2004年7月アーカイブ

New York Watch は元々 geocities.co.jp から始まり ( 最初のサイトはここでまだ見られる ) つぎに ここ nomeri.com に移動し、現在はその nomeri.com 上にインストールした Movable Type を使ってブログとして続けているのだが、もう一つのサイト、ヨシュランについての問い合わせが意外と多いのにはびっくりした。
ブログとして New York Watch を再スタートさせたとき、ヨシュランの更新を停めてしまったので「もう更新しないんですか」とメールや直接会った人に聞かれることが多いのだ。

実を言うとヨシュランはまだ geocities.co.jp で運営しているのだが、使用できるディスク容量を使い果たし、残りがだいぶ少なくなってきたのだ。そこで遅かれ早かれ nomeri.com に統合しようと考えていたのだが、どうしてもヨシュランの運営上、Movable Type では実現が難しい部分があった。それがサブカテゴリの未サポートだ。これが無いとブログシステムを使って、ヨシュランのデータを移行するのが難しい。
New York Watch を Movable Type を使ってブログ化したとき、「次バージョンでサブカテゴリがサポートされる」という情報があったが、残念ながらその「version 3.0}」には搭載されていなかった。
いつまでもヨシュランサイトを放置しておくのも気分的にすっきりせず、プラグインでサブカテゴリを実現している人のサイトを見つけたので、それを僕も導入しようかと考えていた矢先、本家 six apart のページに version 3.1 のアナウンスがあった。これによると3.1でついにサブカテゴリがサポートされるとのことだ。

ということでヨシュランを楽しみにしている方々、Movable Type 3.1がリリースされるまで、今しばらく更新をお持ちください。

Movable Type 3.1: What's New
http://www.movabletype.org/news/2004_07.shtml#001143

夏はどうしてこんなに忙しいんだろうか!? (笑)
週末は二倍くらいないと思いっきり遊べないほど今年は忙しい!

ここ数日は日本から来ていたラジカル鈴木さんに同行させていただいたのだが、僕が「コロンビアのアンミラ」と呼ぶレストランに行ったり、小籠包で有名な上海ジョーズに行ったりと、もうそれは食っては飲んでの毎日だった。その間に友達から呼ばれて行ったパーティもはしごしたし、家には睡眠を取りに帰ってきただけだった。日曜日は雨が降ったので、最近知りあった近所のルーマニア人の友人とはスナップ撮影に行けなかったが、これで晴れていたらと思うと、ちょっと恐くなってしまう。

月曜日は「よし洗濯と部屋の掃除をしよう」と思って帰宅し、一息着いたあと着替えてメールをチェックしていると友人の N から携帯に呼び出しがあった。ちょうど7:50PMくらいだっただろうか。
「今日、これから Central Park で開かれる New York フィルの野外コンサートに行くんですが。というかもうすでに86th Street から公園に入るところです」
という。
あ、もうそんな時期だなぁと思いつつ、僕自身は New York に来てからというもの実は夏の野外コンサートには行ったことがなかった。
で何時から始まるの? と聞くと、
「8時・・・」
後10分じゃん。なんでも同じ会社に勤める友人の女の子がワインやらおつまみやら場所取りをしてくれているらしい。遅れるけれど、と一言いって僕も参加することにした。

cpconcert0.jpg

このコンサートは毎年夏の恒例イベントになっており、あの名だたる New York 交響楽団が無料でコンサートを行うものだ。行き方と場所だが、地下鉄4、5または6ラインに乗り、86th Street 駅下車、そのまま 一番近い Central Park の入り口に向かうとそこからはたくさんの人が同じ方向に向かっているし、また張り紙もあるのでわかりやすい。
ちょうど野球用のグラウンドが野外コンサート会場にになり、観客はグラウンドに座って聞くことになる。下はアスファルトではなく土なので座りやすいが汚れるので敷物は必須だ。

