2005年10月アーカイブ

Happy Halloween

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毎年10月最後の日は Halloween。最近は日本でもハロウィンパーティが開かれるとか。クリスマスの次くらいに定着するだろうか。

さて今年も Manhattan で夜行われる Halloween Parade に行ってきた。唯一夜行われるパレードで、これまた各地からたくさんの人が集まる。そのときの写真を紹介しながら、僕からも 「 Happy Halloween! 」

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パレードの後、奇抜なコスチュームで街を闊歩する人々の写真を毎年紹介しているのだが、今年は Halloween が月曜日だということもあって早めに帰宅することにした。帰りがけに立ち寄った Union Square で少しばかりスナップしたので、紹介しておこう。

今年は久々に暖かいハロウィンとあって、水着など肌を露出した人も例年より多かった!?


※クリックすると大きな写真で見られます

左の女性は、食べ物の包み紙でコスチュームを製作している。このぐらいまでなら可愛いのだが、New York の人たちは基本的に insane なので・・・


※クリックすると大きな写真で見られます

ハロウィンの仮装というと、普通はヒーローやホラー映画に出てくるキャラクターが一般的だと思うが、ここ New York のハロウィンバレードではユニークなアイデアとデザインのものが見られるのが大きな特徴だ。
ファッションやアート、それにショウビジネスの街だからだろうか、学生も社会人も大まじめにアイデアを披露しているからこそなのかもしれない。
( それにしても便器や生理用品に仮装しなくても・・と思うんだが。便器の中にはリアルなうん○も! )

こんな人たちが街を闊歩しバスや地下鉄に乗るんだから、街全体が大きなジョークみたいなもんだ。Manhattan じゃハロウィンのコスチュームで楽しんでいるのは大人のほうかもしれない。

Parade が行われた6番街からは 数ブロック離れているにもかかわらず、Union Square は夜中の11時過ぎでも昼間以上の人出でにぎわっている。不思議なこの興奮は深夜まで続くのだろう。
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Where are you from?

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先週行った Catskill の写真を整理しているさなか、また郊外に写真を撮りに行ったため整理する写真が余計に増えてしまい、書こうと思っていた Catskill と紅葉については再延期することにした。
そのかわり、以前からやろうと思っていたこのサイトのアクセス解析の一部でも紹介してお茶を濁すことにする ( 苦笑 )。

自分で 「 ノメリコム 」 などと変なドメインを取って公開を初めて以来、アクセス数は毎月増加していき、今年の1月の月間ビジター数が15,690だったものが、今月はとうとう30,000を越えた。一日千人以上がアクセスしてくれている事になる。
それほどアクセスが多くなかった昔はアクセス解析などつまらないものだったが、これだけアクセスが増えてくると解析によって自分のサイトがどんな風に見られているのかを知ることができて興味深い。

最近特に多いのが yahoo と google のサーチエンジンからのリンクで、どうやら僕がブログに書いている文章からキーワードを取り出し、検索結果に反映しているようなのだ。検索単語やフレーズも興味深いが僕が最初にチェックするのはそれではなくて、「 どこからアクセスされているか 」 なのだ。
ウェブサイト公開当初は日本とアメリカぐらいしかアクセスが無かったが、今では毎月数十カ国のドメイン名がアクセスログに記録されるようになった。

上に載せた上位20数カ国のリストは、毎月月初めにクリアされ月末になると長いリストになる。下位の順位は毎月変動があるが上位は最近安定していて、アメリカからのアクセスがトップ、続いて日本からとなっている。アメリカからのアクセスが日本より多くなったのはこの一年くらいのことだろうか。

もちろんこのリストに載っているからと言ってその国からアクセスされているとは限らず、ドメイン自体は外国のものでもアクセスはアメリカや日本などインターネット大国からのものもあるだろう。
けれどもそれはそれでよい。いろいろな国から僕のサイトをアクセスしてくれていると思った方が夢があって面白い。

外国から僕のサイトの写真を見てアメリカや New York を感じてくれたら嬉しいし、僕はこの国名を見てまだ行ったことのないその場所について思いを馳せることが出来るのだ。

