
先日近所に住む日本人の友達数人で、これまた近所にあるブラジル料理の店に行った。ここは Astoria でも駅から何ブロックか歩く上、さらに住宅地の真ん中にぽつんと佇んでいるから、まさに知る人知るのレストランなのだ。
その食事の席上、なんの拍子かハンカチの話題になった。それはアメリカに住んで初めて分かる、日本との違いというテーマから派生したのだが、このテーマ、アメリカ在住の日本人の間でなにかとよく会話に出てくる。
そのハンカチだが、「 そういえばハンカチなんか持ち歩かなくなったよね 」 という一言から始まった。
小学校に行くようになり、前の晩寝る前のチェック項目の中にハンカチというのがあり、ハンカチを常に携帯するという習慣はその後会社員になっても続いた。日本にいた頃はスーツを着て働くことも多かったのだが、ハンカチを忘れて出かけたりすると一日なんだかそわそわして落ちつかなかったものだ。今なら携帯電話を忘れて外出したのと同じ気分かも知れない。
ところでアメリカではハンカチを持ち歩いている人というのをほとんど見かけない。何で分かるというと、トイレに行って手を洗った後自分のハンカチを出す人なんてほとんど見たことがないからだ。もちろんトイレに乾燥機やペーパーナプキンが備わっていることが多いから、もしかしてハンカチを持っているのかも知れないが、それを使用する必要が無いというのもあるだろう。
でも乾燥機が壊れており、紙切れになっていることが多いのも逆にアメリカではよくあることで(笑)、そんなときは否応なく自分のハンカチを使うことになると思うが、そんなときでもハンカチをポケットから出す人の姿というのを見たことがない。かくいう自分だって、最近は手を振って水を切るか、ジーンズの後ろで軽く水をふき取るかのどちらかである。
その場にいる友達も皆、「 今はハンカチを持ち歩かない 」 派だったが、そのうちの1人が 「 そういえば使い方もアメリカ人と日本人として違いがある 」 と指摘する。
確かにスーツを着る場合は胸にハンカチを差す人もいるので、中にはアメリカ人でもハンカチを持ち歩く人はいるのだが、ハンカチの使い方がちょっと違う。僕は汗を吹くとか、手を洗った後に水気をふき取るのに使うのが当たり前だと思っていたのだが、アメリカではよくハンカチで鼻をかむのだ。くしゃみをした後など、ハンカチを取り出してちーんと思いっきり鼻をかむ。
そういうときはティッシュだろうと思うのだが、道で無料のティッシュが配られないアメリカでは持ち歩く習慣も無いのだろう(笑)。一応ポケットティッシュ自体はドラッグストアなどどこでも売られているのだが。
僕なんぞは妙なところが気になるので、鼻をかんだハンカチの行方を心配してしまう。やはりそのまま洗濯機に放り込まれるのだろうか。
国が違えば習慣が違うのは当たり前で、それを楽しむくらいのゆとりがある方が海外暮らしも楽になるというものだが、実はこんな些細な違いがあるから文化の比較が面白いのかも知れない。
近くのスーパーで大きくて真っ赤に色づいたイチゴを一パック買ってきたのだが、もちろん甘さは期待していない。アメリカのイチゴはえてして酸っぱいからだ。
今朝もそのまま食べようかと思ったが、ふと子供の時に好きだった牛乳を入れてつぶして食べてみようと思い立った。甘くないから甘くしてイチゴミルクを作るぞ、と思い立つも練乳がないので粉糖をこれでもかというくらい振りかけた。親が練乳をかけてくれるのは滅多に無かったが、それ無しでもなぜか牛乳の中のイチゴをつぶして食べると甘く感じたのはなぜだったろう。
アメリカではそんな食べ方をしないのか、食器売り場にいってもイチゴ用のスプーンは売っていない。そんな日本人の見方は100円ショップである。近所にある"日本の百円ショップグッズを売っている店" ( ややこしい表現だ ) で取り扱っていたのでつぶして食べたい人はここで手に入れることが出来る。残念ながらうちには無いのでフォークでつぶそうとしたのだが、いかんせん固くてつぶれない。
たかがイチゴではあるが、この固さがアメリカと日本の間に横たわる大きな違いの一つを形成しているのだ。
力を込めてもなかなかつぶれないイチゴに、いくばくかいらだちを覚えながらふと友達と交わした先日のレストランでの会話を思い出したのだった。

唐突ですが先日はお世話になりました!
で、以前我が家に出入りしていたアメリカ人(なんじゃそりゃ)によると、手を拭いて濡れたハンカチを再びポケットにしまうのが許せないそうな。ふーん。アチキ的には濡れた手で紙ナプキンを繰り出すハンドルをガシガシやる方がはるかに許せないんだけど...と思ってたら最近は手をかざすと自動で出てくるのがあるんだよね。あれはきっと日本製に違いない!
