2006年12月アーカイブ

Photo '06 IV

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さて4回目となる今回は4月の写真からの紹介である。

( 撮影 2006年4月 )


▲ 果たしてこれを作ったのは森のこびとたちか。



▲ 休日、日だまり、公園、そして手強い相手とのチェス。



▲ ジャマイカンハット



▲ Washington Sq. にて

期せずして選んだのはどれも公園でのショットばかりとなった。やはり春が来て心が軽やかになると、公園に足を運んでしまうものらしい。

Photo '06 III

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引き続き今回も2006年に撮った写真の中から3月のものを紹介。

( 撮影 2006年3月 )


▲ Staten Island で見つけた旧い住居表示。今は使われていないのだろう。



▲ relaxing time in the city



▲ 唐辛子は春の訪れ、なのだろうか。



▲ 夕刻のネオンサイン

Photo '06 II

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さて昨日は2006年1月に撮った写真を紹介したので、せっかくだから今日は2月分の写真の中から紹介しておくことにしよう。

( 撮影 2006年2月 )


▲ 5番街路上のスチーム。そういえば2月は一転して大雪になったんだ。



▲ an icicle



▲ Central Park。「 氷面 」



▲ Old and New

Photo '06

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New York にいると日本の年末の慌ただしさも、年始の静かな町並みも無縁の世界であり、そればかりはインターネットが普及した今でもあまり変わらない。
やはり生活に関わる部分でないと実感できないものなのだろう。
これは New York にいながらビデオや中継された紅白歌合戦の様子を見ているのと同じで、違和感がつきまとう。

ということで年末もあくまで 「 普通 」 に時間が過ぎているので、それほど紹介すべきことも無い。それならば、と今年一年撮った写真の山をひっくり返して、過去の写真を紹介してみようと思う。

過去の写真、と書いたが考えてみれば写真は撮った瞬間から過去のものになる。なので 「 過去の 」 という形容は適当ではないかもしれない。
世の中で生産されるもののほとんどが、生まれた瞬間から進化したり老化するなど、常に変化をするものである。けれども写真はそこに 「 留まる 」 ことを願って撮られると言う面白い使命を帯びているのではないだろうか。

ただし 「 過去の 」 写真であっても、紙媒体だろうがオンラインだろうが、どこかで表現されることでその写真は生き続けるのではないかと思う。

( 撮影 2006年1月 )


▲ この写真を見て思い出した。1月だというのに妙に暖かく、フェンス越しに見かけたその公園では短パンでサッカーをしている一団がいたのだった。


▲ Brooklyn の Green Point にて。


▲ 地下鉄高架駅から

Merry Christmas!

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Happy Holidays to all.


▲ 年末のサンタは忙しそうに走り回る


▲ 未来のミス・サンタ ( 両親の了解のもと紹介させてもらいました )

あまり商業的なクリスマスには迎合したくないのだが、そうも言ってられずやはり親しい友人にはプレゼントを用意した。
高価なものではないけれど、買い物だけで一苦労な上に慣れない包装まで自分でやるのだから、全くもって面倒である ( 苦笑 )。
すぐに持って行けるように部屋の片隅にあったプレゼントの山もクリスマスが近づくにつれ、小さくなり、やっと先ほど最後の一個を渡してきた。

まあ日本にいたら年賀状を書かなくてはならないところだから、親しい友人に贈るクリスマスプレゼントぐらいはたいしたことないのかもしれないが。


さて自分に甘い僕は、自分にもプレゼントを買った。

ちょっと前に PS3 を発売日に買った、と書いたが自宅のテレビは HD でないどころか、アメリカに住んでからずっと使っているブラウン管テレビで、これで Blu-ray ムービーを見たりゲームをしたとしても悲しいだけである。

これまで使っていた SONY のテレビ、これといって何の異常も無かったのだが、これを機会に買い換えることにした。このテレビは友達に譲り、やっとというか、いまさらながらの液晶テレビへの移行である。アメリカに来てすぐに買ったはずだから、もうあしかけ10年目、よく活躍してくれたと思う。


僕が生活を始めた頃、英語上達におけるテレビの影響ははかりしれないものがあった ( 笑 )。いつも Closed Caption ( 字幕 ) を表示させていたものである。