ちなみにリスト全体となると・・・

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※EOS 20D / Santa Barbara にて

今日も前回に続けて Catskill を紹介するつもりだったが、急遽予定を変更して、Santa Barbara のギャラリーを公開することにした。Catskill で撮った写真もまとめてギャラリーに載せるべく準備しているのだが、秋の景色の後に夏の写真では季節感も何もあったものではないだろう。

ちょっと前に Los Angeles に行ったときの写真を紹介したが、Santa Barbara も同時期に撮ったものだ。LA 滞在中にクルマを運転して行ったのがこの街だったのだが、帰りはタイヤがパンクしてしかも週末の深夜ということで LA の街に戻ってくるのにだいぶ手間がかかったのを覚えている。
Santa Barbara にはかつてこの地がスペイン植民地領だった際の名残をとどめている。Missionary 建築様式の建物か今でもあちこちに見られ、その雰囲気は世界遺産にも登録されている Puerto Rico の Old San Juan の街と同じ空気が流れている。大きな通りを曲がって細い路地に入ると、自分が急に中世のヨーロッパに迷い込んだような軽いめまいを感じるのだ。
その Santa Barbara の魅力を伝えるのに一日二日訪ねただけではとてもじゃないが時間は足りないが、その中でも印象に残った 空気感を蒼に託して写真を集めてみた。

新作「 Santa Barbara Blue 」 へアクセスするには 「 キオクイロ 」をクリックし、「 Gallery 」 に進んでください。

Catskill 初雪編

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※ Catskill の trail、Huckeberry コース

多少、話が前後するが僕のクルマが無事修理を終え、サービスセンターから戻ってきた。
何の故障だったのか説明によると 「 ブレーキセンサーに異常が見つかり、パーツの交換となった。加えてコンピュータのブログラムコードを入れ直した 」 とのこと。どうやらクルマにもマイクロソフトの OS のようにアップデートが必要な時代が来たようだ。





いまかいまかと思いながらも、連日の雨で出かけられずやきもきしていたのだが、待ちかねたクルマも戻り、早速郊外に飛び出した。一年の中で最も山や森が色づくく季節、秋を捉えるのだ。
今年の New York の秋は雨続きと以前書いたが、その後もやはり雨は続き、さらには今週も雨ばかりの天気予報が出ている。当初の予定ではこの日曜日も雨の予想が出ていたが、直前になって 「 日曜日は午前中雨、午後には止む 」 という予想に変わった。
その言葉を信じて日曜日は早起きしたもののやはり雨。がせっかくの週末だ、きっと天気予報もいつものようにあたるだろうとかなりのんきに考えて自宅を出発した。

運が良ければ雨が止むだろう、でもきっと曇り空に違いないとそれほど期待はせずとも一年ぶりのこの季節である。カメラを持っていかない手は無い。

今年の行き先に選んだのは Catskill と言うところ。毎年秋に行ってハイキングも楽しむ Mohonk Mountain よりさらに北に登ったところだ。NY 市からはおよそ100マイル、160Kmで高速道路をとばしておよそ2時間と言ったところにある。名前だけ聞くとなんだか恐ろしいが kill には channel ( 水路 ) と言う意味もあるらしく、Catskill の kill はそこから来ているのだとか。
なるほどこのあたり一帯は NY 市の水瓶となっているぐらい豊かな水が流れるのだ。
僕の前知識はそのくらいで、この場所を選んだのも友達の 「 Catskill の紅葉はきれいらしい 」 という一言がきっかけだった。一体どんな場所だろうとインターネットで調べて見るも、あまりにも地理的に広大なため、このエリアのどこにアクセスしたらよいのか、いまいち曖昧だ。こうなればガイドブックでも、と思い Barnes & Nobles に行って Day Trip のセクションを見渡してみる。当然のことだが、日本で売っているようなカラーの写真満載、詳しい地図やついでにうまい店と温泉情報入りの 「 紅葉ガイド 」 のようなものは無い。そこにあったのはたいていボケットサイズのガイドブックで、写真は申しわけ程度に小さなもの、それも白黒のがところどころに載っているだけだ。
僕が探していたのは、Hiking コース ( trail ) のガイドブックで目当てのものはすぐに見つかったが、複数あるガイドブックを見てもその trail 情報が一致しないのだ。名前も場所も異なるので、おそらく tail コースがたくさんあるのだろう。本毎にテーマを絞って tail を選んで紹介しているようだ。

