PDAヲ購入セリ
久々に PDA に再挑戦してみることにした。
以前も PDA を使っていた時期があった。が実は今回購入した機種が2機目。僕がこういう電視小物好きであることを知っている人からすればちょっと意外かもしれないが、高価な商品には「ええいままよ」と清水の舞台から飛び降りるようにして衝動買いする一方、小遣いで買えるものとなると徹底的な事前調査をしたりして、さらに買い物するときに$10、$20の違いにこだわったりする、別な一面も持っているのも知っての通りだ。
しばらく使ってなかった PDA なのに、なぜまた今回再び使用する気になったのか、今回の機種はなんなのか、そんなことについて書く前に以前使っていた機種について少し書いておこう。
以前使っていた唯一の PDA は Palm VIIx という機種で、今ではあまり見かけない液晶表示がモノクロのものだ。購入したのは2000年の夏だからもう5年近くも前のことになる。
今はもう日本から撤退してしまった Palm 社だが、当時は日本でも Palm OS PDA は発売され、SONY と人気を二分していた。アメリカに続き日本でも Visor など人気を博したようだが、この機種だけは日本では発売されなかった。それは最初から無線ネットワーク対応だったためだ。
当時 Palm 社は子会社を通じて、アメリカの主な都市で独自のネットワーク網、Palm.Net を提供しており、この Palm VIIx は本体だけでその無線ネットワークが使える、というのがウリだった。
といっても接続速度は電話一般通話回線を使ったモデム接続より遅く、また日本語 Palm OS を入れても 日本語版 Palm VIIx が存在しないため、日本語が使える Palm.Net 用のメールソフトとインターネットブラウザが無く、日本語でのやりとりに難があった。
そのため、最初のうちは PDA そのものが楽しくて、無線ネットワークが使えなくてもそのまま使用していたのだが、ウリのネットワーク機能も使えず、液晶画面も暗いモノクロ、ということで次第に使わなくなってしまった。今でもこの Parlm VIIx は書棚にしまってあり、この際 eBay で売ってもたかが知れているので、このまま売らずにアンティーク PDA として取っておくことにしよう。
・・・とまあしばらく封印していた PDA だが数年経ってまた買いたいという物欲がふつふつと沸いてきた。
それは1つに車の中で使う Bluetooth 経由の GPS があり、これまでは必要なときにノートパソコンを車に持ち込み、そこでカーナビとして使っていたりした。
それともう一つは日本のように携帯電話でメールやウェブをアクセスするのが困難なので ( アメリカの携帯で日本語のメールやウェブのアクセスはかなり難しい )、出張とまで行かなくても一日市内を歩き回っ
ていて出先でメールの確認をしたいときに、ノートパソコンを持っていない限り、ほとんど無理だったのだ。
休みの日はたいてい重いカメラ器材を持って歩いているので、こんな時は PDA の方が気楽に持ち出せる。
つまり昔はパソコンを「住所録」「会社の仕事の延長でワープロや表計算」「年賀状の印刷」といった目的で使うために購入したのが、今や「インターネット」「DVDやブロードバンド放送」などネットワークと映像を使用する目的で購入するように、PDA ももはや住所録やスケジュールといったかつての機能ではなく、インターネットや先の GPS モニターとして使うなど、使用する目的が変わってきたのだった。
それならば購入してもすぐにお蔵入りになることは無いだろうと、購入することにした。
で購入に当たって検討したのは、PDA と携帯電話が統合されて一台になったスマートフォンのたぐいか、単なる PDA。それからもちろん Palm 系にするか PocketPC 系にするか ( Linux Zaurus は今回パス )。
スマートフォンは新たに携帯電話契約をしなくてはならなく、それと画面の解像度が VGA をサポートしていないということもあって結局、それらをサポートしている Pocket PC 端末で行くことにした。Palm は以前も使っているのでせっかくなら今回は新しい方が面白そうだ、というのも理由の1つ。
そうなると購入出来る機種は限られてきて、現在 VGA の高解像度をサポートしているのは HP の iPaq hx4700 と DELLAxim X50v、それに富士通の PocketLOOX V70 あたりになる。この中で日本語化され、日本で発売されているのは hx4700 と V70 だが、ともに値段が高い。それに引き替え一足先にアメリカでだけ売られている DELL の X50v は価格が他の機種よりだいぶ安い。安いのは液晶画面が多少小さいから、ということもあるのだが、逆に携帯性が高まっているのでどちらが良いとも言い切れない。
ただ Palm と違って簡単にユーザが日本語 OS をインストール出来る仕組みが出来ていないので、ためらっていたところ、日本のパワフルユーザ達はすでにこれを日本語化して使っており、いろいろそこで尋ねるとほとんど日本語版 Pocket PC と変わらぬところまで改造が可能と言うことがわかった。
( ちなみにそういう情報は TK-BLOG さん のところで仕入れました )
ということで DELL Axim X50v を購入することに決定。
機種選定が終わったところで、DELL サイトの商品価格から 25% 引きになるクーポンを友達が譲ってくれ、オンライン価格 $500 近くするものをなんと$370で購入できることに。早速その他にいろいろオプションをつけて、ウェブで注文。
火曜日に「ボチッとな」したら、金曜日には会社にパッケージが届いた。早速日本語化に必要なファイルなどを整えて、この週末はわくわく過ごせそう。

本日会社に届いたパッケージ。箱の底面積は雑誌大と意外と小さめ。大きさ比較のため EF50mm F1.8のレンズキャップを置いてみた。
バッテリーで駆動するデジタルカメラと一緒で、PDA もまずは充電しないと稼働しない。こういうギア系の買い物は、箱を開けるときに楽しみがあるのだが、すぐ使えないとまさに蛇の生殺し状態。といってもこんなジレンマ、今ぐらいしか感じられないので、これもガジェット購入時の楽しみのプロセスの一つになりつつある。ちょっとマゾっぽいか(笑)。

届いた DELL X50v はただいま充電中。目覚めは8時間後だそうだ。
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