2005年1月アーカイブ

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名前は Child。

この写真はひょうきんな表情を見せているところを撮ったのだが、見てのとおり鼻筋が通った顔が特徴のシャム猫 ( Siamese Cat ) だ。
その昔、日本のテレビドラマでお金持ち夫人というとかならず腕にシャム猫を抱えて嫌みなことを言う人という描写からシャム猫まで嫌みな顔のヤツ、という印象を持っていなかったのだが、実際のシャム猫に出会ってその印象ががらっと変わった。

なんと言ってもよくしゃべる。
Child も餌が欲しいといってにゃー。
餌をやると嬉しそうに器に顔を埋めるのだが、食事が終わって満腹のはずなのにまた戻ってきてにゃー。

飼い主は「シャム猫は寂しがり屋で、だからよくしゃべりかけてくるんだよ」というが、たぶん飼い主も寂しがり屋だからシャム猫を飼うんだと思う。

名前は Child だけど、齢(よわい)10歳になる気品漂うご年輩の猫だったのだ。




ということで New York Watch としては新しいカテゴリの話題を紹介してみた。
これまでは、僕がアメリカに移住してきたときに受けたカルチャーショックから、生活習慣の違いに観点をおいて自分の体験に基づいたトピックやローカルなイベント情報などをピックアップしてきたが、ちょっとマンネリしてきたので ( つまりネタがなくなってきた )、世界中どこでも見られるような日常風景なんかも取り上げていこうと思っている。中でも知人・友人の New York Life なんか最も身近でありながら、十人十色、千差万別で面白いのではないだろうか。
なので「猫なんて New York だけでなくどこにでもいるよ」なんて言わずに、おつきあいください。

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※フレンチトースト用のシロップと50ドル紙幣。いつものカフェにて

一年でもっとも寒いこの時期は、一週間前に降った雪をそのまま彫刻のように固まらせ、場所によってはまだ腰ほどの高さに積もった雪がそのまま歩道に残されている。雪に埋もれた車は走ることを一週間以上忘れたままだ。

どんなに暖かい格好をして外出しても着込んだ服の隙間から入り込んでくる冷気に体はすぐに冷え、急な雨に降られて急いで雨宿りできる小さな軒先を探すのと同じように、どこか身を寄せて暖まれるところは無いかと探してしまうのだ。

こんな寒い日は、たとえ待ちに待った休日でもつい気が緩んで暖かい部屋の中から一歩も外に出たくなくなる。
最初の頃はネットをして時間をつぶしていたが、すぐに飽きて逆にネットから遠ざかり、その代わりにかねてから読みたいと思っていた本を手にして読書に没頭する。
窓の外から路地裏に残された雪を見かけると自分が暖かい部屋にいることにほっとする一方、澄み切った青い空を見かけると、何かもったいないような気もしてきて、気持ちがそわそわしたりもするのだ。

そんなとき友達から「近くのカフェに行こうよ」と誘われると、外の寒さを忘れて二つ返事で「 Ok 」と応えてしまう自分がいる。
アパートの外を出ると外出しようと判断した自分に毒づくものの、お気に入りのいつものカフェに入ってふくよかなコーヒー豆の香りといつもの時間が流れているのを感じとると「it's worth it」と密かに誘ってくれた友人に大いに感謝する。

ただ唯一の問題はいずれこの心地よい空間から去って帰宅しなくてはいけないことだ。

こんな寒いNY の冬の日の、贅沢な時間の過ごし方。

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「もうすぐテレビで時報をやるから、リビングの時計、時間を合わせておいてね」

日本ではよく見かける風景だ。月に数秒しか遅れないようなクォーツの時計に、正時にテレビ画面に現れる時計のCG。ところがアメリカで生活していてテレビで秒単位の時報を放送する局を未だかつて見たことがない。
だから、というわけでもないだろうが街中で見かける時計は数分単位でずれていることが多い。