・・・と Catskill に関して紹介する話は次回に譲るとして、今回は行ってみて驚いたことがあったのでその様子を伝えたくてブログに書くこととした。
紅葉を見に行ったのに初雪も一緒に見ることとなってしまった。紅葉情報を伝えるつもりが 「 New York に初雪が降りました 」 という報告になってしまった。

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実は紅葉と雪の組み合わせは僕も生まれて初めてである。白い地面にカラフルな山々は、普段見かける森の姿から想像も出来ず、寝ぼけた人間のようにポカンと見つめるのみ。いけね、カメラを持ってきたんだと思い出して写真を撮ったのはそれからだいぶ経ってからのことだった。これを見ただけでもこの日 Catskill に来てよかったと思った。

クルマに搭載された外気温計を見ると2℃になっている。カメラのレリーズを指先も凍えるが、カメラのバッテリー残量もすぐにゼロになり、どちらにせよ写真撮影はそこで一時中断せざるを得なかった ( 予備のバッテリーはクルマの中 )。

さて次回は Catskill についてもう少し詳しく紹介しよう。

City Island

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「 New York City は何を隠そう島だらけ 」
なんである。島で構成されていると言っても言いすぎではないかもしれない。

NY 市を構成する5区の中で代表的な Manhattan 自体、Manhattan 島と呼ばれ、Staten Island はその名が表す通り「島」である。また Queens 区と Brooklyn 区はともに Long Island という大きな島の一部にある。唯一島でないのは The Bronx 区ということになる。

これ以外の島となるとその島に住んでいる人でないと知らない人も多いのではないかと思うが、実はまだいくつも島があるのだ。有名なところでは Manhattan 島と Queens の間に横たわる Roosevelt Island。ここは何度か桜の花の咲く頃に New York Watch でも取りあげているので知っている人も多いだろう。
人は住んでないけれど、観光客なら誰でも知っている、Liberty Island は自由の女神像が鎮座している島で、その隣にはもともと移民局があった Ellis Island がある。もう一つ Liberty Island から見ることの出来る島は、Govenors Island である。Governors Island はつい最近まで沿岸警備隊管轄の島であったが、連邦政府から NY 州政府に$1で払い下げられたそうだ。これらの島の中で Liberty Island は今でも連邦政府に属し、NY 州の土地ではないそうだ。

ここまでは New York 通なら知ってそうだが、実はまだ有名な島がある。
Queens と The Bronx、それに Manhattan に囲まれるようにして位置する Randall's Island もその一つ。野外スポーツが出来るようなスペースがあり、ここで野外コンサートが開かれたり、巨大なテントが張られてサーカスなどが興行したりする。なんとなく屋外型後楽園球場みたいなものか。

それから Rikers Island。場所は Queens と The Bronx の間に位置するが、Queens と橋でつながっている。Roosevelt Island も Queens と橋でつながっているのだが、実はこの二つの橋はともに僕が住んでいる街のすぐ近所である。
ところが Rikers Island はあまり橋でつながっていても嬉しくない。ここは NY 市が使用する監獄島である。
そのため、La Guardia 空港のすぐそばを通る Grand Central Parkway で車を走らせているとしょっちゅう NYPD Correction と書かれた囚人護送バスに遭遇するのだ。

今回紹介するのは、今まで行ってみようと思いながら一度も行ったことの無かった City Island というところ。
場所は Queens と The Bronx の間にあり ( 詳しくは一番下の地図を参照のこと )、この島も The Bronx と橋でつながっている。そのためうちからはTriboro Bridge や Throg Neck Bridge などを渡っていったん The Bronx に入り、そこから小さな橋を通って City Island に入る。


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ここ何年も行ってみよう、と思いながらなかなか実行に移せなかった City Island 行きは、ある日突然実現した。
僕が休みを取った平日のある日、たまたま友達の1人が同じ日に休みだったので一緒に昼飯を取っていたところ、なんとなくシーフードの話から City Island のことが話題になった。僕がまだその島には行ったことが無い、と言うと、その場で 「 じゃあ行ってみようか 」 という話になり、そうと決まればカメラを持って行こうと決まった。自分1人ではなかな腰が重いものでも、友達が行くというと不思議と負担を感じなくなるから不思議だ。

