Chicago紀行 : Chicago Cubs
( 『Chicago紀行』と題して8月に訪れた Chicago の写真と文を紹介しています )
Halloween が終わり、いよいよ感謝祭 ( Thanksgiving Day ) の声も聞こえるこの時期にまだシカゴの夏の様子を紹介しているのも興ざめかもしれないが、できるだけ早足で残りを紹介しておこう。
アメリカでは主な都市にたいていひいきのプロスポーツチームがあって、大都市ともなると複数のスポーツの本拠地になっている。
New York にはご存じ二つのチームがあるが、Yankees も Met's も最近は老朽化した球場の話題が姦しい。
そういえば Met's は新しい球場の名前が CITI Field になると発表したばかりである。どうやら金融グループ CITI が数十年分の命名権を買ったとか。
メジャーリーグに関していえば、ここ Chicago にも本拠地にしているチームが二つある。
一つは White Sox でもう一つが Cubs である。
どちらの Ball Park の写真を撮ろうかと考えて、ここは一つ Chicago の人たちにどっちがいいか尋ねてみることにした。
そうして帰ってきた答えは、なぜか Cubs のファンが多いという結果になった。
( Cubs はこのところパッとせず、一方 White Sox の方は去年ワールドチャンピオンに輝いている )

White Sox が本拠地としている球場は、実は O'Hare 空港からダウンタウンに向かう途中に見ることができるのだが、いかにも近代的で大規模なスタジアムであった。
それもそのはず工事が完成して、球場として使われ始めたの1991年というから、割と新しい球場といえるだろう。
その一方何人かの人から 「 写真を撮るなら Cubs が本拠地にしている Wrigley Field の方がいいよ 」 という話も聞いた。
古さが絵になる、というのだ。
そう聞いて Chicago 市営地下鉄の Red Line に乗って来てみると、なるほど住宅地の真ん中にぽつんと取り残されたようにして、小さな球場がたっている。
あとになって知ったのだが、この Ball Park は1914年完成だという。Met's の Shea Stadium が1962年完成で 「 老朽化のため新しい球場を建てる 」 という NY 市の計画がここではなんだか陳腐に聞こえてしまう。

小さな球場の周りを歩きながら写真を撮るのにさほど時間はかからなかった。正確にいうとあまり写真を撮らなかったから、ということになる。
この日はゲームもなく閑散としており、イメージ通りの写真が撮れそうに無かったというのが理由の一つだ。
このあとダウンタウンに戻って夜景を撮ろうと思っていたので、ここは早々と退散することにしたのである。そうして来るときに乗ってきた地下鉄高架ホームに戻り、地下鉄を待っている間に撮った写真が上のものである。
この球場はこれだけ駅から近いというのも驚きであるが、スコアボードは未だに手動なのだ。決して予算が無かったわけではあるまい。あえてこのスタイルを守っているのであろう。
きっと Chicago の人たちは、たとえなかなか勝てないチームであっても、ずっと変わらないこのチームを愛しているんだろう。
機会があれば、僕も一度ここで観戦してみたいものである。