1998年11月アーカイブ

Thanksgiving Day

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クリスマスと並ぶ大きなお休み、Thanksgiving Day がやってきた。アメリカで過ごす Thanksgiving Day は今回で5度目になる

お食事におよばれ 知人のお宅にお呼ばれしました。苦手なはずの Turkey がおいしかった。意外。
初めてアメリカに来たのはもう10年以上も前でそのときも New York だった。でも生活していたわけではなく日本での大学生と言う身分をいいことに数ヶ月ふらふらしていたので、あまり Thanksgiving Day がどんなものか実感できなかった。 ぼんやりとだが Thanksgiving Day について実感したのは4年前に、仕事で Utah に来ていたときだった。ホテルに泊まっていたものの、ホテル内のレストランがメニューを限定して、しかも空けている時間も制限があった。街に出てみるとすべてのお店はお休み。食事をするところもなく、しかもマクドナルド、バーガーキングなどがそれまでみたこともない休店日になっていたのだ。( 確かこのときはスーパーマーケットに行ってサラダかなにかを買ってきて食事を済ませたような気がする ) まあとにかく、Thanksgiving と言ったら家で過ごすものらしい。通常4日の連休になるので旅行に行く人も多いらしい。それも家族に会いに行くための旅行かも知れないけど。まるで日本の帰省みたいだ。 今年は、食事にあぶれるのを不憫に思ってか、知人が自宅に招待してくれた。一通り伝統的な食事を済ませた後、コーヒー、ワインなどを思い思いに飲んで気がついたら夜中の2時近くになっていた。

Thanksgiving Day は何を食べるのかというと、以下、また会社の English Class からの受け売り ( アメリカの週間や休日についても教えてくれる )。
Thanksgiving Day と言ったら、まずは七面鳥。クランベリーソース。オレンジ色したマッシュドポテト。それとパンプキンパイもだそうだ。七面鳥の中にはいろいろ詰まっていて、これをオーブンで焼く。食べるときにクランベリーソース ( 甘い ) を塗って食べるんだそうだ。七面鳥はこの時期になるとスーパーマーケットで売っているので、いちいち中に具を詰めたりする必要はないようだ。
ところで Thanksgiving Day の習慣だが、これも English Class の Judy センセによると、かつてイギリスから清教徒がアメリカに渡ってきたとき、大半の人は病気にかかり、その冬の食事すらまともに食べられないような状態だったらしい。そこでインディアン ( Political Correct では Native American と言わないといけないそうだが ) が彼らを自分達の家に招待し、食事を振る舞い、とうもろこしの育て方から家畜の飼育などを教えたらしい。そして一年後今度は英国清教徒の人達が家族や一年前に世話になったインディアン達を自宅に招いて、これらの食事でお礼をしたのが始まりらしい。

この Thanksgiving Day の木曜日はどこのお店もお休みだが、その翌日、またはその次の日の土曜日から一斉にセールが始まる。クリスマスにめがけてまっしぐらだ。

最近の不幸

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なんか最近不運が続いている。

修理中に代替品として貸してくれた携帯。でかい。
写真1
修理中に代替品としてお店から借りたでっかい携帯。
前の車がはねた小石でできた crack。
写真2
高速道路で前を走っていた車がはねた小石がぶつかってできた crack。これは翌日の朝撮ったもの。

この雑記録を書くにあたっては、会社や仕事の内容など生々しいものは避ける、特定の個人の悪口は書かない、不幸な話はしない ( ただしアメリカならではの話で、よい経験になるだろうなと思われるものは積極的に書く ) ようにしてきた。不幸な話は聞いてもつまらないだろうと思って書かないようにしていたのだが、このところちょっと不運続きなので、これまたちょっとしたイベントなので今回はその掟を少し破ってみることにした。

