芸術の秋? Garden Museum

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午前中、Lyndhurst で行楽の秋を楽しんだ(?)後は、午後に芸術の秋も満喫。

※今回写真はすべて EOS D60。

Lyndhurst を出るとちょうど昼過ぎ。せっかくなのでこのあたりのローカルなレストランでも入ろうと来た道を車で少し戻るとその街の一番にぎやかな交差点に出た。角にオープンエアのギリシア料理レストランが見える。混んでいるところを見るとなかなかの人気なのだろう。車を停め、入ってみることにした。

greek.jpg
頼んだ料理の一つ。ラザニアあり、フライドポテトあり、ラム肉あり、ビーフ薄切りステーキあり・・これらの肉を別添えのピタにくるみソースなどをつけて食べる。

ギリシア料理と言われて思い浮かぶのは2つ、3つ。メニューにはいろいろ書いてあるがどんなものか想像が付かないものが多い。この日はウェイトレスのおばちゃんの勧めに従ってみようということで、訪ねてみるとレストランのスペシャルメニューから僕らの顔を見ながら2つピックアップしてくれた。「3人だけど2つで足りる?」と聞くと「十分すぎるくらいよ」とまるで商売っ気がない。しかもその後に出てくるサラダなども人数分出してくれる ( 2人前しか頼んでないのに )。
出てきたメインの料理は2人前だというのにものすごい量。3人でも食べきれなかったほど。料理はどれも絶妙な味付けでヨシュランでこのレストランを紹介したくなったほど。

ここでお腹を一杯にした僕ら、動きが鈍くなった気もするが、次の目的地に移動を開始した。

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造成中?手前の人間と比べると如何に大きいかわかってもらえる。

次の目的地は Garden Museum。
この Garden Museum のことを聞くまで知らなかったのだが、実は Pepsi の本社は New York にある。その本社敷地内にかつての CEO がコレクションした芸術品が展示され、広く一般に公開されているとのこと。
最初 Garden Museum と聞いて、彫刻でも飾られているのかな?ぐらいにしか思わなかったのだが、教えてくれた友人は「オブジェがちょっと変わっていて退屈しないから行ってごらん」と強く勧めてくれた。この印象は実際に行ったときになるほどと思ったのだが。
さて場所だが、インターネットで調べてもなかなかヒットしない。本社の住所がわかったのでインターネットのマッピングサービスを使ってだいたいの位置を見つけた。地図を印刷しておけばよかったのだが Lyndhurst からは簡単そうなのでざっと頭に入れてこの日は出発していたのだった。

途中車のガソリンが無くなってきたので給油がてら道を尋ねる。どうやら方角的には間違ってないようだ。ここで聞いた道順を頼りになんとかたどり着く。がまたしても突然看板が出現したため U ターンするはめに ( 苦笑 )。
ここでも敷地の入り口に守衛詰め所があり、ゲートはしまっている。中にいるセキュリティの人が一台一台確認して車を入れされる方式になっている。
ゲートが開き、前の車が入ると僕らの目の前でゲートが閉まり、セキュリティのおじさんが僕の運転席までやってきた。「 Garden Museum を見学しに来たんだろう? 初めてじゃないよね?」
いや、初めて来たんです、と言うと「それじゃあ最初の角を左に曲がって道なりに進むとパーキングがあるから」と教えてくれた。
森の中のきれいに舗装された道を言われたとおりに進むと、左右に大きなパーキングが現れた。が入り口は閉まっていてそのまままっすぐ行かざるを得ない。しばらくすると誘導係のセキュリティの人が左に見えるパーキングに入れと指示している。入り口からだいぶ遠いところに来たなぁと思いつつ車を停める。そのときは気にしなかったが大きなリムジンが何台か停まっているのが目に入った。

ここから先ほど来た入り口まで戻るのも結構距離があって朝夕、通勤の人は大変じゃないか・・・と思ったらどうやらオフィス内は循環バスが走るらしい。各パーキングの入り口にバス停を示すサインがあった。が今日は週末なので当然このサービスはやっていないし、やっていても一般の人はオフィスに行くわけではないので利用することもないだろう。実際パーキングから出て程なくするとそれらは姿を現した。最初に見えたのは地中にぶっささっている巨大なショベルだ。まるで宇宙人か巨人が地球を1つの庭に見立てて花でも植えようとしているかの様に見える。
すぐ近くには石で出来た人型のオブジェが並んでいるのだが、これはどうやら家族らしい。ただ先ほどのショベルを持つには小さ過ぎるようだが ( 笑 )。

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家族がテーマのオブジェ。小さいのは娘だったかな。

その後も適度な感覚でオブジェがあちこちに並んでいる。面白いのはこれらのオブジェが自然との融合を目指して作られた現代芸術だということ。彫刻は彫刻で美しいと思うが、それが庭園にある必要性やその場所との関連性は希薄だが、ここでは全てのオブジェが自然の一部であり、自然がオブジェとコラボレーションしているのだ。
広いオフィス敷地内を「ここにもオブジェがある」と発見しながらの散歩は時の経つのを忘れさせてくれるほど。そのどれもがふーむ???と考えさせられてしまう。全てを紹介するのはスペースの関係で難しいのだが、そのいくつかをここで紹介しよう。

pepsi4.jpg
これも人間の身長より遙かに大きな円盤。

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宇宙船の残骸?

