれたり。けれどもそれらは思い出になってみれば、どれも貴重な財産になるようです。
こんなことを考えているとまた別の空想にふけってしまうのが僕の悪い癖ですが、記憶とは不思議なものだとつくづく感じています。
完璧とは言わないまでもヒトは過去に起きたことを覚えているものです。不思議なことに覚えているのは、それが強く印象に残るかどうかともあまり関係が無いような気がするからです。もちろんよく覚えているのはハプニングとかアクシデントなことも多いのですが、何気ない日常の一コマを鮮明に覚えていたりするのは自分でもよく分かりません。
加えて不思議なのは、記憶として覚えているその瞬間に自分がどう感じていたか、というのをはっきり覚えていないことです。
怒りとか歓びという感情は、時間と共に fade out していくので、たとえそれが激情に駆られていたとしても時間と共に 「 あんなことで怒っていたなんて 」 と思うように許せてしまうからでしょうか。
もちろんもっと辛い恨みとか怒りがあればそれも覚えているのかも知れませんが、幸いなことにそういう経験はありません。
僕の場合だけかも知れませんが、そう言う感情はたとえば 「 悲しかったのを覚えている 」 と言う言葉のように悲しみを思い出すのではなくて、悲しかった、という事実を思い出しているだけの気がします。


などと新年からとりとめの無いことを考えてますが、実はカメラもその時の空気や風景を閉じこめておく道具としてどこか共通点があるようです。
写真の可能性として、気持ちまで込めておくことが出来るか、そしてその時の気持ちを蘇らせるチカラもあるのか、空想だけでなく気持ちを新たに取り組んでみたいテーマになりそうです。


ということで何が起きるか分からない2006年をどうぞお楽しみに ( 僕自身楽しみにしているのです )。

2006_2.jpg

Where are you from?

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nomerimini.jpg

先週行った Catskill の写真を整理しているさなか、また郊外に写真を撮りに行ったため整理する写真が余計に増えてしまい、書こうと思っていた Catskill と紅葉については再延期することにした。
そのかわり、以前からやろうと思っていたこのサイトのアクセス解析の一部でも紹介してお茶を濁すことにする ( 苦笑 )。

自分で 「 ノメリコム 」 などと変なドメインを取って公開を初めて以来、アクセス数は毎月増加していき、今年の1月の月間ビジター数が15,690だったものが、今月はとうとう30,000を越えた。一日千人以上がアクセスしてくれている事になる。
それほどアクセスが多くなかった昔はアクセス解析などつまらないものだったが、これだけアクセスが増えてくると解析によって自分のサイトがどんな風に見られているのかを知ることができて興味深い。

最近特に多いのが yahoo と google のサーチエンジンからのリンクで、どうやら僕がブログに書いている文章からキーワードを取り出し、検索結果に反映しているようなのだ。検索単語やフレーズも興味深いが僕が最初にチェックするのはそれではなくて、「 どこからアクセスされているか 」 なのだ。
ウェブサイト公開当初は日本とアメリカぐらいしかアクセスが無かったが、今では毎月数十カ国のドメイン名がアクセスログに記録されるようになった。

上に載せた上位20数カ国のリストは、毎月月初めにクリアされ月末になると長いリストになる。下位の順位は毎月変動があるが上位は最近安定していて、アメリカからのアクセスがトップ、続いて日本からとなっている。アメリカからのアクセスが日本より多くなったのはこの一年くらいのことだろうか。

もちろんこのリストに載っているからと言ってその国からアクセスされているとは限らず、ドメイン自体は外国のものでもアクセスはアメリカや日本などインターネット大国からのものもあるだろう。
けれどもそれはそれでよい。いろいろな国から僕のサイトをアクセスしてくれていると思った方が夢があって面白い。

外国から僕のサイトの写真を見てアメリカや New York を感じてくれたら嬉しいし、僕はこの国名を見てまだ行ったことのないその場所について思いを馳せることが出来るのだ。

