2004年8月アーカイブ

New York で行われている共和党大会にちなんで、New York で見られるシーンを毎日紹介しているのだが、今日は嬉しくてもう一つ別の話題もエントリーしておこう。

8月中になんらかの進展があるはず・・・と思っていた Movable Type だが、やきもきしていたらなんと8月最後の今日になって3.1がリリースされた。
7月26日にアナウンスがあり、「画面のサンプルなど近いうちに見せられる」と言っていたのだが、画面が出てこないので「リリースも遅れるのかな」と思っていたのだ。
なのでダウンロードできる形でリリースされたのは嬉しい誤算。

Movable Type 3.1の新機能については以下のページで見られるが、なんと行っても僕にとっては「サブカテゴリ」のサポートが嬉しい!

http://www.movabletype.org/features.shtml

ということで休眠中の「ヨシュラン」サイト復活に向けて一歩ずつ歩き出したのだ・・・。
問題は日本語版を待ってインストールするかどうか。

Bush Must Go.

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これを書いているうちに日付が変わってしまい、正確には今日ではなくなってしまったが月曜日の今朝からとうとう共和党大会が New York で始まった。
CNN をはじめとするほとんどのニュース番組もこの様子をせわしなく伝えている。

党大会とはそれぞれの党が正式に大統領候補として氏名をするもので、Bush 以外に氏名されることはありえないので、単なる政治ショウということになるのだろうか。
実際、いろいろな人がこの大会で4日間にも渡ってスピーチするのだが、その面々は NY 市の現役、前の両市長。NY 州知事 など共和党の実力者が勢揃いと言ったところだ。
New York は民主党支持の基盤と書いたが、政治は共和党と民主党が交互に担当することも多い。現在の市長、それに前市長は共和党出身だし、New York 州知事も共和党であるが、New York 州上院議員は言わずと知れた民主党のヒラリー・クリントンである。
いずれにせよ、民主党よりの人がことさら多い New York で党大会を行うために、あちこちであつれきが起きている。

さて今回も日曜日に Central Park で見かけた人々の写真を紹介しておこう。
場所が Central Park ということもあって Walk Rally のような殺気だった雰囲気は全くなく、普段の公園の様子とあまり変わらない。家族連れで来ている人も多い。違うのはそんな子供達も手製のプラカードなんかを持って親子、または孫とお婆さん、おじいさんなど家族ぐるみで意思表示に来ていること。
親のエゴで子供を連れ回している・・・と取れなくも無いがそれでも中学高校に通う頃には、こういうことが「cool」かどうかくらいは分かるはず。
逆に自分が中学のときに戦争や政治に興味があったかというと、全く記憶がない。つまり無かった・・・と思う。アメリカの病んだ側面が沢山あるのは否めないが、こんな風に親子で対話できるのは貴重な体験だろう。

下の写真はそんな風景の一部だ。
娘が一輪車で公園を駆け抜けるその背中には「Bush Must Go」と書かれ、その後ろを行くお母さんは「If you're not appalled, you're not paying attention」と書かれていた(正確な意味はよく分からないが、直訳すると『恐れてないなら、それはあなたが注意を払っていないということ』 だが、それは『あなたが Bush を恐れてないなら』、なのか?)。
また車いすに乗ったお婆さんと孫の少年が通り書ける人に笑いかけながら、物腰柔らかく話しかけていた。
政治活動というとどうもきな臭いイメージがあるが、いろいろな人が自分なりのスタイルで政治に参加し、休日の公園で意見を表明するのもその一つのあり方であろう。日本ではほとんど無関心だった自分と比べると大きな差がある。
二大政党制のせいなのか政治がこうも身近にあるのは、ちょっと日本では考えられない風景だ。

さて初日の今日は前 NYPD コミッショナーや前市長ジュリアー二のスピーチがあった。会場には反 Bush キャンペーンを繰り広げるマイケル・ムーア監督の姿も映像に映っていた。
初日の今日は特に何もアクションを起こしていないが、Bush のスピーチではなにかやらかすのだろうか?(笑)