この島について耳にしていたのは 「 シーフードレストランが何軒か並ぶ小さな島 」 と言うことだけで、それを聞いた僕は数軒のレストランが肩を寄せ合うようにして立つ小さな島を想像していた。が考えてみればそんなワケはなく行ってみると意外に大きな島だと分かる。この島は南北に長くバスも走っているが島の東から西かけてはそれほど広くない。歩いて10分ほどだろうか。
The Bronx からこの島に入るときもあまりにも橋が小さくて、いつ City Island に入ったのかはっきりとは分からなかったほど。けれども一度この島に入ると、ここが NY 市とは思えない静けさにあらためて、すでに僕がいるのは City Island なんだと気づかされる。島に入って一分も島の中心道路を走るとすぐに終端にぶつかる。このあたりまで来ると確かに両脇にシーフードレストランの看板が立ち並ぶ。
夏も終わり、季節はずれの平日の夕方のせいか、どのレストランも開いてはいるのだが、道路に向かって大きく開け放たれたオープンテラスから店内をのぞいても、客が誰もおらず、ウェイトレスたちが所在なげに佇んでいるのが目に入った。

車を脇に停め、その一番突き当たりにあるレストランに近づいていくと、海に向かってせり出した大きな駐車場の一部を開放しているのかそこには遊歩道があるのがわかった。
どうも私有地の様なのだが、遊歩道にはいくつかのテレスコープが置いてあるのだ。
このあたりやけに海鳥の鳴き声が大きいな、と思っているとその遊歩道の片隅で1人の婦人が、海に向かって餌を撒いており、その餌を目がけて澄み切った高い青空の上から見事な滑空飛行を繰り返す無数の海鳥がすぐ頭の上に集まりつつあったのだ。


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そのあと僕らはカメラを片手に島を散策してみた。
散策しているその傍ら、何人かの島の住人がいろいろな話を聞かせてくれた。その中の婦人は、こんな小さな島だけど個人的に気に入っている場所があるといってその小さな通りの名前を教えてくれた。
早速行ってみると小さいながらビクトリア調の家々が海沿いに並び、決して瀟洒とはいえないものの昔から変わらないこの島の歴史を見ることが出来た。

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島と大陸のかけはしになっているのは小さな橋だけれど、その橋を渡ってきた途端そこに住む人たちの気質まですっかり昔のままであるような、そんな不思議な島だった。

車に乗って島を離れるとすぐに The Bronx のラフな街並みが見えてくる。時が止まったような City Island も、怒号と騒音が溢れるこの The Bronx の街のどちらもが NY 市であるのがにわかに信じられない思いだった。


※ City Island の地図。クリックすると別ウィンドウで開きます

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週の半ばということで短めにブログを更新しておこう。

僕の場合は、アメリカに住んでからの方が日本にいたときよりも outfits に対する出費が少なくなった。アメリカに来て完全にスーツを着る機会が無くなったというのが大きいが、たとえ仕事に着ていくカジュアルな服装にしても、以前ほど気を配らなくなったということか。
( 自意識とは分かっていても ) 誰かに見られているという緊張感が、僕の環境では希薄なのもあるかもしれない。

New York で働くというと颯爽としたイメージがあってお洒落な人々を思い浮かべる。もちろんファッションやショウビジネスが盛んなのでそういう人たちも多く見かけるけれど、僕の職場は IT 企業ということでそう言った華やかさはまったくない(T.T)

そんなわけで僕が買う洋服と言えば、遊び着を指しているのだがここ5年ほど気に入っているのが、Triple Five Soul。
遊び着なのでお洒落過ぎず、デザインのラインもファブリックもどちからというと Brooklyn をイメージした laidback 的な気楽さが気に入っている。興味のある人は下にある公式サイトをのぞいて欲しい。

