
ちょっと乱暴なたとえだが、NY の5th Avenue が東京・銀座だとすれば、ファッションエリアのもう一つ代表、 Soho は青山とか表参道あたりになるだろうか。5th Avenue と Soho に同じ店が出店していても品揃えやターゲットとしている客層が違うのか、店の性格も異なっており、それが銀座 vs 青山・表参道 の図式に似ているような気がする。
もちろん 5th Avenue にあるのはたいてい旗艦店といわれるタイプの形態で、5番街に面した一等地の1ブロックかそれに近い大きさを占有し、堂々とした店構えである。
それに比べると Soho はいまだに石畳が残る昔ながらの New York の街並みを出来るだけ残しながら、街自体が碁盤の目状態であるため、こぢんまりとした店が散在している。旗艦店とは規模が異なるのでおそらく Soho 店はセレクトさせた品揃えになっているのだろう。
倉庫街から、ギャラリーへ、そしてファッションへと短い間に変化を遂げた Soho だがそれだけに行くと必ず何か新しい発見をする。もちろん高級ブランドが建ち並ぶ店だから、ショッピングにはほとんど縁は無いのだが、それでも街を歩いて回るだけで楽しいのは、この街自体がおもちゃみたいだからだろう。気まぐれに小さな路地に入ると、この間見た風景と違う通りが広がっている・・・そんな秘密めいた探索。
この日、中身がからっぽな真新しい店を発見。
大きな窓ガラスにはすでに店名が書かれているが、それによるとどうやら デザイナー三宅一生の路面店がここ、Soho にオープンするようだ。すでにディスプレイ用の什器などはできあがっているが、まだ商品などは運び込まれていなかった。中身がからっぽ、と書いたがこういう状態はちょっと珍しいかもしれない。普通であれば店が開店する直前まで店内を見せないように、覆い隠し通りかかる人に否応なく興味を抱かせるような Teasing をすると思うのだが、内装工事をしているでもなく、開店準備のスタッフがいるでもなく、まるで「多目的アートスペース」のような状態である。
そんな様子もちょっと珍しいかもと思い、持っていたカメラで写真を撮ってみた。
ここでいつもだったら何も考えずに撮るのが、最初の写真。撮ったことを忘れるくらい後に見たとしても、きっと 「 あ、これは僕が撮ったな 」 と分かるような撮り方だが(笑)、この日はちょっとアプローチを変えて撮ってみることにした。写真仲間の C-kun さんや i-takashi さんが撮る都会やショウウィンドウの撮り方に触発されて前からフレーミングを大胆に変えてみたかったのだ。

被写体に思いっきり寄って斜めフレーミング、ついでに人を加えて動きを取り入れてみた。同じ店でも感じがだいぶ変わったような気がするが、どうかな。
ついでにウィンドウショッピングならぬウィンドウシューティングで、面白そうな構図を考えながらいろいろ試す。
次の写真も先に紹介した2人の影響を受けて撮ったつもりだが、真似るだけでも難しいのにそこに自分らしさを表現しようとするともっと難しい。けれども始めて見ると面白くなり、後になってすでに日が落ちていたことに気が付いたほど。

同じものでもちょっと見方を変えると、それまでとは異なる姿のものが見えてくる・・・これは写真でなくても実社会でも同じ事だが、時にはこんな風に遊び心を加えて街に出てみるのも面白いんじゃないかな。
今から Soho をどんな風に撮ってみようかとわくわくしている。
10/1/2005に再びこの Pleats Please に行ったところ、同店が開店していることを確認。
商品は全て for Woman only。Pleats という生地を初めて体験。