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「Bush は辞めるべき」

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Anti Bush = Kerry 指示という人も多いようだ。Kerry 民主党候補への指示を訴えるお婆さんと孫。お婆さんは電動車いすに載って駆けつけた。

この週末からにわかに緊張がましてきた New York。それは言わずと知れた共和党大会がこの月曜日から Manhattan で行われるためだ。

その前日の日曜日、友人何人かと連れだって Central Park に行ったのだが、そのときに見かけた風景を、共和党大会にあわせて紹介しておこう。

New York、特に Manhattan など都市部は特に民主党支持層が多いのだが、大統領選挙の今年、共和党大会がここ Manhattan の Madison Square Garden で開かれることになった。
まるで適地で市民の感情を逆なでするかのように行われる大会、もちろんあちこちで大きなトラブルが予想されている・・・というかすでに沢山の人が逮捕されている。

市当局も NYPD もこの時期の市民集会、政治集会を制限し、(確か)20人以上のグループで行動するのは集会とみなして警告をあたえていた。なのでこの週末は Manhattan のそれこそあちこちで市民が集まって反ブッシュ、反イラクの集会を開いていたのだ。
こういった集まりに市民はよく Central Park を利用するのだが、今回は市がその使用を認めなかったために、この日は「市民が自主的に公園利用」という形で人が集まることになっていたようだ。そのときに見かけた写真が以下の写真だ。

w2.jpg
「クリントンは嘘をついた。でも誰も死ななかった。ブッシュも嘘をついた。たくさんの人が死んだ。」

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「国際テロ犯」と書かれたブッシュ。

今回は沢山写真を撮ったので、明日も続けて紹介しよう。

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(今回紹介している写真はすべて Powershot S30にて撮影)

このところすっかり秋の気配が感じられる New York だが、まだまだ夏の一日は長い。そんな New York のちょっと夏らしいイベントがあった。

あった、と書くと突発的な感じもするが、実は毎年恒例のイベントなのだが、今回が初めての参加だったので New York Watch で取りあげるのも初めてということになる。

今回行ったのは毎年夏に Bryant Park で開催される野外映画祭。Bryant Park についてはここで数回紹介しているが、Midtown の真ん中にあるちょっとした公園で、普段からいろいろなイベントが執り行われる。前回 New York Watch で紹介したのはこの公園全域が無料で無線 LAN サービスが使えるようになっていることを取りあげた記憶がある。

夏の間、この公園で Film Festival ( 野外映画祭 ) が開かれるのは知っていたが、これまで一度も参加したことがなかった。というのも開催されるのは平日の夜で、例え日没後と言ってもかなり前から行って場所取りをして置かないといけないからだ。
さすがに桜の花見シーズンほどではないが、それでも1、2時間は余裕を見た方が良さそうだ。
今年もここ何週間かの間、毎週月曜日の夜にこの野外映画祭が開かれてはいたが、そんな理由で今年も行くことは無いだろうと思っていたら、友人の1人が月曜日に早く仕事が終わるので場所取りできるという。サンドイッチやワイン、ビール ( 本来公共の場所なのでアルコールは禁止なのだが(笑) ) も用意しておくというので、こちらは映画の始まる直前に手ぶらで行けばよいだけ。そうと聞いて早速行ってきた。

月曜日当日は午後7時ちょっと前に帰宅して、着替えながらデジタルカメラを用意。
野外で上映する映画なので日没までは始まらないだろうということで8時に現地に着いてもまだ間に合うはず。ということでゆっくりメールなんぞをチェックしてから家を出た。

