オリエンタルブーム

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つい最近の流行、と言うわけでもなく、ここ数年の New York ではオリエンタルなものがすっかり流行から定着に変わりつつあるような気がする。


ここ数年、いやひょっとするともうちょっと前からかもしれないが、New York では「漢字」を含めたオリエンタルなものが定着しているようだ。かつては流行だったのかもしれないが、今は大人気とは言わないまでも、目にすることが決して珍しくないところを見ると流行から定着に変わった、といっても過言で無いと思う。
この時期は真冬なのでなかなか見ることは少ないが、暖かくなってコートを着なくても外出できる季節になると、また目にするだろう、というのが日本語や中国語がプリントされた洋服だ。もちろん漢字の多くは中国語のものなのだが、中にはカタカナやひらがななど日本語のものも見かける。たとえば GAP などでは「体育系」とプリントされたTシャツを売っているし、つい最近も女性が「私は嫌みな女」とプリントされたタンクトップを着ているのを見かけた。
Bloomingdale's デパートの前には Levi's 直営店 ( おそらく ) があるのだが、ショウウィンドウに飾られているジーンズは龍の刺繍がはいったもので、今年が「Dragon Year」であることをうたっている。なかには Urban Outfitters のようにオリエンタルテイストを全面に押出しているショップもある。ここではオリエンタルなロゴや刺繍の入った洋服がいろいろな種類売っているだけでなく、お香や盆栽キット、それに日本の駄菓子が置いてあったりする。
こんな現象は一部のアパレルに見られるだけでなく、Bronx あたりの小僧たちが着そうなブランドやショップでも中国語、日本語が入っているジャケットやシャツを見かけるようになってきている。ただしそこで見かける日本語は意味が無く、単にシンボルとしての興味からデザインされただけということもあるのだが。
それとこんな現象は洋服だけにとどまらず、他に車のステッカーや tatoo でも目にすることがある。
毎日行っているジムでは、やはり tatoo を入れている人を目にする ( ほとんどは男 ) が 、先日も突然日本語が目に飛び込んできた。あまり人の tatoo をじろじろ見るのも行儀が悪いので ( といっても tatoo は人に見せるために入れているような気もするが ) 近くに来た時にちらっと見たのだが、腕に「琉球空手」と彫っている。その人は僕がその tatoo を読んだのに気づいたのか「オキナワのカラテだ」と説明してくれた。沖縄の空手?と思ったが、そういえば映画「Karate Kid」に出てきたのは確か琉球空手だった様な。他にも「力」と彫っている人もこのジムにいて、こんな風に街中でも漢字の tatoo を見かけることが多くなってきた。おそらくポピュラーな漢字の tatoo は干支だろう。この漢字を腕に刺青している人はこれまでに何度か見かけている。日本と中国の干支は使用する漢字が多少違ったりするが ( 亥と豚など ) 基本的には同じなので、おそらく Chinese 系の tatoo ショップなどで勧められるのではないだろうか。

日本人から見るとぷぷぷと笑ってしまう言葉が書かれていたりするものもあるのだが、日本だってこれまで横文字のロゴが入った物はあちこちにあった。英語圏の人から見たら妙な英語としか映らないものもなかにはあったに違いない。
果たしてこの動きは New York エリアだけのものなのか、それとも他の州でも見られるのかはよく分からないが、少なくともここ New York ではまだしばらく、もしかしたらよりもっとこのオリエンタルブームは続くように見える。

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このページは、hiroが2000年2月16日 23:36に書いたブログ記事です。

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