今年も数えるところ後、何日。New York もクリスマスから普段の生活に戻ろうとしている。

14th Street、Union Squareの様子。

Union Sq.にて。いつもの有機野菜や果物に加えて、この時期はクリスマスツリーも売られている。
確かに日本から New York に戻ってきたときは一段と寒い温度を感じたはずだったが、そのあとの天候はおかしくなっている。
確か去年はホワイトクリスマスになったのだが、雪も降らず、それどころか暖かい。先週は雨の日もあったがそんな日は特に暖かい。普段より摂氏にして5~10近く暖かい日が続いているのだ。
僕は日本から帰ってきたばかりですっかりお金を使い果たしてしまったため、クリスマスの時期に行われるセールにもあまり行かなかったのだが ( 自分用のクリスマスプレゼントは新しいノートパソコン。友人用にはほとんど日本で調達済み )、街ゆく人の姿の軽装なこと。冬なので寒いのは当然だが、普段だったら必要なマフラーや手袋はこの際必要なさそうだ。僕も革のコートをひとまずクローゼットにしまって、今は普通のジャケットを着て歩いている。
さて今年の New York の街の様子、買い物がてらにちょっとのぞいてみると、意外や意外どの店もそんなに混んでないのだ。週末はもちろん平日の夜なんかでもちょくちょく Manhattan で買い物をしたり食事をしたりすることが多いのだが、日本から帰ってきて一週間は Manhattan に行っていなかったのでなんと3週間ぶりだ。でクリスマス直前の週末ということもあって電車やデパートのあるエリアなど混んでいるかと覚悟して出かけたのだが、拍子抜けするぐらい少ない。
寒さも厳しくないのに人出が鈍いというのはどうやらいくつか理由がありそうだ。
ちょうどクリスマスの直前、政府はテロの危険度をまたオレンジに引き上げた。9/11のテロの後何度か危険度が引き上げられては元に戻ったりと、さすがに New York の人たちはこれに慣れてしまった面もあるが、やはりオオカミ少年の教訓からどこかで気にしている人は多いと思う。特にクリスマスにトラブルに巻き込まれるのはゴメンだ、とばかり静かに過ごしている人も多いのだろう。
それともう一つは経済状況だ。景気が良いように見えて、失業率も依然として高い。また僕の廻りでもまだリストラなどの話を聞く。こういった話を耳にすると不確実な将来に不安を抱くのか、当然財布のひももきつくなる。

クリスマスに欠かせないリース。車の前に着けている人もいるが、まるで日本の注連縄のようだ。十字架の形をしたリースも見える。
その後、シャワーカーテンやバスタオルなどを新調しようと BED BATH & BEYOND ( New York を訪れたことのある人ならおなじみのバス、トイレ用品のデパート ) に行く。いつも 14th Street - Union Square 駅から歩いていくのだが、この時期は公園内に沢山の店が並ぶ。手作りろうそく、工芸品、マフラーや写真のフレームなどちょっとしたプレゼントにはちょうどよい価格帯のものがここでは沢山売られている。毎年贈り物でいいものが見つからないときはここをのぞくようにしている。
また日曜日はいつもの市も立つのでさらににぎやかだ。どうやらこういう飾らないところには人が集まっているらしい。時間があったので市の方もまわっみると普段売られている有機野菜や果物に並んで、クリスマスらしいものが売られている。クリスマスツリーとリースだ。実はクリスマスツリーは郊外はもちろん Manhattan でもあちこちの角で生のクリスマスツリーが販売される。ちょうど年末になると日本でもあちこち注連縄売りのテントを見かけるのと似ている。
ロックフェラーセンター前のクリスマスツリーも、Central Park のアイススケートリンクも、Cartier のビルがクリスマスプレゼントの箱の様にリボンで包まれるのも、どれも New York らしいクリスマスの風景だが、こんな風に日曜市で買ったクリスマスツリーを家に持って帰る家族の姿を見ると、僕はクリスマス休暇を急に身近に感じるのだ。
( 余談だがクリスマスツリーの処分は一苦労のようだ。ツリーのサイズが普通の生ゴミなんかでは捨てにくいほど大きいので捨てに行くのも一苦労。それでもクリスマス直後または新年から廃棄される。業者がひきとりに来るところもあるようだが、市の清掃局も一生懸命路肩に積み重ねられたクリスマスツリーをゴミ収集していく。盛大にかざられていたであろうクリスマスツリーが無惨に捨てられている様はちょっと悲しい。がこれもクリスマスらしい風景の一つだ )
さて今年もいろいろなことがあった一年でした。こうして New York Watch を読み返してみると自分自身が一番驚いたりします。昨年に続いて今年も日本に帰れたことも良かったし、久々に旧交を温めることもできました。欲を言えばきりがないけれど、文句の言えない良い年でもありました。来年もまた健康で、皆と仲良くできますように。
遅くなりましたが、Happy Holidays! これで本年の更新は一応おしまいの予定です。
良いお年を。来年も引き続き New York Watch をお願いします!


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