ちなみにリスト全体となると・・・

benz.jpg
※ EOS 20D

僕の両親もどうやら僕のブログを読んでいるらしい。親に読まれるのはちょっと恥ずかしいが、それよりも更新していないと「元気なの?」と催促のメールをよこすのは、無しにして欲しい(笑) > おふくろ。
アメリカにも昔から「No news is good news」という言葉があるのだから。

さて僕のおふくろ以外にもメールやミクでメールを貰ったのだが、ここ一、二週間ほどブログの更新間隔が多少長くなることになりそうだ。毎日数行だけのコメント更新だけでも本来は良いはずなのだが、僕の場合写真を見ながらあれこれ頭の中で文章を組み立てているとあっという間に長文になってしまい、ちょっとした時間を取られることになる。



「好きこそものの上手なれ」

僕が自分の写真に対して想うのは、そんなところにあるのかもしれない。

DIY の精神が浸透しているアメリカでは、車の修理も家の修繕も父の仕事 ( というか限りなく趣味にも近い ) だ。Home Depot というホームセンターに行けば、それこそ日本では見られないような業務用の道具や工具が当たり前のように店頭で販売されている。
なので一般家庭のガレージの中はさながらちょっとした作業場となっていて、たいていのことなら大工を雇わなくても自分のところで出来てしまうほど、道具を所有している家も多い。
実際そう言うお宅に呼ばれると、「このキッチンは僕が作った」と見せられたり、「今週末はバックヤードにウッドデッキを作るんだ」などという話をよく耳にする。そしてできあがったものを見てみると日曜大工で作ったとは思えず、まさに玄人跣である。

もちろん自分でやった方が安上がりというのも理由としては大きいのだが、加えて好きこそものの上手なれ、であって皆好きでやっている。
玄人跣という言葉の通り、仕上がりは玄人が驚くほど綺麗に出来ている反面、逆に言うとそこには玄人がやった仕事とはどこか区別できる違いもある、ということになる。
あえてその違いを拾い上げてみるとすれば、それは「質」に対する指向性の違いだろうか。
どちらも「質」を追求する部分では同じだが、自分が好きでやるものにはどこか一カ所に「こだわり」があり、そのこだわりの部分が満足行くレベルに到達したときに1つの完成を見ることが多い。
一方、玄人が仕事をするときは、いくつかの条件下で結果を出さなくてはいけない。それは決められた期間に作業を完了するものかもしれないし、また成果物としてのサービスまたは製品において一定のクオリティに達していることが求められることもある。いずれにせよその労働の対価として報酬が得られるのだから仕事には責任を持って取り組まなくてはならない。つまり玄人イコール "professional" であり、仕事をしている僕らは皆自分の仕事においてプロなのである。
僕も自分のプロフェッショナルの内容 ( 職務 )に誇りを持って臨んでいるとは言わないが、仕事にはプロとして取り組んでいるつもりである。
ユーザの求める品質のソフトウェアを一定の期間内に開発し、安定動作を確認したものを販売するわけで、そこには製品としての一定のクオリティが要求される。その一方でフリーソフトやシェアウェアのように頻繁にバージョンアップしたり、また気の利いた機能がつくような小回りは利かない。仕事としてソフトを作るのと趣味でソフトを作るのでは、明らかに求められているものが違うのだ。

この professional と「好きこそものの・・・」の関係は何も IT 業界に限らず、料理でも写真でも同じでは無いかと思っている。
実はここしばらくブログの更新をゆっくりさせるのはそれと関係があるのだが、最近僕のところにも「仕事としての写真撮影」の依頼がいくつか来るようになった。そのことを隠しておくのもヘンだし、かといってここでぺらぺらとしゃべるのもなんとも自慢気で気が進まないのだが、3つだけ写真のプロジェクトを同時に進行させている。
僕の写真が評価されたのでというにはかなり怪しいが、僕のことを信用してくれているという意味では嬉しい。嬉しいのだが、上に書いたような葛藤のため、ほとんどの場合はお断りしている。 仕事として引き受けてしまうと、それは報酬を得ることであり、その一方で責任も伴うことになり中途半端に首を突っ込むのが恐い、というのが本当のところだ。

