11月になってからこれを書いてるけど、実際には10月31日の様子なのだ。
今回は、写真をたくさん載せたので、ちょっと重たいかも。

写真1。ハロウィンの日の早朝、友人の車に生卵がぶつけられていた。
ハロウィン当日朝起きて、隣の町に住んでいる同僚をピックアップしにいく。このあと別の同僚の引越しの手伝いなのだ。隣町と言っても初めて来たところなので勝手が分からず携帯電話で連絡をしながらなんとか見つけると、友人が家の前まで出てきていて、自分の車を見ながらくやしそうな顔をしていた。僕も車を降りて、彼の車を見るとフロントガラスに生卵がぶつけられていた( 写真1 )。近くの車を見渡すほかにも生卵が投げつけられている。まだ土曜日の朝9:30というのに、この辺の子供たちはハロウィン前夜から盛り上がっていたのだろうか。
そのあと僕の車で引越しする当人のアパートに行き、荷物を搬出開始。ここでは一組も子供達は来なかったが、荷物を新しいアパートに運んでいる最中には、何組もの子供達が「Trick or treat!」とやってきた。小学生くらいの子供達の集団の場合は必ず大人がついていた。やはり近所を回るとは言っても子供が巻き込まれる犯罪も多いのかもしれない。
「今日は引越しで何も無いんです。ごめんなさい」と言うと子供達はちょっと悲しそうな顔をしていた。
荷物を一通り運び終わり、近くのチャイニーズレストランで遅い昼食を済ませ、解散。僕はそのあと Manhattan で別の友人と Halloween Parade を見て、食事をする約束をしていたので、自分のアパートに戻り、着替えて ( 仮装に、じゃないよ )、車を運転して近くの駅まで急いだ。
この日は例年、夜の7:00から Manhattan の Greenwich Village というところを基点に Americas Avenue ( 6番街 )を 上 ( Uptown 方面 ) に向けてパレードがあるのだ。「車で行くとManhattan に入るまでにものすごい渋滞に巻き込まれて、着いても駐車するところがないよ」、と聞いていたのでこの日はまたもや電車で Manhattan に行くことにしたのだ。
最寄りの駅に車を停めようと、週末は無料で利用できる、駅前駐車場に行くと土日はがらがらのはずが満車状態。電車はあと数分でくるはずなので、ちょっとあわてて車でうろうろしていると近くに駐車場を発見。その駐車場すら半分くらい埋まっている。駅まで走らないと間に合わないけど、仕方ないのでそこ車を停め、駅までひたすら駆け走る。見ると同じように僕の前をピーターパンとお姫様も走っている。その人たちと駅まで着くとちょうど電車が入ってくるところだったので、切符を買わずにホームに駆け込んだ。改札口はないし、切符は車内販売でも買えるのだ ( ちょっと高くなるみたいだけど )。
ホームでもまたしても異変。普段の週末はがらがらで楽勝で座れる電車が、日本のラッシュと同じようになかなか乗れず、後ろから人がギュウギュウと押してくる。普段は人と直接接触するのをいやがるアメリカ人がこの日はそんなことも言ってられないのかおしくらまんじゅう状態。なんとか乗り込んであたりを見渡すと、仮装している人達が多くて、異様な風景。さすがにこれだけ人が多いとデジカメで写真を撮ることもできず、ちょっと残念。ミイラや頭に斧が刺さっている人、キャットウーマンとバットマンのカップル、ペルシャ物語にでてくるようなお姫様やチョコレートの m&m の格好している人などもうそれはいろいろ。あまりの混雑に検札の人も来ず、行きは結局無料になった。
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写真2。 Manhattan の Greenwich Village 周辺。パレードを見ようと、どこもかしも人でいっぱい。 |
写真3。 人の頭の向こう側にわずかにパレードが見える? |
Penn Station に着き、そこから歩いてこのあと一緒にパレードを見に行く友人のアパートに行く。ここはドアマンがいるのでロビーで待っているとほどなく友人が登場。地下鉄に乗って、パレードの起点なる Greenwich Village 近くまで移動。この時点で7:00を回っていて、すでに辺り一帯は大混雑