Bryant Park は5番街、42ストリートのブロックを占める公園だが、ここまでうちからは20分ほど。地下鉄を降りて、地上に出た頃ちょうど午後8時になっていた。公園の中はもうすっかり人で埋め尽くされ、最寄りのトイレはすでに長蛇の列が出来ている。
これだけたくさん人がいるとどこに友人が場所取りをしているのか見つけにくいが、幸い携帯電話が通じたので立ち上がってもらい、すぐに見つけることが出来た(笑) 映画の始まる前だったので立ち上がっても迷惑になることはないだろう。

bryant1.jpg

それぞれの人たちが敷いているシートをよけながら中に場所を取ってくれた友人のところにたどり着いた。友人も家で使っているシーツを芝生に敷いていたが、周りを見渡すとレジャーシートより、こんな風にシーツや毛布を持ってきている人が!多い。
下は芝生なのでそれほど痛くないが、ワインを入れた(笑)ブラスチックコップの座りが悪い。

ほどなくアナウンスがあり、映画の上映が告げられた。付近のビルの屋上から普段は照明が落とされているが、これも消え、特設スクリーンに映画の予告編などが映し出された。

下に紹介した写真では特設スクリーンが見えないような写真になっているがそんなことはない。寝っ転がっていてもかなりきちんと見ることが出来る。ワインで火照ったからだが夏の終わりの涼しい風で冷やされてとても心地よい。

まあ映画の内容はともかく(笑)映画館で見る映画と違うのは、以前紹介した Central Park での野外コンサートと同じく、気軽に、都会の星空の下、ワインとチーズなどをつまみながらきままな格好で・・・それこそ寝っ転がって楽しむことが出来る点だろう。

New Yorker にとって冬が厳しいだけに、夏は思いっきり外で夜遅くまで楽しむ人が多いのだが、これもそんなイベントの一つだ。
あっという間に駆け抜けた New York の今年の夏。このイベントににも去りゆく夏の最後の瞬間を楽しもうとたくさんの人が集まった。

今年は一度も海に行かなかったが、そのかわり夜会を楽しんだ夏となった。

Bryant Park の公式ウェブサイト
http://www.bryantpark.org/

bryant3.jpg

実際このカメラレンズを購入したのは今年の5月なので3ヶ月も前のことだが、メモとして残しておくのもよいかもしれないと、ブログのネタが切れた今、書いておくことにする。

僕が写真用のサイトを運営している人は、このレンズを買ったのを知っていることと思うが、こちら New York Watch は別にカメラがどうのこうのというのは基本的に関係無いので、これまであまり取りあげてこなかった。がブログとは言ってもやはり写真があるのとないのとではイメージの伝え方が大違い。ということでサイトを運営いて行くに従ってカメラにも次第に傾倒していった。

で今メインで使っているのはキヤノンのデジタル一眼レフなのだが、撮りたいものや場所に応じてレンズを交換できるのが便利。
世の中にはいろいろな種類のレンズがあって、レンズによっては特殊なイメージで写真を撮ることも出来きる。
いろいろな種類のレンズがある中で、望遠レンズは特に高価であり写真を撮り始めたときには「誰がこんな高価なものを買うんだろう!?」と思ったものだが、気が付くとそんなレンズを手中にしてしまっている。
今回購入したレンズは僕が所有しているレンズの中で一番高額なレンズなので購入するのもかなりためらいがあった。

で購入したのは、このレンズ
メーカー価格は69万円となっているが、もちろんそれよりは安くなっているが僕にとっては高価なのは変わらない。このレンズを買うかどうか、半年ほどゆっくり考えた、というか半年物欲を寝かしてみて、欲しいかどうか改めて考えた、というのが正しいかな。
価格もそうだが、この300mmという望遠レンズを僕がイメージしている写真を撮るのに必要かどうか、というのがキーだ。

ともかく値段が値段なのでそう簡単に決心できなかったのだが、背中の一押しは友達の結婚式でコロラドに招待されたことだった。どうせ行くならロッキーマウンテンも見てこようと友達と計画し滞在を少し延ばすことにしたので、大自然の写真も撮れる・・・ということでこれを機会に使ってみよう、と思ったのだ。最初は旅行の間だけレンタルして・・・なんて考えていたのだが、意外とレンタル料金が高く2週間借りるくらいなら、オークションで゜売っても購入価格との差額が小さい。ということで万一自分の力量不足なら売っても構わない、という気持ちで購入を決心したのだった。