携帯電話故障
これは僕が悪いんだけども、そんなに高くないところから道路に落としたら携帯電話のフリップがおかしくなってしまった。かかってきた電話に出ようとフリップを開けると通話は切れてしまうし、電話をかけようと電話番号を入力していると途中で消えてしまう。フリップの開閉でオンオフができるため、どうやら過敏に反応しているようだった。で修理を依頼しに購入したお店に持っていくと、「この修理は下手をすると交換になるかもしれない。今ここで保険に入れば、1ヶ月後から修理が可能だよ」と言われて、その場で加入。で1ヶ月ちょっと過ぎた、つい先日お店に持っていき修理を依頼。4週間程度の預かりになるらしく、その間は時代遅れのごっつい携帯電話を貸してくれることになった ( 写真1 )。電話番号は今まで使っていたものが割り当てられたんだけど、Standby Time は16時間しかなく、こまめ電源を切らないと一日持たない。まあないよりは全然いいんだけど。


車の窓ガラスにひび
先週の金曜日、仕事を終え帰宅途中高速道路を運転していたときのこと、突然大きな「ゴツン」と窓ガラスに何かぶつかる音がした。どうやら前の車が跳ねた小石があたったようだ。小石があたることはこれまでも何回かあったが、今回のは音が大きくちょっとびっくり。それでも鼻歌ふんふん言いながら運転をしていると、運転席と助手席の間くらいの窓ガラスに弾痕のような傷を発見。アパートに着いて、車から降りてみてみると貫通はしていないものの、1cm大の傷が ( 写真2 )。周りの友人に聞くと徐々にひびが広がっていくらしい。修理に出してもまた同じような傷がつくかもしれないので、もう少しひびが大きくなるまで放っておくことにした。修理に出して、車両保険を使うと翌年の保険代も高くなるそうだし・・・。毎日車で通勤しているので起こりうることとは言え、やっぱり不運だ。もう少し残業するか早く帰っていればあの車の後ろにいなかったのに、とさえ思ってしまう。


楽しみに待っていたCATV インターネット工事がキャンセル今、アパートで見ているテレビは地元のケーブルテレビ会社、Cablevision のもので、これを契約しないと ( 月 $40! ) なにもテレビが映らない。いったん契約すると0から99までのうちの半分くらいが映るようになる。この Cablevision が Long Island でインターネット接続サービスを始めたのはもう何年も前のことだが、以前問い合わせたときには僕の住んでいるエリアのサービス開始時期は未定だった。ときおりホームページの「利用可能エリア」を見ていたのだが、最近「以下のところでお試しできます」というところに僕の住んでいるエリア、具体的には僕のアパートから歩いていけるモールの中で常設のデモンストレーションコーナーがあるというページを発見し、10月初旬に行ってみた。すると確かにショッピングモールの真ん中に3台の Windows95 PC が置いてあってインターネット接続がされていた。使ってみると ISDN よりもさくさく動く。近くのカタログを見るとこのスピードで常時接続で月$39と書いてあるので、近くにいた Susan というデモンストレータの女性にさっそく自分の住んでいるエリアで使えるか聞いたところ ( とは言ってもこのモール自体が同じエリアなんだけど )、「可能になった」と言うではないか。早速その場で Order Form に記入し、一番早い工事日を提示してもらうと、なんと申し込みから1ヶ月以上も先になるとのこと。とはいえ、それでも最短というので待ち遠しい1ヶ月を過ごした。
待ちに待った工事の行われるはずの日の前日、会社から帰宅すると留守電電話に「明日行われる予定のケーブルインターネットインストレーションが障害のためできなくなった」と伝言が。1ヶ月以上も待ったのに直前でいうなよなぁ。次の週末にこの Susan のところに聞きに行くと、僕が住んでいるエリアの工事は最近完了したばかりでどうやらシステムが不安定とのことだった。期待させておいてこれはないよ!
で一週間経った今、次回工事可能日の連絡もない。もう Thanksgiving Day の連休に突入だから月末までは何もないだろうなぁ。
ちなみにこの Cablevision という会社、つい最近 New York Yankees ( 伊良部のいる ) の買収を発表したばかり。テレビ見ている人達から高い金とって野球チーム買収するくらいなら、きちんとしたサービスを提供してくれ!

