乗り遅れ

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上の写真を見て直感的に 「 他の駅には無いものがここにある 」 とわかった人はかなりの NY 通といえるだろう。
一目見てわからない人も、じっくり見て探してみて欲しい。
答えはすぐこの下に書いておく。


これまでに東京、大阪、札幌の地下鉄の他、London や Paris の地下鉄にも乗ったことがあるが、どの国も地下鉄はやはり複雑である。そもそも地下に駅を作る関係で迷路のようになっているところも多い。
東京の地下鉄が複雑なのは路線の多さから来るモノだが、10年近く住んでいても未だに New York の地下鉄が複雑だと思うのは、日々変わる路線のせいである。

24時間運行サービスを提供しているから、という大義名分を最大限使用して、週末になると地下鉄はメインテナンスのためにめちゃくちゃになる。
まずスケジュールはあってないようなモノで、平日よりはるかに本数が少なくなる。
第二に片道だけしか止まらない運行モードになったりする。
これはどういう事かというと、「 当駅は下り方面だけ停止します 」 というもの。つまり上りに乗りたかったら、下り電車に乗って何駅か戻り、上り列車が停車する駅まで行けというものである。これだけでまず待ち合わせの時間には遅れてしまう。
第三は、完全な運休。
代替路線が平行して走っている路線はそれほどインパクトが無いものの、その路線以外交通手段が無いと言うときはバスの振り替え運行になるのだが、これまた異様に時間がかかる。
しかも運休になった路線のあおりを受けて、別の路線が普段は走らない路線を走ったりするモノだから、きちんと把握していないと移動するのに余計な手間がかかってしまう。
( ちなみにこういったメインテナンスの予定は MTA のホームページで告知されている )。

もっとひどいのは、後ろが使えているからと言って、即興で快速になる地下鉄もあるということ。自分の降りる駅のちょっと前になって 「 当駅を出ると次は○○駅まで止まりません。その間の駅に行く人は後続の車両を利用してください 」 と言って停車駅までプログラムしてしまうのだ。

こんなことが多いので週末の約束は、予想がつかない。


さて地下鉄の運賃に関しては、NY はとてもわかりやすい。どこまで乗っても一律 $2 だからである。それとは対照的なのが、確か London の Metro もそうだったと記憶しているが、日本の地下鉄のように乗車距離に応じて値段が変わる方式である。
それせいか切符売り場は日本の地下鉄の方が多い。それだけ切符購入の所要時間がかかるからだろう。ところがその乗車賃がシンプルに固定料金なのはいいのだが、困ったことに乗車券である Metro card の読み取り口は意外に精度が悪い。
ひどいときは何度スキャンしても読み取れないことがある。運が悪いと一つしか無い改札口で、なかなか入れない人のせいで地下鉄に乗り遅れてしまうこともある。

そこで上の写真に対する答えである。


日本ではもう珍しくないのだそうだが、New York にも非接触型乗車券が開発され、導入が始まった。今のところまだ限られた駅にのみ設置され、選ばれた人たちだけでベータテストが行われているらしい。
これはその読み取り機がついた改札口の写真である。

毎回日本に帰る度に、新しく導入されたシステムの使い方がわからず、まさに田舎者のようにあたふたしてしまう。
自動改札口で通せない切符を入れたため、けたたましいブザーとともに扉がしまったりすると、すぐ後ろにいた人が舌打ちして隣の改札に並んだりして、なんだかものすごく悪いことをした罪悪感を感じてしまう。
なんてったって自動改札口に切符を二枚も通せるなんて、New York の地下鉄にはないんだから。
( あ、そもそも自動改札口がないか )

ちなみにこの新旅券システムはクレジットカードと連動しているので、あらかじめ申請しておかなくてはならない。


次回日本に帰ったときは、僕自身 Suica だの FeliCa など持ってもない日本人なので、きっとまたあたふたしてしまうんだろう。まさに時代に乗り遅れ、乗りたかった電車も乗り遅れて踏んだり蹴ったりである。
でもこれからは New York の地下鉄で日本人旅行客があたふたする番である。これでおあいこなのである ( 笑 )。

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徒然なるままに… - 自動改札 (2007年3月30日 17:56)

今朝、相鉄に乗り換える時に、自動改札に定期を入れたら、飲み込まれて出てこなかった!朝のクソ忙しい時に!!!うおぉ‾朝は一分一秒を争うんだよ!困るんだよ!こ... 続きを読む

コメント(11)