この Triple Five Soul が年に数回、開催場所を変えながら開催するのがサンプルセールである。よくあるように会場で記名するとセールの度にメールと郵送でお知らせが届くのだが、今期のセールが先日始まった。
セールの常として開催直後の方が品揃えも良いが、セール後半に行くと選択肢が少なくなる代わりに割引率もあがるのでそれを狙って行くのも悪くない。目当てのものがあれば初日に行って、それほどこだわりのないアイテムなら後半に行くのがいいかもしれない。Triple Five Soul は割と小柄な体型の人にフィットするデザインが多いのだが、さすがにセールともなると XXXL など大きなサイズのものばかりが残っているのでくれぐれもサイズには注意を。会場に試着室は無いが、後日交換は可能。

なおセールは10月24日まで。

Triple Five Soul

公式ウェブページ
http://www.triple5soul.com/

サンプルセール@
38 East 30th Street
(between Park and Madison Ave.)

前回、ブレーキパッド交換警告灯が点いたため、愛車がディーラーのサービスセンター行きになった話を書いた。
案の定、調査・検査・修理にかかる時間は長くかかっていて、かれこれ一週間預けっぱなしになっている。毎日夕方になると担当の人が申し訳なさそうに電話してくるので、ステータスはわかるのだが、もうちょっと早く直らないものかとちょっとじれったい。とはいえ不満があるのはそのくらいで、最新のステータスではセンサーに故障が見つかり、センサーシステムを全部交換するのでパーツをオーダーしているところ、という話。2006年モデルというだけにまだそういったパーツがサービスセンターに来ていないのだとか。

普通だと新車なのにもう故障で、友人は「文句のクレームの1つでもいうべきだ」という。しかもアメリカで一週間もクルマが無いと暮らせないではないか、と言われそうだがそこは BMW サービス。メンテナンスでも修理でも無料で代車を貸してくれるので、普段の生活には困らない。さきほど「修理に時間がかかりすぎなのが唯一の不満だ」と書いたのはそんな理由だ。
僕が前に載っていたのは ISUZU 車、このときは GM が ISUZU のディーラーを兼ねていたが、リコールだのメンテナンスだのでクルマを持ち込んで、それが数日かかるような作業でも代車を出すことなんてしてくれなかったから、そのあたりが BMW やメルセデスといったプレミアムなのだろう。詳しくは知らないが、恐らく Lexus や日産の高級車ブランド、Infiniti、ホンダの高級車ブランド Accura なども同等のサービスを提供しているのだろう。

ところで銀行やクレジットのローンは Loan から来ているのだが、代車のことは loaner car、略して loaner と呼ばれる。
僕が BMW 330i をサービスセンタに預けた日、vallet parking が持ってきた loaner は↓のものだった。

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「 はい、これがキー 」 と渡されたその車は、真新しい BMW E60 530xi。いわゆる BMW 5シリーズと言われる車種になる。
やっぱりでかいなぁ、と珍しがっていると、「 貧乏人が 」 といわんばかりの白い目で見られているような気がして ( それはもちろん被害妄想なんだが )、早速クルマに乗り込む。運転席に乗ってびっくり、全くのぴかぴか新車なのだ。まだ登録されて1ヶ月以内であることを示す臨時の NY State Registration がガラスに張られ、odometer が示す走行距離はわずか260 miles である。僕の車よりもっと少ない走行距離だ。よく見ると2006年型モデルとなっているので、8月9月に陸揚げされたものだろう。

この車はあまり米国では見かけない、ツーリングワゴンタイプで、しかも4駆モデル。きっと欧州の風土のほうがこのクルマは合っているんじゃないか、と1人で勝手に想像しているのだが、実際アメリカではあまりスポーツワゴンは見かけない。アメリカの場合、旅をしながら長距離ドライブする人は最低でも SUV か、そうでなければやはりキャンピングカーとなるのだろう。

そういえばワゴン車と似たスタイルでライトバンというカテゴリーが日本にはあるが、でツーリングワゴンと呼ぶとなぜかお洒落に聞こえる。業務用のライトバンというとリーズナブルなクルマ、というイメージだが、もちろん BMW のツーリングワゴンはそれに反して高価だ。もちろんそんなことは充分知っていたが、日本の BMW のサイトを見てびっくり、車両本体価格で700万円を超すクルマなんだ!?

