Subway Map

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8月のグループ写真展以降、写真らしい写真を撮りにでかけることも無かったのだが、季節の変わり目ともなると街の風景も変わって見える。そこで久しぶりにカメラを片手に Soho をぶらついてみることにした。Soho 自体はすでに大資本による有名ブランド店が立ち並び、underground 的な楽しみは少なくなってしまったが、街らしい雰囲気が撮れるのでテーマを見つけに出かけたりすることが多い。

床から天井まで一枚ガラスを使った大がかりなブランドショップが並ぶ中、いまだに路上でアクセサリやペイントアートなどを売っているのも Soho の特徴だろう。からかい客として、写真を撮りにぶらりと、Soho はよく訪れるのでだいたいどんな露店でも以前に見たことがあり、目新しさは無いのだが、この日はちょっと面白いアート ( ? ) を売っている人を見つけた。
ある意味、New York らしいアートと言えるかも知れない。Subway Map に描かれた手書きのgraffiti だ。




市内を走る地下鉄は良くも悪くも New York 市の名物の一つだが、駅数や路線数が東京の地下鉄やJRに比べて少ないにもかかわらず、意外と複雑だ。僕でも普段行き慣れない場所に行くときは、駅に大きく張られた路線図の前で指をなぞりながら乗換駅を確認したりする。
これが週末になると突発的な工事やメンテナンスで運行状況がかわるから余計やっかいだ。それに外出先から帰宅するときもどこで何ラインに乗り、どこで乗り替えたらよいか悩むことも度々だ。僕が東京で働いていた10年ほど前にはすでに電車の乗り換え案内ソフトがあり、今ではウェブ上でフリーに使えたり、携帯電話からでも使えるそうだが、僕の知っている限り New York ではそんな便利なソフトはまだ無い。あっても PDF 化した地下鉄地図を PDA に入れて路上で参照するぐらいだろうか。
手元にいつも持っていると助かる地下鉄・バス地図だが、実は駅で貰うことが出来る。

駅によっては有人ブースがあり、ここで現金を払ってメトロカードを購入することができるが、地下鉄地図も同時に貰うことが出来る。ただし多くの場合 「 今日は無いよ 」 と言われることが多いのでめげずに違う駅で探すことが肝心だ。


僕が見た Soho の graffiti アートはそんな無料の地下鉄地図に描かれたものだ。なぜ地下鉄地図に graffiti ? という疑問は昔の New York を知っている人ならなるほどと思うはず。
今は全ての路線で日本製のステンレス車両が使われ、落書きを見ることは無いがかつての地下鉄といえば外も中も落書きだらけだった。そう言う意味では New York Subway と graffiti は切っても切れない関係なのだ。そういえばつい最近も Chelsea 地区で地下鉄車両の外側だけを制作し ( つまり裏側は座席はなく張りボテで、映画のセットのようなもの )、そこに graffiti アーチスト達が集まって思い思いの作品を描くというプロジェクトが行われたばかりだ。

一口に graffiti アートと言ってもいろいろなスタイルがあり、この人の描く graffiti そのものの好き嫌いで作品の善し悪しは変わってしまうが、なかなか良いアイデアではないか。フレームに入れるとソフィスティケートされた作品に見違えるかもしれない。

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コメント(5)

こんにちは
subway mapへのgraffitiかっこいいですね!
Chelsea 地区でのイベントはマーク・エコーのイベントですかね??私も見に行きたかったです...。
映画「Wild Style」のあの時代のあの世界観、HipHop誕生の要素がぎゅっと詰まった感じが私のNYへの憧れの原点なんだと思います。

↑このコメント
かおり です。

かおりさん、
そうです、Echoがやったイベントです。そもそも市は最初許可したのに市長が許可取り消しを命令し、すったもんだとなりました。なんでもアートイベントと言っても地下鉄の車両に落書きすることは、それを実際に助長することになるからだ、という言い分だったんですが裁判所が市長の命令は無効と判断してイベントは予定通り行われた、という曰く付きです。
New Yorkの落書きは立派な文化ですよね。うちの近所にはそんな有名なgraffiti アーチストのための建物があります。ここは一度行くと面白いですよ。

subway map、NYでは無料でもらえるので、それが当然と思っていたら、SFでは買わないとならないので(今4ドルくらいします)、来た頃はびっくりしました。
無料の小さなmapは、ダウンタウンやフィッシャーマンズワーフなどの少しの範囲だけ、しかも全部の線は書いていないんだもの。(ほんとはそのエリアをもっと沢山のバス・地下鉄が走っているのに)
必要に迫られて来た当初買ったオフィシャルなmapは、ぼろぼろになりました。(買っただけに、ちょっと切れても買いなおす気になれなくて)

yamajunさん、
地図で$4は高いよねー。NYでもメトロポリタン美樹幹とかMoMAがお洒落なSubway Mapを売っていたりするけど、あれなら許せる。でも紙にNYで配っているような再生紙か何かに印刷したのはタダでいいと思うんだけど。
それにしても、駅によってはメトロカード販売機近くに地図が無いので困りものです。夏は暑いし・・・とぶーたれてみる。

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このページは、hiroが2005年9月15日 20:54に書いたブログ記事です。

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