2003年11月アーカイブ

歯医者

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先日、親知らず抜歯のことをちらっと掲示板に書いたら、かなりあちこちからメールや掲示板書き込みの反響があった。
New York とは関係ない話だけど、意外とみんなが関心を持っているようなので今回の経験を紹介しておこう。

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歯医者の話とこの写真は関係ありません。11月に入って街の中はホリデーシーズンのイルミネーションでいっぱいになりました。撮影 CANON EOS 10D


基本的に歯の治療そのものは同じで、虫歯が出来たら歯医者に行き、定期的にクリーニングと検診を受ける。設備もだいたい同じで・・・というかこういう設備は日本製かアメリカ製かどちらかしかないのかもしれない。電動で上下、リクライニングする診察台、上からは間接照明の蛍光灯、横にはうがいのできる機械なんかが設置されている。
今回僕が歯医者に行ったのはクリーニングなどではなく、以前日本で詰めた filling が友達から貰ったチューインガムを噛んでいたときに取れてしまい、その歯を治してもらうためだったのだ ( 僕は歯医者に行くのが苦手なので定期的にクリーニングに行くのをさぼっている )。
確か前回の治療が2001年だったはずなので、およそ2年ぶりか。前回の治療は保険の利く範囲を大きく超えて治療したので、歯の治療に時間がかかるとともに、その名の通り「痛い」出費となった。今回は会社の友人に腕の良い歯医者を紹介して貰い、新しいところに行ってみることにした。
今回の歯科医は夕方6:30の予約も受け付けてくれるところで会社帰りに寄れる。郊外型のモールの一角にあるその歯科医院は日本と同じ仕組みで受付に椅子が並び、カウンターの奥には白衣を着た受付の女性がいる。それほど会社から遠くないこともあり、いつも6:00PM の予約を入れてくれたが待たされたことは一度もない。アメリカの歯科はたいてい予約を取るのだが、このように待合室で待たされることはほぼ無いのだ。
中に案内されると小さな個室が6室ほど。どうやら複数の歯科医が働いているようだが、この時間帯は受付に1人、歯科医が1人だけと言った感じでとても静かだ。
友人からあらかじめ聞いていたが今回お願いするのは韓国人の歯科医。さっそく詰め物の取れた歯を診てくれ、続いてレントゲン写真を撮る。
5分もしないうちに写真が出てきて、それを見ながら今回の治療をどのように進めるか一緒にプランを立てるのだ。今回はこの詰め物の治療の他、ちょっと怪しい歯が一本、それと親知らず2本があるので、これをどうにかしませんか、ということだった。
結局、詰め物の取れた歯は今回詰め物をいれるには周りのサポートが弱いということでクラウンをかぶせることになり、この日は型を取っておしまい。
翌週同じ曜日の同じ時間に戻るとすでにクラウンは出来ており、10分後には新しいクラウンが快適に自分の歯に収まっていた。次に怪しいと思われる歯を詳しく診てくれたが、結局この歯は治療の必要なし、ということだった。するとその歯科医はニヤニヤ笑いながら、「さあて親知らずだけど、どうする? 下の親知らずはどちらも抜いてあるよね。上の親知らずは healthy だけど、下の親知らずがないからどんどん下にのびていて、下の親知らずがあった隣の歯にぶつかっているよ。縫い方がいいけど、君さえ良ければ今から抜けるけど」などという。「い、いや、今日はクラウンをいれて、まだこの歯がしみるので次回にお願いします」というと「じゃあ来週の同じ日に予約を入れよう」ということなってしまった。