場所が Upper East ということもあり、うちからは比較的近い。そのせいもあって電話をもらったあと5分で家を出て、地下鉄に乗り、途中 Lexington Ave 駅で地下鉄4に乗り換えたのだが、それでも8:20PMには85th Street 駅に着くことが出来た。

cpconcert1.jpg


駅を出て公園の中に入ると遠くから管楽器の音が響きいてきた。音のする方向に向かうと自然と同じ目的地に行く人たちがあつまり、まるで昼間の Times Square 状態になってきた。
近くまで行くが、辺り一帯は人だらけで、まるで江ノ島の海岸にいるようで、どこに誰が座っているのか、見つけようがない。しかも8時を過ぎてあたりも段々暗くなってきた。するとグラウンドの中で座っていた友人が迎えるために飛び出してきてくれて、公園内の通路で見つけることが出来、彼の後を通ってグラウンドの中に取ってある場所に戻っていく。

僕が着いたのは8:30PM近くだったので演奏が始まってだいぶ時間は経っていたが、みんなすっかりビーチでひくような敷物の上に広がって思い思いの方法で音楽を鑑賞している。
この日は先に紹介した女の子がワイン、ビール、サンドイッチにオリーブの実などを準備して来てくれたが、周りの人を見ると「足が伸ばせるビーチ用の折り畳み椅子」やらキャンドルやらもちろんみんなワイン・ビールを持ち込んでいる。
本来、New York ではアルコールを野外で飲むのは禁止なのだが、さすがにグラウンドの中にびっしり座った人々の中までアルコール持参をチェックしにくるほど、NY 市の警察も野暮じゃない。
ある人は椅子に座りながら、ある人は体育座りをしながら、またある人はすっかり横になって天空にまだ青空のかけらが残る夕暮れどきに、星と月を探しながらこの無料コンサートを楽しむのだった。

コンサートは野外ということもあってマイクとスピーカーを使ったものだったが、逆にマイクが生々しいほどの演奏者の動きまで伝え、臨場感はかなりのもの。

演奏が終わると観客の後方で大きな花火が打ち上げられる。これもまた恒例だが、夏の New York 市民の楽しみの一つとなっている。
僕らも花火を見た後、余韻さめやらずといったところで歩いて Spanish Harlem に行き、カフェバーで一休みしたあと、帰宅した。

夜の8時から2時間というとかなり遅い時間になるし、しかもコンサーは毎年月曜日と定められているにもかかわらずたくさんの人がこのイベントに参加している。、これを毎年楽しみにしている NY 市民は少なくないようだ。

お金をかけなくても星空の下で聞くオーケストラと、ワインのおかげでとても贅沢な真夏の夜の一時を過ごすことが出来る。
こんなイベントが New York にはあちこちにあるので、エアコンの効いた部屋に閉じこもっていないで夏の夜を楽しまないと!

cpconcert2.jpg
ちょうど曲と曲の間のショートプレーク。みんな立ち上がって屈伸などをしている。

New York フィルの公式サイト
http://www.newyorkphilharmonic.org/

無料野外コンサートの情報
http://newyorkphilharmonic.org/summer04/parks_home.cfm

att_logo.gif

今週は月曜日からこのイライラが続いている。そのイライラの原因は今使っている携帯電話なのだ。
なんと6ヶ月以上にも渡り、他の携帯キャリアからの受信を受け付けてなかった、ということが判明し、しかもその原因がまだ分からないのだ。
6ヶ月という期間、放置されていたのも腹が立つが自分がそれに気がつかなかったのも情けない。

僕が現在使っている携帯電話のキャリアは AT&T Wireless といって AT&T の子会社だった。
ちょうど NTT と NTT DoCoMo の関係と似ていた。「~だった」というのは現在 AT&T Wireless は Cingular という別の携帯電話会社に買収され、純粋には AT&T グループではないからだ。
( それならそれで Cingular Wireless といえばいいのだろうが、それだと既存の Cingular システムと混乱するからまだこのままなのかもしれない )

まあ会社のことはおいといて話を障害の件に戻すと、アメリカに移住してきたときからずっと AT&T Wireless を使っていて、一度だけ Cingular に切り替えたことがあった。がサービスが廃止したばかりとあってサービスの状態が芳しくなく、契約の足かせが取れたときにまた AT&T Wireless に戻したのだった ( このときはまだ買収されてなかった )。
実はこの Cingular から AT&T に戻したときに問題が発生していたのだった。

