ナイアガラの滝、その2

| コメント(0) | トラックバック(0)

今回は前からの続き、ナイアガラについてなのだ。

文中の Table Rock Cafe から見たカナダ滝。
滝を背に、宿泊したMarriottホテルの様子。右どなりにあるのはMinolta Tower。左の建物はSheratonホテル。

Niagara の街のダウンタウン ( というのかな ) を車で通りぬけると、アメリカでもおなじみのレストランの看板が目に付く。その中の一つで適当に食べてもよかったのだが、この日のメンバーの1人が「そういえば出発前に読んできたガイドブックに Table Rock Cafe の紹介があったんだけど、そこから滝が目の前に見渡せるらしいんですよ」という一言でそれを探しに行くことに。
今回が3度目、という友人に聞いてもそれがどこにあるかわからないということで、とりあえず滝の側まで行ってみようと言うことに。すると何のことはない、滝の目の前にあるツーリストインフォメーションオフィス兼、滝の裏側への見学コースの入り口がある建物 ( その付近には建物はそれしかない )、の2Fが Table Rock Cafe だった。近くの公営駐車場に車を停め ( $4 Canada Dollar )、レストランまで歩いていく。レストランの下には他に大きなお土産屋もあり、季節外れとはいえ多くの人が来ていた。階段を登ってレストランに行くと・・・おお!確かに目の前にあの「ナイアガラの滝」が大写しになっている。僕らがレストランに入ったのが午後の3:30過ぎということもあって、店内はがらがら。もちろん窓際の良い席に案内してくれた。どうせ夕食も改めて食べるだろう、ということで各自軽目の食事を取ったのだが、このあと結局遅くまで腹がなかなかすかなかったのは言うまでもない。
レストランを出てからは直接滝の側まで行き、写真を撮りまくり、暗くなった頃やっとホテルでも取ろうということになった。つい最近も来たという友人の薦めで Marriott に宿を取ることに。ツインの部屋が CD$199。US$だと1人$70弱くらいだろうか。部屋は4Fだったが、ホテル自体が滝を上から見下ろすようにして建っているので、部屋の窓から一望できる。これまで友達や物の本からアメリカ滝とカナダ滝がある、というのは聞き知っていたがやっぱり見てみないとどんな風に違うのか、どれだけ離れているのか実感できなかったが、ホテルからはそのどちらもが良く見てとれた。余談だが Marriott Hotel の目の前にはあの大橋巨泉の OK ギフトショップなるものがあったが、ちらっと外から見た限りではほとんど客は入ってなかったぞ。まあこの時期日本人もそんなにやってこないものなのかもしれないが。
ホテルにチェックインしたときにはすっかり陽も落ちていたので、部屋の照明を消すと滝のライトアップが始まり、なかなか迫力のある景色が見られた。
30分ほど部屋でのんびりした後で、夜間の寒さに備えて着替えをして、皆で出かける。食事と夜のライトアップの滝を見るのだ。