ただそれが問題になることは実生活の上でほとんど無いのだ。アメリカで一番ビジーだと思われる New York の地下鉄ですら、日本のようなはっきりとしたダイヤなどは無い。MTA のホームページには一応の目安が書いてあるが、分単位でのダイヤは駅にも表示されていない。おそらく正確な時刻に依存する度合いがアメリカは緩やかなんだと思う。

ところで時報を見たことがない、と上で書いたばかりだが一つだけ例外があることを忘れていた。それは年末恒例の「 New Year Countdown 」だ。
Times Square で行われる巨大なボールドロップはあまりにも有名で、この瞬間はネットワークすべてがこのカウントダウンを放映するといっても過言ではない。
そのカウントダウンを見ていたときに、面白い現象に遭遇した。

日本では常に正確な時刻を示すとして電波時計なるものが売られていると思うが、実は周波数さえ対応していればアメリカで使えるモノもある。
こういうグッズが好きな僕としては日本でカシオのウェーブセプターなる腕時計を買ってアメリカでも使っているが、ちゃんとアメリカでも電波を受信してくれる。
この時計は1日に3回電波をチェックして自動的に時刻あわせをしてくれるもので、アメリカでは確かコロラドに電波塔があるようだ。そこから受信することになるのでさすがに New York では毎回受信に成功するわけではないが、月に10秒もずれない時計なので、数日に一度でも受信すれば御の字だ。

大晦日も大気の状態が良かったのか、朝の6時にコロラドにある電波塔から受信して正しい時刻に合わせていた。なので New Year カウントダウンと秒針が一致するはずだが、実際にはそうならなかったのだ。
急いでリモコンを操作していくつかの番組に切り替えながら確認したのだが、テレビの方が数秒遅いのだ。
朝電波を受信した腕時計が2秒遅れたとは思えない。おそらく電波時計システムの正確さの限界なのかもしれない。
がもう一つの考え方は、テレビで放送しているのが「今」ではない可能性だ。

昨年、Janet Jackson が胸を露出した事件も含めて、テレビやラジオは数秒遅れて放送をしているという話がある。つまりライブの場合、放送する直前に何人もの人がリアルタイムに生中継をチェックしていて、放送禁止用語などを発した瞬間に「ピー」が入れられるようにしているというものだ。
カウントダウンでもこれと同じように放送局が数秒遅れで生中継しているという可能性も無くはない。

アメリカで長い事生活しているのに、僕は厳密に正確な時刻をまだ知らないのかもしれない。

Tax Free Week

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今年初めての Tax Free Week が31日より2/6までの予定で始まる。

New York 州は全米でも Sales Tax が最も高率な州の1つで買い物をするときはいつも税金を含んでトータルで計算しないと、予想外の出費となることも。

年に数回行われていた NY 州の Tax Free Week だが、今回が最後になるとのアナウンスが出ている。ということで$110以下の衣類、アクセサリで欲しいものがあれば今回のうちに買ってしまおう。

かねてより注文していた DELL Axim X50v 用の USB 接続同期ケーブルが届いた。
PDA を使ったことのない人の中には USB 接続同期ケーブルってなんだ? とという人もいると思うが、PC や Mac と X50v を接続してデータのやりとりをするための USB ケーブルのことだ。
X50v 製品パッケージには母艦と接続するためのクレードルが付いてきて、X50v をこれに乗せると自動的にデータのバックアップが行われ、同時に X50v に対する充電も行われる。が外出先までいちいちこのクレードルを持っていくわけには行かない。
何も外出先でバックアップを取りたいと言うわけではなくて、このケーブルの二つ目の目的、充電ができるというのが意外とすぐに必要になったのだ。

というのもこの X50v、しばらく操作をしていないと自動的に省電力モードに入り、まず液晶表示が止まってしまう。そのままさらに放置しておくと電源も落ちてしまう。もちろんパワーセーブ機能をオフにしておけばいいのだが Bluetooth などワイアレス機能をオンにしたままだとすぐにバッテリーを使い果たしてしまうことになる。つまり車の中でほとんど使えないのだ。