とはいえ悪いことばかりではなく、先日支払った交通違反の罰金$120のうち$60が小切手で戻ってきた。なんだかよく分からんが返せと言われる前にさっさと銀行に言って小切手を換金してしまった。

明日からとうとう Thanksgiving Day の始まりだ。明日は朝から雨だと言うので Manhattan の Parade を見に行くのは中止。

今回は前の続きなのだ。

この橋を渡ってやってきました。
Fire Island と Long Island を結ぶ橋。

Robert Moses State Park にいる野生の鹿に初めて出会ったので、持っていたデジカメで写真を撮った。左の写真は灯台 ( Light House ) から、この Fire Island と Long Island を結ぶ橋を写したもの。

中央分離帯に鹿。
道路の分離帯のようなところに鹿がいる。もくもくと草を食べていた。

車を恐れない。
車が停まると、鹿の方から近づいていく。

子供も恐る恐る近づく
鹿に興味を持った子供が恐る恐る近づいていく。近くにいた母親がしきりに「Don't get closer」と言っていた。

でもこの鹿、後ろ足を怪我していた。
でもこの鹿、うしろ足をひきずっていた。子供の父親が近くの park ranger office に連絡しに行き、鹿は保護されたようだった。

Fire Island にある、Robert Moses State Park は東西に細長い島で、北から南までは目算で100M~200Mくらいしかない。そのうち半分くらいがビーチで、残りはちょっとした草地と東西を走る2車線自動車道路があるくらいだ。それなのにあちこちに「鹿に注意」の看板があちこちに立っていて、「いったいここのどこに鹿が生息しているんだろう」と思っていた。実際、夏に来たときは一頭も見たことがなかったので、今回10頭近くの野生の鹿に遭遇してびっくり。いやぁ、ほんとにいるんだ、と思った。

最初鹿がいることに気がついたのは、道路の真ん中で1台の車が停まっていて、彼らが見ているのが近くにいる鹿だったからだ。
持っていたデジカメを向けても恐がる様子はなく、むしろ停まっている車に自分から近づいていった。普段から人間が餌を与えるからだろうか。
灯台 ( Light House と言う ) まで駐車場から歩き、着いて見ると日曜日のせいか、クローズ。灯台から見る夕日はさそがしきれいに違いないがまあ仕方ない。で灯台の周りを散歩しているとやはりここにも鹿が人間に近づいてくる。近くに親子連れがいて、ご主人と思しき人が「あの鹿、後ろ足をびっこ引いている。Park Ranger に連絡したほうがいいかな」などと話し掛けてきた。小学生くらいの子供が一人でさっさと鹿に近づいていくと母親が「近づくと危ないから、離れてみていなさい」としきりに注意している。確かに片足びっこでもあの角で突進されたら大怪我をするに違いない。
人間に興味を持ったのか人間に近づいて、ひとしきりこっちを見ていたこの鹿も、びっこを引きながらまたゆっくりと草原に消えていった。すっかり日が暮れて冷たい風がほほにあたり、痛いと感じ始めたので灯台から駐車場に向かって歩いていると、先ほどの父親が呼んだのか、Park Ranger の四輪自動車が鹿のいたほうに走っていった。

11月ももう終わろうとしている。今年は海に来ることももうないかな。
今週は Thanks Giving Day だ。

11月はやっぱり冬かな?と思わせるような暖かい日曜日に、海に行ってきた。夏のころは毎週のように遊びに来ていたところだが、冬に来ると光線の違いからかすっかりかわった装いだ。
きれいに撮れた ( と自分では思っている ) ので、画像サイズをいつもより大きくしています。



大西洋
海面と砂浜の色が夕日に映えて、ちょっと変わった色合い。
デジカメで初めて撮った夕日
大西洋に沈む夕日。スミアはご愛嬌。
灯台
空が薄いピンク色になっていて、これまたいつも見る景色と違って見える。でもこのぐらいからどんどん気温が下がっていった。去年の夏はこの灯台に登った。



季節はずれの海に行ってきた。場所は夏によく行った Fire Island。
夏はあれほど混んでいたビーチも冬になると見ての通り。凧上げを楽しむ人、散歩にきた人、灯台を見にきた人ぐらいで閑散している。夏来たときは$5取られた駐車場も開放されている。
ちなみにここに同じ場所の夏の写真があります。