アメリカでは去年から Number Portability、つまりキャリアを変えても元々の電話番号を維持できるシステム、をスタートしており、これは携帯電話キャリア間のみならず、家で使う固定電話の番号すら自由に携帯に移し替えることが出来るようになった。アメリカでは携帯電話も固定電話も電話番号の桁数が変わらないばかりか、市外局番すら同じなのだ。だから発信する側はそれが固定電話なのか携帯電話なのかは相手が教えてくれるまでは判らない。

で Cingular から AT&T に乗り換えたときにもともと Cingular で使っていた電話番号を AT&T のシステムで使えるようにしたのだったが、Number Poartablity がスタートしたばかりとあって、もともと数時間で移行するはずが、僕の場合は数週間も時間がかかったのだ。
とういうことかというと、僕の携帯電話の番号 917-664-XXXX にかかってくる電話は Cingular の携帯に着信し、発信するときは AT&T の新しい携帯からでないといけない、というものだった。それがなんとか3週間後に移行が完了し、晴れて AT&T の携帯で発着信ができるようになった・・・はずだった。

しばらくは特に問題もなく使えていたのだが、ある日友人の David に僕から電話して「いつも留守番電話になっていて電話くれって言ってもかけなおしてくれないじゃん」と言うと、「かけなおしてもつながらないんだよ。ほんとだから調べてみなよ」という。
携帯電話なんてあまり信頼できるサービスではないから、二、三日過ぎれば直るだろうと思って忘れていた、というかてっきり直ったとばかり思っていた。が実はその後も彼の携帯にこちらからはかかるものの、向こうからかかってくることは無く、それでも電話するのは時々だったので、向こうからかからない、ということを忘れていた。

そして最近、これがあちこちで起きていることが判ったのだ。
最初はフォトグラファーの岡嶋さんからの通話だった。氏は海外に行かれることが多いからと、GSM に対応した携帯電話をお持ちなのだ。GSM なら日本以外のほとんどどの外国にいても発着信できる。GSM には SIM カードといって小さな IC カードが入っていてこれに携帯電話の電話番号などが記録されていて、氏の携帯電話は英国の携帯電話キャリアのサービスをうけ、英国の電話番号が刷り込まれている。もちろんそれでもアメリカでつながるのだが、もし僕がかけるとなると、隣にいても僕はいったん英国に国際電話をかけ、さらにそれが米国に戻ってくることになるので受信する氏にもコスト的な負担が大きくかかる。たまたま氏の所有している携帯電話が Nokia 製ということもあり、これなら SIM カードを別の携帯キャリアから買ってそれを指すことが出来るので、早速アメリカの電話番号を持ちたいという氏の要望もあって、近所の T-Mobile ストアに行ったのだった。( ちなみに僕の携帯電話も GSM 端末だが、SIM ロックというのがかかっていて AT&T 以外の SIM カードは認識しないようになっている。これを解除するにはハックが必要とか・・・)。
米国ではいくつか GSM を取り扱うキャリアがあるが、T-Mobile はコーリングカードによる携帯も販売している。最初に飛び込んだ店で店員に「彼は ( =岡嶋氏 ) は Nokia の GSM 端末を持っているんだが、中に入っているのは英国の携帯電話会社の SIM カードが入っている。アメリカではアメリカの番号が使いたいので、T-Mobile は SIM カードだけ売ってくれる?」と尋ねると Yes という。携帯端末を買う必要はなく、SIM カードと最初の60分通話分が含まれて、$40である。つまりこの SIM カードを買うということはその中にアメリカの携帯電話番号が入っており、アメリカのネットワークで使用が可能になると言うことだ。早速支払いを済ませ、日本から持ってきた Nokia の携帯から英国キャリアの SIM カードを取り出し、T-Mobile の SIM カードを入れて貰う ( これは自分で簡単にできるので、氏がアメリカから離れるときはもとのカードに差し替えればよいのだ )。するとすぐに T-Mobile と認識され、店の固定電話に発信できた。
その場で僕の携帯に電話してみたところ・・・・・「貴方がかけた電話番号にはつながりません」という曖昧なエラーが帰ってきた。ところが僕の携帯からは氏の新しい電話番号に発信するとちゃんと氏の携帯が呼び出し音が鳴るのだ。最初は「購入したばかりの電話番号だから、まだかけられないところがあるのかも」などと話していたのだが、結局氏がアメリカを離れるまで僕の携帯を呼び出すことはできなかった。