このあとなぜ車の中で X50v を使う必要があるか説明する予定だが、そのために充電ケーブルが必要になったというわけだ。
メジャーのように使用しないときは巻いてコンパクトにできる USB 同期ケーブルが売られていてユーザの間では一時ポピュラーになったのだが、その後 「 X50v の電源が入っていると充電がされない 」 というトラブルが報告され始めたため、ここは1つ他のユーザからの情報に従って、同期と充電が同時に可能なケーブルを探して買うことにした。

そこで探していて見つけたのが↓のもの。

http://www.boxwave.com/products/bundles/carcharger-directsync/dell-axim-x50v-directsync-car-charger-bundle_446.htm

そのままクレジットカードを使ってオンラインで注文。すると数日後には DVD ケース大の小さな封筒に素っ気なくケーブルが入っているだけの郵便が届いた。




このケーブルの片方は X50v に、もう一方は USB になっているので PC に接続すればデータの同期を取るとともに PC から電源が供給されて X50v の充電が可能だ、というのをユーザの報告で見つけた。

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でこのケーブルの他にこのパッケージには車のシガーソケットに指して使う、DC アダプターが同梱されている。面白いのはこのアダプタの後ろには USB 端子が付いていて、↑のケーブルを指すことで X50v に充電が出来るのだ。もちろん車側の電源は PC ではないので車と X50v が「同期する」なんてことは出来ないのだが。

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さっそく試してみたところ、ノートパソコンでデータの同期もするし、ちゃんと X50v のバッテリも同時に充電されることを確認。
DC アダプタ経由でも充電され、充電中は省電力モードに移行しないので常時液晶が点灯されるようになった。
これでいよいよ車で移動していても X50v が操作出来るようになった。

車の中で X50v をどう活用しているかは次の機会に紹介しよう。

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※ Plaza Hotelが映っている写真を探したところ、何年か前にソフトバンクからの依頼で撮ったものを運良く見つけた。

ニューヨーク、ロンドン、パリそして東京。僕の中では世界的大都市というとこの4つが真っ先に浮かぶ。もちろん人口や面積といった異なる尺度で比べれば他の都市も入りそうなものだが、都市としての歴史、ファッション、文化・娯楽施設という面からはまだ他の追随を許さないのではないか。

仕事や旅行でこの4つの都市に滞在したことがあるが、街を歩いていて遭遇する巨大ホテル群を見かけるにつけ、New York という街は特にホテルの総客室数がすば抜けて多いのではないかと思えてくる。( たしかラスベガスより多いはず )

これだけホテルが多いと New York にも顔と言えるような名物ホテルがあるのだが、その中で由緒があり威厳を兼ね備えたホテルといえば、Plaza Hotel と Waldorf Astoria ぐらいなものだろう。
どちらも映画やテレビで取りあげられることが多いので、見たことがある人は多いはずだ。
僕はどちらにも泊まったことがないのだが、日本からの友人が来て泊まった Waldorf Astoria には足を運んだことがある。残念ながら Plaza Hotel はロビーにも入ったことがないのだが、見に行くなら急いだ方が良いようだ。

今朝のニュースによると Plaza Hotel は今年4月30日を最後にホテル業務を停止し、18ヶ月もの間クローズするそうだ。目的は改装なのだが、改装後は今と同じホテルとはならないようだ。
現在は800室を擁する大ホテルだが、改装後はコンドミニアムとして分譲され ( 日本で言うところのマンション )、テナントとしてデパートがはいり、ホテル部分は縮小されて150室だけになるそうだ。
完成予想図を見ていないのでわからないが、建設予算100億円あまりというからもしかしたら建て直すのかもしれない。となると映画 「 Home Alone 」に出てきたようなあの豪華さはもう見られないのか。

変化の早い NY という街では都市も生きていて、次々と住人も街も様変わりしていく。歴史の浅いアメリカにあってこんなホテルぐらいはずっとスタイルを保っていって欲しいものだが、建物の老朽化やブロードバンド対応など時代に即した修繕が必要になったと言うことだろう。

