これまで頑張ってきた自分に褒美を、と今の愛車、E90 330i を購入したという話を以前紹介した。
BMW 3シリーズはここ一、二年意識していたクルマで、購入後数ヶ月経った今、じわじわとその楽しさを味わっている。
けれども最初からこのクルマを購入すると決めていたわけではなかった。それまで乗っていたのが SUV だったから、New York の天候や使い勝手を考えれば買い換えるクルマはまた SUV がいい、と未練がなかったわけではない。
ということで実はいくつかの SUV を始め、乗用車と SUV の間に位置するような Nissan の MURANO も候補に入っていたし、同時に Nissan の高級車ブランド infiniti から販売されている G35 - 日本ではスカイラインとして販売されている - にも興味があった。
他にも Lexus から販売が予定されていた IS シリーズにも視野に入れていたが、それでも最も関心があるクルマの筆頭が、この BMW 3シリーズだったのだ。
実は BMW を始めとするドイツ車は、アメリカで日本より安く販売されている ( と言われている )。アメリカの価格が安いのではなく、日本が高いのかも知れないが、いずれにせよせっかくアメリカに住んでいるのだから、日本に住んでいたらなかなか手が出させない BMW を一度は所有してみたい、と機会を狙っていたのだ。
もちろん友人達の 「 一度運転したら、その良さが分かる。運転がこんなにも楽しいもの、ということを再認識させられる 」 という言葉にも惹きつけられた。
「 はい、これがキー 」 と渡されたその車は、真新しい BMW E60 530xi。いわゆる BMW 5シリーズと言われる車種になる。
やっぱりでかいなぁ、と珍しがっていると、「 貧乏人が 」 といわんばかりの白い目で見られているような気がして ( それはもちろん被害妄想なんだが )、早速クルマに乗り込む。運転席に乗ってびっくり、全くのぴかぴか新車なのだ。まだ登録されて1ヶ月以内であることを示す臨時の NY State Registration がガラスに張られ、odometer が示す走行距離はわずか260 miles である。僕の車よりもっと少ない走行距離だ。よく見ると2006年型モデルとなっているので、8月9月に陸揚げされたものだろう。
この車はあまり米国では見かけない、ツーリングワゴンタイプで、しかも4駆モデル。きっと欧州の風土のほうがこのクルマは合っているんじゃないか、と1人で勝手に想像しているのだが、実際アメリカではあまりスポーツワゴンは見かけない。アメリカの場合、旅をしながら長距離ドライブする人は最低でも SUV か、そうでなければやはりキャンピングカーとなるのだろう。
そういえばワゴン車と似たスタイルでライトバンというカテゴリーが日本にはあるが、でツーリングワゴンと呼ぶとなぜかお洒落に聞こえる。業務用のライトバンというとリーズナブルなクルマ、というイメージだが、もちろん BMW のツーリングワゴンはそれに反して高価だ。もちろんそんなことは充分知っていたが、日本の BMW のサイトを見てびっくり、車両本体価格で700万円を超すクルマなんだ!?
一つ前のエントリーのコメント欄にタカさんが書いてくれたように、うちにやって来たのは BMW E90型 330iというヤロウです。
いわゆる「3シリーズ」と呼ばれるタイプで BMW の車種の中では小型タイプにカテゴライズされる。( アメリカでは 1シリーズは発売されていないので、北米で一番小さな BMW ラインナップといえば3シリーズになるのだ )
New York で気楽な人生を楽しんでいるように見えるかも知れないが、ほんとは人に言えない厳しいこともたくさんあって夜な夜な枕を濡らすことも。頑張った自分に褒めましょう、ということで今年の誕生日に奮発して買ったもの・・・と言いたいところだが、このブログを読んでいる人は誰も信じてくれないだろうなぁ(笑)。いや自分でもお気楽だと思っているし。