季節はずれの海だが、光が柔らかくゆったりとした時間が流れているかの感じ。夏は強い日差しに、波の音を打ち消すように子供や若者 ( 若者って表現、ジジくさいっすか? ) 嬌声でいっぱいだったが、それはそれで夏らしくていいが、冬は冬で気持ちの和らぐ景色が広がっていた。


このビーチの近くには灯台があって、実は昨年の夏に会社の友人達と来たときに登ったことがあった。そこから見える360°の景色は遠くまで見落とせて気持ちよい眺めだった。今回は灯台に登って夕日でも見ようと行ってみたが、オフシーズンのせいなのか、日曜日だからなのか扉は閉まっていて登れなかった。けれども灯台に向かって歩いている途中、何頭かの鹿を見ることができた。野生の鹿を見たのは、日本にいたときに道志街道を山中湖方面に向けて夜車を運転したいたときに、道路に飛び出してきたのを見かけたのに続いて2度目だ。ここの鹿は車がびゅんびゅんと走っている中を車を気にすることなく草を食べている。気にするどころか、鹿をもっと近くで見ようと止まった車に対しては鹿の方から近づいていく。
このビーチ、正式には Robert Moses State Park というのだが、「鹿に注意」の看板があちこちにあるので知ってはいたが、夏に来たときは一頭も見かけなかったので、ちょっとした驚きだった。
今回写真の整理が間に合わなかった deer の写真を次回載せる予定。

台風 Mitch ほか

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このところ更新がおろそかになっていた。ということで近況など。

  • 日、選挙が終わった。知事と議員の選出選挙だった。投票は平日に行われるが朝、出勤前や夜、帰宅後に投票できるように朝早くから夜遅くまで投票所はあいているそうだ。また投票は機械が置いてあってボタンを押して投票するそうだ ( 英語の先生談 )。英語の読み書きが得意でない人向けの処置だろうか。 日本のようにあちこちで街頭演説を耳にしたり目にしたりすることはないけど、そのかわりにテレビのコマーシャルの多さには閉口した。 熱心な人は新聞やテレビなどで候補者のプロフィールを調べて投票したりするのかもしれないけど、やはり多くの人は数十秒たらずのイメージ CM だけで判断してしまうんじゃないだろうか。まあだからこそ候補者も党も何億円ものお金をテレビコマーシャルにつぎこむんだろうね。 選挙権を持たない僕はそれほど興味なかったけど、結果はクリントン大統領弾劾を訴えて戦った共和党に対して国民は飽き飽きしている、といったところではないだろうか。

  • 米を襲った台風 Mitch は南米だけで使者11万人を超えたそうだ。とは言うもののあまり実感がなかったんだけど。
    会社のカフェテリアで僕がよく利用するバーガーコーナー ( って僕が勝手に名づけているだけだが ) で、先日そこで働いている人 ( ホゼって言うんだけど ) から「確か you ( you を君とかおまえとかあなたとか訳しにくいのでそのまま残している ) は日本人だよね。僕はエルサルバドルから来ているんだけど、日本人にお礼を言わないといけない。このあいだの Mitch の被害に対して日本からたくさんの援助がエルサルバドルに来たってテレビのニュースで言っていた。」と言われました。
    もはや日本国に住民税も所得税も払っていない僕は、お礼を言われる資格もないので、とりあえずここに書いて日本に住んでお礼を言われるべき人達に伝えておきます。
    過去の日本の悪い行いについて話されると居心地の悪い思いをすることもあるけど、こうやっていいこともしているんだよね、日本は。

  • 11月11日は Veterans Day だった ( と英語クラスで習った )。退役軍人デーというところか。小学校や金融市場は休みだったが、普通の会社は休みにならなかった。もちろん僕も出社。この日は家々で国旗を掲揚するそうだ。

いよいよ今月は Thanks Giving Day がやってくる。

Halloween Parade

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11月になってからこれを書いてるけど、実際には10月31日の様子なのだ。
今回は、写真をたくさん載せたので、ちょっと重たいかも