そしてこういった話がこの一週間の間にたてつづけに何人にも起きた。僕の誕生日に夕食でも食べよう、と友達がいろいろな仲間に電話してくれて集まったときに、紹介された人たちと電話番号を交換したのだが、電話番号ってたいてい片一方が番号を教わり、もう一方がその番号にかけることでお互いに電話帳に記録する方法ってやるよね? ところが僕が自分の携帯番号を教えたところ、2人の人が「つながらないよ」と言うではないか。後の人たちは全く問題ないのだ。聞いてみると、彼らが使用しているキャリアは T-Mobile と Cingular。他の AT&T や SprintPCS、Nextel のユーザは問題がない。このあたりから段々怪しいと気がついた。

そしてちょうどいま、東京の友人がラジカル鈴木さんと一緒に New York に来ているのだが彼らが持っている携帯からも僕に呼び出しが出来ないことが判った。彼らが持っている携帯もキャリアは T-Mobile。こちらからは問題なく呼び出しができるので、こちらからこまめに電話して「今日どうします」と聞かなくてはならない。

さすがにこんなことが立て続けに発生すると、「もしかして特定のキャリアからの着信ができていないじゃないだろうか」と抜けている僕でも気が付く。
そこで AT&T Wireless のカスタマーサポートに電話してみた。これがまたもう一悶着も二悶着もあったのだが(笑)、なんとか問題の認識をしてもらい、調査が開始された。原因はまだ分かっていないが、どうやら、AT&T の僕の携帯電話の番号が彼ら ( T-Mobile や Cingular ) のデータベースに入っていないことから発生しているのではないか、ということで各社に連絡を取っているところだという。このあと72時間たってもまだ受信できないようなら、「私の直通ダイヤル番号にかけてください」といってテクニカルサポートのマネージャが番号を教えてくれた。その後も AT&T の技術部門から問い合わせがあるなどしているが、現在もまだこの二社ユーザからの着信はできていない。

普通携帯電話を買って、自分の番号がどこの会社の携帯キャリアからも着信できるかどうかなどと確認する人いないと思うし、僕の電話番号が各社のデータベースに登録されているかどうかなんて一ユーザは知ったこっちゃないのだ。なんとも信じられないようなケースで珍しいことではあるが、似たようなことはアメリカでは決して珍しいことではない。もう何年もアメリカに住んでだいぶ慣れてきた当地のサービスぶりだが、久しぶりに驚いてしまった。

僕も去年の12月から文句を言っていた David の話をもう少し詳しく聞いておくべきだった、と反省しきり。

なんとも曖昧なタイトルだが、最近写真を通じていろいろな人との出会いがあって、それが嬉しい驚きとなっている。
「出会い」と言うと最近は「出会い系」という言葉からポジティブな言葉ではなく、ちょっと淫靡でそれでいてちょっとイケナイ系のネガティブなイメージがあるが、ここでいう出会いはもうちょっと本来の言葉のイメージに近い(笑)。
さすがにこの年になり、しかも日本にいないので携帯を使っての「出会い系サイト」というのに縁が無いのだが、まあそれに勝るとも劣らず出会いというのはいつもちょっと刺激的だ。

