2004年3月アーカイブ

在New Yorkの日本人にとって、いや旅行者に取っても(?)、また Soho が便利になった。
新しい日本食料品店がオープンしたのだ。

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上の写真がそうだが、開店したのはあのサンライズマートである ( New York を知らない人には「あの」と言っても通じないかもしれないが )。
これまで長いこと East Village で日本人の生活を支えてきた日本食料品店であるが、2002年に競合他店である、Jas Mart が同じブロックに進出してきた。最初は「こんな狭いエリアに2店も日本食料品なんかつくらなくても・・・。どっかべつのエリアに出店してくれたら便利なのに」などと友達と話していたものだが、小さなパイを奪い合うというよりは日本人以外の人たちにも日本製食品の認知に貢献したようだ。

そこで・・・と言うわけでもないだろうが、指をくわえて見ていた ( かどうかは分からないが ) サンライズマートが新たに出店下のが Soho だったというわけだ。

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米菓コーナー。East Village同店より品揃え抱負。

この日、僕も近くを通りかかったところたまたまサンライズマートがオープンしているところに出くわしたのだが、僕の周りでも同店が Soho に開店するらしいとか、準備しているのを見た、なんてのは知っていても「もう開店ししている」という話は聞いてなかったようで、広告などは出さなかったのだろうか。そのせいか店内も客はまばらだった。

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弁当売り場。こちらもEast Village店より品揃えが多い。観光客も来るからかな。

店に入って最初に目に付くのは、そのレイアウト。Soho という場所を意識してか、店内のレイアウトはとてもゆったりしている。入ってすぐ左手にはテーブル席があり、ここで軽食が取れるようになっている。その奥には「ロ」の字型になったキャッシャーとカウンターが配置されている。通常のコンビニやデリで採用されているような壁にキャッシャーがあるのと違い贅沢にスペースを使っている。また商品陳列棚もいたずらに高くしないので店内の見晴らしもいい。
中二階もあるようで、こちらは化粧品や薬、それに和食器などを売るようだが僕が行ったときはまだ準備中なのかロープが階段に張ってあって登れないようになっていた。

以下店内の様子。

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冷凍コーナー。うどんやラーメンも種類が多い。

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魚介類。こんなに豊富においてあるが、この界隈の人たちは調理するのだろうか。

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ベーカリー売り場。

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Soho 店は入り口付近にテーブルも用意されていて食事もできる。

店の外で写真を撮っていると店員が1人出てきて、僕と同じようにデジタルカメラで店の正面を写真に撮り始めた。ここで少し雑談をしながら聞いてみると、オープンしたのはちょうど二日前だったとか。どおりで店内にはまだ客も少ないし、床もぴかぴかだし、欠品などもなく品揃えもいいわけだ。


これまでこの界隈には日本食料品はなかったが、それはやはりこのあたりに日本人コミュニティが無かったからということだろう。
とはいえ、このサンライズマートのそばには日本の洋食レストランともいえる「Hiroko's Place」があり、New York ではなかなかありつけない「ドリア」や「バフェ」といった外国暮らしが長い人にとっては懐かしの洋食が身近に味わえるカフェがあった ( ちなみにここではサイフォン式コーヒーを出してくれる )。
もしかすると Soho も East Village の様に他にも日系の店が出店してちょっとしたジャパニーズ横丁ができるかもしれない。

Soho という場所柄、ここには在 New York の日本人だけでなく、買い物で訪れる日本からの観光客もあてこめると踏んでの出店じゃないかとおもうが、それならそれで買い物で疲れた体をここで一休みするには軽食もお茶も取れるので良さそうだ。
僕と店員氏がデジタルカメラを片手に道で雑談していたときも、近くに住んでいるというアメリカ人女性が「あら、こんな近くに日本食料品店ができたの?うれしいわぁ」と話していた。
寿司や刺身といった日本食のイメージから徐々におにぎり、BENTO、菓子、ベーカリー、ケーキなどと次第に日本の食が浸透しつつある New York では、この店の主な客層はもしかするとこういった人たちになっていくのかもしれない。

古着屋にて

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今週は久々に天気も良く、その分出かける機会も多かった。
というより眠りに帰ってくるような週末だったというのが正しいかもしれない。

土曜日は友人の引っ越し手伝いが二つ入っていて、その二つともが Brooklyn だった。
一つは Brooklyn の Park Slope から Los Angels に引っ越しする友人で、New York にはもともと研修医として来ていたのだった。一年の任期がとりあえず終わり、とりあえず出身地の Los Angels の病院での仕事が決まったとのこと。
もう1人は Brooklyn の他の街から Park Slope に引っ越すという。この友人の場合はこれまで 2 bed room のアパートを room mate とシェアしていたのだが、Park Slope で Studio、日本で言うところの1DKを見つけたということで、一人暮らしのための引っ越しだった。

ということでこの日はずっと車で Brooklyn の中を走り回っていた気がする。走り回っていたのは車だけでなく、人間もへとへと。後者はこれまで3Fに住んでいて、転居先は4Fということでかなりの運動になった ( このあたりのアパートは古いのでエレベータなんてものは無いのだ )。しかもこの日は突然の夏日で、午後の一番暑いときは車のエアコンを点けて走ったほど。なのでTシャツ一枚で引っ越しをしているとすぐに汗が吹き出してきたのだった。

なんとか二つの引っ越し手伝いが終わり、一緒に手伝いをした他の友人と遅い昼飯を食おうということで、Park Slope から Williamsberg へと移動。
ここ何度か New York Watch で取り上げている Williamsberg エリアだが、この日は S.E.A. という巨大タイ料理レストランへ行く。食事を済ませた後、ものすごい勢いで変化しているここ Williamsberg を案内兼新スポットの探索を兼ねて歩き回った。友人達が帰宅する前に場所をカフェに移してコーヒーで引っ越しの疲れを癒す ( 車なので酒は飲めない )。

