( New York 夏模様シリーズ )
いきなり扇情的なタイトルで申し訳ないが、ヌードビーチ ( ヌーディストビーチ? ) に行って海水浴をしてきた。
いやもちろん New York はヌードビーチが合法的に許可されているのは知っていたし、Long Island にはいくつかあるのも知っていたが、これまで行ったことがなければ、見たことも無かった。なので僕にとっては初めての体験だ。
週末、ゆっくり起きてシャワーを浴びていると携帯がなった。近くに住む友人からで、のっけから 「 今日ビーチに行かないか? 」 という誘いだった。
うーん、今日はすることないしなぁ、と軽く OK すると、この友人が 「 ところで今日行くのはヌードビーチなんだけど・・・ 」
友達がこの夏ビーチに行っていたのは知っていたが、ヌードビーチに行っていたとは知らなかった!
僕が考えていたことを察してか 「 前回友達に連れて行って貰って初めてヌードビーチに行ったら面白かったんだ。 」 とのこと。
行っても良いけれど、必ずヌードにならなきゃいけない? と聞くと 「 9割は裸だけど、そうでない人もいるから大丈夫 」 と言われて何が大丈夫か分からないまま、ほとんど拉致状態でビーチに連れて行かれた。( それでも New York Watch のためにデジタルカメラを持っていくところがちゃっかりしているというか・・・。でも Pervert と思われてはイヤなので、さすがに大きな一眼レフを持ち込むのはまずいだろうと、久々に Panasonic DMC-LZ2 の出番である )

僕らが向かったのは Long Island にある Robert Moses State Park。
僕も海水浴といえばこのビーチばかり来ていたものだ。昨年の夏は涼しい日が多く一度も来なかったので、2年ぶりになる。それも夏が終わる頃になってヌードビーチにやってくるとは (^_-)
この公園はいくつもの Field に分かれていて、それぞれに大きな駐車場、シャワー、トイレ、そして売店が用意されている。
今回友人がクルマを停めたのは、Field 5。ここにヌードビーチがあるのだという。
ビーチに出てくると、そこはいつも見るビーチの風景が広がっていて、2年前となんの代わりは無い。果たしてこんなところにヌードビーチなんかあるのだろうか、と友人のあとをついて歩く。
砂浜を東に向かって歩くこと5分ほど、こんな看板が現れた。
※ 「 このビーチは慣例的に着衣が任意扱いとなっています。これより先はヌード海水浴客がいるかもしません。 」
そうこの看板を境にして向こう側はヌードビーチになると書かれているのだが、看板のすぐ手前には子供連れの家族がおり、そして隣には裸になったカップルがくつろいでいたりして、まさに線をひいたかのように普通のビーチとヌードビーチが分かれているのは興味深い。
ここに着くとすぐに友達も知り合いを見つけ、僕のことを紹介してくれるのだが、男性も女性も目の前に現れるのは素っ裸の人たちばかり。なんとも気まずい感じ。でもそう思っているのは僕だけの様で、裸でいる人の方が堂々としている。
見るとここに来ている人たちはもう長いことコミュニティを作っているかのようで、通りかかるたびに皆名前で呼び合っている。
友達のこの知り合いの女性はもう10年以上もの間、夏は毎週このピーチで過ごすのだとか。そのため中でもこの女性たちのグループは20人以上が固まって大きなコミュニティとなっていた。
ほとんどの人は僕より年輩の人たちで、こういっては失礼だがお腹もかなり出ている。でも容姿なんてことを気にせずみんな気持ちよく裸になっているのだ。
上の写真はあまり人のいない時間帯を見計らって撮ったのだが、それでも写真には何人か裸の人が見えるだろう。これは夕方6時くらいでかなり涼しくなってきた頃。そのためTシャツを着たりタオルを羽織っている人がかなりいたが、日中はまさに9割以上の人がヌードになっていた。

※ 僕がカメラを持ってきているということで 「 写真を撮って! 」 というリクエストがいくつもあった。けれども僕自身はなんとなく恥ずかしかったので友人にカメラを渡し、撮って貰った(笑)。
よく考えてみると、日本は公衆浴場や温泉があって人前で裸になるのにそれほど違和感は無いはず。却って日本に来た外国人が温泉などではずかしい思いをしている、と聞いたことがあるがいったいヌードビーチでの反転ぶりはどうしたものだろうか。
大きな違いは温泉も公衆浴場も得てして夜に入ることが多く、ヌードビーチは真っ昼間炎天下、ということだ。
もちろんビーチはパブリックな場所なので、どこにもいやらしい雰囲気はなく、来ている人たちもマナーは守っている。なので単にあっけらかん、としているといえばそれまでなのだが、人前で裸になると言うことも一度慣れてしまうと欧米人の方が大胆なんではないかと思う。

結局僕らは7時頃までビーチにいて、喧噪の街 NY 市に戻った。フリーウェイは僕らと同じく海水浴場からの帰り客で渋滞していたが、エアコンのきいた車内ではこの火照った体をいやすのに気持ちよく、苦にならなかった。夏の終わりの日差しというのも強すぎず、日焼けにはちょうど良かったのだろう。こうして僕のヌーディストビーチ初体験は無事終わった。
また行きたいか、と問われると「 行ってもいいけど、親しい友達を誘っていくのはやっぱり恥ずかしい 」 というのが正直なところか。
さて 「 想像したら気持ち悪くなった 」と言われてここを読みに来るのを止める人が出ても困るので、僕がヌードになったかどうかは、曖昧にしておくことにしよう (笑)。