328-0.jpg
EF300mm F2.8 L IS USMレンズ、通称サンニッパの外箱。でも配達されたのはさらに一回り大きな箱に入っていた

注文したのは以前もレンズを購入したことのある他州の店。電話で注文したところ在庫があるのですぐに送れるという。コロラド行き間に合うように速い宅配を選んでくれたが、↑の写真ほどの大きさなので料金もかなり高かった。普段だったら一番安い Priority ぐらいのクラスで配達してもらうのに、こんなに高価なレンズなので宅配料金の$50があまりきにならなくなっている(苦笑)。
注文して二日後には会社に届いたのだがやはりその大きさにびっくり。上に載せている写真の箱もでっかいが、配達されたときは更にもう一つ外箱があったのだ。しかも十分に緩衝材入り。周りに座っている人も「新しいPC買ったの? それともテープライブラリ?」と仕事で使うような機材が送られてきたのではないかと関心を示していた。とりあえず外箱は会社で廃棄して、上の写真で紹介している箱ごと車に積み込んで帰宅した。

328-6.jpg

でその箱を開けるとまた緩衝材が入っていて中からは上のような小型スーツケースみたいなのが出てくる。この外箱は後で写真を撮るため(つまりこのブログのための写真を撮るため)ともしかしたら売りに出すときのことを考えて取っておくことにする(笑)

328-7.jpg
ケースのロックもスーツケースと同じレバーを引っ張る方式で、これには鍵も付いてきた。

でケースを開けると中はこんな感じ。実際にはビニール袋でくるまれていたが、それは取っ払った。中にはケースをロックするための鍵一組とストラップが入っている。

328-1.jpg

でこれが本体およびレンズカバー。僕が持っている他のレンズにはレンズキャップがついているが、これはカバーと一体型で、このカバーをはずとレンズがむき出しになる。

328-4.jpg
328-5.jpg

横に口径の大きい広角レンズ、EF17-40F4.0 L をおいて大きさの比較をしてみた。
10Dに着けるとこんな感じ。なおこの写真は付属のフードは装着していない状態で撮っている。

328-2.jpg

レンズ側面の写真。白レンズはEF70-200 F2.8 IS L USM に続いて2本目だがこちらにはそのレンズに無いスイッチも ( Focus Preset ) 付いている。

328-3.jpg
付属フードを取り付けたの10Dとの記念撮影 ( Powershot G2にて )

コロラドに行く直前に入手したため、十分に使い方のこつなどを掴む間もなく、正直言ってコロラドでも持て余しまった。
ゆっくりと動物の行動パターンにあわせて、写真を撮るなんていうスタイルではなく、歩き続けないと日が暮れてしまう・・・というくらい歩き回ったために、単なる「お荷物」になるシーンも多々あった。とはい雪が静かに降る中、森の木々の間にいた鹿をこのレンズで見たときはうわっと思ったものだ。そのときに撮った写真はたいしたこと無かったけれど。

New York に戻ってきてからはときどき散歩にこのレンズのみを持って出かけて、街のスナップを撮ってみたりしているが、果たして使いこなせるかどうか、こうご期待!
願わくば外箱を捨てる日(つまりオークションなどで売らなくて済むということ)が来るといいのだが。

ホントはこの組み合わせで撮った写真なんかもここで紹介すべきなのだが今回写真が多いので、サンプル写真なんぞはやはり「写真サイト」の方に載せることにしようと思う。

・・・物欲は続く

まさにタイトルの通り、「あちゃーまたやっちゃった」

7月のことだが、近所に車で出かけたとき、パーキングメーターにコインを入れ、散歩したときのことだ。( 写真家の岡嶋氏が来 NY されていて2人でカメラを持ってスナップ撮影していたのだ )