生卵はなかなかとれないらしい
写真1。ハロウィンの日の早朝、友人の車に生卵がぶつけられていた。


ハロウィン当日朝起きて、隣の町に住んでいる同僚をピックアップしにいく。このあと別の同僚の引越しの手伝いなのだ。隣町と言っても初めて来たところなので勝手が分からず携帯電話で連絡をしながらなんとか見つけると、友人が家の前まで出てきていて、自分の車を見ながらくやしそうな顔をしていた。僕も車を降りて、彼の車を見るとフロントガラスに生卵がぶつけられていた( 写真1 )。近くの車を見渡すほかにも生卵が投げつけられている。まだ土曜日の朝9:30というのに、この辺の子供たちはハロウィン前夜から盛り上がっていたのだろうか。

そのあと僕の車で引越しする当人のアパートに行き、荷物を搬出開始。ここでは一組も子供達は来なかったが、荷物を新しいアパートに運んでいる最中には、何組もの子供達が「Trick or treat!」とやってきた。小学生くらいの子供達の集団の場合は必ず大人がついていた。やはり近所を回るとは言っても子供が巻き込まれる犯罪も多いのかもしれない。
「今日は引越しで何も無いんです。ごめんなさい」と言うと子供達はちょっと悲しそうな顔をしていた。
荷物を一通り運び終わり、近くのチャイニーズレストランで遅い昼食を済ませ、解散。僕はそのあと Manhattan で別の友人と Halloween Parade を見て、食事をする約束をしていたので、自分のアパートに戻り、着替えて ( 仮装に、じゃないよ )、車を運転して近くの駅まで急いだ。
この日は例年、夜の7:00から Manhattan の Greenwich Village というところを基点に Americas Avenue ( 6番街 )を 上 ( Uptown 方面 ) に向けてパレードがあるのだ。「車で行くとManhattan に入るまでにものすごい渋滞に巻き込まれて、着いても駐車するところがないよ」、と聞いていたのでこの日はまたもや電車で Manhattan に行くことにしたのだ。
最寄りの駅に車を停めようと、週末は無料で利用できる、駅前駐車場に行くと土日はがらがらのはずが満車状態。電車はあと数分でくるはずなので、ちょっとあわてて車でうろうろしていると近くに駐車場を発見。その駐車場すら半分くらい埋まっている。駅まで走らないと間に合わないけど、仕方ないのでそこ車を停め、駅までひたすら駆け走る。見ると同じように僕の前をピーターパンとお姫様も走っている。その人たちと駅まで着くとちょうど電車が入ってくるところだったので、切符を買わずにホームに駆け込んだ。改札口はないし、切符は車内販売でも買えるのだ ( ちょっと高くなるみたいだけど )。

ホームでもまたしても異変。普段の週末はがらがらで楽勝で座れる電車が、日本のラッシュと同じようになかなか乗れず、後ろから人がギュウギュウと押してくる。普段は人と直接接触するのをいやがるアメリカ人がこの日はそんなことも言ってられないのかおしくらまんじゅう状態。なんとか乗り込んであたりを見渡すと、仮装している人達が多くて、異様な風景。さすがにこれだけ人が多いとデジカメで写真を撮ることもできず、ちょっと残念。ミイラや頭に斧が刺さっている人、キャットウーマンとバットマンのカップル、ペルシャ物語にでてくるようなお姫様やチョコレートの m&m の格好している人などもうそれはいろいろ。あまりの混雑に検札の人も来ず、行きは結局無料になった。

パレードの行われるところに移動しようとしている人達 たくさんの頭の向こう側がパレード
写真2。
Manhattan の Greenwich Village 周辺。パレードを見ようと、どこもかしも人でいっぱい。
写真3。
人の頭の向こう側にわずかにパレードが見える?