日本に一時帰国したときに、たった1ヶ月の滞在に、SuicaやIcocaを購入して都会人を装うとしたのは私です(--;
あたらしもの好きなので、使ってみたいのです(笑
でも、日本は交通費がバカ高くて、あまり遠出をしないので、買っても意味がないのです(爆

TAKE Cさん、
僕も新しものずきなので、失ったゼニはどれだけか知れず・・・(;.;)
僕など数年ごとに帰ってますが、もっと長いこと帰っていない人は日本が外国みたいに感じられるようです。
それと面白いのが毎回日本に帰ると流行の食品ががらりとかわっていることです。僕が日本を出るときはベルギーワッフルがはやっていてスタンドまであったのにその次帰ったらどこにないし(笑)。紫芋とかいうのもはやったらしいんですが、まだありますかねぇ。あ、そばめしもまだ見たことがありません。でも最近はタコライスの方がポピュラーなのかな? 想像だけで頭でっかちになってしまいます。

ひ@NYさん、こんにちは

私は未だに切符購入派です。
自分でも今時ではないなぁと思いながらも、時間掛けて行き先確認して切符を買っています。(^^ゞ

関西では ICOCA (JR)であったり、PiTaPa であったりします。
ICOCA と PiTaPa は相互利用可能で、さらにICOCA は東京などでも使えるんですが、
PiTaPa は駄目なんだよな(^^;
支払いは PiTaPa は銀行引き落しなんだけど、ICOCA は改札口で現金のチャージなんだな。

♪あなたな〜ら、どうするぅ〜♪

僕は ICOCA (行こか) というベタなネーミングが許せなかったので、PiTaPa にしました(笑)
というのは冗談で、日常生活で JR に乗ることはまずないので PiTaPa で〜す。

関東のスイカ(スイスイ行こうカ)というネーミングも客をバカにしていますが、使える場所が広がっています。立ち食い蕎麦屋も含めた池袋の地下街や、ビックカメラ、そしていずれは東京メトロ全線と都営バスにも使えるようになるそうです。さらにスイカ対応の携帯電話があれば、財布を持ち歩かなくても電車に乗って買い物に行き、ランチを食べられるようになるでしょう。無くしたら怖いので数千円以上はチャージしていませんが、規約を読むと「自己責任で使ってね」と書いてあります。コワッ。

i-takashiさん、
そういえば、i-takashiさんも車通勤ですよね。
車派になると途端に交通機関システムに疎くなりますよね。そういえば僕の知り合いで都内に住んでいる人が車で移動ばかりするから電車の乗り方しらない、って言っていたなぁ。
そういう僕は今度は有料道路であたふたしそうです。車に付けたタグを読み取る出入り口があるんですよね? i-takashiさんは付けてますか?


ROSOさん、
ICOCAとPiTaPaは初めて耳にしました。普段使っている人はビジュアルなイメージとともに記憶に残るんでしょうけど、活字でしか見たことがないので、どれがどれだかいまいちわかりません。特に日本のこういう製品ってネーミングが似過ぎていると思うんですけど・・・。DoCoMoとか、MovaとかFOMAとか、SUICAにFelica・・・それに今回ROSOさんが教えてくれたのも。世代を超えて発音しやすい聞き間違いしにくいなんてのがあるのかもしれませんけど、いまいち名称とサービスが一致しません(笑)
PiTaPaって関東で言うところのパスネットみたいなやつですか?
前回日本に帰ったときは、JRレイルパスを使いました。これでJRは新幹線も含めて乗り放題になり、便利でした。もともとは外国人に日本をもっと旅して貰おうというサービスの一環なんですが、日本人でも永住権があると買えると聞いて使ってみました。切符を買う手間を省けるのでとても良かったです。
ちょうどヨーロッパにあるユーレイルパスの日本版ですね。


eddieさん、
スイカの由来を初めて聞きました。アルファベットなのでなにか英単語の寄せ集めなのかなと思っていたんですよ。
スイカつきの携帯のコンセプトといえば、それはFeliCaではないんですか?
日本に帰るとまず成田空港でみんなが携帯を取り出してメールや留守電をチェックするのに、僕だけ何もできないでいるのが、ちょっと恥ずかしいですよね。次は日本での携帯貸し出しサービスを使うかな。
僕の携帯はボーダフォン(改)なので、プリペイドのSIMカードがあればハードウェア的には使えるはずなんですが。

JR東日本のホームページによると、“Suica”とは「Super Urban Intelligent CArd」の頭文字をとって名づけられました。さらに、“スイスイ行けるICカード”の意味も込められています。とありました。アメリカではスーパーアーバンなんて言いませんし、CArdなんて書いたらバカにされるのか落ちでしょうけど日本では変な英語を誰も指摘しませんね。