はじめまして!リンクから遊びにきました。
私も今週までNYに一週間遊びにいってたんですよ!
かれこれ1年半ぶりのNYでしたが、スパニッシュの色がますます濃くなったような・・
でも魅力的な街でした。
SOHOは、以前はセレクトショップとか雑貨屋さんが多くてそぞろ歩きには最適なところでしたが、今ではすっかりブランド街になってしまいましたね。ちょっぴり昔のたたずまいが懐かしいです。
よろしければ私のBlogでも、NYの回想をしてますので遊びにきてください。
あと今回は一眼レフ(デジカメじゃないやつ)で撮ってきました。今現像中ですので、こちらはHPのほうに、色々載せるつもりです。
hiroさんのBlog、とってもとってもNYが懐かしく思い出されて、またいきたい病にかかってしまいます(^-^;)これからもちょこちょこみさせていただきますね。
同じ街角でもNYは、違いますね(^^)
でも日本の街角とは、また違う色合いです。それは、周りの建物や人種以外の空気です。
僕は、ひろゆきさんのような写真は撮れないですが、自分の写真も空気の違いは感じます(^^)
それにしても、ガラスに映ったものが素敵です・・・
Tomokoさん、こんにちは。
>リンクから遊びにきました。
NYLYのリンクから来て頂いたのかな? どうぞよろしく、です。
一週間前にNYにいたということはまだまだ写真を見ながらNYの音や匂いが頭に残っている、そんなところですね。
>スパニッシュの色がますます濃くなったような・・
間違いなく、スパニッシュカラーは色濃くなってくるでしょう。
それに負けず、経済発展を続けるチャイニーズカラーもものすごいですよ。
>以前はセレクトショップとか雑貨屋さんが多くてそぞろ歩きには最適なところでしたが、
SOHOはすでにブランド特区みたいになってしまいましたね。もともと売っているアートも高価でしたけど、ブランドショップも高価なものばかりなので、ますますここでのショッピングには無縁になりそうです(笑)
一眼使いとのことですが、どんなカメラでNYを撮ったんですか? 写真とブログ楽しみにしてますね。 NYは秋から冬にかけてもきれいなところですよ。まだこの時期に来ていなければ、来るべし!(笑)
これからもどうぞよろしく。
H.Oさん、
>周りの建物や人種以外の空気です。
カナダや日本ともやはり違う、独特な雰囲気がSOHOにはあるかも知れませんね。華やかな街だけあってその街の構成要素一つ一つが主張をしているのかもしれません。
>ガラスに映ったものが素敵です・・・
ショウウィンドウって動かないから、それだけではなんの主張も無いんですよね。C-kunの写真が生き生きしているのは静と動が両立しているからだなぁと思ってました。今回そんなところを参考にしています。
わープリーツプリーズSOHOにOPENするんだー!?って,まだなかったのかーw
りぇちゃ,此処の服大好きです。
機能的だし,スタイル良く見えるし(これ重要w),コンパクトになるので旅行にも大変便利。
6月のNYでは,2人ばっかしに「アナタの服素敵ね。これ何処の?なんていう素材!?」と聞かれました。
アッパーイースト迂回ツアーでは,店の中から,此処の店員さんが私を見てニヤリとしてました(私もしたけどw
って,日記の趣旨と全然違うけど…嬉しかったので…w
Rieriさん、
僕もよく知らなかったので調べてみたら素材が特殊なんですね。だからNYで「なんていう素材?」って聞かれたわけだ!
オープンしたら(もうオープンしているかな?)店内のぞいてきますね。昨日も近くを通り過ぎたけどチェックするのを忘れた!
>日記の趣旨と全然違うけど…嬉しかったので…w
Off Topicも歓迎ですよ。
ひ@NYさん、こんにちは!
大変出遅れてしまいました。m(__)m
> 被写体に思いっきり寄って斜めフレーミング、ついでに人を加えて動きを取り入れてみた。同じ店でも感じがだいぶ変わったような気がするが、どうかな。
や、やられた… って感じです! やっぱりひ@NYさんはセンスありますね。 (^。^)
四角や三角や人が入り混じった中に色も楽しい。
まさにアートですね!
i-takashiさん、
>大変出遅れてしまいました。
コメントはきになることがあったときなど、時間があるときだけで結構ですよ!
斜めにしたことでいろいろなシェイプが見えてくるもんですね。これらを崩しながら、バランスを取る楽しみってなんかパズルみたいで楽しかったです。これからももっと挑戦してみたいと思います。