友人達と Wiiliamsberg で別れた後はまた Park Slope に向かって運転。同じ Brooklyn 区内なので時間はかからないが、今日はこの短い20分程度のドライブを繰り返してばかりだ。
どうしてまた Park Slope かというと、ここに住んでいるまた別の友人の家で待ち合わせて、招待されているNew Jersey 州に住んでいる友達の新居祝いに行くためなのだ。( ここでいうところの New Jersey の友人とは僕の日本の友達の多くは昨年の12月に会ったと思うが、例の F である。念のため(笑) )。

Park Slope から New Jersey の友人宅まではここに住んでいる友達が運転してくれると言うことで僕は自分の車をここに乗り捨てて、一路 New Jersey へ。

このパーティは結局数十人集まり、大盛況だったが僕らは「早め」に退散させてもらい、夜中の二時に友人宅を後にした。
この日は何度来たか分からない Park Sloep に戻り僕の車をピックアップして、帰宅。寝たのは朝3時半過ぎだった。

で翌日日曜日。陽が高く登る頃、友人からの電話で起こされる。「天気がいいから、写真でも撮りに行かないか」。
どこ? と聞くと「 Williamsberg に行きたい」という。うげ、昨日行ったばかりだ。と思いつつも写真は撮っていないので日曜日の午後時間を待ち合わせて Williamsberg まで車を飛ばした。

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古着屋の入り口。歩道にセメント付けされた鉄骨が表札代わり。店の入り口で出迎えてくれるのは怪しいマネキン。

厳しい冬があけ、これが本格的に写真を撮った今年最初の日となったが、この日の写真は整理して「記憶色」サイトの方に載せるとして、昨日に続いてこの日も Williamsberg の裏道をいろいろと散策。
その途中、古着屋で物々交換システムを導入して人気の高い店がここにあるのだが、ここで面白いものを発見。

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店内の様子。

ここは Manhattan ではないし、地下鉄も割と本数の少ないラインでそれほど便利なところではない。が、最近は日本人向けのガイドブックにも案内されているし、日本人もここに住み始めたようなので驚くべきではないのかもしれない、古着のシャツコーナーで見つけたのは日本の古着だった。
考えてみれば日本のメーカーの服はそれがたとえ中国などアジア製であってもアメリカアパレルメーカーより製造基準が厳しいのか、品質は良い。デザインも日本とアメリカでは流行のスタイルが違うので、日本でちょうど時代遅れでもこちらでは珍しいデザインだったりするのだろう。

一歩外に出るとそこはまだ再開発が予想される赤煉瓦の倉庫が続いている。この町の特徴は混沌とした雰囲気であり、僕らがこの街に惹きつけられる魅力となっているのだが、そのうちここに日本から Uniqlo が輸出される日も来るのかもしれない。

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新しいレンズ

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最近購入レンズがこれ。

正式な名称は長くて「15mm F2.8 EX DIAGONAL FISHEYE」といい、シグマ社のレンズ。これまでシグマのレンズを使ったことが無かったけど、このレンズの評判は良かったので使ってみたいと思っていた。

ところが値段を調べてみると、アメリカではキヤノン純正の Fisheye レンズが日本の相場よりかなり安く、逆にシグマは日本よりちょっと高い価格付けがされていることを発見。日本では数万円の価格差があって、シグマを選択するという理由付けがあるけれどの、アメリカではその価格差が1万円ちょっとと言ったところ。
ちょっと悩むが知り合いの多くがシグマを購入しているので、ここは一つキヤノンの Fisheye で違いを見てみるのも楽しいだろう、と勇んでいざカメラ屋へ。ここはいつもの B&H で買うことにする。

この店、土曜日は休みなので週末といえば必ず日曜日に行かなくてはならない。でこの日も日曜日の午後に店に向かった。いつもの事ながら店内は混雑しているのだが、販売システムがとても合理的なので待たされても不思議とイライラしない。この辺の所は確か以前の New York Watch で紹介しているので省略。

で店内には「デジタルカメラ」「一眼レフカメラ」「デジタル一眼」といったカメラのカテゴリ別に並ぶ場所があり、それぞれにカウンターが用意されている。アメリカの銀行や空港での入国審査と同様、客は一列になって並び、作りカウンタに空きがでるごとに列の先頭の人かカウンタに進む、という方法を採用している。
僕の番がやってきてカウンタの向こう側の店員に何を探しているかと聞かれ「キヤノンとシグマの Fisheye を見てみたいんだけど。使うのは EOS 10D で・・」というと、ばっさりと一言「それならシグマがいいね」と言われる。
「何が違うの?」と聞くと「ほとんど何も違わないから、安いシグマの方がいいんだよ。それにキヤノンの方は今品切れだね」という。

買い物は欲しい時が買い時で、今日持ち帰れないと次回は買わない様な気もする。ということでその時点でシグマしか選択肢はなかったわけだが、店内には見本品があるので試し撮りをさせてもらうことにした。最初にキヤノンの Fisheye を着ける。手にした感じはやはり他のキヤノンレンズと同様の手触りで違和感もない。

でキヤノンの Fisheye レンズで撮った、B&H の店内の様子。
店内盗撮したわけではないんだけど、ここでは持ち込んだカメラに店頭のレンズを着けて試写させてくれるので、僕のメモリーカードに店内の様子が写ったというわけだ。
店内の様子を紹介したいなと思っていたのだがちょうど良いものが撮れた。購入したレンズで撮ったものではないけれど、紹介したのはそんな理由だ。