私事で恐縮だが、7/7でまた一つ、年を取りました。電話やメール、カードを送ってくれた友達の皆さん、この場を借りてお礼申し上げます。

話が前後するのだが、前回 Brenda に会ったのはその前に写真家の岡嶋さんと New York でお会いすることができたからなのだ。
もともと面識の無い氏のことを知ったのはデジタルカメラマガジンで、New York では購入が難しいことから愛読とまでは行かないにしても、友人の写真がフォトコンテストで選ばれたときなどは何とか入手するようにしていた。
その雑誌の中でいろいろな試みを実施されていたのが氏だったのだ。とはいえ写真家は雲の上の存在とは言わないまでも、やはり遠い存在には違いない。まして New York に住んでいると、写真家の方々が開くセミナーというのには参加できない。
ところがたまたま氏のホームページを見ていたところ、New York に仕事で来ており、しかも1人で悲しく夕食を食べている、と書かれているのを発見。
それならば1人よりは2人の方がおいしかろうと、こちらの勝手な売り込みで氏にメールを打ったのがきっかけだった。
後日電話でのやりとりの後、早速夕食を一緒することになった。・・・と書くと簡単だが仕事に来ている外国で見も知らぬ人から貰うメールなんて、普通はうさんくさく感じるのが当たり前だと思うのだが、それでも短い滞在日程の中、時間を作って会ってくださるのはなかなか大変なはずだ。

氏も1人で日中はいろいろまわったとのことで、まだ行っていないリトルイタリーの喧噪を案内しようと車で繰り出した。平日でしかも夜9時を過ぎるとこのあたりも駐車しやすくなり、適当なところで路上駐車して近くのイタリアンレストランに入る。
最初は固い態度もワインがほぐしてくれたのか、次第に饒舌になり、いろいろなことが話題になった。
食事を済ませるとこの夜は車で Brooklyn Bridge を渡り、夜景スポットをいくつかまわった。ただこの日は氏がカメラを持っていなかったので特に写真を撮るでもなく、雑談しながらロケ予定地の選定と言った感じだ。このあと簡単に Williamsberg に立ち寄ってこの街も紹介。平日の夜ということもあってそれほど賑やかではないが、それでもここも氏のお気に入りになった様子。ここは後日日中訪れようと言うことになり、この日はまずはお開き。

翌日、僕は仕事だったが金曜日だったのでまた時間をあわせて氏と再会。なんでもヤンキース対メッツの Subway シリーズを Queens の Shea Stadium で見学すると言うことなので、それでは近くの Flushing で焼き肉でもどうかと提案したのだ。 Flushing は China Town だが、同時に Korean Town でもあり、なかでも Korean レストランは24時間営業のところが多いのだ。
ナイターゲームは延長になると、夜中の12時を過ぎることも珍しくないので、この日もそれを考えて Korean レストランが良いだろうと選んでおいたのだ。この日は圧倒的にメッツがリードしたとかで、氏も試合途中で球場を抜け出して電話を入れてくれた。なのでそれほど遅くない時間にレストランに着き、予想通り金曜日の夜は満席だったが、待つことなく席に案内された。
この日は狂牛病をちょっと忘れてブルコギにカルビーなどを注文。たらふく食べた後は、車でうちの近所 Astoria に案内して近くのカフェでこれまた話し込む。気が着くと日付が変わっており、翌日土曜日は朝から一緒に撮影しましょう、と提案いただいたので、お開きとなった。

そして土曜日、地下鉄に乗って岡嶋氏がうちに一番近い駅まで足を運んでくれた。うちで簡単にこの日の予定などを立てた後、写真機材を車に積み込んで出発。
ある意味、アメリカらしいものの一つとして近所にある Diner のひとつに案内。そこでブランチを食べ、写真を少し撮ったあとは Long Island City の秘密(笑)の撮影スポットに移動。ここで小一時間時間を費やしたあと、Wiiliamsberg に移動したのだ。ここで撮影、買い物など午後のほとんどの時間を過ごした。
Williamsberg で夕方まで過ごした後は、次の撮影スポットで写真を撮るのに日の沈む頃が良いと、どうやって時間をつぶすかほんの数分悩んだのだが、目の前にあったバーのドアが開いていたので、ビールで咽を湿らそうと飛び込んだ。そこで先日も紹介した Brenda と出会ったわけだ。