なんでこんな新しいクルマを代車で貸してくれるのかなぁなんて無粋なことは考えず、この際しばらくこのクルマで 「 駆け抜ける歓び 」 を味わせてもらおう。


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ツーリングワゴンということで後部座席の後ろにはこんなに広大な収納スペースが広がっている。
ドアの開閉もすべて全自動。リモコンで扉が開き、閉めるときは頭上にあがった扉にあるボタンを押すと自動的に扉が降りてきて、静かにそれでいてカチッと閉まる。

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※ クリックすると大きなイメージで見られます

次にクルマに乗り込んですぐに気が付いたのが、大きなサンルーフ。早速開けてみると頭上から明るい光が車内いっぱいに差し込んだ。
このサンルーフ、まるでミニバンのそれのように後部座席まで目一杯開く。こういう芸当が出来るのはツーリングワゴンというタイプだからだろうか。
この時期、柔らかな秋の光が差し込んで思いっきり車内が明るくなり、かつ開放感であふれるのは乗っていて気持ちがいい。

僕は5シリーズの運転は初めてだったけど、運転席から操作出来るものは僕の 330i とほとんど同じで全く迷うことなくすぐに走り出せるのはさすが統一された操作性のたまものだ。
この530xi と僕の330i は共に3.0リッターのエンジンだが、車格の違いがしっかりとあって330i はどちらかというとどんなときでも爆発するような瞬発力と制動力を手に入れ、全体にきびきび。そのかわりしっとりしたフィーリングは530xi の方がずっと上だ。もちろんシャープな走りはどちらも共通しているが、530xi はそれに加えて上質感も高い。
4駆の性能だが、ここ2週間近く豪雨が続いたこともあって雨の中を走ったが、フリーウェイに大きな水たまりができているようなところでも、しっかりと地面に張り付いたように車線をトレース出来、まったくストレスが無かった。うーん僕も330の4駆モデル、330xi にしたら良かったかな、と今更ながらちょっと後悔してしまった。

たかだかうちにきてまだ一週間なので、乗れば乗るだけ味わいの出てくる深みまでは当然語るには早いが、早くも5シリーズが持つ魅力をあちこちに見つけることが出来た。

ただし問題はサイズ。530xi は車幅も大きいし全長も5m を越えるとあってちょっと狭い駐車場では取り回しに気を遣うし、隣のクルマのことも意識してしまう。全体的に広めのアメリカの駐車場であっても530xi だと路面に引かれた白線がぎりぎりに見えてしまうのだ。隣のクルマのボディーにガツンとぶつけるようにしてドアを開ける輩もいるので、530xi を停めるときはなおさら隣のクルマを観察しないと行けないだろう(笑)

なんだかもうしばらく僕の 330i を預かっていても良いよって感じがして来た。ヤバイなぁ ( 苦笑 )。

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せっかブログでく愛車についての紹介を始めたばかりだというのに、二回目のエントリーは早速というか、もう故障した、という話。

僕の E90 330i は7月に納車されてそれからまだ3ヶ月弱しか経っておらず、走行距離もまだ1,400マイル ( およそ2200Km ) ほど。
ところがある朝、ガレージでエンジンをかけるといつもと異なる・・・というか見たことのない画面が iDrive のモニタに現れた。iDrive とは最近の BMW 車に搭載される集中コントロールシステムで、ここにオーディオ、空調、カーコンピュータ、カーナビなどが集約されている。詳しくはそのうち紹介するとして、iDriveの機能の1つにクルマの状態をモニタするモードがある。例えばタイヤの空気圧だったり、オイル残量だったり。

その朝現れたのは上の写真の通り、「ブレーキパッドを交換せよ」という警告である。早速会社に着いてからディーラーのサービスセンターに電話したところ、もちろん異常だということですぐに修理のスケジュールが組まれた。たとえ本当にブレーキパッドが摩滅したとしても警告灯が点灯してから1,000マイルは走行できるという話だったが、もちろんブレーキパッドがそこまで摩滅したわけではないだろう。それでも金曜日に電話したら翌日土曜日か月曜日に受け入れられるという話だった。早速都合の良い日を伝えて愛車を預けることになったが、サービスセンターに 330i を預けるのはこれで2度目。そのときも一日で終わる予定が1週間にもなってすっかり担当の人に覚えられてしまった ( 以前はセキュリティシステムのインストールでお世話になった )。

愛車が手元に無いのは寂しいけれど、毎日雨が降り続いているせいで紅葉を撮りに行けないことに悪態をつかなくて済んでいるのがせめてものなぐさめとなっている。

故障が日本車より多いのは覚悟の上。こんな出来事もブログで紹介できるネタになって嬉しい、と笑って流せるくらいでないとアメリカで Bimmer はやっていられない!? (笑)

START the engine.