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で次にシグマのレンズを試させて貰う。がシャッターを押すと 10D の LCD には非情にも「 ERR 99 」の表示が。何度かマウント外したり着けたりしたのだが改善せず。レンズメーカー製のレンズで古い ROM の場合これが発生すると聞いていたのだが、店員も僕が聞く前に「ああ、そのレンズは古い ROM かもしれないな。販売されるレンズは対応しているから問題ないよ。購入したレンズをその場で試してみて、もし不具合があるようだったらその場で新しいレンズに交換するよ」ということなので、実際には一枚も撮れなかったのだが、購入することにした。

ちなみにクレジットカード客用のキャッシャーで支払いを済ませ、、商品受け取りカウンターでレシートを渡すと商品が既に袋に入って僕がピックアップするのを待ち受けていた。店の出口付近にベンチがいくつか置いてあり、ここにはたいてい買い物客の連れの人が座って待っているのだが ( ここで待っているのはたいてい女性 (^^ゞ ) ここに座って買ったばかりのレンズを早速試用してみる。
店頭で発生していた ERROR 99 という不具合は出ず、ちゃんと撮ったイメージも液晶で確認できた。

その後このレンズを装着したまま街中でテストシューティングしてみる。家に帰って見てみると、気のせいか先に撮ったキヤノンのサンプルより Fisheye としての歪みはシグマの方が強いような気がする。
いずれせよ、画角がフルサイズの1.6倍相当の EOS 10D ではレンズの中心しか使ってないわけで、周辺に行けば行くほど Fisheye の効果が大きいこのたぐいのレンズの効果は少ない。それでも撮りようよってはなかなか面白い効果がでるので結構満足。特に街のスナップでは面白い写真が撮れそうだ。しばらくはこのレンズの広角のおもしろさと Fisheye の歪みのおもしろさを見つけていこう。

製品紹介ページ
http://www.sigma-photo.co.jp/lens/15f28ex.html

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こちらは買ったばかりのシグマ Fisheye で撮った作例。

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オリンピック村完成予想図 案1

いよいよ2004年、アテネオリンピックがやってくる。アメリカではまだそんなにオリンピックに対する盛り上がりを感じないけれど、日本の新聞サイトを見ると「高橋尚子」とか「長嶋茂雄」の文字が踊っているので、日本では話題になりはじめたころだろうか?

さて2012年というとまだまだ先だが、このオリンピック開催地にここ New York が立候補している。実はここ数年、うちの近所や僕が最近 New York Watch で紹介している Wiiliamsberg の土地が高騰しているのは、この話と無関係ではないのだ。
というのももし New York でオリンピックが開かれるとなると、会場として使われる場所に僕の住んでいるエリアが含まれるからなのだ。一つは Astoria Park にあるスイミング・ダイビングプール。そしてもう一つが下に紹介するオリンピック選手村なのだ。

Nikkei BP Network | BizTech | NY市2012年五輪に向け、オリンピック村5案に絞る

NY市2012年五輪に向け、オリンピック村5案に絞る

 米ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長は、同市が立候補している2012年のオリンピック村のための最終5案の候補について明らかにした。敷地は、国連本部とイーストリバーを隔てて対面するクイーンズの西地区だ。

 130以上の候補から選ばれたのは、Henning Larsens Tegnestue A/S - HLT(デンマーク)、モルフォシス(米)、MVRDV(オランダ)、スミス-ミラー+ホーキンソン(米)、ザハ・ハディド(英)の5組。

以前、友達から「 Long Island City はオリンピック村になる可能性が高いんだよ」 と聞いていたのだが、これを見るとどうやら場所は決定済みのようだ。ここに5案からなる最終デザインが決定し、そのうちの一つが建設されると言うことらしい。


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候補案の一つで、上で紹介したビルの俯瞰図。

もちろん New York がオリンピックの誘致に成功して、予定通りここにオリンピック村が出来ることが決まれば、にわかに景気づくことだろう。レストランやカフェにおよばず、クラブやバーもできるだろうし、もちろん銀行やらショッピングセンターなんかも出現するかもしれない。
ましてオリンピック村として使われた施設はその後ホテルか高層コンドミニアムとして再利用されるだろうし、いずれにせよこの値にバブル景気が発生するのは間違いない。

もともと Long Island City のはずれは工場や倉庫が多く、一般居住エリアにはなっていなかった。ところが何年か前にここ高層の居住ビルが立てられ、また地下鉄7ラインで一駅、二駅でマンハッタン、しかも Grand Central Station までは10分ほどという地の利が見直されてきて、土地の値段が高騰しているらしい。オリンピックの会場となる隣の町、Williamsberg ( Brooklyn 区 ) も同じ事で、つい最近もここにあった Domino という砂糖工場の廃業が決まり、再開発の予定が発表されたばかりだ。

911テロのあと、New York が以下に立ち直ったかをアピールするには絶好の機会のオリンピックで、もしかするとそういった同情票も集めて、まさかのまさかで New York でオリンピックが開かれるかもしれない。
実際に開催されるとこの場所に住んでいる僕らは交通渋滞だの厳しいセキュリティチェックをうけるなどいろいろマイナス面もありそうだが、自分の住んでいる町でオリンピック、なんて一生のうちにあるかないかの大きなイベントなので、楽しみでもある。まして町が変わっていく様を見るのも楽しい。建設が始まればそれこそダンプカーが大名行列のようにやってくることになりそうだが、ここは素直に町の再開発を期待したい。

以下に主なデザイン案を紹介する。下に紹介する公式サイトに寄れば、Grand Central Station でこれら5つのデザイン案が展示されているそうだ。僕も機会があれば見てこよう。
(Vanderbilt Hall にて3月25日までの期間限定 )

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別案。驚いたことに人工ビーチ。建物も興味深いデザインだし、ビーチ自体は賛成だけど、泳げないだろうしなぁ。East River のことをしっている人だったらこのデザインには驚いてしまうだろう。