Skylon Towerから見たカナダ滝。数分毎に滝にあてられるスポットライトの色が変わる。
こちらもSkyron Towerから。アメリカ滝。

滝を上から見るのに適したタワーは二つあって一つはホテルのすぐ近くの Minolta Tower。そしてもう一つはもう少しはなれたところに有る、Skylon Tower。もちろんどちらも展望フロアへは有料だが、Skyton Towerの方がタワーとしての高さがあるのでそちらに行こうと思い、念のためホテルの Concierge に「展望フロアは外に出れるのか?」と聞いてみると「冬なので出られないと思う。ガラスの内側から見ることになると思う」と言われ、がっかりしながらも車で移動。チケット売り場で展望台へのチケットを購入し、BUGと呼ばれるエレベータに乗りこみ、一気に最上階へ。
Skylon Tower には展望フロアの他にレストランがあり、客席はゆっくりと回転するしくみになっている ( つまりどの席に座ってもいずれは滝が見られる )。僕はまだ小腹すら空いていないということで、展望台のみ登り、写真を撮ってきたのだった。
滝の照明は滝の下からライトアップされるのではなく、離れたところから強力なライトが照射されているのだった。これが数分後とにいろいろな色に変わり、全部見ていようと思うと小一時間ほどかかる。
ホテルでは「外に出れないと思う」と言われた展望台だが、そんなことはなく、金網の張ってある外に出れるようになっていた。ところが地上ですでに極寒なのに、タワーの上はさらに風が吹きすさび、5分もいれば体が凍り付いてしまいそうになる。ちょっと写真を撮るとすぐに建物の中にはいって体とデジカメを暖め ( 極度に温度が低いとバッテリーが動作しなくなる )、また外に出かけて写真を撮る・・・なんてことを何回も繰り返していた。
たまたまそこで「日本人の方ですか、すみませんが写真を撮ってもらえませんか」と話し掛けてきた女の子が、そのとき一緒だった同行者の1人の知り合いということで ( 偶然 )、この後5人で食事に。遅くまで旅行の話や、アメリカでの生活の話に花が咲き、気が付くともう夜も遅くなっていた。この後カジノによって1時間ほど時間をつぶし、ホテルに戻って泥のように眠った。
翌朝、やはり雪まじりのどんよりした天気だったが、今度はカナダと米国を結ぶ橋を歩いて渡り、国境を行ったりきたり。そもそもホテルはカナダ側だったので、カナダ側の国境手前でクルマを停めて橋を渡り始める。この橋を歩いて渡るには50セント ( USでもカナダコインでも同額 ) 払うのだが、橋を渡り始めてすぐデジカメを車の中に忘れてきたことに気が付いた。友達には待っていてもらい、僕だけ車に戻ることにしたのだが、もちろんそこでカナダ側に一度入国しなくてはいけない。橋の入国管理オフィスはとても小さくて、プレハブ小屋の中に1人だけおじさんがいた。「カナダには何しに来たのか?」その・・・カメラを忘れたので取りに行くだけなんですが。「どれだけ滞在するのか?」カメラを取ったらまた橋を渡りたいので数分で戻ってきます、というと笑いながら「じゃ行っていいよ」と簡単に通してくれた。で車からカメラを取り出して、また50セントを払い、友人達と合流。橋の上で十分に写真を撮った後、カナダ側に停めてある車に戻ろうと、またカナダ入国管理オフィスへ。また同じように「滞在期間と目的は」なんてあのおっさんが聞いてきたが、今回は「車の乗ってアメリカに戻ります」と告げるとやはり簡単に通してくれた。で車に乗り込み、カナダを出国してアメリカに再入国。たった一泊二日の旅行の間に3回もカナダに出入国したことになった。
New York へは来た時と同じルートで戻った。雪が降った後だったが、融雪剤が撒かれていたので、凍結することなく時速80マイルのスピードで帰ってきた。帰りもほとんど友達が運転してくれたので、僕が運転したのはだいぶ New York に近づいたところから。
こうして東京から岩手を超えるような距離を往復するドライブを一泊二日で敢行したのだが、行きと帰りに運転した2人にとっては「中距離旅行」だとか。僕にとっては十分長距離でした。