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いや、実はトーテムポールの一つ。後ろはPepsiの本社ビルの一つ。

Pepsi の敷地はそのほかに蓮池があったり、また巨大な噴水を吹き上げる大きな池が敷地の中に横たわり、子供達がその水で遊んだりするなど、オブジェ以外にも見所はある。僕がこの大きな噴水池で鯉の写真を撮っていると近くにいたお父さんが子供に「あれは日本の Koi Fish だよ」と説明していた。英語で一般的に「Koi」と呼ばれていることを初めて知った。
またあるオブジェの前では新郎新婦とその友人、家族が集まり記念撮影している風景も見られた ( しかも何組も )。ああ、そういえばパーキングにリムジンが停まっていたが、あれはこういう人たちのだったんだなと納得。芝生も植木も丁寧に手入れがされ、それに噴水やオブジェなどそれらをバックにして写真を撮りたくなるところは多い。結婚の記念撮影にここが使われるのもよくわかる。

pepsi1.jpg
記念撮影の一こま。風向きによって後ろの噴水の水がかかるため、みんなきゃーきゃー言っていた。記念撮影する段になり、子供がなかなか参列してくれずみんなが「早く早くこっちに!」と声をかけていたのがほほえましかった。

誰でも知っている Pepsi。傘下にトロビカーナやフリトスなど大きな食品メーカーを抱えるだけあってこういった市民への還元も規模がでかい。儲かっているんだから、そのくらい当然じゃないの、とも思うが、その一方でこれだけの敷地の木々を常に手入れを怠らず、市民が気兼ねなく芸術と自然の両方に触れられる機会を提供しているのは、それだけですごいことではないだろうか。これだけのものを見て回るのに入場料を取らないどころか大企業の本社敷地内にもかかわらず身分証明すら提示する必要はないのだ。( 僕が働いている会社だと一般人は敷地にすら入れない )
テレビでのテレビコマーシャルより、ずっと好印象を市民に与えていると言う意味では Pepsi の企業イメージアップには大いにつながっている。

pepsi5.jpg
マイチェアを持参して(!)、とても優雅な時間をお過ごしになられている奥様。

この日、一番残念だったのは敷地内でタダでペプシが飲めるかと思ったのに、どこにも無かったこと。ここに到着するまで、頭の中では「公園にあるような水飲み場があってボタンを押せば普通にペプシが出てくるんだろうな」とか「ペプシカフェみたいなのがあって好きな工場直送の生ペプシが飲めるかな」などと想像が大きくなっていたのだ。少なくともブリットニー・スピアーズの写真引き延ばしくらい飾ってあるかと思ったら、そのどれもなかった。敷地内に1つだけトイレがあり、ここにペプシの各ドリンク自動販売機があっただけだ ( しかも全て売り切れ )。

この Garden Museum、オブジェによってはライトアップされるようになっている。僕らは朝から出発していてさすがに5時を過ぎるくらいには疲れて果ててしまったので暗くなるまで待てなかったが、夕方から夜にかけてのライトアップも美しいのではないかと思う。夕方は7:00PMまで開放しているというので秋には6~7時の間でライトアップが映えることだろう。

この後は車を駆って、一路 Manhattan へ。
Manhattan に入ると友達が「おいしいケーキ屋がある」というのでそこに行こうと言うことになった ( 実は昼に食べたギリシア料理がまだ胃に残っていてとてもじゃないがフルに夕食が食べられるほどではなかった )。ところがこの友人の記憶が曖昧で Upper East を西東、北南と移動したのだが見つからず、あきらめて Astoria にある僕がよく行く Cafe に行くことに。ティラミスなどデザートとコーヒーを飲食しながらこの日一日を振り返っている間にあっという間に夜も更けて解散することになった。
このあと、僕は目を開けていられなくなってすぐ寝てしまった。芸術の秋、なんて慣れないことしたせいで疲れていたんだろうな。

この Garden Museum に関する公式サイトは見つからず。行ってみたい人は下に住所を書いておくので Yahoo Map などで道順を確認して欲しい。

PEPSICO WORLD HEADQUARTERS
700 Anderson Hill Road,
Purchase, NY

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このページは、hiroが2002年10月20日 22:50に書いたブログ記事です。

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