最高1時間まで ok の路上駐車だったので小一時間ほどで車のところに戻ってくると、ちょうど目の前に変わった車が駐車してあった。2人で何枚か写真を撮っていると岡嶋さんが「あれ、ひろゆきさんの車のところに警察の人がいますよ!」

ということで自分の車に戻ると5分程の差でパーキングメーターが切れてました・・・とほほ。
これが Manhattan だったら$65~100ぐらい取られるところ、Queen だったので$35で済んだのが不幸中の幸い。ところでちょっと驚いたのが交通取り締まり警官の IT 化。前回 Parking Violation Ticket をくらったときは手書きで、しかもカーボンに転写されたものを読みとらなくてはならなかったので、読みづらい思いをしたのだが、今回係官は PDA を使ってスタイラスペンで画面をタップするだけ。すぐに PDA に取り付けられたミニプリンタから感熱紙が印刷されてきて、その紙を貰っておしまい。

IT 化はそれだけでなくて罰金の支払いも。以前違反したときも New York 市の公式サイトで支払ったはず・・と思って調べてみると、あるある。しかもすっきりしてとても見やすい。

こんなにシステムが簡単だと罰の意味が薄れてしまうかも・・・と妙なところで感心してしまい、自分の恥をしのんでブログに書いておくことにした。

parkticket.jpg

ニュースらしからぬ記事が CNN.co.jp に掲載されていたので、備忘録として書いておく。
( 下に記載されたリンクはたぶんすぐにたどれなくなるので )
それにしても民主党大会にちゃんと朝日新聞も記者を送り込んでいたのですね。朝日新聞の人がこういう裏舞台をあかすのは珍しいと思うけど、こういう裏話はもっと載ってもいいんじゃないかな? それともメディア同士の舞台裏をあかすのは御法度なんだろうか!?

CNN
ムーア監督、民主党大会にアポなし登場 CNNが突撃取材
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200408010018.html

2004.08.01
Web posted at: 19:48 JST

- CNN

ボストン(CNN) 痛烈なブッシュ批判で有名なドキュメンタリー映画作家マイケル・ムーア監督が28日、民主党大会の開かれているボストンのフリートセンターに予告なしで現れた。監督は、民主党から招待されていないが、会場周辺で集会を開き、ブッシュ政権打倒の必要性を声高に主張すると同時に、監督が映画で見せている映像や情報を国民に提供してこなかったマスコミを、厳しく批判した。

監督が会場のプレスルーム近くを通りかかったのをつかまえて、CNNのトム・フォアマン記者がムーアばりの突撃取材に挑戦した。記者の予想を超えて、ブッシュ批判よりもマスコミ批判が中心となった、その一問一答は次の通り――。

ムーア: ぼくが映画「華氏911」を作ったのを、みんな喜んでくれている。これまで見たことがないものを見られたって。映画を見終わった人たちが一番よく口にするのは、「ジョージ・W・ブッシュはいらない」ってことじゃない。みんなが映画を観て思うのは、「なんであの映像やあの場面を今でテレビで映さなかったのか」ってことだ。なんで初めて見るのが、よりによって映画館なんだってことだ。

CNN: あなたがここに来ることで、民主党がかすんでしまうとは思いませんか。民主党は民主党で、ジョージ・ブッシュを打倒しようとしているのだけど。

ムーア: 僕たちはみんな同じ目的を共有している。同じ立場だ。民主党はこんなに大きなテントを広げて、保守派から緑の党から僕みたいなのまで、幅広い支持層を受け入れている。そこが共和党と違う。僕たちはみんな、今年自分が何をしなきゃならないか分かっている。だからこうやって集まっているんだ。お互いの立場の違いはひとまずおいて、みんなして、ジョージ・ブッシュをホワイトハウスから追い出すために協力しているんだ。

CNN: あなたがよく批判する、名声におごった有名人にあなた自身がなったりしませんか? 有名になったせいで、よく知らないことについても発言したり、してませんか?