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今週も先週に引き続きずっと雨の予想が出ていて、天気予報サイトの長期予想に並ぶ雨マークにうんざりしてしまう。





7月にうちにやってきた愛車だが、3ヶ月経ってだいぶ慣れてきた今日この頃、愛車を中心にクルマにまつわる話でも少しずつ書いて記録に残していこうと思う。
でも記録として書き留めておきたいというのは建前で、実のところこれからだんだん冬に向けて hangout する機会も減り、ブログのネタに困るからというのが本音なのだ。
偉そうにいえることではないけれど、僕はクルマのメカニズムについて詳しいワケでもないし、BMW エンスーでもないので一体何が書けるかは自分でも分からないが、これまで乗ってきたクルマとはいろいろな面で違いがあるのでそんなところから書いて見ようと思う。

さて記念すべき ( ? ) 最初のエントリーは何にしようかと考えていて、思いついたのはこのボタン。

僕の頭の中ではエンジン始動はイグニッションキーを回して、という動作が刷り込まれていたので初めてこのクルマに乗り込んだときにびっくりしたのがこのボタンだった。BMW 3シリーズ E90 モデルからはイグニッションがキーを回すのではなく、そのかわりにその位置にこんなボタンが配置されており、フットブレーキを足で押さえながらボタンを押し込むことでスタートする。
フットブレーキを押しながら、というのは安全性確保の為だろう。

ボタンを押してどのくらいでエンジンがかかるか、だがさすがに電気製品の電源とは違うので瞬時にオンとはならず、ボタンを押してからエンジンが実際に始動するまでの感覚はこれまでのイグニッションキーを回すのと体感的には同じだ。新車ということもあってかいくぶん早い気もするが、実際にかかる時間は1~2秒と言ったところか。ボタンを押したまま、「ん」と息を飲み込んだぐらいでエンジンがかかった感覚が指に伝わってくる。確実にその振動を感じ、BMW らしい迫力のある重低音のきいたエンジンノイズが五感を伝わってやってくる感じだ。

音楽を聞くより先に、まずはこのノイズを耳にしてからゆっくりと走り出したい、そんな音なのだ。

START ボタンをグッと押し込んで、さて今日はこれからどこに行こうか。






ところで Lexus も 「 ボタンを押してエンジンをスタートさせる 」 シーンをテレビコマーシャルでやっているのだが、Lexus 車はボタンに 「 ENGINE START 」 とプリントしている ( BMW は START ENGINE )。言葉の並びが違うだけのわずかな違いだが、Lexus 車が日本車であることを思い出させる一コマでもあった。

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犯罪の温床として長いこと市民が深夜の利用を避けていた New York Subway。地下鉄の車両から落書きが消えたというニュースは僕がまだ日本に住んでいたときに聞いていたが、実際僕が New York に遊びに来たときはおろか住むようになってからもしばらく graffiti が書かれた地下鉄を見ることがあった。graffiti が書かれてもすぐに消せるステンレス車両が使われていなかった、地下鉄4、5、6、7番ラインなどがそうだった。今日そのどれもがステンレス車両に置き換わったのでもはやあの地下鉄を見ることはなくなった。
落書きが地下鉄から消えるように、NY市も地下鉄の警備を強化し、今では深夜の地下鉄は見違えるほど安全なものとなった。もちろんそうでない場所もあるし、普段安全なところでもいつ危ないシチュエーションになるかもしれないのは今でも同じだから、深夜の利用はあくまで個人の判断に基づくものだが、僕などは深夜2時、3時でも地下鉄を利用して帰宅してしまう。


