僕は車を運転しない日が無い、というくらいほとんど毎日運転するのだが ( 例外として週末は運転しない日もある。毎日運転していると週末は電車で出かけたくなることもあるのだ )、これだけ運転をしているとよく事故や故障車によく出会う。
毎日利用するフリーウェイでは、路肩に車を停めてジャッキアップしている車やフードを開けてエンジンを冷やしている車を毎日のように見かける。
これはもちろんアメリカでの暮らしが車に依存しているので、日本で運転する機会よりはるかに多く、そのため故障に遭遇する可能性も多くなるし、走行距離の違いから痛みもはやくやってくるため故障率は比例して高くなるのだと思う。
もう一つは路面の状況。
一般道はおろかフリーウェイでもかなり路面の状況は悪い。下手をすると釘などが無くても路面に陥没している穴のせいでパンクしてしまう車が出るくらいなのだ。
ちなみに Manhattan でタクシーに乗るとあまりに悪路にもかかわらずスピードを出すので、後部座席で上下にジャンプすることに驚くと思うが、道路の状況はまだ Manhattan はマシな方である。郊外に行けばそれこそアスファルトが陥没したままで、近くにパイロンが置いてあるだけだったりする。
毎日使う道とは言え、深夜やなどそんなところでタイヤのパンクは避けたいところだが、先日僕の車もパンクしてしまった。
幸い深夜ではなく、またほとんどうちから5分くらいのところで発生したのでそのまま帰宅できたのが、これが夜遅くで深夜だったらと思うとヒヤヒヤである。こう言うときはレッカー移動 ( Towing Company ) に電話して最寄りの自動車修理工場において自分は電車などで帰宅することになるのだが、郊外でそんな目にあったらかなり大変だ。
今回は仕事帰りに Queens で買い物をして車に乗り込んだ後しばらくして、一つのタイヤから「ゴッツン、ゴッツン」と一回転することに金属音が聞こえてくるのに気が付いた。
交通量の少ないところで路肩に車を停めて見てみるとかなり大きなボルトがタイヤに突き刺さっていて、これが路面にぶつかるときにスパイクの役目を果たして金属塩を発していたのだった。

タイヤを見たところ空気が抜けている風でもなく、また無理してボルトを引き抜いたりしなければ明日の朝までは空気も持つだろうととりあえず車庫に車を停め、近所の修理工場はとっくにしまっていたため翌朝修理に行くことにした。
実は僕が住んでいるのと同じブロックに小さな自動車修理工場があって、以前パンクしたタイヤの交換に持っていったことがあった。朝一番のオープンにあわせて持ち込もうと、サンダルをつっかけて8時、9時に行ったのだが閉まったシャッターが開く気配が無い。表に書かれている電話番号も鳴り続けるだけで留守番メッセージにもならないので、しかたなく何度か行ったり来たりしていた。するとやっと9:30になって横の通用口のようなところから人が入ろうとしているのを見つけて「今からショップを開けるの?」と尋ねると、「あ、いやここは俺の会社のストレージに使用しているだけなんだ。表の自動車工場とは別だよ。彼は店をたたんじゃったみたいだね」とのこと。が~ん。開くはずの無い店に何度も行っていた自分がマヌケだ。
でこの人に「近くにパンクしたタイヤを直せる自動車工場知らないか」と尋ねると、数ブロック先にメキシコ人がやっている小さなタイヤ専門の修理ショップがあるという。そこなら安いよ、と聞いて早速持って行ってみることにした。
ボルトはタイヤの溝と溝の間に刺さっていたので、チューブレスタイヤなので場合によってはパッチを充てるだけで問題なく使用できるが、側面の場合は通常タイヤの交換になる。実は購入してから一度もタイヤ交換をしていない車なのだが、まだ溝はあって点検の祭も「まだまだOKだよ」と言われていたので使い続けているのだが、今回は交換になっても仕方ないだろうと思っていた。
がこのメキシコ人タイヤ修理工によれば、これならパッチで大丈夫、という。
タイヤを外して中に持っていきボルトを引き抜いたところにパッチを充て、中からも何か接着剤のようなものを塗っておしまい。確認作業もいれて゜所要時間はおよそ10分。
これで料金はたったの$7というのだがら、こういうところはアメリカの物価の安さかもしれない。
慣れている人にとってはどうってことない事だったのかもしれないが、自分で直せないとなるとタイヤにボルトが刺さっているのは気持ちの上で指先にトゲが刺さっているのと同じで、どこか不安、不愉快なもんだ。これがあっさり、しかも安く直ってしまったのでこの修理工が急に頼もしく見えるから不思議だ(笑)。Mucha Gracias!!!
ただこの日の翌日から Virginia 州まで長いドライブに行くため、一抹の不安tがあったが、この日は会社に運転してきても特に問題はなさそう。きっと大丈夫だろうと、Virginia にはこのタイヤで出発したのだった。
(ということで Virginia 旅行記が続きます )






