
▲ Flushing の様子。
さて先週 Flushing にある会計事務所に行って税申告に必要な書類を提出してきた、と紹介した。
その日はまさに提出だけだったので5分ほどでその場を去ったが、その1週間後の昨夜、手続きを完了させるために会計事務所に立ち寄った。
僕が毎年依頼しているのは香港系女性会計士でこの時期は目が回るほど忙しくしている。税申告シーズンが始まる1月から、締め切りの4月15日まで、週7日間、朝から夜中の12時過ぎまで働きずくめの毎日が続くのだから体を壊さないかこちらが心配してしまうほどである。
とはいえ僕自身も彼女を忙しくしている側の1人なので、矛盾した心配ではあるのだが。
ここが混んでいるのはそれだけこの会計事務所に訪れる客は多いということなのだが、これが毎年頭痛の種になっている。
オフィスがある Flushing という場所柄、そして会計士自身も中国系とあって客の多くは中国系移民が多い。もちろん僕の様に日本人でここを利用している人もぽつぽつ見かけるのだが ( この場合たいてい知り合いだったりするのだ。日本人でここを知っているのはたいてい口コミによる紹介だからである )、この人達の中には並んで待つということをしないという人がいるのだ。もちろんマナーを守って忍耐強く待つ人も中にはいるので、自ずと客同士で諍いになることも ( ただし僕は中国語が理解できないので、口論しているのは分かっても内容までは理解出来ない )。
会計事務所の方でも、受け付けを済ませた順に番号札を渡すなどして、公正にコントロールすればいいのに、どうも 「 我先精神 」 が旺盛なせいか、先に来て待っている人のことなんかお構いなしに割り込もうとするのだから、座って待っているだけでも気疲れしてしまう。
さて僕も昨夜は仕事帰りに Flushing に寄って車を停め ( これがまた買い物時にぶつかると悲惨だ。駐車スペースを探すのが大変なだけでなく、二重駐車などどこもかしも渋滞だらけなのである )、それから会計事務所に顔を出す。
今日来ることにはなっていたけれど予約は出来ないので、こうやって事務所に行ってから順番を待つことになる。この日は8時のアポイントとなった。それまで近所で食事でもしてきたら? と言われる。
ちなみに食事をしている間に自分の番が飛ばされてしまうこともあるのだが、何時に終わるか分からない夜に空腹のまま待つと余計にイライラしそうである。特にこの日は時間が無かったので会社でもカップ焼きそばしか食べておらず、余計におなかがぎゅ~。
ということで昨年この会計事務所を紹介した友人が今年も利用したいというので、彼女が来るのを待って一緒に近くのマレーシアレストランに行くことにした。
短時間の間に食事を済ませ、会計事務所に戻らないといけないのでできあがっていそうなマレーシアンカレーを頼んだのだが、これがなかなかどうして、かなりイケる。名前は Rendang Curry といってインドネシアでも食されるドライカレータイプである。これでたったの$5というから、China Town 恐るべし。
ABC テレビ局に勤めている友達の仕事ぶり、内輪話に耳を傾けながら素早く食事を終え、会計事務所に戻ると約束の8時になってもまだ僕の前に来ていた人が待っている様子が目に入った。
実は僕も同じ事をしたわけだが、待ち時間が長いからと途中外出をして帰ってくる客がいるので、自然と順番があやふやになってしまうのだ。
自分より後から来たと思ってもその人は実は早くに来ていて、コーヒーを飲みに行ったとか買い物を済ませてきただけ、というケースがよくある。
結局僕が会計事務所を出たのが夜の11時過ぎ。彼女はまだ数人の顧客を待たせていたから、このオフィスから出られるのはきっと翌日になることだろう。
こんなに長時間、しかも中国人に混ざってというのも自分だけがのけ者になったようで居心地は良くない。それでも毎年ここを利用してしまうのは、彼女の節税指導による還付金の大きさだろうか。
妙に明るい蛍光灯のもと、長時間座って待つ人の表情は疲れ切っている。僕もさっきまでその1人だったのが還付金の額が計算されると途端に笑みがこぼれてしまうのである。なんと我々は現金なことよ。
さて今年は e-file といってオンラインで申告を完了し、還付金は直接僕の口座に振り込まれる方法にした。毎年連邦政府と州政府から送られてくる小切手を楽しみにしていたので、少しばかりさみしさが感じられる。

▲ 今回は当日撮った写真が無かったので、Flushing で撮った新年の写真を2枚紹介している。

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