NYの交通が麻痺する?

▲ CANON EOS 20D Lensbaby 2.0
ここ一週間ほどテレビをにぎわしているのが 「 New York 都市交通公社がストに突入するかどうか 」 という話題だ。
なんでも25年ぶり、ということなので前に行われたのは1980年というから、僕が初めて New York に来た年より前のことだ。
New York の交通機関といえば、地下鉄にバス、それに有名なイエローキャブことタクシーである。実際に地下鉄以外にも列車で通勤する人もいるのでこれらが NY 市を動かす動脈といってもいいだろう。
実はこれら交通機関のうち、地下鉄、バス、それに列車は MTA ( 直訳すると都市交通公社? ) によって全て運営されているサービスなのだ。
New York と東京を比較すると、交通機関は JR や営団地下鉄 ( 今は違う呼び方らしいけれど )、それに私鉄が乗り入れているから鉄道だけでも選択肢があるし、各社による競争もある。
けれども New York ほどの大都市でありながら、交通機関は MTA 一社で運営されているので、今回のようにストに突入するとなると、都市機能がほとんど麻痺する。
それだけでなく競争原理も働かないから、サービスも良くないしファシリティも見るべきところがない。運賃の値上げも思いのままで、僕からすれば 「 分割すべきじゃないの? 」 と思うのだが、実際にはその逆で郊外を走るバス会社が MTA に組み込まれたりとますます大きくなっている。
ちなみにストに突入するとなると、職場や学校に行くことができなくなるのだが、それでもクリスマス商戦ということでほとんどのストアは予定通り開店せざるを得ないだろうし、学校も多少遅れて開校することを決めているようだ。
とはいえ地下鉄とバスが動かないとなるとマイカーやタクシーで通勤・通学する人が増えると予想されており、その場合 Manhattan の道路は渋滞によって完全に麻痺してしまうだろう。
そこで市長は 「 Queens、The Bronx、Brooklyn などからクルマで Manhattan に入る場合は、4人以上の乗客が乗っていない場合は Manhattan に入る橋とトンネルを利用させないこととする 」 とアナウンスしている。
またクルマだらけになって緊急車両などが通行できなくなる恐れがあるからと、5th Avenue などは一般車両の通行が禁止され、警察や消防など緊急車両専用道路となることが発表された。目抜き通りだけにここに搬入のトラックも近づけないとなるとストアの方も商売上がったりかも知れない。
幸い僕はクルマで、Manhattan と反対方向に向かって通勤するのでひどい渋滞に巻き込まれることはなさそうだが、市が 「 Manhattan にクルマで通勤する人は郊外で待ち合わせをして、一台の車に分乗してから来るように 」 と支持しており、Queens の場合それが Met's の本拠地 Shea stadium とされているので、この近くを通るときだけは渋滞に巻き込まれるのを避けて通れないだろう。
ということで間もなく零時を迎えるが、うちから地下鉄駅が見えるのでスト突入とともに地下鉄が来なくなるかもう少し起きて様子をみることにしよう。

▲ CANON EOS 20D Lensbaby 2.0 : 服装を見て貰えば一目瞭然だが、これは夏に撮ったものである
12/16 0:24追記
今、下りの地下鉄が走ってきました。Manhattan を0時前に出発したものだと思うのでこれが最終あたりになりそうな気配。ニュースではまだ現在も交渉が続いていると報じています。
12/16 6:53追記
Annaさんが5時の状況を書いてくれてますが、午前7時前の今も地下鉄は走っていますね。
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