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flowermacro.jpg
※ CANON EOS 20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1

ものぐさな僕にしては珍しく続けての新作写真を公開する。
今回の写真は、おとといのブログで紹介した「 International Orchid Show 」で撮った洋蘭の数々である。

今回のようなスタイルの写真を公開することに際して、実は自分の中でしっくり来ない部分が多少なりともあった。
写真の話題に関心が無い方は是非読み飛ばしていただきたいが、しっくり来ない部分というのは被写体としての草花をマクロで撮ることである。

花は単に美しいだけでなく、可憐にも、ゴージャスにも人の目に映る。それだけでなく醜くも見えたり、毒気もあり、それはちょうどポートレート写真に惹かれるのと似ているかも知れない。中には短い一生の草花や、何年も待ってやっと咲く小さな花もある。まるでそれは一期一会の人生といっても言い過ぎではないだろう。被写体として取り上げたい、という魅力がそこにはある。

けれども僕の中では花を撮ることにためらいがあった。最高に高められた芸術作品は、それ自体が美しく、それを写真を撮ってもオリジナルの美しさを越えることは決してない。僕は花の写真、正確にいうと花をきれいに撮るマクロ撮影とはそれに近いものがあると思っているのだ。

もちろんこういった種類の撮影が一朝一夕ではいかず、技術的にも繊細さが問われ、また花に込める感情も場合によっては必要であるし、また野外でしか撮れない花は花の特性に始まり、地理・天候などいろいろな要素が組み合わさって高度な知識が要求されるだろう。
だからこの種類の撮影が簡単だとは決して思わないが、どうしても花自身が持つ魅力を写真で表現出きないのではないかと思ってしまうのだ。
この気持ちは特にライティングを駆使して花の位置まで自由に操作できるようなマクロ撮影に強く感じる。これはイメージを作り上げる作業だと言うふうに。
中にはこんな意見もあるだろう。完璧なライトや背景に凝ることが出来るような状況ではなく、野生の草花を撮ることは風景写真の一部だと。
確かに花の一部をクローズアップするようなマクロと、一輪だけの花全体を撮ることの違いが少ないのなら、花が集まった花壇、花畑のある風景と違いは数とか規模だけではないかと。確かにそういわれると風景写真の一部として花の写真の存在もあり得るわけで僕がためらう理由というのも理論的に説明がうまくできないのだ。

ただ今回もマクロレンズで花をのぞいていていつもの疑問が頭をもたげてきた。「花はきれいにしか撮らないのだろうか」「花を撮るのは花弁や花粉を思いっきりクローズアップで撮るだけなのか?」と言うこと。
前者はスタイルであり、後者はテクニックのみの話しだ。
ところが今回の被写体は洋蘭ということもあり、以前からちょっと興味のあった蘭という花の性的な部分やエキゾチック性をテーマとして撮ることは出来ないかというものだった。蘭はその特異な意匠から虫を呼び、袋に閉じこめてしまう特性を持っている。そんな虫をも魅了するフェロモンみたいなものを写真に撮ることが出来ないか、という点に注目して写真を撮ってみた。
なので花粉が見えるほどクローズアップして撮るといった「花のマクロ写真ははこう撮るべき」的なスタイルに背を向け、僕がアンチテーゼとしてアプローチして撮ったのが今回の写真となっている。。

実は新作を公開するような今のような段階でも自分ではよくその花の写真を撮る意味が分かっていない。
今回はその迷いが出ているかも知れないが、今公開することで後で何か答えになることが見つかるかも知れない。

今回初めて挑戦したマクロ撮影、どうぞお手やわらかに! > マクロの先輩方


恐れ入りますが新作は「キオクイロ」サイトをたどって行ってください。

http://photo.nomeri.com

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この所、連続のアルバムアップですね!