ムーア: (笑)いい質問だ。僕は昨日の自分とおなじ、先週の自分とおなじ、おんなじ人間だ。あんまり変わってないよ。ごくふつうの奴だ。これくらいの年になると、もうそんなには変われないよ。

CNN: 民主党員として登録はしてませんよね。

ムーア: 民主党に登録はしてない。僕は独立した有権者で、民主党員じゃない。(地元の)ミシガン州では、有権者登録は党ごとにするわけじゃない。今年の民主党予備選では投票したよ。

CNN: 誰に入れたんですか。

ムーア: (大統領候補に出馬していた退役将軍の)ウェスリー・クラークだ。CNNのコメンテーターに投票することにしてるんだ(訳注・クラーク氏は出馬前、CNNの軍事問題コメンテーターだった)。

CNN: いい選び方ですね。ジョン・ケリーへの支持表明はしていませんね。

ムーア: 支持表明していない。本選で誰かを公式に支持するつもりはない。それは僕の役目じゃないから。僕がウェスリー・クラークを後押ししたのは、すごく個人的な理由からだった。オスカー授賞式の僕のスピーチについて、テレビではみんなけなすばかりで誰も何一ついいことを言ってくれなかった。そんななかで、ただひとり、肯定的なことを言ってくれたのが、ウェスリー・クラークだったんだ。あなたたちの局で。人が軍に志願する理由は、マイケル・ムーアみたいな奴が言いたいことを言える、その権利を守るためだって。その役目に誇りを抱いているって、クラークはあなたの局で言ってくれたんだ。

CNN: この国の政治では結局のところ、民主党か共和党を選ぶことになる状況で、なぜジョン・ケリーを後押ししないんですか。

ムーア: 誰それに投票しなさいって言うのは、映画監督としての僕の仕事じゃないから。

CNN: ちょっと待って。だってあなたはさかんに、ブッシュに投票するなって言って回ってるじゃないですか。

ムーア: そうじゃない。僕の映画はそうは言ってないと思う。僕の映画は、この男はホワイトハウスにいるべきじゃないって言ってるんだ。君だって、他人にどう投票しろって言うのが自分の仕事だとは思っていないだろ? でも君には感情がある。政治について感じるものがある。投票するよね? どうなの?

CNN: どうでしょう。

ムーア: 投票するか決めてないの? そんな態度じゃだめだ。アメリカ人なら投票しなきゃだめだ。

CNN: 投票しますよ。

ムーア: ということは、なにがしか感じてるものはあるわけでしょ。

CNN: もちろんそうです。あなたと違うのは、あなたは自分が政治についてどう感じているか、正面切って明らかにしていること。

ムーア: で、君はしていないと。

CNN: そうです。でもそれは僕の仕事じゃない。

ムーア: でも君が政治的にどう感じてるか、これを見てる人は知る権利があると思わない?

CNN: ええ、確かに。そうかも。

ムーア: 君が自分の立場を明らかにしておけば、君が何かを報道する際、視聴者は判断できるわけだ。トムの立場や信条はこれこれこうだってことを踏まえた上で、君の報道内容を判断できるだろう。

CNN: それは、最近の「ニュー・ジャーナリズム」がどうあるべきかって議論ですよ。でも僕がここで聞きたいのは、あなたはあちこちで「ジョージ・ブッシュは悪い奴だ」って言ってることについて。映画ではあからさまにブッシュを悪役として描いている。

ムーア: そうだね。彼が一番の悪役だ。でも映画には悪役はつきものだから。それに映画で、そうはっきりとは言ってないし。僕はただブッシュの姿を映してるだけ。演説したり、子供に本を読んだりする姿を。

CNN: それでもあなたは、ジョン・ケリーを後押しするつもりはないんですね。

ムーア: ないない、全然。それが自分の役割だとは、全く思ってないから。ジョン・ケリーが来年の1月20日に大統領に就任したら、1月21日以降は、僕はカメラを彼に向ける。それが僕の仕事だから。ケリーが大統領になれば、彼が権力者で、公明正大か問われることになるのは彼なんだから。僕はケリーに会ったことがないし、選挙戦でもなるべく近づかないようにしている。1月以降は、彼を相手にして、僕は自分の仕事をしなくちゃならないから。

CNN: 共和党大会にも行くんですか?

