2004年6月アーカイブ

久々にThe Bronx

| コメント(4) | トラックバック(0)

最近仕事が忙しい訳じゃないけれど、写真の整理やらオークションの手間なんかがかかって、ブログの更新が遅れてる。ということでこれでは見に来てくれる人もいなくなってしまい、イカンと一発奮起。更新間隔が開いてしまったけれど、前回のパレードの続きから。


さて Puerto Rican Parade は5番街をミッドタウンから90th Street 近くまで行われている中、僕らが見ていたのは5番街の59th Street だったのでここから2ブロックほど歩いて 59th Strteet / Lex Ave Station - つまり Bloomingdale's デパートのある駅 - に向かい、ここから地下鉄5ラインに乗り込んだ。
行き先は The Bronx。そこに何しに行くかというと、New York で一番大きな動物園があるのだ。

zoo2.jpg


ここに来たのはこれで2度目。最初来たときは今回のような大きなカメラ機材を持たずにコンパクトデジカメで来たっけ・・・。今日は本当はこの動物園ではなくて、併設されているという New York Botanical Garden ( ニューヨーク植物園 ) の方に行きたかったのだが、一緒にきたメンバーはこの動物園に来たのが初めてということで、写真撮影より動物園見学をメインとすることになった。

Manhattan での用事やパレード見学で時間をくったせいもあって動物園に着いたのは3時過ぎ。週末で夏時間にもかかわらず、閉園は午後6時とかなり早い。正味3時間弱しか見ることは出来ないが、この日はいろいろ出歩いてばかりなのでこのくらいでちょうど良いくらい。

ちなみに6時だとまだまだ明るいのだが、この動物園は面積も広いので、6時になってから出口に向かうと歩みの遅い人なら数十分かかってもおかしくない。そんなこともあって6時閉園なのかもしれない。

この動物園はちょっと変わっていて、檻がほとんどない。見学する僕らと動物の間にちょっとした堀があって水があるとか、視界を遮ることにない金網がある程度で、動物は広々としたエリアに開放されている。飼育小屋みたいなのも見えないので、おそらく夜もその敷地の中で眠るのだろう。
なので園内は見学する人間が歩いて回るようになっている。中にはミニロープウェイやモノレール、それに園内を周遊する電気自動車がバスのように運行されているのだ。

zoo1.jpg

僕らは地図を片手に2時間のあいだに1/3ほどまわっただけだが、僕個人がメインに行きたかったゴリラ館 ( ゴリラはとても神経質な動物なので、この種類だけ観客が館内らかマジックミラー越しに見ることになっている ) に行きたかったのだが入り口の前には長蛇の列ができていて、今回はあきらめることに。

上にも書いたが、ここでは動物はそれぞれの種類ごとに敷地が割り当てられ、歩道を歩きながら来園者は自分で動物を見つけなくてはならない。中には小山の向こう側に隠れていてどてこないやつもいて、しびれをきらした子供が叫んで呼んだりしている ( 苦笑 )。
そんな中僕ら一行も全員が一眼レフカメラを首からぶら下げてまわったのが、これは結構アヤシかったかも。

さて僕らも閉園時間の6時まで動物園の中にいて、そのあとゆっくりと出口に向かう。
さすがに動物たちに配慮してか6時になったからといって『蛍の光』が園内に流れるわけでもサイレンがなるわけでもない。自然と人々が出口に向かうので逆方向には歩いて行きづらい。
自然を組み込めば人間もそれにならうものなんだ、とちょっと驚く。

入り口から離れた出口を通って出たので、最寄りの駅は来たときに利用した駅の一つ先となったが、その途中も横を走る車の多くは Puerto Rico の旗を着けていた。かつては Harlem や West Side に多く住んでいた Puerto Rican も今や広がってここ The Bronx にも大きなコミュニティを作り出している。


この動物園、維持費がかかるのか入場利は意外と高く、大人1人$11 ( 上野動物園や玉動物園よりは安い? )
この近くにある New York Botanical Garden に至っては$13だ。これだけ広くてこれだけ払うのだからやはりここには朝から来るべきなんだろう。
天気がよい日に水筒とおにぎりを持ってまた遊びに来たくなる場所なのだ。

Bronx Zoo 公式サイト http://www.bronxzoo.com/


今週もコロラドの写真から紹介しようと思っていたのだが、ちょっと気分を変えて週末の話をブログに書くことにした。

※ ※ ※ ※ ※

New York で一番にぎやかなパレードといえば、毎年恒例の Puerto Rican Day Parade だ。
年々増えるその参加者数も、さらにそのパレードの特性からいっても一番にぎやかなパレードとなっている。
恒例、恒例といいつつ New York Watch で毎回取りあげるので、「もう何度も見たよ」という人もいるかもしれない。毎年「今年はいいや」というものの、Manhattan を歩いていれば否応なく目に入る。
パレードの会場は5th Avenue だが、そこに向かう Puerto Rican や逆にパレードから離れてきた彼らの姿はこの日、どこでも見られるのだ。