実は日本で親知らずを抜いたのはその歯がひどい虫歯になってからだったため、抜くときの治療が2時間にもおよび、しまいには麻酔が効かないということで男性の歯科医2人とアシスタントの女性2人に手と足を押さえられながら力づくに抜かれたのだ。このときは死ぬかと思うほど痛かった。が親知らずを抜いた友人の話に寄れば上の歯はあっけないくらい簡単に抜ける、というその言葉を信じて、抜歯をお願いすることにした。
そしていよいよ翌週。いつものように診察台に座ると、まずは綿棒に甘いクランベリー風味の味のする麻酔薬が塗られ、それが口のなかに押し込まれる。30秒ほどそのままにしていると、その綿棒を抜き取り、今度は麻酔の注射がそこに射される。日本でも同じだったか記憶が曖昧だが、アメリカではこのように麻酔の注射を痛く感じさせないために、さらにもう一回麻酔をするのだ。
会社で僕の後ろに座っている同僚などは、「俺が歯を抜いて貰ったときは全身麻酔にしてもらったよ。保険が利くから、痛いのがイヤだったら know me out してくれとたのんでごらん?」という。不幸にして僕の歯科医は全身麻酔をするかどうか聞いてこなかったので、今回この局所麻酔で臨んだ。
最初にてこのようなモノが歯と歯の間に挟まれるのを感じ、一、二度力を込めているのがわかる。そのあと別の箇所にもそのてこのようなモノが挟まれやはり「ぐい」と力が込められる。次にてこが口から取り出させると今度はいよいよペンチのような金具が親知らずに取り付けられ、引っ張りながら左右に一、二度ぐいぐいやられる。下の親知らずを抜いたときは頭蓋骨を響く様な深いなきしみを感じたが、今回はそれの軽いきしみを一度だけ、それも時間にして0.1秒ほど聞こえた。その後その金具が取り出され、その親知らずのあたりをぐいぐい押している。
「あ、いよいよ抜くのかな」と思って覚悟していると「もう抜けましたよ」といい、椅子のリクライニングをお越し始めた。「え゛!?」と思っていたら「ほら」といって抜いたばかりの歯を見せてくれた。見事に長い歯が金属トレーの上に載っかっていた。どうやら二回目の金属が口に入れられたときに、歯は抜けていたようで、それに全く気が付いてなかったのだ。で3回目のぐいぐいは、出血を吹きそこに何か薬を塗っていたようだ。確か日本で10年以上も前に親知らずを抜いたときは傷口を縫った記憶があるのだが、「あ、これは Stitch は必要ないんだよ。ここに塗った薬が傷口をふさいでいるから。この薬は時間とともに消えていくから抜糸のために戻ってくる必要はないよ。」という。

歯の治療がこんなにあっけないなら、そのあとも楽で「ガーゼをあげるから、15分に一度変えてね。1時間したら食べ物を口にしてもいいけど、反対側の口で噛むように。抗生物質と痛み止めの薬の処方箋を書いてあげるから、ドラッグストアで買ってね。痛み止めは痛いときだけ飲めばいいよ」とのこと。あれ? 前はしばらく食べ物が食べられなかったけど、と思ったから、なるほど麻酔が取れてもほとんど痛みがない。もともと歯があったあたりが鈍くじんじんするだけだ。出血も寝る頃には収まって味が気にならなくなってきた(笑)。
こんなにあっけないなら、と最後のもう一本の予約も頼んできたが、次回は2週間後、ということになった。2週間たってこの歯も抜いたのだが、最初と同じくやはりあっと言うまで痛みもほとんど無し。痛み止めも初日の夜だけ一錠飲んだのだが、あまりに強すぎるために体がぼうっとする。痛みを全く感じないのはいいのだが、徹夜明けのように頭が回っている感じ。二日酔いとも似ているが痛みはないのだ。がちょっとこれだけ効き過ぎると怖いので翌日からは一度も使わず鈍い痛みが二、三日続いた。

こんな風にアメリカの歯医者は痛みを過剰なまでにコントロールしてくれるので、歯医者嫌いにはもってこいだが、僕の掲示板に書き込んでくれた、美枝子さんと Eddie さんによると2人ともアメリカで4本同時に親知らずを抜いたそうだ。僕の場合は片方ずつで、間に2週間時間をおいているので食事には困らなかったが、さすがに4本となるとしばらく固形食は食べられなさそうだ。そもそも4本ともじんじん痛みがあると食欲もないのではないだろうか?
ちなみに僕の前に座っている同僚、彼も軍隊にいたときに4本同時に親知らずを抜いたと言っていたっけ。痛みに関するマネジメントがすごいのに、4本同時に抜くのは合理性から来ている?引き続き、掲示板ではアメリカの歯医者体験談を募集しています(笑)


