2003年12月アーカイブ

クリスマス

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今年も数えるところ後、何日。New York もクリスマスから普段の生活に戻ろうとしている。

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14th Street、Union Squareの様子。

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Union Sq.にて。いつもの有機野菜や果物に加えて、この時期はクリスマスツリーも売られている。

確かに日本から New York に戻ってきたときは一段と寒い温度を感じたはずだったが、そのあとの天候はおかしくなっている。
確か去年はホワイトクリスマスになったのだが、雪も降らず、それどころか暖かい。先週は雨の日もあったがそんな日は特に暖かい。普段より摂氏にして5~10近く暖かい日が続いているのだ。
僕は日本から帰ってきたばかりですっかりお金を使い果たしてしまったため、クリスマスの時期に行われるセールにもあまり行かなかったのだが ( 自分用のクリスマスプレゼントは新しいノートパソコン。友人用にはほとんど日本で調達済み )、街ゆく人の姿の軽装なこと。冬なので寒いのは当然だが、普段だったら必要なマフラーや手袋はこの際必要なさそうだ。僕も革のコートをひとまずクローゼットにしまって、今は普通のジャケットを着て歩いている。
さて今年の New York の街の様子、買い物がてらにちょっとのぞいてみると、意外や意外どの店もそんなに混んでないのだ。週末はもちろん平日の夜なんかでもちょくちょく Manhattan で買い物をしたり食事をしたりすることが多いのだが、日本から帰ってきて一週間は Manhattan に行っていなかったのでなんと3週間ぶりだ。でクリスマス直前の週末ということもあって電車やデパートのあるエリアなど混んでいるかと覚悟して出かけたのだが、拍子抜けするぐらい少ない。
寒さも厳しくないのに人出が鈍いというのはどうやらいくつか理由がありそうだ。

ちょうどクリスマスの直前、政府はテロの危険度をまたオレンジに引き上げた。9/11のテロの後何度か危険度が引き上げられては元に戻ったりと、さすがに New York の人たちはこれに慣れてしまった面もあるが、やはりオオカミ少年の教訓からどこかで気にしている人は多いと思う。特にクリスマスにトラブルに巻き込まれるのはゴメンだ、とばかり静かに過ごしている人も多いのだろう。
それともう一つは経済状況だ。景気が良いように見えて、失業率も依然として高い。また僕の廻りでもまだリストラなどの話を聞く。こういった話を耳にすると不確実な将来に不安を抱くのか、当然財布のひももきつくなる。

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クリスマスに欠かせないリース。車の前に着けている人もいるが、まるで日本の注連縄のようだ。十字架の形をしたリースも見える。

その後、シャワーカーテンやバスタオルなどを新調しようと BED BATH & BEYOND ( New York を訪れたことのある人ならおなじみのバス、トイレ用品のデパート ) に行く。いつも 14th Street - Union Square 駅から歩いていくのだが、この時期は公園内に沢山の店が並ぶ。手作りろうそく、工芸品、マフラーや写真のフレームなどちょっとしたプレゼントにはちょうどよい価格帯のものがここでは沢山売られている。毎年贈り物でいいものが見つからないときはここをのぞくようにしている。
また日曜日はいつもの市も立つのでさらににぎやかだ。どうやらこういう飾らないところには人が集まっているらしい。時間があったので市の方もまわっみると普段売られている有機野菜や果物に並んで、クリスマスらしいものが売られている。クリスマスツリーとリースだ。実はクリスマスツリーは郊外はもちろん Manhattan でもあちこちの角で生のクリスマスツリーが販売される。ちょうど年末になると日本でもあちこち注連縄売りのテントを見かけるのと似ている。
ロックフェラーセンター前のクリスマスツリーも、Central Park のアイススケートリンクも、Cartier のビルがクリスマスプレゼントの箱の様にリボンで包まれるのも、どれも New York らしいクリスマスの風景だが、こんな風に日曜市で買ったクリスマスツリーを家に持って帰る家族の姿を見ると、僕はクリスマス休暇を急に身近に感じるのだ。

( 余談だがクリスマスツリーの処分は一苦労のようだ。ツリーのサイズが普通の生ゴミなんかでは捨てにくいほど大きいので捨てに行くのも一苦労。それでもクリスマス直後または新年から廃棄される。業者がひきとりに来るところもあるようだが、市の清掃局も一生懸命路肩に積み重ねられたクリスマスツリーをゴミ収集していく。盛大にかざられていたであろうクリスマスツリーが無惨に捨てられている様はちょっと悲しい。がこれもクリスマスらしい風景の一つだ )



さて今年もいろいろなことがあった一年でした。こうして New York Watch を読み返してみると自分自身が一番驚いたりします。昨年に続いて今年も日本に帰れたことも良かったし、久々に旧交を温めることもできました。欲を言えばきりがないけれど、文句の言えない良い年でもありました。来年もまた健康で、皆と仲良くできますように。

遅くなりましたが、Happy Holidays! これで本年の更新は一応おしまいの予定です。
良いお年を。来年も引き続き New York Watch をお願いします!

