( New York 夏模様シリーズ )
夏休み、といえば「山」と答えるだろうか。それともやはり「海」だろうか。

以前 「 小学生時代、夏休みともなると岩手に住む親戚の家で過ごすことが多かった 」 と書いたことがあった。当時僕が住んでいたのは東京の外れといっても交通量の多い国道は走っているし、工場もあり、そんなところから見渡す限り木々しか見えない山奥に行くのはとても新鮮だった。とはいえ夏休みにどこに行きたい?と問われれば2つ返事で 「 海 」 と答えることだろう。
それはやはり東京から海水浴のできる砂浜に行く、というのが滅多に無いことだったからなワケだが、年を取って行動範囲が広がった今でも海に惹かれるのはなにか別の理由があるのだろう。
Manhattan には海水浴できるような砂浜は無いが、気軽に行くことの出来る海岸がいくつかある。Coney Island に Jones Beach、それにここは海ではなく川なのだが The Bronx にある Orchard Beach など New York 市内にいくつか存在する。
また車に乗って Long Island や South New Jersey に足を伸ばすと、そこには目の前に大西洋を望むビーチがいくつも広がっている。
そんな中、庶民に人気のビーチが Coney Island である。僕も毎夏、一度は行くので New York Watch でも取り上げたことがあったはずだ。うちからここへは地下鉄一本なので、ふと思いついたら片道$2の電車賃で行くことが出来る。
Coney Island、確かにビーチがあるのだがここに水着を持って行ったことは一度も無い。いやもちろんほとんどの場合写真を撮りに行くことが多いので泳がないというのもあるのだが、そうでなくても泳ぐにはちょっと抵抗がある。どんな海か形容するのは難しいが、地下鉄で行けることから、まさに Coney Island は NY の江ノ島海岸といえば分かってもらえるだろうか。いつもものすごい人出なのだ。加えて水質も決して褒められたものではないらしい。

そんなビーチになぜ行くかというと、ビーチ沿いに作られたボードウォークを歩いたり、その横に立てられた昔ながらの遊園地を見るのが好きなのだ。
ここにある遊園地は決して最新鋭なければ、絶叫マシンでもない。本当に昔ながらのぼーっとオレンジ色の電球で照らされてぽっかり夏の夜に浮かび上がる、町の遊園地の様相を今でも残しているのだ。
普段は敬遠してしまうファーストフードである、ホットドッグもコーンドッグもここでなら懐かしさから食べてもいいかなと思えてしまう。屋台の軒先には綿菓子がぶら下がり、いまどきの子供達は綿菓子の作り方を知っているのかな、などと思わず足を停め、見入ってしまう。
ちょっと離れたところからこの遊園地を見ると、なんだか真夏の夜の夢を見ているかのようでもある。
夜になり、海から吹く風もすっかり涼しくなってきた。射的で遊んでから帰ることにしようか。


いいね〜。今回でだいぶマンハッタンは堪能できたし、
次回はコニーアイランドにも行ってみたぁい!
遊園地でグルグルまわるぞ〜《笑》
BOB、
あれ、コニーアイランド行ったんじゃなかった? さすがにここはチャリでは遠いので素直に地下鉄に乗っていくといいよ。駅からも徒歩が便利。
アメリカの旧い遊園地の良さがまだ残っていてお勧めです。ローラーコースターに乗るならやっぱりNJにあるSix Flagsに行かないと!
わぁー。素敵な写真ですねー。
ビーチ沿いに遊園地があるなんて、それだけでもなんとも、ロマンティックというかウキウキとしてしまいます。
誰もが心が躍る夏の夕暮れの遊園地。
オレンジで染まった、コチラで言う海の家でしょうか?
遊園地内の軽食やさんかな?
いい感じですね~。
観覧車の青空も好きです。
ansanaさん、どうもありがとう!
例のlensbabyグループ写真展に向けてあるイメージを持って準備していたうちの最後がConey Islandになりました。幸い狙っていた感じの写真は撮れたのですが、それ以外に撮った写真が上記のものです。(ただし真ん中だけ広角レンズで撮っています)
売店は世界的に有名なホットドッグ、Nathan'sの発祥がここNYのConey Islandなんですよ。毎年独立記念日に行われるホットドッグ早食いコンテスト、ここ何年も日本人が有償していますが、あれはここConey IslandでNathan'sのスポンサーにより行われているんですよ。
もともと遊園地ってワクワクする魅力とともにどこか寂し気な気配を漂わせているものですよね。日常には決して存在しない蜃気楼のような場所と目に映ったからかも知れません。