突然ですが、しばらく New York Watch を含めてサイトの更新をお休みします。11月下旬より12月中旬まで日本に一時帰国の予定です。日本滞在中は小旅行もする予定ですが旅行先でも実家でもインターネットアクセスが確保される予定なので、メールはこまめにチェック出来るはずです。
実家で暇をもてあましていたら・・・New York Watch 日本番外編を作る・・・いやたぶん面倒くさくてやらないだろうな(笑)

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これも今回の話とは関係ありません。La Guardia空港近くで着陸寸前の様子。僕も日本に一時帰国と言うことでこの写真をピックアップしました。撮影 CANON EOS 10D

10月最後の週に行われる Halloween。ちょっと紹介のタイミングが遅れてしまったが、今年もまた強烈なキャラクターを激写したのだ。

撮影は CANON Powershot G2。

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これはFMラジオ局KTUのフロート。そういえば以前プエルトリカンパレードでKTUのフロートに載ったなぁ。

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左右の警官は本物(当日は偽物の警官もいっぱいでる)。ワンダーウーマンが横にいて鼻の下が思いっきり伸びている! 横で同僚の警官が彼らの写真を撮っていた。


New York Watch では毎年紹介ている定番メニューがあるが、このハロウィンパレードもその一つ。「またか」という声も聞こえてきそうだが、毎年参加する人も変われば、コスチュームににもいろいろ違いがあるので、飽きずにちょっとだけ見ていって欲しい。
Halloween といえば子供達が近所の家々を回り「Trick or Treat」と言いながら、チョコレートやキャンデーなんかを貰うのを思い浮かべる人も多いと思う。このとき子供達は自分のヒーローやヒロインに変身するのだが、それよりも小さい子供だと両親がかわいいと思う衣装を選んで着せることになる。こうなるとまさに子供のファッションショウ状態で、僕が働いている会社でも写真撮影会さながらだった。普段は保育所に預けている子供達も Halloween の時はオフィスに遊びにくるのだ。オフィスの中も Halloween の飾り付けに命をかけて居るんじゃないかと思うほど気合いの入ったところがあり、中には自分のオフィスの周りに蜘蛛の巣をはりめぐらせ、通路には枯れ葉を引き詰めたり、また電動仕掛けのおどろおどろしい人形が置いてあったりとまるで高校の学園祭のお化け屋敷みたいな感じになる。会社のトイレで化粧を施したのか、怪物や魔女まで登場する。
僕の所属している技術部門では全く見られず、逆にノリの良いのは Sales 部門。こんなところは日米似ているかも、と妙なところで関心してしまう。


さてこの「Trick or Treat」の他に有名なものといえば、Manhattan で毎年行われる夜のハロウィンパレードだ。
Manhattan で行われるパレードはそれこそたくさんあるが、夜行われるパレードはこのハロウィンパレードくらいだ。毎年場所はかわらないので、詳しくは以前の New York Watch を見て貰うとわかるが、6th avenue をパレードは北上していく。
今年も参加はしないが、見に行こうと友達で誘い合わせていたので、会社をほぼ定時に出た。

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この花嫁、ものすごく恐い。レストランで食事しているウィンドウにも外から顔を押しつけていた。

僕の住んでいるあたりは入り口にセキュリティシステムがあるアパートメントビルが多いので、郊外で見られるような「Trick or Treat」といいながら練り歩く子供達の姿はほとんど見られない。おそらく親が付き添いで知り合いの家同士を訪ねるぐらいだ。郊外であれば近所示し合わせて、「Trick or Treat」が盛んに行われるようなのだが。
そんなわけで僕は一度も Halloween 用のキャンディやチョコレートを買ったことがなく、また仮装してこれから行くパレードに参加したこともないくらい、冷ややかな目で見ているのだが ( というか自分が仮装しているのを見られるのが恥ずかしいのだ。一度仮装してパーティに行ったが、とても帰りの電車などとても恥ずかしい )、このパレードを一観客として見に行くことは多い。
Halloween 前後数日はそれまでの寒かった天候からうってかわり、Tシャツでも歩けるほど暖かくなり、それもあってから観客もパレード参加者もとても多かった。夕方7時くらいから始まり10時には終わることも珍しくないこのパレードが、今年は11時過ぎまでやっていたんではないだろうか。
沢山の人が参加していたのは気候の他、曜日も関係する。ハロウィンパレードが行われるのは休日ではなく、10月最後の日と決められているので平日であっても行われるのだ。それが今年は金曜日にあたったため、翌日のことを気にせず参加できる人が多いというわけだ。
おかげで約束の時間より2時間も遅れて友達が来たのだが、それでも一、二時間はゆっくり見ることができた。遅れるのはいいのだが、携帯電話がこの日はつかえずものすごく困った。沢山のひとが一カ所に集中していると起こる輻輳が起きていたようだ。

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これ、幼い子供が見たらその夜悪夢にうなされそう。これもできあいのHalloween衣装かな?