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でこちらが上の写真の上から見た図。川の中に人工遊歩道も見える。

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別案だが、こちらも大きな人工砂浜が広がっている。お台場のイメージ。泳ぐにはきれいな水ではないけど、水に入ってしまう人は出そうな気配。

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別案。建物の形状とその配色が面白い。

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上の案の夜景想像図。下の高速道路は Long Island Expressway で Manhattan に入る Midtown Tunnel の入り口と思われる。

NYC オリンピック誘致プログラム公式サイト http://www.nyc2012.com/home/index.html

ここで最終5案のデザインが見られる。
http://www.nyc2012.com/village/index.html
ここから右側にある「Finalists's Page」の欄にあるそれぞれ5つのプロジェクト名をクリックすると「START SLIDE SHOW」というリンクが現れる。これをクリックするとそのプロジェクト毎の詳細デザインが見られる。

雪国なNew York

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EOS 10Dにて撮影

はぁ・・・(ため息)、今朝もまた雪が降っている。これで3日目だ。
これまでの経験から New York では4月に雪が降ったこともあるから今頃の雪にもそれほど驚かないが、今日で三日目だ。
初日は横殴りの雪だったが、いわゆるぼた雪だったので積もりやすいもののすぐに解ける。
ところが二日目と今日の雪はどうしたわけか粉雪だ。

雪の降る景色を暖かい部屋から見ている分にはとても気持ちが落ち着いて好きなんだが、これが平日で出勤ともなるとそんなのんびりしたことは言っていられない。
第一通勤で車を使うので、途中あちこちで交通事故を起こしているのを見ると、渋滞はするし雪道ということで普段の何倍も運転が疲れるのだ。
しかも春の雪、というのは一日どかっと降って翌日は暖かい天候ですぐに雪が解けるものだが、ここ数日降ったりやんだりだがちらちらと連続して降っていると、まるでここが雪国なんじゃないかと錯覚するほどだ。

でもさすがに雪の中を出歩く人も少なく、そこまで New Yorker は雪国慣れしていないということか。僕自身も友達と食事をしに行く予定があったが、降っているのがたとえちらちらという程度な雪でも、出かけるのはちょっとおっくうになり、友人と示し合わしたかのようになんとなく「来週にしようか?(笑)」と言う話になった。

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誰も歩いてない雪の中を踏みしめると気持ちいい! EOS 10Dにて撮影


確実に春がやってきていることを気温の上昇から感じるが、ともすると今度は次にやってくる夏のことを想像してしまう。冗談ではなく、冬が終わるとすぐに初夏のような季節を迎えるのだ。
夏になって湿度の高い季節がやってくると今度はこの雪を懐かしむが例年のこと。僕も New York でわがままになってます。

昼休みにこれを書き上げて外を見ると・・・すっかり雪はやんで雲の合間から晴れた空も見え隠れしている。
さてこの先春までにもう一度くらい雪が降るだろうか。

今日3/17 日は St Patrick's Day である。
この日は名物のパレードがあるのだが、週末と限るわけではないので、僕にとってはもっとも見る機会の少ないパレードとなっている。今年は3/17が水曜日にあたるが、雪混じりの低気温の中、5th Avenue は車の交通を封鎖してパレードが開かれているはずだ。

アイルランドの聖人である St. Patrick を祝い Irish の人たちが自信と誇り、アイデンティティを確認するために団結する St. Patrick's Day だが、New York ではそのパレードが大規模なものになる。( このあたりのことは以前 New York Watch で紹介したので写真などはそのときのものを参考にしてください。)

アメリカに移民してきた段階で優遇された人種でなかった彼らは、自ずと他人がいやがる危険な仕事に就かざるを得ず、そんな理由で昔から警官には Irish が多かった。もちろん今でも Irish 系の警官は数が多い。
また身近なところでは Irish Pub だろう。ミッドタウン、2nd Avenue 沿いに Irish Pub を見かけるが、実はうちからほど近い Woodside や Sunnyside にも Irish Pub が多い。このあたりにもたくさんの移民が住んでいたのだろう ( 今は Latino が大多数を占めるエリアになっている )

今年はパレードの様子も町の様子も写真を撮っていないので紹介できないのが残念だが、この日が近くなるに連れてシンボルである緑のクローバーを多く街中で見かけるようになる。パレードのあと、Irish Pub に行くと必ず顔を緑色にペイントした若者の1人や2人は必ず見つけられるだろう。

僕自身にとってはそれほど身近なアイルランドではないけれど、St. Patricks's Day Parade のニュースを見るたびに、冬の終わりを感じさせられる。(間違いかもしれないが、たぶん) この St. Patrick's Day パレードがその年の一番大きなパレードになるのではないだろうか? そんな意味でこれを見ると「ああ今年もいろいろなパレードが始まるんだな」と思い出させられ、冬から春への頭の切り替えを促進しているかのようだ。

・・・と書いたものの昨日は New York を Snow Storm が襲い、またしてもかなり雪が積もった。これを書いている今も雪がちらちら舞っていてまだ春と言うにはほど遠いようだ。

今夜は緑色に輝くエンパイアステートビルの夜景を見ながら、一足でも早い春の訪れを願ってみるか。

コンピュータ関連のハードウェアやソフトウェアを購入するときに一番よく利用しているのが、ここ buy.com
ある日売れ筋商品ってどんなのがあるんだろう?と暇に任せてブラウズしたところ、ちょっと面白そうなものを発見、クリックして詳細を見たのがこの商品をかったきっかけだ。