新しい建物も、New York の古き良き顔になってくれるといいのだが。

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今日もすさまじく外気温が低く、仕事から帰って食料品の買い物に行くのもはばかられるほどなので、こんなときは X50v ネタを紹介するに限る。
( 外に出られないとなると、部屋でちまちまと写真を整理したり、こういう小物と遊ぶのに集中できるのだ )

PDA とデジタルカメラとで結構似ている部分があって、中には同じコンセプトのアクセサリがあったりする。その一つは液晶画面保護用シートだ。保護用透明シートを売っている会社の中には PDA 用とデジタルカメラ、携帯電話用と、それぞれのlラインアップを用意しているところもあるくらいだ。
とりあえず X50v の液晶画面は傷の付きにくい強化ガラスのようなのでいまのところは何の大作も施していないのだが、もう一つ保護と言えばケースだ。

写真にこだわってカメラにこだわる人はやはりレンズや三脚などの道具にこだわるように、バッグやケースにもこだわる人がいる。
その点、PDA にも道具としての役目と、「持つことの喜び」みたいなのがあってケースにもこだわったりする。
それほど丁寧に使うので、めったに落とす事はないし、一定の高さから落としたらイマドキの PDA など高密度な部品の固まりだからケースがあったからといって救われることは少ないような気がする。それ以前にそもそもケースにこだわる人は PDA を愛でる人たちだから、落とすような事は少ない様な気がする。

つまり PDA に取ってのケースとは一種のステータスとしての一面もあるわけだが、実は僕も今回 DELL Axim X50v を購入するにあたって DELL のオンラインショッピングサイトでアルミニウムのケースを本体と同時に購入したのだった。

http://www.saunders-usa.com/rhinoskin/prod.cfm?cat_id=5083&prod_id=9054

それがこの rhino・skin というブランドのケースなのだが、$30 の割にはなかなかどうして良く出来ている。質感もあるし、実際の衝撃における耐性はともかくとしてソリッドな感じはする。
ケース自体は観音開きになるのだが、カバー開けた場合は右側に二枚の SD カードが収納できるようなポケットも作られていて気も利いている。
見た目を重視してか、多少滑りやすいのはケースとしては本末転倒だが、サイドには一応おざなりとはいえ滑り止めのゴムパーツも着いている。

http://www.saunders-usa.com/images/00466_open_popup.gif

公式サイトに載っている写真 ( ↑ ) を参考にして貰うと分かるが Axim X50v のボタンなどにアクセスするために必要な箇所はちゃんと削ってあってホールがある。右の蓋上部に2つあるがこれなどはマイクとワイアレスLEDのためのものだ。

rhino2.jpg

サイドにはこんな風に、キーロック、ワイアレスのOn/Off、それにメモ帳起動のためのボタンなどがあるが、こんな風にちゃんとアルミケースを装着してもすべての機能にアクセスできるのはよくできている。

・・・が一つだけアクセス出来ない部分がある。
それがソフトリセット ( ハードリセットでも使うが ) のための背面のピンホールだ。
ハードリセットはもちろんのこと、本来はソフトリセットも行う機会は少ないはずなので、メーカーとしては隠す意味もあったのかもしれない。が日本語化して使っているとそのうちメインメモリにアプリの残骸が残るのか、だんだんとメインメモリが足りなくなってくることもある。そんなときに気軽にソフトリセットできるので運用上は問題ないのだが、このボタンにアクセスするためには本体をケースから取り外さないといけない。
なので英語版ユーザよりはおそらく日本語版ユーザの方がソフトリセットする機会が多いんではないかと思うが、そのたびにいちいちケースから取り出すのはちょっと面倒くさい。

