今年も紅葉が見られる季節になった。
New York の秋を紹介した映画は多いが、Manhattan でも紅葉が映える場所が多いからだろうか。
写真はすべて EOS D10 にて撮影。

登り初めて30分後ぐらいに撮った写真。この時点でもかなり高いところまで登った気分になる。
Manhattan でもこれだけきれいな紅葉が見られるのなら、郊外に行けばさらにきれいな紅葉がみられるのでは?と思われる人もいるかもしれないが、まさにその通り。Manhattan から車を飛ばして30分もすればあちこちに雑木林を見ることが出来る。
Manhattan 北部の The Bronx をさらに北上し、Hudson River を越えるとそこは Upstate NY と呼ばれるエリアでスキー場なども多い。郊外からこの Upstate までやってくると雑木林から森林風景に変わる。New York に住むようになって毎秋のように訪れている場所がこの Upstate にあるのだが、それが今回紹介する Mohonk だ。確か昨年は行かなかったので New York Watch で紹介しなかったと思うが、過去の New York Watch で読んだことがある人もいるのではないだろうか?
ここは Manhattan から I-87 を車で飛ばすこと、2時間ほどで着けるので気軽に訪れることが出来る。今年も紅葉の時期を見計らい、友人数人とこの Mohonk に行ってきたのだ。天気の週間予想でも快晴を伝えていた。
さて土曜日当日の朝、近所に住む友人達をピックアップし、いざ出発。Queens からだと Triboro Bridge を渡ることで Manhattan を通らずに The Bronx に入ることが出来る。ふむふむ土曜日の朝なので道も空いていて、爽快に走れる。
途中最初に見かけたサービスエリアに立ち寄る。このあともう一つ二つサービスエリアはあるのだが早めの朝食だ。施設内に入って思うのだが、毎年ここを利用しているような気がする。というのはサービスエリアによって中に入っているテナントが違うのだが、ここはフライドチキンの Popeye とバーガーキング、それにシナボンが入っていて、毎年この3つのどれから注文するか悩んでいるような気がするからだ。
結局この場ではフライドチキンのファミリーセットのような巨大なセットを一つ購入してみんなで分けることになる。が頼んだのが大型の物だったので当然食べきれずお誕生ケーキが入ってくるような大きな紙の箱に入れて車の後部荷台に積みこむこととなった。だから1人2ピースもあれば十分だって言ったのに(笑)。
サービスエリアを出てまた高速道路 I-87 を北上。予定では1時間ちょっとで到着する予定なのだが、なんと超渋滞。途中工事を行っていて車線が減っていたり、高速道路警察に速度違反で捕まった車を見るための野次馬渋滞 ( Rubbernecking ) があったせいもあるが、渋滞は結局高速出口の New Palz まで続いた。どうやらこの方面が人気が出てきたため、ドライブで訪れる人が多くなったからのようだ。結局1時間以上も遅れて到着。
以前来たときは New Palz の町にあるパンプキンピックアップの店に立ち寄る余裕があったが、Mohonk までどうやら渋滞が続いているようなので、これ以上遅れるわけには行かない、と今回は素通りすることに。
毎回訪れている登山口 ( ここにはこの山の自然保護を目的にした施設がある ) に立ち寄り、ここに車を駐車するのだが、今年なんとそこでも渋滞。今まで駐車場はいつもがらがらだったのに、この日は道路にまであふれている。のろのろ進んでやっと駐車場係りのおにーちゃんに尋ねると「さぁほとんどの人が今から登り始めましたから、駐車の空きが出るのは2時間から3時間後でしょうか?」という。朝9時過ぎにうちにでたのに、この時点でもう2時近く。山頂まで歩いて1時間以上かかる上、このおにーちゃんによると「6:30PMを過ぎると真っ暗になるのでそれまでには戻ってきてください」とのこと。今出発しなければとうていその時間にはここに戻ってこれない。でも駐車場の中は先客の車がうろうろ回って空きを探しているし、僕らの後ろにはまだあとから来た車が列を作り始めている。どうしようかと思っていたところ、同行の友人が「あそこはどうだ」と指さした場所があった。明らかに駐車用のスポットではなく、山に向かうトレイルと駐車場の間の車1台分のスペースで、ここいくら何でもまずいだろう、と思っていると、この友人、先ほどのおにーちゃんに掛け合ってあっさりと「OK」を貰ってきた。

本格的にロッククライミングする人たちはここ写っていないもっと高いところにいて、ここにいるのは右側の低い石を使って練習している人たち。
近くで先ほどから待っている車があり、その人達の冷たい視線を感じながら「まあここの係員が言いと言うんだからいいか」とぱっと停めてしまう。
車を停めて後部荷台から皆がそれぞれ荷物やジャケットなどを取り出し、いざ出発。その前にここの施設に寄って登山料を払わなくてはいけない。ここは州立公園に指定されており、その管理費用に充てられるとのことだ。かつては$5ぐらいだったような気がするが、今年はとうとう $8。ちょっと高いなぁと思いつつも、素直に支払う。ここはそれに見合うだけの価値があるのだ。お金を払うと大きなステッカーをくれる。これを服でも鞄でも貼り付けて出発しなくてはいけないのだ。
登りはじめはそこらに転がっているような石で出来た階段もどきをかなり登ることになる。実はこのハイキングではここが一番きつい。登っている間にもうすでに息が切れる。さすがに手を付いて登る、と言う必要はないがカメラを背負っているとかなりの苦痛だ。もちろんかなり急なので写真を撮るのもままならずここでの写真は一枚もない。
その階段を登り終わるとなだらかな砂利道の途中に出てくる。ここからはこの砂利道を使って山頂に向かうが坂の角度もそれほどきつくないため軽口をたたきながら登る事が出来る。ここには係員の人がいて、道案内をしたり簡単な注意を教えてくれる。この日は「熊がでるかもしれない」ということだった。そのあと1人ずつ例のステッカーが付いているかどうかを確認して、いざ出発。
ここからは森の中を抜けたり、小川のある景色を通り抜けたり、牧場の横を通り抜けたりと見ていて飽きの来ない景色がつづく。途中遙か下の登ってきた景色も見える。またトレイルの反対側は切り立った崖がそびえ立っていて、ロッククライマーがたくさん崖にいるのが登山道からも見える。
ととここまで書いてちょっと長くなったので残りは後編に回そうと思う。次回は写真を中心に紹介する予定です。