そのうちアメリカに来て買ったものもどんどん入れ替わり、このテレビと今使っているベッドだけがアメリカ移住当初から使っている唯一ものではないかと思う。そういう意味では最初のころの大変な時期や楽しい思い出も、このテレビに通じるところがあり、がらにも無くモノに対して attached している。

そのままキープしておいて、ベッドルームで使うことも考えたが今住んでいるところはそんなに広いわけでもないから、残念だがここはやはり手放すのが一番である。


ということで今回、久しぶりにケーブルテレビ会社のホームページなどを見ながら、HD ( high-definition ) についておさらいしてみることとなった。すっかり時代に取り残されていたので、アメリカの HD 放送がどんな規格なのかすらも知らなかったのである。
どうやらこのあたり一帯にケーブルテレビサービスを提供している、Time Warner によると、今使っている Digital Cable Box を HD 用のケーブルボックスに変更する必要があるらしい。

ケーブルボックス変更後に見られる HD 放送では720p(1080i)までということで、1080pはテレビを見るには必要無いのだが、せっかく PS3 を買ったのだからときどき Blu-ray の1080p も見てみたい。

ということで探してみると意外に値段はこなれてきていることがわかった。
1080p というと出始めたころは高かったのを覚えているが、大衆化したのだろうか、ちょっと背伸びをすれば買えない値段ではなくなった。
どのメーカーのどの製品がいい、というのは余りよくわからなかったので、店頭でみて一番黒がきりりとしまって見えた、SONY 40インチ液晶テレビ ( SONY BRAVIA KDL-40V2500 というやつ ) を購入した。

クリスマスプレゼント、などと書いたが本当のところは、単に欲しかっただけなのでこの時期に買うことの言い訳にしているに過ぎないのだが、使ってみるとこれがなかなか良い買い物だったといえるかもしれない。
特に自然ものを特集する Discover チャネルは HD で見るとはっとするほど美しい映像がある。確かに現行テレビで見ても印象が残らないようなシーンが、これだけクリアに見ることができると受け止め方もガラリと変わる。
人の表情もくっきりと映し出され、表情から受ける感情みたいなものがよりリアルに感じられるのである。
さて、僕がアメリカに移住してきた10年前にこのテレビがあったら、もっと僕の英語力は上達していただろうか ( 笑 )。



■ ■ ■


いよいよ今年も数えるところあとわずかとなった。
何かとせわしい時期ながら、今年起きたことを振り返ることも多い。さて今年はいい年だったと言えるだろうか。

僕にとっては Holiday シーズンというと、Halloween から始まるのだが ( 笑 )、続いて Thanksgiving、そして締めの Christmas となる。この日を境に年末の忙しいピークは越え、元旦はおざなりに祝う程度である。二日ともなると何事もなかったかのように休日が明けるので、日本人にとってはどこか物寂しい季節である。

さてその味気ない米国式年末年始だが、気の合う仲間と日本風においしいものでも食べようかと相談しているところである。

"F" word

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午後、Midtown で用事を済ませ、地下鉄を待っていた時の事である。
僕が階段を下りると、利用しようとしていた地下鉄がちょうどホームを離れるところだった。夕方で本数が多いとは言え、ここは異なる地下鉄ラインが乗り入れるので交互にホームに入ってくるので、次の地下鉄がやってくるまでしばらくかかるだろう。
そう思って近くにあったベンチに腰掛けた。


( ところでこんな時、日本人だと 『 よっこらしょ 』 とか 『 どっこらしょ 』 などと口にするが、アメリカではなんて言うんだろう??? Whew かな )


座ってまもなく、左側に若い黒人の女性がやってきて僕に話しかけてきた。

僕の座った5人掛けのベンチの隣にもう一つの5人掛けベンチがあり、どうやらそこに座っていたらしいのだが、頭の中は別のことを考えていたらしく、その人がいたことに全然気がつかなかった。よく見るとその横には5歳くらいの女の子も座っている。二人の関係を想像するに、きっと親子なんだと思う。

「 あの・・・quarter を持っていませんか? あればこれと交換して欲しいんですけど 」 と言って、彼女は手の平にある5セント硬貨5枚を見せた。


彼女の言葉を聞いたとき、一瞬身構えてしまった。それは・・・・

道で出会うホームレスの人はよく、手に何枚かの小銭を持っていて、その小銭を見せながら 「 地下鉄に乗って○○までに帰るのにお金が足りないので小銭を恵んでくれないか 」 と言ってくる。
ちなみにたばこを吸っていると、今度は 「 たばこを一本分けてくれないか 」 というホームレスも多いし、意外なことにちゃんとした身なりの人でもたばこを分けてくれ、と話しかけてくるから不思議である。