Kensington 33063 - Wi-Fi Finder/Detector

どうやら WiFi、つまり無線 LAN の電波を察知し、それを LED で教えてくれるモノらしい。つまりホットスポットのありかを信号の強さで教えてくれるものだ。
こんなモノ何に使うかというと、街中で PDA やノートパソコンを使ってインターネットをするときに、いちいち PC や PDA の電源をいれて電波が届くかチェックする必要がなく、これ一つで事足りるようになる。
Manhattan の街を歩く時にノートパソコンを持って歩くかというと、そう多くもないんだが車で出たときなど後部座席に持って出て、カフェで休憩するときなどメールをチェックしたり、こうしてブログを書いてみたりしている。
実はうちもそうだが、多くの人は自宅で使っている無線 LAN のセキュリティ ( WEP ) をかけず、使いたければどうぞ、みたいにしている人が多い。セキュリティのことを知らずにそうしているのは危険だが、とりあえず自衛手段を講じた上でもしうちのネットワークを利用したい人がいれば、その人も危険を覚悟でどうぞ、というわけだ。
実際にそういった運動をしているグループが New York にはあって、たしかここ New York Watch で紹介したこともある。

で Starbucks や個人経営の小さなカフェなどに席を取ってノートパソコンを開いてみると、その場所がレジデンスエリアの場合、確実といっていいほど無線LAN が使えるといっていいだろう。まず第一に Starbucks Coffee 自身が無線 LAN 接続サービスを提供しているのでこれは必ずみつかるはずだ ( T-Mobile と表示される )。
つぎに多くみかけるのが Verizon WiFI という SID。これは僕も自宅で DSL をひいているが、その提供会社 Verizon が DSL ユーザ向けにタダで使用を解放している無料無線 LAN 接続サービスなのだ。なのでこのホットスポットが見つかったときは、僕はまずこちらを利用するようにしている。Verizon は各公衆電話に無線 LAN アンテナをつけているので、交差点近くのカフェならまず間違いなく無線 LAN インターネットができる。
でたとえ Verizon WiFi が使えなくともたくさんの「個人ホットスポット」が使えてしまう訳なのだ ( 厳密に言えばネットワークの泥棒なので、先に書いたように「あえて」公開している人も多い )。


これがその WiFi Finder。日立の Prius Gear ノートの上に載せてみました。横に移っているのは大きさ比較のために置いた NEC の携帯電話。

オンラインで在庫あり、と表示され3~5日かかる配送方法であれば送料も無料とある。値段も安かったのでマウスのボタンをポチ。以前に何度も買い物をしているので、クレジットカード情報や送り先情報が記録されており、面倒な入力は一切なし。

余談だがこういうオンラインショッピングって女性に人気のカタログショッピングとなんらかわんないかも。カタログを見せてもらうと確かにかわいらしく、あったら便利だろうなという小物が無数にならんでいるが、男性陣はあまり興味がないものばかり。
ところがこんなおもちゃには抵抗感なく購入できてしまうのだ。無駄遣いばかり、とこれでは他人を避難できないものだ。

いつものことだが、配送まで5日もかからず、会社の僕の席に届いたのは注文してから3日目。
実際に手にしてからその製造会社名に気づいたのだが、Kensington と言うところ。飛行機に載ると座席のポケットに機内販売や通信販売のカタログが入っていることが多いが、よくノートパソコン用の盗難防止鍵付きチェーンなんかを載せている会社で、ニッチなアクセサリを手がけている会社のようだ。

早速街中に持っていって実験。
無線LANというと802.11bと802.11g、それに802.11aがあるがこの機械が検知できるのは11bと11gの二つ。アメリカは11aが一般的ではないし、僕のノートパソコンもそれをサポートしていないので、問題なし。ただこの11bと11gの周波数帯をアメリカでは携帯電話も使うので、携帯電話を近くで使用すると WiFi Finder の LED が一瞬緑に反応する。が点灯しっぱなしにならないので、無線LAN と違う電波であることはすぐにわかる。
Manhattan のとある交差点で近くに Verizon WiFi のホットスポットが近くにあるのを確認して、ボタンを押してみると、すぐに緑色の LED が3つ点灯した。3つ全部着くと信号の強さは「強」ということらしい。
使ってみるとかなり便利。というのもカフェなんかでいざインターネットしようと思っても座る一によっては電波の状況が悪かったりする。ところがこれを使えば責を探すのが便利なのだ。
無線 LAN がより一般的になればこんな機械を持ち運ぶ必要はなくなるだろうが、ここしばらくはノートパソコンを持ち出すときに一緒に持っていくと便利そうだ。よく行くカフェは無線 LAN が使えるのを知っているが、これを持って街を歩くと意外なところで、無線 LAN が使えることに驚いたりする。いずれ PocketPC を買おうと思っているのだが、そんなときに余計に便利かもしれない。

さてこの商品を紹介しようとググっていると、なんてことはない、僕がよくチェックする PC Watch で前に紹介されていた。興味のある人はこちらも参照してみてください。

塩田紳二のPDAレポート

この中で氏は$24で購入したとあるが、僕が利用した buy.com では$17だった。もちろんこれに Tax も送料も課されず、請求額もそのまま$17。むふふ、得した感じ。



今回のブログを書いている Starbucks にて。友達が来るのを待っている間に書いてます。

Kensington の公式ホームページ
http://www.kensington.com/

WiFi Finderの製品紹介

日米BSE騒動

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U.S. FrontLine


検査対象30万頭に拡大か 米、BSEで週内にも発表

更新2004年03月10日 11:13米国東部時間

 米農務省は、初の牛海綿状脳症(BSE)発生を受けた検査体制の拡充に向け、病気の兆候が見られる牛に対する事実上の全頭検査を実施することを週内にも発表する見通しだ。AP通信が9日伝えた。関係者の話として、検査対象は年間20万†30万頭に上る可能性があるという。