この後も実は Brooklyn Bridge の夜景を3人で見に行った話とか、Brenda のアパート ( 彼女は Williamsberg に住んでいる ) に招待されてそこからまた Manhattan の夜景を撮りにいった・・・といったエピソードがあるのだが、今回は省略。

ということで岡嶋氏が New York に滞在していたあの週末は、あっという間に時間の過ぎ、夢の中のひとときであるかのようだった。
日本でだったらなかなかお会いする機会がない氏ともこうして New York ならではの出会いがあったし ( 氏は近いうちにまた New York に戻ってくると約束して日本に戻られた )、 Brenda との面白い出会いも岡嶋氏とたまたま写真を撮りながら、Williamsberg にいて、写真談義を地元のバーでしていたことから生まれた。

年を取るとなかなか新しい友人をつくるのがおっくうになってしまい、自分の快適な環境で閉じてしまいがちだが、写真が、いつのまにかそんな風になっていた自分を気が付かせてくれた。

これは写真だけに限った話ではなくて、趣味でボクシングを始めた友人も同じ事を言っていたが、ちょっと勇気を出して一声かけてみたり、話しかけられたら気持ち良く応えてみると、そこから何か自分が想像しなかった出会いが生まれるかもしれないのだ。

okajima.jpg
Wiiliamsberg の街で見かけた風景

いよいよ、7月になった。一年の半分を越えたことになり、2004年も後半に入る。

さて7/4といえば、Fourth of July、つまりアメリカ独立記念日で、全国の祝日となっている。
今年はこの日が日曜日にあたるため、月曜日を振り替え休日にしているところも多い。

さて独立記念日というと、Memorial Day についで「バーベキュー/各家庭」率が高い日でもある。必ずと言っていいほど、そとを歩くとハンバーガーやホットドッグの焼けるにおい、それに音楽と嬌声があちこちから聞こえてくるのだ。

余談だがこの日は Coney Island で毎年恒例のホットドッグ早食いコンテストがあるが、今年も日本人が優勝したようだ。毎年映像を流すのだが、「あの痩せた日本人が!?」と驚きのコメントが付く。しかも今年は二位も日本人。上位を日本人が占有してしまい、自国の伝統が奪われて悔しがっているアメリカ人も多いはずだ(笑)。

夕方から夜にかけてバーベキューを食べながらアメリカ人が楽しみにしているのが、花火である。
この日はアメリカ中どこでも・・・まさにあちこちの自治体が行うので、見晴らしが良いところにいると、それこそあちこちで花火がうちあがっているのが見えるのだ。
その中でアメリカで最も有名な花火の一つといえば、ここ New York で打ち上げられる花火だろう。Manhattan のまわりを流れる East River と Liberty Island 近くの合計6箇所から打ち上げられるこの花火は、それぞれの会場がコンピュータでつながり、どれもが同じものを全く同じタイミングで打ち上げる。これまで何度か New York Watch で取り上げたが、ある年は Brooklyn から見たり、ある時はうちの屋上から見たりと、いろいろ場所を買えて見てきた。
川の真ん中に打ち上げ会場が設置されるので Manhattan 側だけでなく、Queens や Brookln がらも見ることができるのだ。どちらかというと Manhattan よりはこちらの方が人口密度の関係で場所取りもしやすい。また Manhattan の夜景をバックに見ることができるのも Queens / Brooklyn 側の利点だ。