話をこの女性に戻すと、僕自身が彼女の存在に気づいていなかったほどなので、一瞬、ホームレスかとこちらも身構えてしまったのだ。
けれども身なりはこぎれいだし、最初から5セントをちゃんと持っているので、ホームレスにはどう見ても見えない。

そんなことを一瞬の間に考えながらポケットにある財布を取り出して、小銭を確認し始めた。
「 なんで25セント持っているのに、なぜ quarter コインが必要なんだろう 」 と考えていたのを彼女も僕の表情から読み取ったらしい。すぐに 「 そこの公衆電話から電話をかけたくて 」 と言う。
東京の地下鉄と違って New York の地下鉄ではまだ携帯電話が使えるところが無いのである。

ああ、なるほどといいながら探してみると、一枚だけ quarter が見つかった。それを手渡すと、彼女が5セントを僕に渡そうとしたので、それぐらいならいいですよ、と断った。

彼女は済まなそうにありがとうと言って、その quarter を持って公衆電話に向かった。


公衆電話はちょうど二つのベンチの間にあって、否応なく会話の内容が聞こえてくる距離だが、僕はまた自分の考え事に没頭して、彼女がどんな人とどんな会話をしているのか、全く関知しなくなった。


ところがその彼女の会話にいやおうなく引きずり込まれることになったのは、先ほどのおとなしそうな物腰が一変して激昂しており、、電話口で curse しているのが耳に入ってきたからである。

それはもう、放送禁止用語ばかりでテレビならさながら 「 ピー 」 が入りそうな、Mother f*cker とか F*ck! とか A*shole など、ここでも書けない言葉が彼女の口から次から次へとぽんぽん出てくる。
どうやら相手は boyfriend か連れている子供の男親にあたる人の様で、とにかく子供の面倒のことでもめている。
それを横で見て ( 聞いて ) いる子供の方は、できたもので ( ? )、電話で興奮気味に話しているお母さんのことを普通のことのように見ている。

彼女が電話で使っている言葉はいわゆる"F" word なのだが、子供の前で使うなとかそういう問題の前に、先ほどの彼女のおどおどした態度からの変化を知っているだけに僕は度肝を抜かれた。


その後、どうやらかけている相手が電話を切ったらしく、「 He hung up on me! 」 と誰ともなく大きな声で、怒っている。きっとやり場のない怒りなのだろう。

愚痴を聞かされても困るので、とりあえず僕は聞こえてないふりをしていたけれど、そういうときに限ってやはり身近にいる人間に話しかけてくるものである。彼女もすぐに僕に話しかけてきたが、すぐに落ち着いてまた先ほどの大人しい声に戻った。

そして先ほどの5セントを見せて、「 悪いんだけどまた電話したいので quarter と交換してくれない? 」 と尋ねてきた。
これは偽りでもなく、本当にさっきのが最後の一枚だったので、それを伝えると今度は、ちょうどそのときに僕の横に座った白人の中年女性に同じ事を頼んでいた。
この中年女性も最初は首を横に振っていたが、彼女がお金を持っているのを見て、一枚の quarter を手渡していた。不思議な事に僕と同じでその5セントを中年女性も受け取らなかったのを見て、ただで恵むとなると抵抗があるけれど、25セントを逆にもらう立場になると、それくらいならいいや、という妙な心理が作用することに気がついて1人で苦笑してしまった。

そこまで見ていたところでちょうど待っていた地下鉄がホームに滑り込んできた。この後のドラマにもちょっと興味があったけれど、あくまでこれは他人の世界。そそくさと地下鉄に乗り込んだ。

いやぁ彼女の変貌ぶりにはびっくりした。


■リンク
"F" word
http://www.compfused.com/directlink/1028/


▲ 高層ビル


今年の New York、12月に入ってすぐに20℃を超える気温を記録したあと、すぐに氷点下の日が数日続いたが、それもわずかのことでまた暖かい日が続いている。
どれくらい暖かいかというと、この時期だと外出時に持参必須のマフラーや手袋はもとより、厚手のジャケットも着ていると汗ばむのでこれらのものが不要、というぐらい温暖なのである。