Niagara Falls の写真はもう少し撮ってあるので、いずれ「旅行MODO記」の方でミニ旅行記として載せたいと思っている。

引越し顛末記

・・・前回からの続き。
ベッドルームのフロアもリビングルームと同じ材質もので、やはり今までに見たことのないものだ。色はオレンジがかった乳白色といったところか。僕が床に気を取られているの察してか、Lila が説明を始めた。「実はね、このアパートは床暖房がインストールされているのよ。」
このあたりのアパートは建てられてから何十年も経つものばかりで、暖房に限らず建物の内外の装飾やキッチン、バスルームなどはとても古いつくりなのだ。確かに比較的新しいものでも、床暖房が入っているなんて聞いたことはなく、僕がアパート探しをしていてこれが初めてだ。
暖房について少し書いておくと、New York 州では暖房の提供は大家の義務になっていて、秋から春までの一定期間は暖房を供給しなくてはいけないことになっている。そのためどんなに古い建物でも暖房だけはしっかり備え付けられていて、その多くはいまだにスチーム式だ。あちこちの部屋にスチームを通すパイプがはりめぐされ、それ自身、暖かい ( 場合によっては暑い ) パイプが空気を暖めるのだ。スチーム式とは言ってもこれまたいろいろあって、部屋の片隅にきしめんを何重にも折り曲げたような暖房器具 ( オイルヒーターなどを思い浮かべてもらうと手っ取り早い ) が置かれていることがある。これはパイプのバルブの開け閉めで圧力をコントロールして、室内の温度を調整するのだ。ただこのタイプの場合、「ブシューーーーー」と暖房器具自体がうるさいことに加えて、定期的にパイプの中を通る蒸気の騒音がと 「カンカンカンカンカン」なったりして、これが気になると言う人も多い ( 僕はとても気になる。多分眠れない )。今住んでいるアパートの暖房は、各部屋の壁に5cmほどの薄型の暖房器具が備え付けられていて、その排気口からぽわーと暖かい空気が立ち上ってくるのだ。これはまったくの無音で暖房が入っているのかどうか手をかざしてみないとわからない。おそらく地下室にボイラーがあってそこから暖かい蒸気か空気を送り出しているのではないかと思うのだが。今のところ、個人的にはこれが一番静かで室内の空気もきれいだろうし、気に入っている。
それからもちろんホテルなんかにで使われているセントラルヒーティングタイプの暖房もあるが、静かなのはいいとしてもとても空気が乾燥するので加湿器でも使わないとすぐに喉が痛くなる。
ということで床暖房のアパートをNew Yorkで見たのはこれが始めてだが、床暖房にかかる費用は個人払いになるらしい。この部屋は床暖房の他、僕が一番気に入っているタイプの静かで暖かい空気がぽわーんと登ってくるシステムも備えられていたので、うまく使い分ければそれほど料金が高くつくことはないだろう。
その他気が付いたのはインターホンで、日本のマンションでは決して珍しくない、モニター付きインターホン、繰り返しになるが古いアパートが多い New York ではあまり見かけることはない。一部の高級高層コンドなどでは付いているがこのような小さなアパートに付いているのは珍しい。これまた日本人からのリクエストかな?などと疑ってしまった。
この部屋は先に見た部屋よりも$200高いのだが、先の部屋より閑静なところにあり ( 防犯上からもよし? )、部屋も広く、新しいのだが、真ん中の階と言うことで上の人の足音が気になる可能性がある。それを Lila に聞いてみると、「このアパートには6室しかなくて、各フロアに1BR ( 1ベッドルーム -- 寝室が一つとリビング・ダイニングが一つ ) と2BRの部屋しかないんだけど、この真上はすでに借り主が決まっているのよ。空いていればそちらを取ってもらえたと思うけど。この建物は新しくて床暖房も備えられているから床の厚さが普通のアパートより厚いし、しかも上の住人も日本人だからおそらくそういうトラブルは起きないと思うわ。上の人は一人暮らしの日本人の人で、自分が入居するときに私に『下の階には静かな人が入るようお願いできますか』と頼んだくらいなの。それでいくら部屋が空いていても、全員の人に見せているわけじゃないのよ。」と言う。
下に住むだろう人のことまで注文するくらいだから、静かに過ごすだろう、と言うことらしい。

一通り部屋を見せてもらったあと、扉を施錠し、このアパートを後にして Lila のオフィスに戻った。オフィスに戻るまでの車の中で Lila がいろいろ話し掛けてきたが、その一方で今日見た部屋のどちらかで決めてしまおうと決心したのだった。


さて引越し顛末記でも書いているように、実はそろそろ引っ越し準備を始めなければならないのだ。ホームページを作る時間はそれなりにあるのだが、そのネタ写真を撮りに行く時間が取れないかもしれない。ということで引っ越しが落ち着くまで更新間隔があくことになりそうだ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.nomeri.com/mt421/mt-tb.cgi/156

コメントする

カレンダー

<  2000年1月  >
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

このブログ記事について

このページは、hiroが2000年1月26日 00:34に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「真冬のナイアガラ滝」です。

次のブログ記事は「引越し」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 4.21-ja