で今年はカメラと三脚を使って花火撮影でも挑戦しようかと、あまり混まないうちの近所を探索していたのだが、ふとしたことからなんと船の上で見ることができてしまった。

話すと長いのでだいぶはしょるが、New York にたまたま仕事で来ていた写真家の岡嶋和幸氏と数日間ご一緒する機会があり、日本に帰るという最終日に Brooklyn に来ていた。
日中撮るべき写真を撮ってしまい、次の撮影タイミング、夕方までまだ時間があるというのでちょっと咽を湿らそうとたまたまドアの開いていた近くのバーに飛び込んだ。
そこで Brooklyn の地ビール Brooklyn Lagar を飲んでいると、1人の女性が「アナタタチ ガノンデイルびーるハ、ナンデスカ?」とたどたどしい日本語で聞いてきた。これが Brenda なのだが、彼女日本語の勉強をしているという。「びーるヲゴチソウサセテクダサイ」という。何でも会話に参加したいとのことだ。
そこでビールを飲みながら話し込んだあと、時間があるというので彼女も岡嶋氏の次の撮影に同行することになった。そのあとで食事に行くというので一緒したいというのだ。
一通り撮影を終え、そろろそお開きという段になって「アシタハナニシマスカ?」と聞いてくる。僕はどこかで花火を見るけど、岡嶋さんは日本に帰国なんだ、というと「それは残念。実は私の働いている会社が5隻の船を出して、社員とその家族・友人を載せてくれるんです。花火のすぐそばまで行くので船の上から花火が見られるんですよ」という。
岡嶋氏は予定を変更するわけには行かないが、僕と僕の友達を呼んでも良いというので、早速参加させてもらうことになった。

Breanda が勤めている会社はタグボートを所有しており、この船の一部が人を載せられるように改造されていた。普段はタンカーや豪華客船を押したりひっぱったりするタグボートだ。

7/4の当日僕の友人と Manhattan で待ち合わせ、Breanda と彼女の友人の待ち合わせの場所、Staten Ferry 乗り場に向かう。4:45PM に着くと彼らはすでに到着しており、次のフェリーが5時発だったので10分程待って船に乗り込む。彼女の会社が所有するタグボートは Staten Island にあるのだ。
ちなみにこのフェリー、かつては地下鉄と同じ料金が必要だったが、現在は無料になっている。
30分弱の短い旅を楽しむと NY 市5区の Staten Island に到着する。このあと僕らは地元のタクシーを拾ってタグボートが停泊している港まで移動した。
古いとは想像していたが、なんとこの船1950年代に建造されたもので、エンジンを積み替えたりしながら修理を重ね、今も現役だとか。
こんな船がざっと5~6隻は目に入った。

その中の一つの船のそばであごひげをはやした船長らしき人 ( たぶん船長 ) が名簿を確認しながら1人ずつ乗船の同意書にサインを求めながら、確認している。
僕らもその紙にサインをして、船に乗り込む。時刻は午後6時でまだ太陽は高い。
結局遅れてきた人もいて遅れたが、70人を載せて7時過ぎに出航。

船の上ではソーダ、ビールに加え、サラダやいろいろな種類のサンドイッチ、コーヒーにケーキ、クッキーなどが、それもどこかのレストランが作った本格的なもので、船に載る前に食事をしてきた自分自身が恨めしいほど。

食事とドリンクを楽しみながら、5隻の船は揃ってゆっくり1時間ほど川を上った。
着いたのは自由の女神像がある Liberty Island のすぐそば。目の前には Manhattan、Wall Street の夜景が広がる絶景だ。残念ながら船自身が揺れるので夜景は撮らなかったが、これはさすがに船からでないと撮れないシーンで残念。

それからゆっくりと食事をしながら、日暮れを待つ。あたりを見渡すと、NJ の別の方向や Long Island 方面では花火があがっているのが水平線越しに見える。そしていよいよ9:30頃、目の前で花火がうち上がり始めた!

横を見ると全く同じ花火が全く同じタイミングであがっているのが2つ見える。さらにし上流では3カ所、同じようにあがっているはずだ。
目の前であがる花火は自由の女神をバックにこれまた感動の一瞬。実は日本でも江戸川区に住んでいたことがあるので花火を近くに見ることはできたが、今までこんなに近くで見たのは初めて。しかも船の上とあれば迫力も違う。花火を打ち上げているのも船でそれが間近にみえる。

途中船があまりにも近づきすぎたため US Coast Guard が近寄ってきて威嚇を始めるなどちょっと緊張も走ったが、そう思ったのは一部の人たちだけで、毎年来ている人は「いつものことだ」とこれもイベントの一つのように楽しんでいた。