私もハンカチではなく、ミニタオルを持ち歩いています。ちょっとしたギフトとしていただくことも多いので家にたくさんあるし、買うにしてもハンカチよりも安いし、なにしろアイロンをかけなくて済むのが一番!
ハンカチで鼻かむ人よくいますよね・・そういえば私もハンカチを持ち歩いてません。ついついペーパータオルに頼ってしまいます。ないときは・・・・・ーー;
「この固さがアメリカと日本の間に横たわる大きな違いの一つ」・・深いですね。アメリカのすっぱいイチゴの味に慣れたせいか、バクバク生のまま食べます!(笑) ちなみにフルーツといえば最近はピーチがおいしいっす!
先にひ@NYさんの記事を読んで、「へぇ~、やっぱりアメリカでもそうなんだ」と思っていたら、TBをいただいてたんですね。ありがとうございます。
「固くてすっぱい」イチゴというと、魅力半減で残念ですね。ドイツのは限りなく日本のイチゴに近いと思います。摘みたてのイチゴ、甘くておいしいですよ♪
ほーちゃん、
無事着きましたか? NYを発つ前の夜、Sohoから乗ったタクシーの中でカンナちゃんはぐっすり寝てました?
>手を拭いて濡れたハンカチを再びポケットにしまうのが許せないそうな
許せないのは不潔だからではないかと思うんだけど、一体どこが!? レストランでおしぼりは出ないし、手も洗わずに食べるアメリカ人がぁ!
>最近は手をかざすと自動で出てくるのがあるんだよね。あれはきっと日本製に違いない!
日本では乾燥機ではなくで水切りのマシンまで出ていますね。帰るたびにカルチャーショックを受けてます。
Mochaさん、
>ミニタオルを持ち歩いています。
ハンカチよりはタオルのほうが吸水性とか良いんだけど、ボケットにいれるにはミニでもかさばりませんか?
女性ならバッグにいれて歩くのかな。
tomoさん、
tomoさんもハンカチで鼻をかむ派ですか? 僕もだいぶアメリカ人てきな振る舞いをしているみたいだけど(友達談)、まだハンカチで鼻をかんだことはありません!
>アメリカのすっぱいイチゴの味に慣れたせいか、
でも日本に帰って、あの甘い苺を食べるともう二度とアメリカの苺を口に出来なくなると思うんだけど(笑)
中には「まあまあ」甘いものも有るけれど、その辺のスーパーで売っているのは固くて酸っぱい苺ですね。
BUBUさん、
日本人と異なるハンカチ使用法についてはどうやら欧米に共通する文化のようですね。ヨーロッパでは他の国でもそうなんでしょうか?
ドイツの苺、羨ましいです! もしかしてやはり日本人とドイツ人、気質は違ってもあくなきクオリティに対する追求という意味では一致をみているのかな?
ひ@NYさん、こんにちは!^^
へぇ~、アメリカのいちごは結構固いのですね。^^;しかもすっぱいときたらちょっとツライですね。
ところで、ひろゆきさん今日DCM10月号を買ってきたのですが、タイトル「大河」が佳作入選しておりました!
モデルの友人の方が大きな川をひとっとびというシチュエーション。10-22mmレンズを巧に使いこなしていますね。
さすがです!
C-kun、
固くて甘くないのは何もイチゴだけではないので、だいぶ慣れましたけれど(笑)。イチゴの場合、「時間が経てば柔らかくなって、食べ頃になるかな」と思うじゃないですか? それがそのままカビが生えてしまうんですよ。実際スーパーで売られているイチゴは底をよく見ないとカビが生えていることしょっちゅうです。
DCM佳作入賞のご連絡ありがとうございました。編集部の方から事前に連絡をいただいてました(現住所が海外のため図書券の送付先を留守宅にするかどうかの確認)が実際に掲載されるまでは恥ずかしかったのでお知らせしませんでした。
フォトコンへの参加はまさに久々で、実はこの写真が今年初めての投稿でした。しかも投稿したのは7月だったのでもう落選したかなと思っていたので嬉しいです。
今時のスカートにはポケットつきがほとんどありません。タオルはバックに入れて持ち歩きますよ、もちろんティッシュもね。
Mochaさん
アメリカにいるとスカートルックを見るのは珍しいです。みんなパンツルックばやりですね。
昔に比べて今は持ち歩くものも増えたので、大変ですよね。携帯にデジカメ、iPodなどは現代の必需品でしょうか(笑)