ただ今やっている3つのプロジェクトは、個人的に関心があり、これが自分の写真の表現力を拡げてくれるのではないかということ、そして一番重要な「プロとしての仕事ではない」ということを了解いただけたので、引き受けることにしたのだ。
「プロとしての仕事ではない」というとなんとも不遜に聞こえるが、それは一定の品質を保証するものではない、という意味ではなく、この仕事を詳しく定義され ( たとえば風景であればロケーションだったり、ファッションフォトであればモデルのタイプの指示だったり)、締め切りが厳しく設定されているようなものではないと言うことだ。僕の professional はあくまでおまんまを食べさせてくれる IT の仕事なのだ。
それでも引き受ける以上は、自分の限られた時間の中からきちんと労力を割いて、自分も依頼者も満足出来るようなものが撮りたい。そこでちょっと間、スローなブログにしようと思っている。
今週末1つのプロジェクトが終わると、来週は LA に行くことになっている。自由時間があれば、できればブログも一度くらい LA から更新するつもりだ。



幸いにして、いまのところ両親から「元気なの?」という書き出しで始まるメールは届いていない。
どんなところになるのだかよく知らないが、なんでもうちの両親は今月千葉から都内に引っ越しをするそうだ (次回日本に帰るときは知らない人の家に泊まるような感覚を持つことだろう。)
うちの両親も、そんな引っ越しのどたばたで今はインターネットどころではないはずだ。
僕もこの際真面目に撮影に取り組み、残りの時間は息抜きをしようと思っている。

※ 今回写真撮影の仕事を与えてくれた方もこのブログを読まれている事と思いますが、この件のコメントに関してはこれまでの通りメールでお願いします。(^_-)

Hello 2005

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newyear.jpg

恒例の挨拶ですが、


 新年あけましておめでとうございます。
 どうぞ今年も nomeri.com をよろしく!

アメリカに住んでいるのに、去年は沢山日本人の友人が出来た。アメリカに来て以来こんなに沢山の日本の人たちと出会ったのはこれが初めてかも知れない。
これってほんとにインターネットのおかげだなとつくづく思う。もっとインターネットの使い方が様変わりして、世界中、もしかしたら月からも、どの街角からでもテレビ電話ができるようになったりするともっとコミュニケーションの質が変わるだろう。それは時として僕らにも変質・変化を促しているとも言えるのだが。

こちらのサイトに来てくれる人の多くは、以前からの友人や New York つながりだったり写真仲間だったりするわけだけど、、その友達同士が垣根を越えて交流するのを見るとなんかこちらまで嬉しくなってくる。
2005年もどうぞよろしく! 今年も沢山のいい出会いがありますように。


さて New York らしい新年の過ごし方を紹介したいと思ったのだが、実のところコンビニで琴の音色が流れているわけでもなく、除夜の鐘も聞こえないし、お節も食べないので正月らしい実感はあまりない。
大晦日恒例の行事としては Times Square でのカウントダウンが有名だが、実は一度も参加したことがないのだ。
たいてい大晦日は仕事をしているし、早く帰宅したとしてもそのあとの6時間ほど、厳寒の New York で立ちながら待ちつづけられる自信が無いのだ。その間トイレにも行けず、食事にもありつけない。いったんバリケードの外に出たら中に入るのはほとんど不可能なのだ。

となると当然軟弱な僕は暖かい自分の部屋でコーヒーを飲みながらテレビでカウントダウンを見る、という過ごし方になる。なんだか去年もその前の年も同じだったので、このままでいいんだろうか、などと疑問が頭をもたげてくる。が、すぐに、でもそれでいいのだ、と言う結論に至る。
毎年新年の誓い ( Resolution ) をどうするか考えるのだが、すぐにあきらめて「やっぱり新年の抱負をつくらないのが抱負」などと1人で勝手に納得しているのだが、それと同じだ。