ムーア: ええ。もう身分証も手に入れた。

CNN: あなたが行って、向こうでの反応はどうでしょうね。

ムーア: 大丈夫だと思うよ。君はまさか、共和党員はいい人ばかりじゃないって言いたいのか?

CNN: そうじゃなくて、向こうにはあなたのファンがたくさんいるはずだから。

ムーア: もう身分証は手に入れたし。25人のボディガードの分もね(笑)。

――この後、ムーア監督に質問していたCNNのフォアマン記者は、大会会場を回らないのかと聞かれ、「あなたについてのビデオを、急いで編集しなくては」と断る。これに対してムーア監督は、居合わせた日本のテレビ朝日の記者に対して、「(フォアマン記者が)向こうにいっちゃったよ」と呆れた様子で批判。「大会が僕にどう反応してるかについてニュースを作ってるって言うけど、僕が会場を歩き回ってそれにみんながどう反応するかは、見なくていいっていうのか。ただ僕のいう言葉を鵜呑みにするんじゃなくて、質問して、反論して、一緒に会場の反応を見ればいいじゃないか。僕がここに来るまで、マスコミはずっと、民主党は僕を厄介ものにして遠巻きにしてるって報道していた。でも実際には、遠巻きになんかしてないよ。遠巻きにしてくれればいいのに。僕と一緒に来れば、本当のところは報道と違うって分かるのに」と、マスコミ批判を展開した。

僕のことを個人的に知っている人は、僕が甘いモノ好きだということもたいてい知っているわけで、特に前にいた会社では甘味部などという団体に属していたり(笑)。

ところで久しく日本を離れていると、恋しいのは日本のスウィーツで、しかも新しいブームが興っては消えていくのを指をくわえてみているしか無い。
日本から友達が持ってきてくれた雑誌なんかに「今ちまたで流行りの×××」なんてのを目にするときは既に廃れていたりする。
なので日本で Beard Papa なるブランドのシュークリームが流行っている ( 流行った!? ) とは全く知らなかった。その Beard Papa シュークリームが New York に進出する、という広告がフリーペーパーに乗り始めたのは去年のことだったが、予定より遅れて今年になって Uptown に一軒専門店がオープンした ( 現在は Midtown の ZAIYA でも店頭販売をしている )。

日本のデザートが外国にいても食べられる、というのはある意味とても贅沢だ。和菓子屋はあるが、洋菓子ではあまり例がない。Beard Papa も New York には日本人人口が高いからビジネスで成り立つのだろう、と安易に考えていた。

日系のフリーペーパーには長いこと広告が載っていたし、開店が当初の予定より遅れたこともあり、日本人の間では当然話題になっていたが、オープンしてみると実は日本人の間だけで人気になったわけではなかった。

身近なシュークリームといえば仕事帰りに地下鉄駅構内で売っていた、「ヒロタのシュークリーム」を思い出すが、長いこと日本を離れているので「話題」の Beard Papa シュークリームというのがどんなものかは全く知らなかった。
で興味本位で ZAIYA で買って食べてみると・・・あれ、結構新鮮かも!? という食感だった。食べたことがある人はわかると思うが、シュー記事が固くてまるでクッキーの様で、しかも甘い。中のクリームもたっぷり入っているが、逆にこちらは甘さが控えめ。そのせいもあってクッキーの甘さが引き立つ。しかもクリームは注文を受けてから中に詰めるのでクッキーのクリスピーさは損なわれない。そんなこともあってか新鮮な食感を感じたのだった。