ということで、今年もこのパレードを見に、というか写真を撮りに、出かけた訳ではなかった。
友達数人 ( キヤノンユーザ2人、ニコンユーザ1人 ) と一緒にスナップ写真撮影でもしようというのが元々の目的だったが、せっかく Manhattan で集まるならばそれぞれカメラアクセサリの買い物がしたい、ということで一緒に B&H ストアに行ったのがこのパレードを見たきっかけだ。
友人がそれぞれ、レンズだの三脚だのカメラバッグだのを買っているのを横で見ていると、僕もその勢いで気が大きくなってカメラバッグの新しいのでも買ってしまいそうになるのを停めるのはかなり大変だった。

B&H カメラストアを出た後は、地下鉄に乗って The Bronx にある ZOO、通称 The Bronx Zoo に行こうということになっていたのだが、このとき5th Avenue で途中下車してパレードを見ていこうということになった。乗換駅の一つ手前の駅だ。

その駅で降りるまでもなく、B&H ストアのそばをはじめ、地下鉄の中でもすでにパレードを見に来た Puerto Rican でいっぱい。特徴は皆 Puerto Rico の国旗を体に身につけていることだ。
5th Avenue で地上に出ると、とたんにラテン音楽が聞こえてくる。あちこちに交通整理と警備にあたっている警察官がたち、それ以外は見渡す限り Puerto Rican の群衆という感じ。

ここでまた New York 民族学みたいなうんちくをたれるつもりはないのだが、Puerto Rico とはカリブ海にあるもともとスペイン植民地領だった島だ。今ではアメリカの准州という扱いでアメリカ市民でもある。が第一言語は英語ではなくスペイン語だ。
アメリカ市民でもある彼らは特に New York に多く移り住み、すでに何世代にも渡って移民の代表格となっている。あの有名な「 West Side Story 」は彼ら Puerto Rican と Italian の移民の当時の軋轢をテーマにしたものだ。New York で生まれた Puerto Rican は正確にはアメリカ市民で、英語を第一言語に ( それでも僕の友達の多くはアメリカで生まれていてもスペイン語も得意に操る ) しているのだが、自分たちをアメリカ市民と区別して Puerto Rican だと誇りにしている。実際のところ、島に住んでいるのと同じかそれ以上の人口の Puerto Rican がアメリカ本土に住んでいるといわれている。同じような状況を日本で当てはめてみるとすごいことではないだろうか。日本国土に住んでいる国民の数と同じ数だけ違う大陸に住んでいるのだ。

肌の色も違い、話す言葉も、住むところも違う彼らが自分達の Identity を示すための言葉として Puerto Rican という名称が存在するかのようだ。それだけにこのパレードの規模はかなり大きい。

アメリカにおける白人以外、つまりマイノリティの人口順は African American ( つまり黒人 )、ヒスパニック、そしてアジア人というのがこれまで図式だった。去年の国勢調査発表によるととうとうヒスパニックが African American を抜いて一位になっている。
ヒスパニックという人種の定義もいろいろあるが、一般には南米、カリブ海からのスパニッシュの人たちを指す。New York でのヒスパニックの代表といえば Puerto Rican、Mexican、Dominican となる。実際には Puerto Rican をのぞくヒスパニックには不法移民も多いので国勢調査の数以上の人口がいることになり、名実ともにマイノリティの代表になっている。
彼らが政治や経済に大きな影響を与えるのは必至で、この日のパレードも「政治的な思惑から参加している人たちが多い」ことを伝えるニュースが流れた。New York 市長を始め、州知事も参加し、また New York 州選出議員のヒラリー・クリントン、黒人指導者などが皆かけつけている。

ちなみに白人は、両親ともに白人でないとその人を白人だと認めない風潮が強いような気がするが、そうこうしているうちにどんどんそういう人は減っていくんじゃないだろうか。だって黒人と白人のカップルで生まれた子供は黒人と呼ばれ、白人たとえば Irish と Puerto Rican のカップルの間に生まれた子供は Puerto Rican となるのだ。
余談だが、両親のどちらかが Puerto Rican だと子供は自分のことを Puerto Rican だと言う人が多いのは、面白い。たとえば両親が Mexican - Puerto Rican だったり、Italian - Puerto Rican だったり、African American - Puerto Rican だったり、中には Japanese - Puerto Rican の人もいるのだが、皆口をそろえて Puerto Rican と言う。その誇りの源にあるものは何かについてはいつも関心があるのだが。

※ ※ ※ ※ ※

パレードはあまりに人が多くて、写真を撮ってもパレードを見に来ている観客の背中ばかりで、道路には近づけも出来なかった。
ということで僕ら一行は小一時間その場にいて、一路次のスナップ撮影現場に向かったのだった。