と思っていたら会社の友人 ( 彼も X50v ユーザ ) が自分でアルミニウムケースにドリルで穴を開け、ソフトリセットが出来るようになったと、そのケースを見せてくれた。
話はそれるが、アメリカは本当に DIY なんだなぁとつくづく感じる。部屋のペイントはもちろん、自分でキッチンを改造したり、タイルを張り直したりと小さな家の補修はお手の物だ。
そのため、DIY ストアは日本とは比べものにならないほど充実していて、もっとも有名な Hope Depot などはたいてい24時間で営業をしている。ここでは工具から始まってバスタブ、洗面所のシンク、果ては家の壁に使うマテリアルやドアなども買って持って帰ることができ。
そういえば僕もトイレの便器を買って持って帰ったっけ ( ウォッシュレットをインストールしたときに便器を付け替えたのだ )。
なのでだいたいどの家庭にも、ドリルなどの工具はあり、しかも目的にあわせていろいろ取り揃えていたりする。あれだけプロ用工具を持っているのを見ると、日本では大工といっても通用するほどだと思う。

この友人もそんな工具の一つを使ってアルミケースに穴を開けたのだが、見せてもらうとなかなかよさげだ。
そこでドリルを持たない僕は彼に頼んで僕のアルミケースを持って帰って僕のケースにも穴を開けて貰ったのだ。

それが↓の写真だ。僕が工作したわけではないので自慢にもならないが、これはなかなか便利。

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これでケースから X50v を取り出さなくてはならない機会は減ったのだが、実はまた2つほど問題がある(笑)。
一つは同時に購入した拡張バッテリーを付けた場合 X50v はこのケースに収まらないこと。
Axim X30 用には拡張バッテリー使用時でも格納できるアルミケースが出るようなので、X50v 用も期待して待つことにしよう。

それともう一つの問題は車の中で GPS ユニットとして使う場合、やはりこのケースが使えないことだ。それについてはまた別の機会に。

非常事態宣言

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※ 写真でわかりくいが、空気中を舞う粉雪のせいで視界はとても悪かった。Central Park にて

New Yorker の今週末は、文字通り閉じこめられた人が多いのではないだろうか。
久々に New York に State of Emergency = 非常事態宣言が発令された。

暖冬と言えるほど今シーズンはずっと穏やかな天候が続いていた。新年を迎える瞬間の Times Square は世界的にも有名だが、例年ならこの日は一年で最も冷え込む一日に数えられるはずの New Year Eve が今年は驚くほど気温が高く、テレビで見る中継でも軽装で来ている人ばかりが映っていたのが記憶に新しい。

それが先週は一転して寒波が訪れ、外を歩くと数分で顔が痛くなるような厳しい天候になった。吸い込む空気が冷たくて肺までが収縮するような日中だが、それでも空には冬らしい青さがあり、一日の短い日照時間を十分味わうことが出来た。
それが今週末は追い打ちをかけるかのように、寒波プラス大雪に見舞われたのだ。

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※ 5番街も雪で覆われた。アスファルトと歩道の区別もつかない。

New York Watch で何度も取り上げているが、このあたりは大陸性の気候のためか天気予報はかなりの的中率を誇る。朝は晴れていても天気予報が「午後からシャワーが・・・」と言えば必ずと言ってもいいほど雨が降る。
なので今回の大雪ももちろん天気予報があらかじめ出されていた。
ただ今回の場合は予報レベルではなく、非常事態宣言がだされるほどの大雪が予想されたのだった。
ニュース番組でも久々の大雪に対して特集を組むなどして、中にはディーゼル駆動のポータブル雪かき機の紹介をしていたところもあるほどだった。( ちょうど芝刈り機のような大きさで見た目もそっくりなのが面白い。自宅前の歩道などは雪が止んだらすぐに雪かきをしないといけないことになっている )
そんな話を耳にすると、「さあ大雪がくるぞ」というおっかなびっくりな気持ちの備えが出来る一方、どこかワクワクしている自分もいるのだった。


一段と冷え込んだ金曜日の夜はかすかに翌日の雪を感じさせたけど、土曜日の朝遅くに起きてみてびっくり。横殴りの雪が窓ガラスにあたりサラサラと音のない音を立てているようだった。
もちろん地面は真っ白で、冬になると途端に灰色とか黒ばかりになる街が、却って華やいで見えるのが可笑しい。