そんなだから、今年もどんなハプニングが起きるか自分でも楽しみで、何か起きないかな不安半分、ワクワクと期待半分なのだ。

「 Hello 2005! 」


さて正月といえばめでたいもの。めでたいといえばお年玉。
僕らの世代ではきっとお年玉を渡す側になっている人も多いことしょう。でも大人だって欲しいもの。

ということで僕からもちょっとだけお年玉の放出です。といっても僕からではなくて Google から貰ったもののお裾分けなので僕の懐が痛むわけではないんですが。

そのお年玉というのは Gmail のアカウントです。昨年 Google が「メールボックスは 1GB ! 」という新サービスを開始するというアナウンスがあり、ちょっとした評判になりました。現在もまだ Gmail ユーザからの招待を受けないとアカウントが作成できないようですが、この招待権利がいくつあるので希望する方におわけします。
詳しくは『キオクイロ』の掲示板の方に書いておきますので、興味のある方はそちらのスレッドに書き込んでください。
( お願い。アカウント希望の人もここではなく、キオクイロ掲示板の方にコメントしてください。)

今年もいよいよ終わりに近づいて、残りを時間数で数えることが出来るほどになった。2005年の足音がすぐそこまで聞こえてきている。

2004end.jpg

アメリカではすでに学校は休みになっているものの、一般企業は31日まで通常営業と言うところが多く、年明けも二日から営業開始という本当にあっけない New Year なのだ。
大晦日は紅白やレコード大賞を見て、行く年来る年を見ながら遠くから聞こえる除夜の鐘にふと寒さを感じたり、年が明け初日の出や初詣に行ったり、お節にテレビの隠し芸を楽しんだり・・と年末までの喧噪とそれからうって変わって静かになる元旦の雰囲気というのは、残念ながらアメリカでは感じられず、せっかくの New Year も普段の日曜日の延長、といったところだ。

僕の場合、かれこれ8年くらい日本での年末年始というのを過ごしていないので、ことさら強く日本のそれに対して想いを馳せるのかもしれない。

同じアジアでも大陸の人たち、つまり中国や韓国、ベトナムなどでは旧正月を祝うので、割と同じ時期に一週間~数週間休みを取って帰国、帰省する人が多い。そのため社会的にも理解が得られやすいのだが、クリスマス休暇を長く取ったアメリカ人からすれば正月開けは「いよいよ仕事開始」というタイミングであって、なかなか日本人にとっての正月の雰囲気を伝えることは難しく、1人だけ休みを取って・・・なんてのがしにくかったりする。

「日本のクリスマスはどんな感じ? アメリカみたいに祝うの?」とアメリカ人には尋ねられ、アジア系移民からは「日本の正月は暦通り? それとも Chinese New Year ?」と尋ねられる。
その度に日本で大晦日があることや正月の過ごし方、お節料理などを説明するのだが、こればかりはその時間を体験した人でないと理解しにくいだろう。
クリスマス、ハヌカなど12月の祝い事と2月前後の Chinese New Year に挟まれた元旦というのは、実はとても地味な休日で、祝い事というのは無いに等しく、日本人に取ってはちょっと肩身が狭いのだ。
なので余計に日本で過ごす正月というものが恋しくなるのかもしれない。

毎年この時期になると「来年は正月を日本で過ごそう」と思うのだけれど、気が付くとアメリカでの生活も8年目を迎え、その間一度も実行に移したことがなかった。今年も、といっても毎年のことだが、日本の正月を、空に描いた餅のように恨めしくも恋しく、そして指をくわえて眺めるだけなのだ。


2004年も公私共にいろいろな人にお世話になりました。
またいろいろな人と出会いや別れもあり、その都度笑ったり ( 心の中で ) 泣いたり。
それでも、とても不満なんか言えない良い年でした。
そんな2004年に感謝し、友人に感謝しつつ、2005年も良い年にしていきたいと思います。

毎年恒例になっていますが、年賀状も Seasoning Greeting のカードも書きません。非礼を承知ながらこれを持って年末のご挨拶とかえさせていただきます。

来年もどうぞよろしく。

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