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飛行機

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一年ぶりの日本一時帰国から帰ってきました。しばらくお休みしていたホームページ更新ですが、ぼちぼち再開です。
まだ New York での写真もネタも無いので今回の旅行から雑感を紹介。


今回、テーマに取りあげるのは飛行機。New York から東京方面に一時帰国、というとまずは航空会社を選ぶことから始まる。もちろん直行便が取れないときは経由便なることもあるが、幸い New York からの発着が多いのでたいていは直行便でチケットが買える。
New York の国際空港というと一番に思い浮かぶのは JFK 空港だが、実は隣の NJ 州にも Newark 空港というのがある。ただこの空港 Queens や Brooklyn に住んでいる人からすると、Manhattan を通り抜けて行かねばならない上、距離も遠いので遠慮している人が多いようだ。僕も一度カリブ海に行くときに出発の飛行機が JFK から取れずやむを得ず Newark を利用したのだが、タクシー代が馬鹿にならないことを知ってやはり二度と利用しなくなった。
今回の日本行きも航空券をいつも購入している日系の旅行代理店からのチラシに「 JFK - 成田往復$499 」という文字が飛び込んできたので注文したのだが、そのせいもあって航空会社を自由に選ぶわけには行かなかった。で今回利用したのはノースウェスト航空。同じ値段でアメリカンエアラインも出ていたのだが、こちらは早々と売り切れてしまった。アメリカンはエコノミーシートでもシート間隔が広いのが有名だ。で一年ぶりの帰国に際して航空会社と飛行中に感じたことなんかをまとめてみた。

ノースウェスト航空はシート間隔が狭い
10年ほど前はマイレージのこともあってよく乗っていたノースウェストだが、サービスで不愉快な目にあってから全然使用してなかった。
しかも一度日系航空会社を利用してしまうとなおさら後戻りできない。が今回はなんといっても格安なのだ。残念ながら格安プロモーションチケットと言うことでマイレージによるビジネスクラスへのアップグレードもできないという制限がついているが、仕方ない。ちなみに日系航空会社のマイレージは搭乗してから2年で期限切れを向かえてしまうので仕事で頻繁にいききしていないとマイレージがなかなかたまらないものだが、米系航空会社のものは期限が切ってないところが多い。なので僕も10年ほど前まで利用していたマイレージがかなりあり、New York・成田往復ならアップグレードできるマイレージはたまっているのだが、なかなか利用する機会がなかったのだ。なので今回もマイレージは貯めるだけ、となった。
サービスはいいとしても、やはり長時間のフライトで気になるのはシート間隔だ。ビジネスクラスでは5cmくらい違ってもたいしたこと無いが、エコノミーシートだとその差は顕著だ。特にトイレに行くときなど、横の人が出てくれても前のシートがリクライニングしていると通り抜けるのが大変なくらいだった。しかもその差が歴然としていたのが、Exit Row と呼ばれるシートだ。非常口横のこの席は通常三席あるが、窓際は非常口が出っ張っているために足が伸ばせない。が内側2席は思いっきり足が伸ばせる。エコノミーでその日のチェックインで混んでいる、と聞くとこの Exit Row の席を頼むのだが、ノースウェストではこれを頼まなくて正解だった。なんと横が2席しかないのである。つまり通常の航空会社がExit Row としている席よりさらに一列前に席を置いているのだ。なので3席とれず2席となっている。この Exit Row は飛行機の離着陸時にフライトアテンダントが向かい合わせる様にして座る席があるが、このとき彼らが座ると4人の膝がぶつかるほど座席がぎゅーぎゅーに配置されている。これだけ座席が多けりゃ乗客数も多いわけでトイレなんかがよく混むわけだ。同じ米系でもユナイテッド航空は座席の大半がビジネスクラスに設定されているので最大乗客数はノースウェストより少なくなっていると思われる。
成田に行くときはかなり窮屈な思いをしたので、アメリカに戻ってくるときはスクリーン前の座席を予約したのだが、ANA や JAL がエコノミーでも1人一台の液晶スクリーンがあるのに対して、ノースウェストはいまだに映写機で映画を放映しているので、目の前のスクリーンがとてもまぶしくて眠れたもんではなかった。大失敗。