それにしても週末に雪が降るとはなんとタイミングがピッタリなんだろう。
平日なら憎くさえ感じる雪が、急いで出かける予定のない週末の朝ゆっくり起きて、暖かい部屋の中からパジャマのまま窓越しに見える様は、なぜか気持ちまで落ち着く。
( アメリカ、特に New York はサービス業に従事している人が多いから土日がみんなの休みとは限らないがそれでも Weekend の言葉の響きは特別だ )

あらかじめ警報が出ていたおかげかそれほど街も大きな混乱が無く、道路にもよほどのことがない限り運転しないと言う人が多いのか、ほとんど車の姿を見かけない。




そうだこんな日だからこそ、カメラを持って公園に行ってみよう。

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※ Central Park にて

以前 Palm を使っていたときも画面の様子をキャプチャーしてそれをウェブサイトに貼り付けていたんだけれども、Pocket PC用でもいいソフトないかなぁと探したところ、このソフトに遭遇した。
スクリーンキャプチャーとして今気に入って使っているのは nfshot2 というアプリだ。

スクリーンキャプチャー ねふぁ氏のモバイル関係ホームページ http://www1.mahoroba.ne.jp/cgi-bin/user-cgi/~nefa/cafe.cgi?=mobile_software

nfshot2のダウンロードはここから

インストールはいたって簡単だ。
PC からインターネットブラウザを使用して、↑のサイトからファイルをダウンロードする。続けてこの ZIP ファイルを展開すると nfshot2-arm.exe やテキストファイルが解凍されるはずだ。その中の nfshot2-arm.exe のみを ActiveSync のエクスプローラを使用して Pocket PC に転送する。転送先は Windows ディレクトリの他、外部メモリに配置しても良い。僕は SD カード上に置いて使用している。

このソフトは起動後、5秒すると自動的に立ち上がり、そのタイミングで表示されている画面をキャプチャーしてくれるようになっている。つまりファイルマネージャからこのソフトをタップして起動し、急いでキャプチャーしたいソフトウェアを起動するのは神業を要求される。
最初は「どうやってこのソフトを使用するんだろう???」と悩んだけれど、良く見るとほとんどの Pocket PC 機にはボタンに割り付けるソフトウェアが自由に変えられるらしい。このキャプチャーソフトもそうやってボタンの1つに割り当てれば良いわけだ。

ボタンに複数の機能を割り当てる為のフリーソフトもあるが、とりあえば今回は標準のソフトを使って実現することにした。
手順は、
1 nfshot2 のショートカットをスタートアップに作成
2 標準のボタン割り当てツールを使用して、nfshot2 を任意のボタンに割り当てる

という2ステップだ。ボタン割り当てツールはスタートアップに登録されているアプリだけが割り当て可能になるためにショートカットを作成する必要があるのだ。

capture2.jpg

先ほどエクスプローラで転送した nfshot2-arm.exe のあるディレクトリまで、ファイルマネージャで移動する。
続けて nfshot2-arm.exe の上でスタイラスをタップし続けると↑のようなメニューが現れるので、ここから「 Copy 」を選択しておく。

capture3.jpg

次にファイルマネージャのメニューからホームディレクトリを "Windows/Start Menu" に移し、ここで空白のエリアでスタイラスをタップしてそのまま押し続ける。すると「ここにショートカットを作成する」というメニューが現れるのでそのまま選択。
ここで一旦ファイルマネージャを閉じ、今度は「 Settings 」から 「 Buttons 」を実行する。

capture1.jpg

すると↑のような画面が表示されるので割り付けたいボタンを選択し、続いて下の「 Assign a program 」プルダウンメニューから "nfshot2-arm" を探して選択。右上の OK ボタンをタップして完了。
僕はカレンダー起動ボタンに割り当ててみた。これで画面イメージをキャプチャーしたいタイミングで一番左端のボタンを一度押すと、5秒後に nfshot2 が起動するようになる。

ということでこれが使用中のイメージ。
スクリーンキャプチャーツールの動作中のイメージをキャプチャーするには別のキャプチャーをインストールしないと撮れないので、今回はデジタルカメラで撮影。

nfshot.jpg

さて5秒経つと↑のような画面が表示されるので、保存先、保存ファイルの種類などを選択して「画像保存」のボタンをタップするだけだ。
写真にも表示されているが外部メモリ、たとえば SD カードや CF カードにキャプチャーしたイメージを保存することも可能だ。BMPの場合900KBほどのサイズになるので容量に注意。

