May the Force be with you
何も LA に来てまで映画館に足を運ばなくても・・・と思うのだが、話が「Star Wars」ともなるとちょっと別で、大ファンでなくとも新作は気になる。なんといってもこれで Star Wars の映画は最後になるかと思うと、それだけで「映画館で見ておかなくては」と言う気持ちになってしまう。
人によって Star Wars 度は差があると思うが、僕の場合は「全作映画館で見た」という程度で、うちにはグッズのたぐいは一つも無い。DVD も後半3部作 ( 時代設定はさかのぼっているが ) のうち2つのエピソード分を所有しているくらいだ。
なので前半3部作の細かいストーリーを忘れてしまい、今回の完結編を見た後は友人と足りない記憶を補わないといけないほど。
これまで新作映画といえば金曜日の夜に公開、というパターンが多かったが、スパイダーマンだったか X-MEN だったか、このあたりから公開日が平日に設定されるケースが増えてきた。こうすると公開日3日間だかなんだかの記録が破りやすいのだという。
Star Wars もその例外ではなく、全米で水曜日から木曜日に変わる深夜12時に公開になった。熱烈な Star Wars ファンは各地の映画館に泊まり込みをしたようで、Manhattan でもそんな人たちの様子を見かけた ( New York はまだ肌寒いので中にはテントをストリートに張っている人も。)
公開直後に劇場に足を運ぶと、こういった熱烈なファンたちが各シーンでヤジを入れたり、口笛を吹いたり、拍手をしたりとそれぞれ「熱のこもった応援」をするので僕自身は公開日になんて行かないぞ、と思っていたのが、今来ている LA ですることが無く、夜の部でもチケットが取れると言うことで結局見てしまった。
案の定、ヨーダの活躍や、ダースベイダーが現れるところではかなりの拍手喝采があったが(笑)。
大娯楽作品と評されて、文芸作品ものと一線を画すように批評されるタイプの映画だが、絵空事だからこその難しさがあり想像力と細部に対するこだわりがなければできない映画だと僕は思う。
僕はこの映画から得られる絵空事のワクワク感に惹きつけられているのだと思う。
ところでもともと Star Wars がこの世に現れたとき、全部で9本の映画になる、と聞いた記憶があるのだが、僕の覚え間違いだろうか。
前半3部作のあと後半(くどいようだが、時代設定は過去のものなので、Star Wars 開戦前の時代設定 ) 作品は世の中に出るまでかなり時間がかかり、僕などはもう作成しないんではないかと思っていた。
ところがどっこいちゃんと映画撮影は再開されて、時代設定を過去に戻しての Star Wars Episode I、II、そして今回のIIIが続けて公開された。
商業的に巨額の資本が動いているとはいえ、その時代毎の SFX の最先端技術を用いて、話のクオリティを維持し続けるのはものすごいパワーが必要で、まさにライフワークといっても良いのではないだろうか。
少なくとも僕は10年以上にもわたって一つの事に取り組んだことが無いので、どのくらい大変なのかは予想もつかない。
悪の権化として描かれながらもダースベイダーがこれほどまでたくさんの人を魅了してきたのか、その理由は今回の作品を見るとわかるのではないだろうか。
そういう意味では悲しい映画であるし、これで Star Wars が終わってしまうという事実もセンチメンタルである。
( LA にて )
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