Penn Station に着き、そこから歩いてこのあと一緒にパレードを見に行く友人のアパートに行く。ここはドアマンがいるのでロビーで待っているとほどなく友人が登場。地下鉄に乗って、パレードの起点なる Greenwich Village 近くまで移動。この時点で7:00を回っていて、すでに辺り一帯は大混雑( 写真2 )。ここでパレードしているわけではないのに。近くで見ようと6番街に向かうが、一つ手前の Avenue でバリケードが引かれ、警察官が立っている。近くにいた人達が「パレードを見たいんだけど」と言うと「人があまりに多いのでここで Traffic Control している。どこか別のところに行かないと6番街には行けない」と説明している。仕方なくもう少し下って ( Downtown 方面 ) 再度6番街に向かうが、またしてもバリケードと警察官。それとそれにくってかかる観光客達。こりゃぜんぜんだめだ、ということで今度は思いっきり Up して挑戦。しかしそこにも警察官とバリケード。50m 先に見えるパレードにはぜんぜん近づけそうにも無く、どうしようかと思案に暮れていると、パレードを一時停止させ、6番街を横断させてくれるタイミングがあることがわかった。横断中は、6番街に立ち止まれないようにバリケードが築かれて、警察官もそれをくぐりぬける人がいないかチェックしているのだが、たまたま一箇所だけ警察官がいない個所があり、そこからたくさんの人が流れ込んでいたので、僕らもそこから6番街の歩道に入り込んだ。それでもパレードは何十重にもなっている人達の頭ごしにしか見えない。 なにもしなくても後ろからどんどん押されるので、そうこうしているとなんとかパレードが見えるところまでやってきた ( 写真3 )。 もちろん全部は見ることができなかったが、気合の入った仮装をしている人を多く見かけた。夜の晩秋にもかかわらず、天使のかっこうをしている人や、ズボンのジッパーを下げたクリントン大統領と「slut」の札を持ち、洋服に大きな白いしみをつけたモニカ・ルウィンスキーをはじめ、もちろんゴーストやら血だらけの人などがウケていた。またまるでディズニーランドのパレードのように、人間の身長の何倍もあるような大掛かりな仕掛けを身につけた人もいて、単なる仮装にとどまっていない。 パレードの最後は、NYPD ( ニューヨーク市警察、New York Police Department ) の行進があっておしまい。通りでパレードを見ている人たちからは拍手があって交通封鎖は徐々に解かれていった。 パレードが終わった後も Greenwich Village の周辺はパレードに参加した人、仮装してきた人が闊歩していてあちこちで写真撮影が開かれていた。やはり奇抜で精巧な仮装は人気があって、写真を撮られる本人もまんざらじゃなさそう。( だから人に見てもらいたいんだよね。 ) にわか写真撮影会で撮った写真はこの項目の最後に添付しておきます。でも場所柄か drag queen が多い・・・

ということで、パレードが終わった後に仮装していた方々を撮らせてもらいました。どうぞご鑑賞ください。

普段はマッチョに違いない、ゴーカなオネーサマたち。背も高くとても目立つ。ストリートを普通に歩いているのだが、みんなが写真をねだると、ごらんの通りなまめかしいポーズを取ってくれます。あまりの存在感に、後ろにいる女の人が扮しているドラキュラがかすんでしまいます。( 写真4 )

・4人グループで、とっても不思議な空間をかもしだしてました。( 写真5 )
・やはりたくましいオネーサンです。二の腕がたくまし過ぎ。( 写真6 )
・子供が見たら泣き出してしまいそうな、恐いお化粧。頭や体はメトロカード ( NY の主な交通機関で使えるプリペイド、定期券 ) を貼り付けてできている。( 写真7 )
・この人も不思議な仮装です。 おしりにも銀色の長いしっぽがついていて、うしろに、カップルのうちの男性が息を吹き込んでいるのが見える? ( 写真8 )

わたし、きれい? 不思議なコスチューム
写真4。
おうつくしいオネーサマたち。
写真5。
不思議な4人組でした。
普段はスーツでも着て仕事をしているのでしょうか ひぇ~、奇抜ぅ
写真6。
こちらもやけに腕が太くて、なぜかのど仏があるオネーサマ。
写真7。
もちろんおっぱいはニセモノです。

これ、どうやって着て来たの?と聞きたくなる
写真8。
一体何がテーマなんだろう。宇宙人?

さあて次は Thanksgiving Day のパレードだ。完全防寒装備で行くぞ ( おととし甘く見ていて後で風邪をひいた )。デジカメの防寒対策 ( 極端に寒いと電池も使えなくなる ) も考えなくては。

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