 米国では今まで年約2万頭しか検査をしてこなかったが、BSE確認後、4万頭程度へ倍増を表明。検査体制の不備を理由に日本が米産牛の禁輸措置を続けていることから、ベネマン農務長官はさらに上乗せする意向を示唆していた。

 ただ米国では年間約3500万頭が処理されており、伝えられた検査内容で食肉の安全を確保できるかどうかは不透明だ。

 農務省は既に、正常に歩けない「へたり牛」を食用から全面除外する追加安全対策を公表済み。へたり牛は全米で年15万~20万頭発生しており、BSE感染の危険性が高いとされる。しかし報道された拡大検査の対象にへたり牛が含まれるのかなど、詳細は分かっていない。(共同)

僕がこちらにいてアクセスできる日本のメディアは限られていると思うので、実際にどれぐらい大きく取り上げられているのか、テレビで長く時間を割いて報道されいるのか、新聞でも広い紙面で取り上げられているのかわからない。アサヒコムやヤフーニュースではどの記事の大きさも同列に取り扱われるのでその重みが伝わらないのが、ちょっと悩ましいところだ。
がアサヒコムでも毎日のように「吉野家で豚丼販売開始」とか「松屋で牛丼復活」なんてニュースが毎日掲載されるのをみると、ちょっと考えさせられることがある。

まず平和な感想として「日本人ってほんとうにこんなに牛丼が好きだったっけ?」ということ。
まあこれは僕自身やたまたま僕の友達がそんなに食べないだけであって、他の人は圧倒的に牛丼を支持しているだけの話かもしれないが、それにしても毎日新聞(サイト)に載るほど吉野家の牛丼を日本人はこよなく愛していたのか、というのが実に意外だった。
牛肉の流通が途絶えて、牛丼がいつまで提供されるかの予測から、新メニュー追加、それに新メニュー追加後の売り上げから、さらに新メニューの値下げキャンペーンまで逐一伝えている様は、日本人が牛丼のとりこになっているのではないとしたら、まるでメディアが無償で吉野家救済キャンペーンでも張っているか、無料で CM を流しているのと同じではないだろうか?
牛肉消費が落ち込んで、経営危機になっている上に、アメリカからの牛肉輸入が止まって深刻な状況なのはわかるが、それは吉野家(と他の牛丼チェーン)だけではないのだ。それこそ個人経営の焼き肉屋など無数につぶれたことだろう。

それともう一つ気になったのは牛丼が食べられなくなると知ってたくさんの人が吉野家に足を運んだというニュースや、いまでも牛丼が提供されている築地店のニュース。
これってアメリカからの牛肉輸入が禁止されたあとにも売られていた牛丼ながら、すべて米国産の牛肉のはず。ということは全頭検査をしていない牛肉なのだが、それを知った上でみんな食べに行っているということだ。インターネット動画ニュースで見る限り町の人の意見は「牛丼が食べられなくなるのは寂しいので、早く輸入を再開させてほしい。でも狂牛病は怖いから全頭検査要請を日本政府はこれまで通りアメリカに続けて欲しい」というようなコメント意見が多かった。
でもあの牛丼最後の行列に並ぶ人たちは少なくとも検査済みの牛肉でなくても、OK と言っている人たちであって、気にしていないことになる。ほんとの所はどうなんだろう。

・・・と、最近のメディアにおける吉野家のとりあげかたにちょっと疑問を抱いた次第。

BSE にまつわる疑問はアメリカでもふくらむ一方。

上の記事はアメリカの BSE に関する最新ニュースだが、かなり恐ろしいことが書かれている。
まず現在の検査割合だが、たったの0.06%しか対象にしてなかったということ。
つぎに対象の数を30万頭まで増やすと言っても、それでもたったの0.87%にとどまること。
さらに怖いのは「へたり牛」のくだり。BSEの可能性が高いとされる「へたり牛」、これは歩けない牛とかよろよろする牛らしいんだけど、これが年間15万頭から20万頭も発生したとは!
つまりへたり牛が毎年20万頭ちかく発生していたにもかかわらず、「疑わしい牛」として2万頭しか検査せず、しかもそのうちのいくらかは知らないけれど、最近まで出荷されていた、という事実。

そもそもアメリカは日本での狂牛病発生以来、牛肉やら牛脂関連製品の輸入を全面的に停止している。そのおかげでしばらくシチューの素などが日本食料品店から姿を消していた時期があったほど。
全頭検査している日本の牛肉とその製品の輸入を制限したまま、アメリカは日本に輸入再開に向けて圧力をかけている。しかも牛の全頭検査はしないのだ。
つまりより安全な日本からの製品は流通させず、危険度が高いと思われる国内牛肉にはそのまま規制をかけていないこの国は、消費者権益より生産者権益を取っているにほかならない。値段が高くならないよう、ということや市場パニックになるから、というのがその理由だとして、消費者の利益を守るためだというなら、それは間違いだろう。

日本から旅行できた人が「今、日本は狂牛病騒ぎで牛肉が食べられないからさぁ」といっておいしそうにステーキをほおばっていたが、今のところ一頭しかしか見つかっていないとはいえ、食の安全度から言えばたぶん日本の方が上。
日本で食べずにアメリカで食べる事の方が実はコワイのである。

オークション

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日本ではネットオークション イコール ヤフオクといってもいいほど広く認知されているオークションだが、実は僕も一度だけ利用したことがある。数万円のものを落札したのだが、それはもう2年くらい前のことだ。それからずっと遠ざかっていた。