( 写真2 )。ここでパレードしているわけではないのに。近くで見ようと6番街に向かうが、一つ手前の Avenue でバリケードが引かれ、警察官が立っている。近くにいた人達が「パレードを見たいんだけど」と言うと「人があまりに多いのでここで Traffic Control している。どこか別のところに行かないと6番街には行けない」と説明している。仕方なくもう少し下って ( Downtown 方面 ) 再度6番街に向かうが、またしてもバリケードと警察官。それとそれにくってかかる観光客達。こりゃぜんぜんだめだ、ということで今度は思いっきり Up して挑戦。しかしそこにも警察官とバリケード。50m 先に見えるパレードにはぜんぜん近づけそうにも無く、どうしようかと思案に暮れていると、パレードを一時停止させ、6番街を横断させてくれるタイミングがあることがわかった。横断中は、6番街に立ち止まれないようにバリケードが築かれて、警察官もそれをくぐりぬける人がいないかチェックしているのだが、たまたま一箇所だけ警察官がいない個所があり、そこからたくさんの人が流れ込んでいたので、僕らもそこから6番街の歩道に入り込んだ。それでもパレードは何十重にもなっている人達の頭ごしにしか見えない。
なにもしなくても後ろからどんどん押されるので、そうこうしているとなんとかパレードが見えるところまでやってきた
( 写真3 )。
もちろん全部は見ることができなかったが、気合の入った仮装をしている人を多く見かけた。夜の晩秋にもかかわらず、天使のかっこうをしている人や、ズボンのジッパーを下げたクリントン大統領と「slut」の札を持ち、洋服に大きな白いしみをつけたモニカ・ルウィンスキーをはじめ、もちろんゴーストやら血だらけの人などがウケていた。またまるでディズニーランドのパレードのように、人間の身長の何倍もあるような大掛かりな仕掛けを身につけた人もいて、単なる仮装にとどまっていない。
パレードの最後は、NYPD ( ニューヨーク市警察、New York Police Department ) の行進があっておしまい。通りでパレードを見ている人たちからは拍手があって交通封鎖は徐々に解かれていった。
パレードが終わった後も Greenwich Village の周辺はパレードに参加した人、仮装してきた人が闊歩していてあちこちで写真撮影が開かれていた。やはり奇抜で精巧な仮装は人気があって、写真を撮られる本人もまんざらじゃなさそう。( だから人に見てもらいたいんだよね。 ) にわか写真撮影会で撮った写真はこの項目の最後に添付しておきます。でも場所柄か drag queen が多い・・・
ということで、パレードが終わった後に仮装していた方々を撮らせてもらいました。どうぞご鑑賞ください。
普段はマッチョに違いない、ゴーカなオネーサマたち。背も高くとても目立つ。ストリートを普通に歩いているのだが、みんなが写真をねだると、ごらんの通りなまめかしいポーズを取ってくれます。あまりの存在感に、後ろにいる女の人が扮しているドラキュラがかすんでしまいます。( 写真4 )
・4人グループで、とっても不思議な空間をかもしだしてました。( 写真5 )
・やはりたくましいオネーサンです。二の腕がたくまし過ぎ。( 写真6 )
・子供が見たら泣き出してしまいそうな、恐いお化粧。頭や体はメトロカード ( NY の主な交通機関で使えるプリペイド、定期券 ) を貼り付けてできている。( 写真7 )
・この人も不思議な仮装です。 おしりにも銀色の長いしっぽがついていて、うしろに、カップルのうちの男性が息を吹き込んでいるのが見える? ( 写真8 )
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写真8。 一体何がテーマなんだろう。宇宙人? |
さあて
次は Thanksgiving Day のパレードだ。完全防寒装備で行くぞ ( おととし甘く見ていて後で風邪をひいた )。デジカメの防寒対策 ( 極端に寒いと電池も使えなくなる ) も考えなくては。