「これならアメリカ人にもウケるんじゃないかな」と思っていたところ、やはりこちらのメディアが Beard Papa シュークリームを取り上げ始め、気が付くと新聞やテレビでも紹介されていた。こうなると店の外に行列を作るのは日本人だけでなく、アメリカ人も並ぶようになる。
一度などこちらの友達が「おいしいシュークリームだから食べてみな」といって買ってきてくれたのだが、彼はこれが日本発祥のものとは知らなかったようだ(笑)。

そんな人気の Beard Papa シュークリームが New Yorker の間で定着すると自信を持ったのか、East Village の入り口とも言える Broadway と8th Street に今度はなんとカフェをオープンするようだ ( 下が店舗予定地の写真 )。
ここは日本人が多く hangout するところなので、もちろんカフェとしてできれば便利だし、利用するかも知れないが、販売するのが飲み物の他にシュークリームだけではちょっと飽きるかも、というのが正直なところ。おそらくいくつかのスウィートを並べることになるのだろう。

日本人だけでなく、アメリカ人も足を止めてこの看板を見入っている人がかなり見かけたので、ここも新たな行列ができるかも、だ。

いやぁそれにしても East Village ではたこ焼きや手打ちそば、居酒屋にイタトマ、それにヘアカットやら、ベーカリーやら日系食料品スーパーなどいろいろあるが、ここに新たな店が加わって現在日本人にとって最強の街になるか!?

beardp.jpg

New York では広告を主収入としたフリーペーパーが複数あるのだが、複数あると言うことは栄枯盛衰は世の常なのだ。
そのなかでその中で Manhattan 内の日本食レストランやスーパーなら必ず手にはいるのがこのジャピオンで、ここにときどき New York Watch でも取り上げたくなるような NY 三面記事がよく載っている。


    ※ホームページ ( http://www.nyjapion.com/ ) もあるのだが、今時珍しく広告主に対する広告だけのサイトで、誌面とはリンクしない。

そんなジャピオンに面白い記事が載っていたのでちょっと引用しておく。それは「地下鉄ランキング。ナンバーワンは6線」と題したもの。
これは市民団体 Straphangers Campaign が独自に調査し、発表したもので調査項目はサービス各種に渡る。ジャピオンによると1位は6線で、2ドルの運賃に対して$1.65分の価値がサービスにはあるというものだった ( それでも運賃分のサービスを得られない、というのが利用者の大半の意見なわけだ )。

nline.jpg
↑は地下鉄N線

それに対してワーストはなんと N 線。うちから最寄りの地下鉄ラインである。こちらはなんと$2の運賃に対しては80セントの価値しか認められていないとのこと。
調査項目の中に運転間隔もあるようだが、これによると6線は2分半ごとにやってくるのに対してN線は8分間隔とのこと。確かに日中は短い間隔でやってくるN線だが、深夜はとたんに10~20分間隔になる。なので8分間隔と聞くと「そんなに頻繁に走っていたかな?」と逆に疑問も出てくる。
ジャピオンではそれ以上あまり詳しいことが書かれていなかったので、インターネットで検索してみると、簡単に公式サイトが見つかった。そこで手に入れた情報が面白いのでもう少し詳しく書くと、

・N線の評価がもっと低くならないのは、車内がクリーンであるため
・清潔さがもっとも向上したのはJおよびZ線、もっとも清潔なのはE線
・車内アナウンスがもっとも改善されたのは4線
・もっとも混雑が改善されたのはM線、逆に悪化したのは2線

などなど。
引っ越し先を見つけるときなどに参考にしてみたらどうだろう。

市民団体 Straphangers Campaign 公式ウェブサイト http://www.straphangers.org/

利用客による2004年度NYC地下鉄ランクレポート
http://www.straphangers.org/statesub04/release.html

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