ノースウェスト、日本初のフライトだと食事はまあまあ
ノースウェスト航空で働いている人には悪いけれど、やっぱり機内食は日系航空会社のほうが日本人の舌には合うと思う。しかも今回10年ぶりくらいに JFK → 成田路線にのって気が付いたのは品数が減ってさらに品目もチープになっているということ。おそらく人員削減もあってかフライトアテンダントの数も最小限に抑えられているようで、食事が終わっても目の前のトレイが片づけに来てくれる時間がノースウェストは日系航空に比べて異様に長い気がする。まあ働いているフライトアテンダントの人の顔にほとんど笑顔はなく一生懸命働いているのはこっちにも伝わってくるんだけど、余裕が無いようなのもどうかなぁと。特に座席によってはメニューの選択ができなくなるなど ( 僕はこれをよく経験している。一般に言って牛肉意外のメニューが先に無くなるような気がする。たぶん日本人ってそんなにビーフを食べないし、特に狂牛病が出てからは特にその消費が減っているのでは? なので後半の席に座っていると「はい、ビーフ」といって機内食が配られるのだ ) コスト削減を狙っているのが乗客にもひしひし伝わってくる。ちなみに今回も僕らが座っていた座席では夕食の選択ができず、中にはとても不満に思った乗客がいたようで、成田に到着してから現地の係員に抗議をしている人たちも見かけた。今回僕は安いチケットだったので文句は言えないけれど、日系航空会社と同じ料金を払っていてこのサービスだったら文句の一つも言いたくなるのもよくわかる。目的地に着く頃、トイレは汚くなっているし・・・。
さて話を機内食に戻すと、面白いことに気が付いた。成田に向かう飛行機ではアメリカの食事に慣れた僕でも「げ、うまくない」という代物で、半分しか口にしなかったのだが、これが成田発 New York 行きの便だと同じノースウェストなのにメニューも違うし、味付けも全然まともなのだ。つまり、

New York → 成田の機内食はうまくない
成田 → New York はそれほど悪くない

となっている。よく考えたら機内食を納入している業者が JFK の場合は New York のもので、成田からのは千葉県あたりのものなのだろう。つい「ノースウェスト = アメリカの食事」と思っていたのだが、どうやらその図式はあてはまらないようだ。JFK 空港に着く直前の朝食ではなんと日本の焼きそばが出たのはびっくり。

飛行機の中ではおならが出る!?
他の人に「よくおなら出ません?」とは聞けないので、もしかしたら自分だけかもしれないが、なぜか飛行機の中ではおなかにガスがたまる。他の人、たまらないかなぁ。これは僕なりの仮説だが、たぶん飛行中の気圧に関係があるんではないかとにらんでいる。
昔、僕が小学生だったころ、確か遠足でどこかの山に入ったときのことだ。当時おやつは350円だか500円までという制限がついていたが、みんなでおやつを持ち寄ってバスの中で交換してたべたものだ。そのとき山の上の方をバスが走っていると、仲間の1人のリュックサックが異様にふくらんでいるのがあった。そいつがどんなお菓子をもってきているのか興味津々で見てみると、持ってきたポテトチップスがぱんぱんにふくれているのだった。バスがどんどん山の頂上に向かって進んでいたので、気圧が下がっていったのだろう。それで密閉されているポテトチップスの袋がふくらんでいったのだと思う。
実は同じ事が飛行中の機内にも起きて居るんじゃないかと思うのだ。もちろん機内は一定の気圧を保つようにしているとは思うがそれでもかなり上空を飛行しているので気圧は下がっていると思う。その証拠に離陸からしばらくは耳の中がツーンとするではないか。なのでおなかの中にたまっていた少量のガスも気圧がさがることでふくらんで、おなかを圧迫するのではないかと思うのだ。
フライトアテンダントをしている友人がいるので今度聞いてみようと思っている。
で、皆さんの経験はいかがですか? 掲示板でも良いのでコメントを聞かせてください(笑)。

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