ネットオークションというと(たぶん日本もそうだと思うが)、全く利用しない人と常用する人の二つに大別できるようで、あまりその中間の人っていないようだ。つまりはまっている人は、とことんはまっているってことかもしれない。日本に一時帰国するとコンピュータ関係の書籍売り場も必ず目を通すのだが、ヤフオクに関する書籍が多くてびっくりした。攻略法はもちろんのこと、商品を高く落札させるための写真のテクニックの本も見かけた。また違うところではヤフオク用のフリー、シェアウェアなんかもあったりして、それだけ利用形態がいろいろあり、操作も複雑になっているのかもしれない。
アメリカではどうかというと、米国 Yahoo Auction より、はるかに eBay の方が広く利用されているようだ。たしか日本にも一度 eBay が進出したが、撤退を余儀なくされたが、アメリカでは逆に一番の大手となっているのだ。

もともとネットオークションもアメリカから日本に入った来たものだから基本的な仕組みは同じである。違いといえば支払いや発送などで、日米文化の違いから生じたものだ。
日本では銀行や郵便局の振り込みというのが一般に定着しているが、アメリカでは未だに小切手が使われる。もちろん公共機関への振り込みで振り込みができないわけではないし、個人口座感で振り込み ( Wire Transfer ) ができないわけではないのだが、多くの人は小切手の使用を好む。がそれではネットオークションでの金銭授受時に面倒が発生する。また小切手不渡りなども起きないとは言えない。
そこでよく使われるのが PayPal である。僕も大昔に一度口座を開いたのだが、必要に迫られて口座を開いて一度送金していらいこの4~5年使っていなかった。
PayPal とはお金の振り込みと受領のシステムだが、他と大きく違うのは振り込み時に相手の口座番号を知っている必要はなく、単にメールアドレスだけで送れるというものだ。これはあらかじめ PayPal にメンバー登録するに際して全員が自分のクレジットカードや銀行の口座番号を登録するから可能なのだ。
つまり僕が友人の A さんに送金したいというときは、A さんのメールアドレスだけがわかればよい。PayPal のホームページに行き、そこで A さんのメールアドレスを記入、そして振り込みたい金額を入力すると、その金額が僕の銀行の口座から引き落とされる。このとき A さんに PayPal からメールが届き、入金があったことを知らせる。A さんは自分の ID で PayPal にログインし、そこにプールされている金額を自分のクレジットカードに移したり、登録されている自分の銀行口座にお金を移すことができるというものだ。
この仕組みだと、相手に名前や住所、それにクレジットカード番号や銀行の口座番号などを伝える必要がないので、高いセキュリティを保つことが出来る。

ちなみにこの PayPal、今は eBay に買収されているようで、さすが eBay と言ったところか。オークションで買ったアイテムのやりとりにこの PayPal の振り込みシステムはとてもよく向いている。誰が振り込み先のメールアドレスだけでお金のやりとりができる時代がくると予想したことだろう。相手の素性もわからず、実際にお金を数えて紙幣で渡すでもないので、高額でも金銭感覚が麻痺してしまいそうなシステムでもある。

でなんでネットオークションや PayPal のことを急に取りあげたかというと、友人の1人がちょっとしたコレクターで、あるアイテムに関してはそれこそ10万円、20万円もお金を費やしてもおしくない、というほどオークションに凝っているのだ。この間もとある怪獣人形をヤフオクで競り落としたばかりだった。彼はアメリカ人なのだが、こういったものをコレクションしているだけあって自分の好きなアイテムの漢字名は読めるし、ひらがなとカタカナぐらいなら読める。がさすがにオークションで支払いの段階となると入札者と直接やりとりをしなくてはならないので、そこで何度か僕にヘルプを頼んできたという訳なのだ。出品内容を翻訳したり、落札後出品者と連絡を取るのはかまわないのだが、大変なのは支払いとアイテムの受け渡し。ヤフオクに問い合わせたところ、クレジットカードの名義が漢字、ひらがななど日本語で登録していないものはヤフーペイメントでも通らないとかで、この友人のクレジットカードはもちろん、僕のクレジットカードも使えない。苦肉の策で僕の日本の郵便局の口座から代理で振り込み、その代金を PayPal で友人からもらっているのだ。友達は僕に円で支払ってくれるのだが、困ったことにこれをチェックにして日本で換金しなくてはならない。まあ入用な口座ではないので次回日本に帰ったときに小切手を持っていけばいいのだけれど。
支払いに続くやっかいな問題は荷物の発送手段。日本からアメリカへは一般に保険がかけられ、荷物の追跡ができる EMS がいいのだが、重さで課金されるため、ものによっては軽く5000円を超え、一万円近くになるものも。それでもクロネコヤマトや日通の海外便より安いのだが、落札金額より高くつくものもあったりして、僕からすれば「なんだかなぁ」と言う感じ。それでもいい、と友達は言うのだがこれはコレクター故の金銭感覚なのだろう。
おかげでとたんに日本のヤフオクやアメリカの eBay のシステムについて詳しくなってしまった。

ちなみに僕も友達が eBay にアクセスしているのを見て一つ用語を学んだ。それは "NRFB" という言葉。この言葉、コレクターズアイテムのところでやたらと出てくる。この友達に聞くと、「Not Removed From Box 」ということだ。日本で言うところの「未開封」ということになるらしい。

日本では高く売れそうもないものも、海外では予想外に高い値段をつけるものもある。郵便局の EMS 便を使えば軽いモノなら1500円ほどで日本からアメリカまで届くので ( 印刷物や書籍ならもっと安い ) 家で眠っている面白そうなアイテムがあったら、気軽に海外のオークションに出品してみてはどうだろうか。
友達の eBay アクセスを横でみていて分かったのは、特に高い値段が付くのは日本で限定発売されたコレクターズアイテム。
うまく写真さえ撮れればあまり詳しい英語の紹介文はいらないのだ。
ヤフオクだけでなく、アイテムによってはぜひアメリカの eBay にも挑戦してみると楽しいと思う。その際、箱から出していない新品だったら是非「NRFB 」を試してみてね。