説明不足でした〜。

PiTaPa はパスネットみたいなものなのでしょうね。
規模はもっと小さい(例えば京都の地下鉄ではまだ使えない。)ようですけどね。
関西の複数の私鉄・地下鉄で使えるカードです。一部の店舗ではお買いものもできます。
使用する電鉄会社にもよりますが、ICOCA と違い多少の運賃の割引もあります。

PiTaPa の名前の由来はホームページによると、

> Postpay Ic for ''Touch and Pay''

なんだそうですが、この説明の後に

> 読み取り部分に ICカードを「ピタッ!」と触れると「パッ!」と瞬間的に決済されるという、
> 実際の利用シーンにおける一連の動きを表しています。

とはあり多分こっちが本音ではないかと思います。ICOCA も

> IC Operating Card

だそうですが、テレビのコマーシャルで「ICOCA で行こか」とさんざん宣伝してたように、
こっちが本音でしょうね〜。

Eddie さんもふれられてますが、一応は英単語の頭文字という形をとってはいるものの、
日本人にも受け入れてもらいやすい/覚えやすい名称にすることが最優先なのでしょうね。
ただ、おっしゃられるように、それでもわかりにくいネーミングだとは思います。
何をするものなのかがダイレクトに伝わってくるような名称にしてもらいたいものですね。

JR レイルパスなんてあったんですね。
時々来る外国人のお客さんに教えてあげないと。

>>JR レイルパスなんてあったんですね。
時々来る外国人のお客さんに教えてあげないと。

J社LA予約係で働いていましたので覚えている程度の知識しかありませんが、レイルパスは日本では売っていませんので申込みは海外の旅行代理店で行います。たしかバウチャーを受け取って日本到着時にレイルパス交換という手続きを取りますので、日本に着いてからでは買えません。

東京メトロではパスネットを使いますが、最初はバスのネットワークが何故地下鉄で使えるのだろうと不思議でした。さらに関東バスなどに書かれているノンステップバスもNON-STOP BUSだとばかり思っており途中下車できないバスかと思っていました。カタカナにすると勘違いが多いです。

Eddie さん、どうもありがとうございます!

外国のお客さんが日本に来る前に言っておかないと意味がないのですね。
来てから教えるところでした(^^ゞ
どうもどうも(^^)

Eddieさん、
Super Urbanには笑わせて貰いました。単純に「スイスイ行けるICカード、のコンセプトです」といえば良いのにね。
頭の頭文字をとって略称にするのはもちろん英語圏でもありますが、SUICAみたいに無理矢理語呂合わせというのは少ないですね。
JRレイルパスのフォローアップ、ありがとうございました。
>バスなどに書かれているノンステップバスもNON-STOP BUS
それってbarrier freeのようなことを指しているのですか?
ちなみに僕も似たような経験があります。日本のニュースを見ていて「前NY市長のジュリアーニ氏はセプテンバー・イレブンでの業績が評価され・・・」と言う記述を見つけました。一瞬僕の目には「セブン・イレブン」?と写りました。
英語で911同時多発テロのことをその日にちなんで 「 September eleven 」 と呼ぶのでたぶんそれをそのまま訳してしまったのではないかと思いますが、こういうところは日本語にきちんと翻訳しないと行けませんね。

ROSOさん、
PiTaPaって僕の感覚では食べ物になります(単に食い意地が張っているだけ?)。Pitaといえばこの辺のスーパーであればどこでも売っている、中東からヨーロッパにかけて一般的な食べ物です。だからそれ関係の食品かなと連想してしまいます。
>こっちが本音でしょうね〜。
どちらもホンネを表に出せばいいのに~と思って楽しく読ませて貰いました。
JRレイルパスですが、eddieさんも書かれているとおり日本に来る前に手続きを済ませておかなくてはなりません。
一般に日本の旅行代理店に行けば取り扱っているので、そこで購入手続きをします。たぶんアメリカの旅行代理店ではそこまで詳しく知っている人もいないでしょう。

で日本に着いてからJRのみどりの窓口(って昔は呼んでましたが今でも同じですか?)に行き、実際の乗車券パスと引き替えをします。この日から指定日数間有効になりますので、通常は日本国内を旅行する当日の朝に引き替えると良いでしょう。ただし新幹線を使うぐらいでないと、当然もとは取れません(^.^)

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このブログ記事について

このページは、hiroが2006年6月19日 08:59に書いたブログ記事です。

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