ここ New York Watch で紹介している X50v の画面もこのツールのおかげできれいに撮れるようになったのだった。
これからもここで紹介するイメージは nfshot2 で撮っていくと思うので、実は一番よく使うアプリになったりして。

Big Chill

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久々に厳しい寒波がアメリカ東海岸を襲っている。
ここ New York も例外でなくテレビ番組ではこの寒さに備えて注意を促している。

「あなたがアパートメントに住んでいて、もし規定の室内温度に達してなかったら、311か Landload に連絡を」

一軒家に住む人は芝生のためにスプリンクラーが設置してあると思うが、これも冬が来る前に専門業者によって地中に埋められたパイプから水を抜いて貰う。さもないとパイプが破裂して、水が噴き出し、近くの歩道が凍り付く、なんてことになりかねないのだ。
寒波がやってくると気温はマイナス10℃以下になり、これくらい気温が低くなるともはや数字からは寒さを伝えるのは難しいだろう。
僕が朝家を出る頃はもっとも冷え込んでいるときで、気温マイナス10℃、体感温度マイナス20℃という日も珍しくなくなる。
こんな日は念入りに車のエンジンを暖気して、それからゆっくり車を走らせるのだが、困ったことに信号まで止まったかのようにとてもゆっくり動作するのだ。ただでさえ時間の経つのがビデオの早送りの用に早い朝なので、ますますじれったくなる。
詳しい原理はよく分からないが、低い温度では携帯電話や腕時計、電卓の液晶がゆっくりとした表示になるが、まさにあれと似た感じだ。

でもこんな寒波は New York に住んでいれば年に一、二度あるから慣れるはずなのだが今年はおかしいことに暖冬がつづいていたのだった。
おかしい気候といえば、実は夏まで遡る。去年は冷夏だった。
海好きの僕が一度も海水浴に行きたいと思うようなすかっとした青空は一度も見られず、8月になるとすでに高原のような涼しい風が New York の街を吹いていた。
そのとき「だれもが今年は寒い冬になるかもしれない」と思ったのに蓋を開けてみたら今シーズンは暖冬になった。

人間わがままなものであれほど寒い冬が来ると「これだから New Yorkの 冬はイヤだ」と言うくせに、今年のような暖冬だと「これはホントの NY の冬じゃないよね 」などとも言う。
そして先週まで薄いジャケットがあれば外出出来る気温が続いていたのが、一転して寒波 ( Big Chill )がやってきた。

実はこの寒波がやってくる直前、ものすごい霧が発生した。
僕が子供の頃はよく大人から「夕方霧が出たら、明日は青空だ」と聞かされており、僕が覚えている限りそれがはずれたことは無かったのだが、New York では霧のあとに大寒波がやってきたのだった。

寒波の中、写真を撮ろうとカメラをもってうろついたのだが、指は動くなくなるは、バッテリーがすぐになるはで、結局撮影をあきらめざるを得なかった。ここではその霧が発生した時の写真を紹介しておこう。

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Manhattan と New Jersey の間を流れる Hudson River。
ここには NJ 州側に住居を持ち、Manhattan で働く人が利用する通勤フェリーもあるのだが、今週に入って川上は凍り付いてしまい、フェリーサービスが停止しているらしい。天気予報によるとここしばらくは日中でも最高気温がマイナス5℃などいった日が続き、氷が溶けるのはもう少し先になるとのこと。
何もかもが凍てつくような寒い日は、暖かい部屋でのんびりくつろいでいなさい、ということなのかもしれない。

こんな寒さがあって初めて New York らしいと言えるのだが、寒波も二日目になると「やっぱりもういい。早く春が来ないかなぁ」と長い冬の終わりを心待ちにするのだ。
やっぱり人間わがままなんだよなぁ。

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