米国PCカーナビ、ソフトウェア事情

| コメント(0) | トラックバック(0)

間に一つ異なるエントリをポストしたが、話を前々回からの続きに戻すことにしよう。

前回まででノート PC ( または PocketPC などの PDA ) カーナビシステムに必要なハードウェアについて説明した。
その次に必要なのが、いわゆるナビゲーションソフトと地図だ。たいていはこの二つが一つになっているが、地図ソフトだけというのものも存在する。
実は僕も最初にハードウェアだけ選定して、オンラインで注文したので先にハードウェアだけ届いてしまい、ソフトがなくてせっかくのおもちゃなのに遊ぶことが出来なかった。
というのもソフトウェアもいろいろあってどれがよいか調べているうちに時間がたってしまったのだ。なのでひとまず地図ソフトだけなら安いので、これを購入して遊んでみることにした。

購入したのは、Microsoft から出ている「 Streets and Trips 2004 」というソフト。
ほとんどのソフトを日本でも発売しているマイクロソフトだが、これを日本語化して日本のマーケットに出すのは一筋縄には行かなかったのだろう。アメリカの地図ソフトを表示だけ日本語にして売ったところでその需要はしれているし、まして日本の地図を出そうとなると自前ではデータがそろえられないのでゼンリンなどの地図を採用することになる。ところがゼンリンなどすでに日本市場で地図ソフトやカーナビソフトで確固たる地位を築いてしまったから、マイクロソフトが参入する余地はほとんど無いのだろう。

で話を元に戻してこの「Streets and Trips 2004」だが、本来の地図ソフトに GPS との連携がおまけ程度に着いたソフトとなっている。
僕もインターネットで調べるまで知らなかったのだが、CF カードタイプの GPS ユニットにせよ、Bluetooth タイプの GPS ユニットにせよ、インターフェースが決まっており、この NUMEA 2.x という仕様に沿ってさえいれば、GPS ユニットとそのソフトウェアはどんな組み合わせでも良いらしい。
MS Streets and Trips 2004 も NUMEA 仕様の GPS ユニットをサポートし、Bluetooth 機器とはシリアルポート経由で通信することになるのだがその設定メニューもちゃんとある。

ということで早速ソフトを立ち上げ、GPS ユニットの設定をしてみた。

msst1.jpg


ノート PC の画面の一部分を表示してますが、クリックするとオリジナルのサイズで見られます。

まず GPS ユニットの電源スイッチを入れる。すると30秒ほどで初期化が終わるのか、Bluetooth GPS ユニットの3つある LED の一つが緑色で点滅する。GPS 衛星を必要な数だけ捕捉したことを示す。
次に Windows XP 上で Bluetooth デバイスを作動させる。つづいてあらかじめ登録して置いた Bluetooth GPS ユニットと接続をはかる。
すると Windows XP 上で「接続しました」というメッセージが表示され、Bluetooth GPS ユニットの LED の一つが青色に点滅を始める。これで GPS ユニットの初期化はおしまい。あっけないものだ。
続いてソフトの起動。そして GPS ユニットの設定。ここでは GPS ユニットとどのシリアルポートでつながっているかを指定するだけでよい。Bluetooth でつながっているのだが、設定は com ポート番号をしているするのだ。僕の機種ではこれが com 5 となった。
そのあとは現在位置の捕捉として「 GPS Track 」を選択すると今自分のいる場所が画面の真ん中に設定され、車のアイコンが表示されるのだ。
車が移動するともちろん画面上のアイコンも移動するので、とりあえず自分がどこにいるかを調べるには必要十分。地図そのもののクオリティもなかなかよい。

msst2.jpg


ノート PC の画面の一部分を表示してますが、クリックするとオリジナルのサイズで見られます。目的地を Times Square に設定し、最大ズームを行ったところ。

がしかしこうなってくるとやはりナビゲーションの機能も欲しくなってくる。
この MS Street and Trips 2004 でも一応出発地と目的地を住所を指定して入力すると最短ルートを見つけ、それを地図上にハイライトしてくれる。がナビゲーション機能が無いので、いったんそのルートから離れてもルートの再探索は行わないし、もちろん交差点に来ても音声ガイドなどはない。加えて地図は常に上が北となっており、進行方向を常に上にする、という設定がないのも運転しているとちょっと疲れる。
そしてなんといっても地図画面の更新が現在位置が PC 表示されている画面のはじまできて初めて次の画面に切り替わるため、画面ぎりぎりまでやってくるとその次にどんな道になっているのか予想がつかない。これが決定打となってやっぱりナビゲーションソフトを買おうという気にさせられた。

ちなみに地図ソフトとしてはなかなか便利で、PocketPC 上で使えるソフトも入っている近いうちに PocketPC も買おうと思っていたので、New York 市のストリート地図を持ち歩くことが出来てこれはこれで便利だ。MS Streets & Trips 2004 はこれだけはいって$26だった。GPS を手っ取り早く遊ぶには良いソフトだ。

ということで次回はナビゲーションソフトの紹介に移ろう。

Microsoft Streets and Trips 2004 の公式サイト
http://www.microsoft.com/streets/default.asp

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.nomeri.com/mt421/mt-tb.cgi/415

コメントする

カレンダー

<  2004年2月  >
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29            

このブログ記事について

このページは、hiroが2004年2月25日 17:12に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ジャネット・ジャクソンの胸騒動」です。

次のブログ記事は「米国PCカーナビ、ソフトウェア事情2」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 4.21-ja