毎年思うのだが、なぜかドラッグクィーンの人たちがこのパレードに命をかけているんだよなぁ。ときどき誰が男性か女性か混乱することがある。

上で書いたようにまだ一度も参加したこと無いんだが、一応アイデアだけはいくつかあるのだ。彼ら ( 彼女ら? ) に負けない注目を浴びるためには夜行われるパレード、と言うのを最大限に利用すればいいのだ。たいてい気合いの入った仮装をしてきても夜行われるので目立たないことが多い。そこで目立つためには自ら発光すればいいのだ。バッテリーを体に身につけネオンなり、無数の電飾を体に身につけるなりして何かしらやると面白そうだ。
どなたか電気に詳しい New York 在住の人、これを読んでいたら一緒にやりませんか(笑)。
もう一つは日本が世界に誇るアニメとゲーム。行ったことはないけれどコミケではそれぞれ自分のひいきのキャラクターのコスチュームに身を包む少年少女達が多いと聞く。そのほとんどは手作りだそうだが、これはかならずこちらでウケる!もし女装をしないといけないということになるなら、絶対ゲームかアニメのキャラクターに扮します←仮装しないって上で書いたのに・・・。これもさすがに1人2人では恥ずかしいので、参加者が多くなったら考えましょう。ということで服飾デザインができてキャラクターに詳しい人も募集です(笑)。

さてハロウィンパレードだが、これは理屈無しに見て楽しむパレードだ。ここでうんちくを垂れても仕方ないので、説明文はここまでにして今年撮ったパレードの様子を見て貰うことにしよう。

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これはパーティ用具専門店で必ず売っているスモウレスラーの衣装。なんでこれを選んだのかこの女性に訊ねてみたい。

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日本のコギャルかブリットニー・スピアーズか?


ということでまた来年のハロウィンパレードを楽しみに、最後に強烈な写真を一枚。
この時期、気合いが入るオネエサマたちです。

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更新のタイミングがあいてしまったが、前回の続き、Mohonk 山への日帰りハイキングの話を紹介。

写真はすべて CANON EOS 10D による。

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あの岩の上にあるのが山のてっぺんの塔。まだまだ先は長い。


途中僕が写真を撮りながら登ったので以前よりだいぶ時間がかかったが、なんとか山頂に到着。着いたのは4時を回っていた。2時間ほどかかったことになる。

Mohonk 山の上にはこの写真のように小さな湖とヨーロッパ風のホテルが建っていて、初めて来た人はこの景色だけでも驚くようだ。このホテル、以前も紹介したが1800年代に建てられたかなり古い物で、全体は木造建築だ。本来は宿泊者しか使用できないトイレだがいつもホテルの見学がてらちゃっかり利用させて貰っている。木で出来た階段を上り、きしむ音を耳にするのだがそのたびにこれだけの大がかりなホテルが木造で出来ていることに驚かされるのだ。 トイレのみならず、宿泊者しかレストランもカフェも使用できないとなると、食べ物も持ってこなくてはならない。普段はおにぎりやサンドイッチを持参するのだが、今年は何も準備してこなかった上、来る途中で腹一杯フライドチキンを食べたので水以外持ってこなかった。 ( とは言うものの実はこのとき僕はもうおなかが空いていた )。

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山の頂上にはこんな見事な湖とヨーロッパ風のコテージホテル。