花火は一度も停まることなくおよそ30分から40分上がり続け、最後は乱れ打ちで締めくくられた。僕もそのいくつかを写真に撮ろうと奮闘したが撮れたのはこんな感じ。
それよりも花火の打ちあがる瞬間の「ドン」という音が体で受け止めるほど近く、また頭上にあがる花火の迫力には驚かされっぱなしだった。

こうして花火が終わると、5隻の船は来るときとうってかわって疾走して港に戻る。僕らは目の前に広がる Manhattan の景色から遠ざかるのが恨めしい・・・。ここで降ろしてもらえたら・・・てなことも思ってしまう。

港に着いたのは午後11時ちょっと前。ここからタクシーを呼ぼうにも誰も電話に出ない。仕方なくバス乗り場に向かうが次のバスは11時となっていて、これがいったばかりなのか、それともこれから来るのかよく分からない。
僕はそのときまで「明日も休みだから~ ふんふん♪」と思っていたが、実は Manhattan に戻るフェリーは0時発が最終。そのあとは朝の5時まで無いとのことを後で知って青ざめる。
みんなの携帯で近くのタクシー会社に電話をかけ続けたが、結局つながらず、バスも来ない。結局11:30過ぎにバスがやってきてなんとか乗り込み、フェリー乗り場にたどり着いたときには最終フェリー出発まで10分を切っていた。

なんとか最終フェリーに間に合い、無事 Manhattan まで戻ってくることができた。

ということで最初から最後までアドベンチャーな一日であったが、アメリカ在住7年の間で一番感動した独立記念日の花火になったことだけは間違いない。
来年、もし行く機会があれば、今度は Staten Island まで車で行こうと固く誓った(笑)

今回花火ツアーに無料で載せてくれた太っ腹な会社。
McALLISTER 社の公式サイト
http://www.mcallistertowing.com/

Astoriaの喧噪

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この時期はどこに行ってもにぎやかで、Manhattan では毎週のようにパレードが行われ、必ずどこかのストリートかアヴェニューでストリートフェアなるものが開かれている。
先週もまたゲイ・レズビアンパレードに行って写真を撮ったのだが、その話を紹介仕様とした矢先、昨日は地元でもなにやら大きな勝り騒ぎが。

夏は基本的にお祭りみたいなもんで、Manhattan に限らずどこの区に行っても何かしら催し物があるのだが、昨日は僕が住んでいる Astoria でどうやら Greek の祭り騒ぎがあった。

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もうこの場所に住んで5年以上立つのでいい加減スケジュールを把握してもいいはずなのだが、いつも「あれ今日がそうだっけ?」という感じだ。
昨夜も普段なら5分で通り抜けられる道に20分以上かかり、「一体なんだろう」と思っているとみんながわざとゆっくり走っているのだ。車には皆ギリシアの国旗を掲げ、対向車にも着いているのを見かけるとクラクションを盛大にならして祝っているのだ。
別に車のパレード、というわけではなくどこかで何かのフェスティバルがあった上にみんなが車にのって示威行為をしているように見える。 ( 同じようなのは Puerto Rican パレードでも見られる )。
そのため交通整理に当たっている警察官とパトカーも異様に多く、各交差点にパトカーが7~8台停まっている。そのための大渋滞が起きていたのだった。
ギリシアの国旗をつけているのはもちろん車だけではなく、道沿いの店や歩いている人も煽ったり国旗をあしらった帽子を被ったりしている。 ( これまた Puerto Rican と同じ感じ )

この日は木曜日・・・・平日にパレードでもあるまいし・・と思ってインターネットで調べてみたのだが結果はよく分からず。ヨーロッパで行われているサッカーの試合でギリシアが勝ったことを祝っているのかとも思ったが確証はない。

自宅に着いて車を駐車場に停めた後カメラを持って散歩に出るとあちこちにいるいる! ギリシア国旗を身につけた人、車、レストランはあちこちに見つかった。

ということで予想では Greet Festval が開かれているんだと思うが、この日木曜日は Canadian Day でもあったそうだ。しかも今週末は独立記念日でもあるので、にぎやかな雰囲気はここ数日続きそうだ。

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