単発で写真を見せていただくのも良いのですが、まとまった形で見せいただくのも、構成も相まって為になったりします。

私は、明日はお休みで、写真撮影を職業となされていらっしゃる方が、私がいつもお世話になっているフレンチレストランで撮影をしたいということなので、そのお供をさせていただくことになりました。と言ってもお手伝いできることは何一つないので見ているだけですが。(^^ゞ

プロの撮影現場なんて今まで見た事無いし、ライティングの機材をみるのもきっと初めての経験になると思います。(私、その程度な人間なんです...)
プロの方には、私が勉強不足極まりないので大変失礼かとは思いますが、参考にさせていただきたいと思っています。

で、撮影が終わったら、車を定期点検に出して、その後夜はフリーになるので、ひ@NYさんのアルバムをじっくり拝見させていただきたいと思っています。m(__)m

i-takashiさん、こんにちは。明日お休みとはうらやましいな。僕も今週月曜日は休みを取りましたけど\(^^)√

職業で写真を撮るのは、大変だなと思います。意味は二つあって技術的に高度なものを求められ続けるものに関してはそのあくなき向上をつづけること。そしてもう一つはルーチンワークになってしまっていて、それでもやらなくてはならないこと。もちろん前者は大変でもありますがその一方で楽しくも有るんですが。
僕も岡嶋さんとこれまで何度かお供させていただいて、具体的なアドバイスもいただきましたし、そうでなくとも撮影現場を拝見するだけで自分にないところが見えたりして参考になりました。実際にはもっと見えないところがあり(努力)、その部分は自分で補うしかないわけですが。これは料理の世界なんかでも同じですよね。

車の定期点検が日本はあるからすごいですよね。アメリカは最初のディーラー点検が何回かあるだけで、それが切れるとほとんどの人がディーラー点検には持っていきません。年に一度のinspectionだけです。

時間があったら新作を見てください。コメントは中辛ぐらいでお願いします(笑)

こんにちは
「キオクイロ」見させていただきました。
(蘭の)感想として、ハっとさせられました。
蘭ってこんなに怪しく毒々しく、でもふわっとやわらかい光を発する花なんだ と思いました。
私は、写真を撮るのも見るのも好きですが、全く詳しくはありません。そんなド素人目でコメントするのは大変恐縮ですが、ドキドキする画だと思います。
蘭ってヒルの顔ヨルの顔があますね 笑。

ランってこんなにいろんな顔があったのですねー
なんだか生きてる~って感じで、
動物的な印象を受けたマクロの数々でした。

優雅だわ~~とか
ハッとする華やかさね~とか
たまに、おいしそ~~とか

いろいろ感じてしまいました。笑

お花好きですが
なかなか上手く撮れなくて悲しいです。
ベランダの四季をもっとアルバムにしたいなぁー

今は、プルンパーゴというお花を植えてる鉢に
昨年のペチュニアやスノーボールのこぼれ種から
芽がでて、お花を咲かせてくれてるの。

季節が来れば、ちゃんと芽吹く小さな命を
それこそマクロで撮れたらなーって思います。
力強い命を感じる一こまです。

kaoriさん、こんにちは。
早速新作を見ていただいてありがとうございました。
>ハっとさせられました。
というリアクションを期待していたので、にやりとしてしまいました。というのも僕も実際の洋蘭をみてはっとさせられたからなんです。そんなあでやかな魅力をどうにか伝えられないかと試行錯誤しながら撮ったのが今回の写真なので、狙いはあたりました!
洋蘭は補虫する花でもあるんですが、その魅力はあますことなく造形に現れていると思います。ここまで潔くアピールする花だと結構撮りやすいかも。

すのーさん、いつも丁寧なコメントをありがとう。

いつも花に愛情を持って接しているすのーさんのようには撮れないけれど、荒れた実生活を送っている僕は(!)、こんな風に酸いも甘いもあるような花の方が似合っているのです(笑)

動物的な印象・・・とは言い得て妙ですね。洋蘭が精一杯魅力的な花弁を広げ、独特の香りを振りまくことで虫の気を惹こうとしている・・・人間と同じかもしれません。
僕はこの花にフェロモンを感じました。

>ベランダの四季をもっとアルバムにしたいなぁー
僕も上手く撮れないんですが、室内で窓際に置き何かライトを上から照らして、デジタルカメラで撮るとそれらしく見えるものです。もちろんプロのクオリティとは異なりますが、それでもだいぶ花がキレイに映えます。

久しぶりにすのーさんの庭で咲いている花も見てみたいです。季節に合わせていろいろ植えている様子が目に浮かびます。自分で育てた花は愛情がこもるから写真にもきっとそれが写りこむと思うよ!
是非挑戦してみてください。

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このページは、hiroが2005年4月20日 05:50に書いたブログ記事です。

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