一通り「山頂まで来たねー」と写真を撮ったりしたが、実はまだこの先上に登れるのだ。ここからのトレイルも実はかなり急な坂道なのでまたぜいぜい言って登ることになるが5分もすれば本当の山頂に到着する。
ここには石で出来たタワーがあり、内部のらせん階段を登り8畳ほどの広さの屋上に出られる。ここからは360度景色が見渡せ、ともすれば Manhattan まで見えそうな気がするほどだ。
New York 州というとなんとなくまったいらで平野ばかりのイメージだが、ここまで来ると遠くに山脈が見える。切り立った崖も近くに見え、何万年、いや何十万年前などといった悠久の歴史の中でどうやってこの地形が形成されていったのかとロマンを感じてしまう。
下界 ( という言葉がぴったり合うのだが ) を見下ろすと山の木々が赤や黄色など鮮やかに紅葉しているのが遠くまで見渡せる。やっぱり Upstate の紅葉は綺麗だなぁ。

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さらに上まで登ってタワーのてっぺんからの様子。先ほどのホテルも小さくなってしまう。


塔からの眺めを楽しんだあとは再び、ちょっと降りて山頂にある湖までやってくる。「降りて」きて「山頂」というのがいかにも変だが、風景的にはここが山頂っぽくて、塔があるあたりはそれ以外何もないので僕のイメージでは「屋上」みたいな感じなのだ。まあそれはいいとして、この湖までやってくるとホテル宿泊客もボート遊びを楽しんだり釣りを楽しんでいる人たちなど様々だ。夏に来たことがあるのだが、そのときは湖で泳いでいる人もいたし、冬になればアイススケートができるそうだ。
いつも一緒に来る友達とはよくここで大きなボートをレンタルして数人でボートを漕いだりするのだが、今年は渋滞のせい ( と僕の撮影テンポのせい ) でここに来るのが遅くなってしまった。今から下山するとちょうど6:30ぐらいになりそうだ。ということで毎年ボート遊びを楽しみにしている友人を尻目に帰り道を急ぐことにした。
道はわかりやすいが、途中なんどか分岐点があり、間違えると全く違う登山口に出てしまう ( 何年か前に来たときに迷ってまた山頂のホテルまで戻ってしまったことがあった。そのときは『バーミューダ海域の山版だ』と思ったものだが )。
帰りは下り坂なので来たときよりだいぶ早く足が進む。日も暮れかけているので写真を撮るには暗すぎて、僕もカメラをバッグにしまう。帰りは往路の半分くらいの時間で元の登山口まで到着した。途中来るときに見かけたロッククライミングの場所だが、もう暗くなりかけているというのに、まだ上の方からロッククライマー同士のかけ声が聞こえてくる。周りの木々に遮られて声はすれども姿は見えず、なのだ。暗くなったら足下も見えず危険じゃないかと思うのだが、僕らももう足はくたくたで、立ち止まったら二度と足が動かなくなってしまいそう。さっさと車までもどると友達全員無言のまま、車に乗り込む(笑)。来たときの元気はどこへやら、すっかりみんな疲れ切ったようだ。来たときも僕が運転してきたので、友人が申し訳なさそうに「疲れたら言ってよ、代わりに運転してあげるから」と言うのだがその気力はなさそうなのはありあり。僕は車の運転をするくらいの気力は残っていたけれどもコーヒーの力が必要と、高速道路に乗る前の町、New Palz で Starbucks に立ち寄ってコーヒー購入。毎年のようにここに来ているが今までは Starbucks Coffee なんぞは無かった。がここはもともと State of New York のキャンパスがあるので学生も多く、案の定店に入ってみると客もバイトの人もみんな大学生風だ。ここで買ったコーヒーちびちび飲みながら、進路を南に向けて一路 Manhattan へ。走り初めて10分もしないうちに社内の会話は途絶え、ちらっと見ると全員寝ている。
幸い行きにあったような渋滞はなかったので、Manhattan には予定通り到着。朝に食べたフライドチキンから何も食べていないのだが、皆相当に疲れていると見え食欲も無いとのこと。もともとの予定では Manhattan で食事でもということだったが、早く寝たいというので(笑)、1人1人を送ってから帰宅。

New York の秋は短くすぐに秋がやってくるのだが、この Mohonk に行くと秋を満喫した気分になれる。僕にとっては New York の秋といえば Mohonk の紅葉とふくらはぎの筋肉痛がここ数年の思い出になっている。


箱 そのときの写真をギャラリーとして公開しているので興味がある人はこちらもどうぞ。

Mohonk の紅葉 2003

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