次回に続く(かな)。

気が付いたら、ブログでこのことを報告するのを忘れていた。
これじゃあいつまでもコロラドにいることになってしまう・・・ということで帰宅の報告っす。

jetblue.jpg

そもそも今回の旅行は予定なんかして無くて、突然持ち上がったのだ。ではなぜこの時期にコロラドかというと、それは友人の結婚式があったのだ。
この友人は僕が日本にいたときに勤めていた前の会社の後輩で、彼も同じくその会社を辞めてアメリカ、コロラドにある会社に就職しているのだった。

その友人から突然「結婚式をあげるので、Aspenまで来られませんか?」と連絡があったのが一ヶ月前。それからあわてて飛行機とホテルの予約を取り、コロラドに向かうこととなった。
コロラドには一度も行ったことが無く、それじゃあせっかくのこの機会だから、と休みを足して足早ながら見て回ろうということになった。

NY、JFK 空港から JetBlue で Colorado、Denver 空港へ。行きは4時間のフライトで2時間の時差があるので、到着は出発してから2時間後となる。そのあとの日程は Denver → Colorado Springs → Aspen → Winter Park ( Rocky Mountain → Denver、Boulder Estes Park・・・てな感じ。

今回利用した JetBlue は初めての体験で、ここ数年話題を集めている新進気鋭の航空会社だ。
過剰なサービスをとりやめ、その分を価格に反映して安くし、時間に正確なフライトを心がける会社となっている。数時間のフライトで機内食を出さない代わり、スナック程度にしたり、ボーディングパスなどはクレ十カードの控えの様なペラペラなものになっている。
また空港の駐機時間を減らすことで空港駐機料を減らしているらしく、到着して乗客が降りる際に丁寧なアナウンスで「身の回りのゴミをお持ち帰りください」とある。そのかわり自分が乗ったときにトレイに汚れがあるときなどは、フライトアテンダントを呼んで使い捨ての消毒ナプキンで自分で掃除することになるのだ。
それらが反映してか、今回の旅行も片道だいたい$100ちょっと。これならカメラ機材を購入しすぎて寒くなっている僕の懐にも優しい。

余談だが、JFK 空港の JetBlue ターミナルは Wirless Internet も無料で使えるようになっている。
チェックインの人の対応も親切だし、フライトアテンダントもおおむね丁寧なサービスで、これで過剰なサービスをカットしたとはちょっと信じられない。

機内のスナックも4時間のフライトで2度でたのだが、最初はクッキーやポテトチップスなど。もちろん複数貰いたい人はその旨伝えるといくつでももらえる。
なんでも青色ポテトチップスが名物と聞いていたので、僕も一つ貰ってみることにした。JetBlue なのでこんなポテトを配っているのだろうか。
配られたパッケージには確かに「BLUE」と書かれ、中から出てきたポテトチップスは青い。しかも普通のやつより肉厚だ。が塩味はほとんどつけておらず、ポテトが持つ甘みと塩味がちょうどいい具合。あしづけが控えめなので風味も感じられる、なかなかおいしいスナックだ。
このスナック、スーパーなどで売っているのを見たこと無かったので JetBlue 独占仕様なのかと思いきや、原産は New York となっている。どうやら探せばありそうだ。

さて今回のメインのコロラド旅行・・・じゃないや、友人の結婚式だが、友人が式場の連絡をぎりぎりまで忘れていたというハプニングもあって僕と友人は遅れて参加することになったのだが、このあたりの話はうちわの人だけしか分からないので今回ははしょろう。

それ以外はずっどレンタカーで走りながら宿泊場所を移動していたのだが、この間の走行距離はおよそ2000キロ。かなり急勾配な山道もあり、富士山9合目相当の高さまであるような峠道を何度も越えたことを考えるとかなり走った感じ。写真も1500枚を越えた。今少しずつその写真を整理しているので、その作業が完了したら、もう一つの HP で紹介できるだろう。

ということでまずは帰 NY の報告まで。

追伸、A toast to the happy couple、Y and K!


ここに書くのが遅くなったが実は今、Colorado に来ているのだ。

ほんとは滞在中に New York Watch ブログエントリーの一つでもアップロードしようと考えていたのだが、予想に反して夜も忙しくなかなかインターネットする時間も取れなかった。( こちらで泊まったホテルは事前に調べておいてブロードバンド対応ホテルにしておいたのだ)。

今まだ Colorado 滞在中なので、写真の整理すらままならず詳しいことは書けないが、New York に戻ったらまたその魅力を写真とともに紹介する予定。

今は Boulder という町の野良電波を利用してこのエントリーを更新している。

下に紹介するのは、世界でもっとも豪華だと思われる、清流沿いの Starbucks コーヒー店。Rocky Mountain 国立公園のふもとのまち、Estes Park にある。
この Starbucks の裏には Rocky 山脈から流れてくる雪解け水の清流が流れていて、せせらぎを聞きながら飲む Frappuchino は最高。


カレンダー

<  2004年6月  >
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

このアーカイブについて

このページには、2004年6月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2004年5月です。

次のアーカイブは2004年7月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 4.21-ja