( 『Atlanta紀行』と題して先月下旬に訪れた Atlanta の写真と文を紹介しています )

アメリカ南部最大の街、Atlanta はその気候ゆえ、Hotlanta と呼ばれることは前に書いたが、覚悟していったからだろうか僕が行ったのが8月の頭だというのに、それほど暑いとは思わなかった。いや気温は華氏90度を超えていたので歩けばすぐに汗が噴き出すのだが、周りから 「 暑いぞ暑いぞ 」 とさんざん驚かされて来たので拍子抜けしただけかもしれない。
今回僕が Atlanta で宿を取ったのは Downtown で、いわゆるオフィス街である。一部の都市をのぞき、米国でオフィス街というと一般にそれだけしかなく、店は少なく、あったとしても夜は早く閉まったり、週末は休みと言うところが多いのだが、ここも例外ではなかった。
名の知れたうまいレストランやカフェなどは、どうやら郊外にあるようで、そこには行くにはどうやら車が必要な様子だった。
車を借りなかった僕はもっぱら地下鉄でアクセス出来るところを回っていたのだが、あちこちで熱と共存する Atlanta の様子を見ることが出来た。
上の写真であるが、こんな風にビルとビルがくっついているところが何カ所かある。単にビルとビルの間の往来が多いから連絡通路を造った、というだけではないようだ。
ホテルの concierge がホテルの周りの地図と最寄りの地下鉄駅までのアクセス方法が印刷された紙を一枚くれた。ところがこれによると平日の昼間と、夜間および週末とて地下鉄駅までのルートが異なるのである。
その理由が書いてなかったので、まずは平日のルートで行ってみることにした ( そのときは平日の昼間だった )。
その案内はまるで子供の探検ごっこの指令書のようで、確かこんな感じだった。
「 ホテルの2Fからショッピングモールに抜ける通路を通って左に曲がります。すると何々ビルに通じるスカイウォークがあるので、通り抜け、受付の前で右折。そのままスカイウォークを通って○○ホテルへ。レストラン○○の前で左折、○○ベーカリーの前で右折。そのまままっすく歩いて自動扉を通り抜けるととこに駅があります 」
スカイウォークとは、つまり上の写真のようなビル連絡通路であり、つまり僕が宿泊したホテルから隣のビル、さらに隣のビル・・とそれぞれのビルの2階にガラスで覆われた連絡通路がかかっているのである。
そしてこの中のビルの一つが週末に閉まったりするので、通り抜けができなくなり駅までのルートが変わる、ということのようだ。
近道なんだかなんだかわからないが、歩いていて感じたのは連絡通路は近道を提供することが目的ではなく、外を歩くと暑いのでこんな風にビル同士を結合してしまったのではないかと、僕は思うのだ。
ちなみにその地下鉄もかなり地下深いところを走る。高層ビルが立ち並ぶので下へ下へと掘り進まざるを得なかったのかもしれないが、まだ路線が二つしかない地下鉄なので、あれだけ深い必要は無いと思うのだが。
ちなみに前回日本に帰った3年前に初めて都営大江戸線に乗ったが、あれと感覚的には同じくらい深い地下駅なので、これも熱対策なのではと勝手に想像しいるのだが。
ビルとビルをつなぐ連絡通路の他にもう一つ Hotlanta らしい街並みといえば、それは通称 UNDERGROUND と呼ばれる大きな地下商店街である。
土地に余裕がある米国では本格的な地下街というのはめずらしい。地下連絡通路にそって店が並ぶことはあっても通路が十字になっていたり、それ以上の通路が交差するほど大きな地下街となると僕の記憶には無い。
日本で言うところの地下街は屋内型モールの通路と似ているが、UNDERGROUND と呼ばれる Atlanta の地下街はまさに、商店街が地下に潜ったという装いなのである。
地上は焼け付くようなアスファルトで、陽炎の向こうからゆらゆらやってくる路線バスが見える世界が広がっているのに、地下は - もちろん冷房のおかげもあるが - ひんやりとして冷たい。こんな風にこの街は単に冷房をあちこちで使用して熱と戦うのではなく、涼しい街作りを心がけているように思える。
( 友人から聞いた話では、モントリオールにも大きな地下モールがあるらしい。考えてみればあちらは暑さ対策ではなくて大雪と厳寒の冬から逃れるためなのだろうと想像に難くない )
ただしそのおかげで路上を歩いている人は非常に少ない。
観光客と、ホームレス、それにアルコール・麻薬中毒患者が多いのだが、よほどのことでもない限り Atlanta では車を持ち、車で移動することを基準としたライフスタイルを送っているのだろう。
みすぼらしい格好をして熱にだらけながら歩いている様は、車に乗っている人から見れば中毒患者のように見えるのかもしれない ( 苦笑 )。

▲ UNDERGROUND の様子

hiroさん、ご無沙汰しておりました。
一枚目の写真、いいですねぇ!「超広角レンズではこう撮れ」というお手本のような絵だと思います。Exif情報を拝見しましたが、EF-S10-22mmですか?
実はわたし、広角コンプレックスを持っていまして、なかなか上手く取れないのです。何でも入ってしまうので、ファインダーを覗いたとたんに頭がクラクラして…
先日念願の70-200mm F2.8L ISをゲットしたばかりなのですが、こういう写真を見ると自分も挑戦したいと思ってしまうのでした。
BUBUさん、お帰りなさい!
今年のドイツの夏はどんな感じでしたでしょうか・・・って過去形ですね。
こちらもそちらもすでに秋の気配を感じるようになったからでしょうか。
上の写真は、そうたしかEF-S10-22mmだと思います。このレンズが使えるのでAPS-Cも悪くはないですね。
確かに何でも入り込んでしまうのでその雑多のイメージを楽しんでます。寄ってもいいし、引いてもいいので、僕は結構多用しています。
70-200 F2.8l IS、僕も持っていますがこれも使い易いレンズだと思います。
キヤノンから70-200 F4.0 ISが発表になりましたが、このレンズも良さそうですね。F2.8L ISを持っていなかったらこちらでも良かったかもと思います。
重いんですが、たいていの旅行ではかならず鞄にはいっているレンズです。