New York における日本食レストランシーンは、アメリカだけでなく他の都市のなかでもかなり充実しているらしい。もちろん昨今の日本食ブームにのって韓国人や中国人が経営する「なんちゃって日本食」もあちこちにあり、New York も例外ではない。が郊外にある日本食レストランの多くはそういったタイプのもので、たいてい寿司をメインに、そばうどん、カレーライスに、トンカツまでなんでもこなすところが多い。
そんな中の New York にある日本食レストランはある程度専門店化している。なんでもやってるところは日本食の好き嫌いがある人と行く場合には生魚がだめな人でもテリヤキチキンを頼めるなど便利だが、日本人同士で上手いモノを食べに行くとなるとやはり専門店の方がよい。

そういう意味では New York は他都市よりそれが進んでいて、たいていの日本食はそれぞれの専門店で食べられるようになっている。ハンバーグ、和風パスタ、しゃぶしゃぶ、ラーメン、そば、うどん、とんかつ、天ぷら、和菓子、ベーカリー、懐石、焼き鳥、焼き肉。最近はもちろん牛丼、話題のシュークリーム屋まで進出だ。
まだ New York に無くて、あったらいいと思うのはもんじゃ焼きだろうか・・・

そんな中、East Village に新しい居酒屋がオープンした。まあ焼き鳥屋はたいてい居酒屋のようなものだし、他にも居酒屋っぽいものはいくつかあった ( はっ。居酒屋メリーはどうなったんだろう。最近聞かないが・・・。)
ところが今回 East Village の目抜き通りと言われる St Marks に出現したこの居酒屋はまさに日本の居酒屋をそのまま輸入したスタイルなのだ。

それはもう店構えからして、学生街にありそうなデザインだし、なんといっても名前が「ケンカ」である。

本来はヨシュランで紹介しても良いのかもしれないが、居酒屋なのでメニューが多すぎであちらで紹介するには不向きだろう。ということで New York Watch でそのときの潜入レポを紹介することにしよう。

店内に入ってすぐに気が付くのが店員が皆若いこと。これはすぐ隣に店を構える、「焼き鳥大将」も同じ。一部年配の人がいるが、そういう一部の人をのぞけばほとんど日本人留学生だろう。ただ僕らのテーブルの世話をしてくれたのは、日本人と他の国の Mix で日本語よりは英語の方が慣れているという娘だった。
客が入ってくるたびに「いらっしゃいっ」という威勢の良い声で出迎えられ、殺気立っているのか活気があるのかわからないような店内を案内してくれる。
店内の照明も日本的に明るく、まばゆい感じ。早速メニューが手渡され、飲み物から注文するのだが、やはりビール、チューハイなどがメインに並ぶ。うーんおじさんは嬉しくてカルピスハイを頼んでしまったぞ。

で飲み物が運ばれてくる間、食べ物メニューに目をやると・・・あるある、日本の居酒屋メニューが目白押し。サラダや煮物、焼き魚に加えておにぎりや雑炊もあるし、定食もやっている。近くには綿菓子マシンがあったのだが、いつのまにか店員がそこで綿菓子までつくりはじめた。
壁という壁にはメニューが貼ってあり、まさに居酒屋定番中の定番のインテリア。カレーライス400円、サンマ塩焼き定食650円・・・などと書いてある。ん円?と思って手元のメニューを見てみるとこちらも気が付かなかったが円で書いてある。
ここってもしかして円が使えるとか、いやもしかして円で払わないといけないとか?なんて友達と話していると先ほどのオーダーを取った子が飲み物を持ってきた。
そこですかさずこのことを聞くと、軽く「あ、円はドルのことです」と言われてしまった。どうやら雰囲気を出すように円で書いてあるだけのようだ。

この日は夕飯を食ってなかったこともあって早速ご飯ものを注文し、ついでに軽くつまみを頼むことにした。友人は鶏唐揚げ定食。僕はサンマの塩焼きに鶏雑炊。ついでにクリームコロッケやサラダなども注文。値段はどれも驚くくらい安かった。鶏唐揚げ定食などは$5~$6だったし、サンマの塩焼きも$4前後だったと思う。が最初に運ばれてきたクリームコロッケを見たときになんとなくいや~な予感がした。コロッケ一つが足の親指大の超ミニコロッケな上、油が古いのか揚げたてなはずなのにもかかわらず、衣がどすぐろいのだ。普通だったらきつね色になっていて食欲をそそるべきものが、油の使い回しか黒ずんだコロッケになっている。
サンマの塩焼きに関してはもっとひどかった。見た目は表面が程良く焦げ目がつき、横に添えてある大根おろしのおかげで、パーフェクトだった。ところが箸でつついた瞬間中から現れたのはなまやけの身と血だった。うわっと思って店員さんに見せるとウェイトレスの女の子すら「キャー、気持ち悪い」と言ってあわててキッチンに持って行ってしまった。
「すみません、焼き直したものを持ってきますから」というので待っていると来たのは先ほど僕らがつついたサンマ。食べようとして身を開き、血が出てきたのでよく見ようと中をぐちゃぐちゃにしてしまったものだったが、どうやらこの店はそれをそのまま焼いて、テーブルに戻すらしい ( 僕は新しいのが来ると期待していた )。友達も唐揚げの味にはがっかりしたようで「やっぱり安いだけのことはあるかも」という結論に達した。
店員がはきはきしていて元気があり、サービスはよいだけにこれではちょっと残念。サービスはさらに向上出来ると思うけれど、この値段ではこの味以上は望めそうもない。まあ他の居酒屋と比べてこちらは値段で勝負なのかもしれない。ここは一つ、味と価格で今までと違う毛色の違う店が出現したことを素直によろこぶべきなんだろう。

これは素直に酔えなかったオジサンの独り言。

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