ところで New York の地下鉄は深夜に不思議な車両が走る。

薄暗い蛍光灯から浮き上がって見えるような青白い顔をした運転手が乗っているだけで乗客はだれも乗っていない、幽霊列車・・・
という話だとちょっと面白いのだが、そうではなくて単に業務車両である。僕がこれまで見たことがあるのは、「 郵便専用車両 」と 「ゴミ収集専用車両 」 だ。

もともと滅多に走らない特別車両だがこれまでに何度か遭遇したのは夜遊びが多いことを物語っているのだろうか(笑)。とはいえ深夜の特別車両を見るとラッキーなんではなく「あ~あ」となってしまうのだ。というのも24時間オペレーションされている NY の地下鉄だが、実は深夜のダイヤは極端に少なくなる。体感的には20~30分に一本というところだろうか。そこにこの特別車両が「割り込んで」来ると、ただでさえ少ない本数しか走っていない地下鉄だから、次の車両がホームにはいってくるまで長く待たされることになるのだ。

ところが最近、見たことの無い特別車両に遭遇した。さてはとうとう幽霊車両と遭遇するのだろうか?
まだ視界に入る前からただならぬ不快な雰囲気を伴って少しずつ近づいて来る。
それは何とも不思議な音を立てて近づいてくるのだが、ホームの向こうにぽっかりと空いた漆黒のトンネルの向こうにあってなにがやってくるのか分からない。次第に 「 ブォー 」 という音が大きくなってきた。

夜中の3時過ぎに地下鉄を待っている人というのはたいてい酔っぱらっているか、そうでなければよっぽど疲れていて、どちらにせよ夜遊びをしている人の目はたいてい死んだ魚のような目をしている。けれどもこの日は近づいてくるこの異様な音にみんな大きく目を開き、ホームに滑り込んでくる地下鉄車両に釘付けとなった。

ゆっくりと、そう人が歩くスピードよりはるかに遅い速度で入ってきたのは長さが4両ほどの短い地下鉄だが、見たこともない形をしている。全体的に真っ黄色のその車両と車両の間を、直径が子供の身長ほどもある大きな円筒状の蛇腹でつないているのだ。姿かたちとうねうねとした動きからしてまるで地下鉄の中を巣くう巨大なサナギのようだ。
そのサナギがのろのろとホームに入ってくるのだが、その車両の最後尾から後は陽炎のようなもやが出来ていて霞んで見える。しかもその陽炎はどこか白っぽい。
その場で地下鉄を待っていた人たちは夜遊びの疲れも忘れて、なんだなんだという顔をしているが、その陽炎のようなものが次第に近づいてくるものだから慌てて持っている衣類で顔を覆う人も出てきた。

そうこれはレールの間に落ちているゴミを吸い上げる地下鉄掃除機なのだ。日本人に比べれば遙かにマナーの悪い New Yorker は地下鉄ホームからなんでも捨てる。ジュースの空き缶、瓶はもちろん、新聞も食べ物もありとあらゆるものが落ちている。その食べ物のせいでネズミは相変わらず減らない。そのゴミを強力な吸引力を持つ巨大なバキュームが一気に吸い込み、そして家庭用の掃除機同様、後ろから排気しているのだが、フィルターの着いている家庭用掃除機みたいなクリーンな空気と違ってうしろからはものすごいホコリを巻き起こしているのだった。後ろの車両はゴミを自動的に分別したりフィルターの役目を果たしているのだろうが、はっきり言ってほとんど効果なさそうだ。
それが分かってさらにたくさんの人たちは急いで着ていた服で頭を覆い始めた。

残念なことにこんなときに限ってカメラ持ってなかったこと ( 今使っている携帯はフラッシュ無しなので暗いところの撮影はほとんど無理)。夜遊びの時もカメラは持っていくべきか。

長いこと New York の地下鉄を使っていて掃除機車両を見たのはこれが初めて。
24時間営業を続けるサービスの裏には清掃も走る地下鉄を使って、と言うことなのだろう。考えてみればかなり合理的だが、のろのろと歩く速度で走る地下鉄のせいで帰宅が遅くなったのは言うまでもない。

果たして New York の地下鉄、他にどんな秘密があるのだろうか。

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