カメラといえば、氷点下だとバッテリー出力も低下して、動作不能に陥ることもあるのに対して、これだけ暖かいといくらでも外出できるし、写真も撮れるのでもっと写真が撮れそうなものなのだが、コートの襟を立てて歩いている人もいないし、吐く息も白くないし、もちろん雪も無いしで、どうにもクリスマスらしくないので、なんとなくシャッターを切りそびれるのだった。

寒気りゃ寒いで、写真が撮れなかったなどと言い訳するのだから、結局心構え一つなのだろう。


先日、昼間から暗室に入り長いこと作業をしていた。フォーカススコープで目を細めて粒子を見たり、定着液のあの酸っぱい匂いをずっと嗅いだあと、外に出てくるとすでに真っ暗になっていた。一瞬軽いめまいを感じたのは何も薬品のにおいから解放されたからではなく、夜空に眩い都会の明かりのせいだった。

持っていた Lensbaby 越しに見た高層ビルは、都会のクリスマスツリーになっていた。
おかしいなぁ。あのときはもっと霞んで見えたのになぁ ( 笑 )。


12月ともなると、忙しいにもかかわらずあれこれ今年のことを思い返したりする。
今年は3年ぶりに日本に帰ったことが一番印象に残っている。久しぶりの帰国ともなるといろいろな所で新しく導入されたシステムとかサービスを見る機会も多いのだが、その中で特に携帯電話を定期券や財布代わりに使える仕組みが普及していることに驚いた。
滞在中寄ったコンビニエンスストア - そこでは使用している人を見たことは無かったが - のレジでおサイフケータイの文字を何度か見かけた。

さすが携帯電話のサービスが一歩も二歩も先を行っている日本だ、と感心したのだが、ひるがえってアメリカはと言うとまだまだ。
自動改札口なんてものそもそも無い。
そこに来て、やっと今年から非接触型 IC カードによる地下鉄乗車券のサービスが始まったばかりだ。
( このときの事はここで紹介 )


このときは 「 やっとここまで追いついたか。でもおサイフケータイなんかはまだまだだろうな 」 と思っていたのだが、それは僕の間違いだったようだ。
年末になって、携帯電話で少額決済を済ませることができるサービスが NY 市でスタートした、と言うニュースが入ってきた。
下に紹介した公式サイトによると、このサービスは CITIBANK の Master card クレジットカードのアカウントと Cingular 携帯サービスのアカウントを持っている人がトライアルに参加できるというものだ。
使用できる携帯電話も今は Nokia の特定の機種だけのようで、本格的なサービスインとはほど遠いが、少なくとも NYC ではこのサービスが始まった事は評価したい。


ちなみに僕は Master Card が嫌いである。しつこくクレジットカードを作れとダイレクトメールが来るが、「 作ってやるもんか 」 と思っている。実は僕がアメリカに来たばかりのころ、Master Card だけが僕のクレジットカード申請を却下したのだ。
いや、もちろんアメリカでのクレジットカードヒストリーは無かったから、却下されやすいのはわかるけど、そのときに申し込んだ Visa も Discover Card も僕が日本で使っていた American Express Card を持っていることをポイントに加算して、作成してくれた。
それ以来、郵便受けに Master Card ロゴの手紙が来ると、「 何をいまさら 」 とそのままゴミ箱行きなのである < 子供っぽいぞ、自分。( 笑 )


なので当面は使う予定は無いけれど、いずれ他のクレジットカード大手も参入することだろう。その頃には加盟店も増えて使いやすくなっているかもしれない。

いつの日か、携帯電話一つで海外旅行ができるようになるのも夢ではないだろう。旅行先で電話やメールの受発信はもちろん、買い物もそれで済ませ、支払いはちゃんと母国の銀行口座ですることができる。
できればパスポートの機能も入ってくれればいい。

そんなことになれば、海外旅行ももっと楽にできるようになるのだが。


■ リンク
https://www.mastercard.com/us/paypass/mobile/index.html

12月もいよいよ中盤にさしかかり、街の雑踏もひときわ騒がしい。
どこの店もクリスマスプレゼントショッピングの人たちであふれかえっている。

僕はどちらかというとバレンタインとかクリスマスの商業主義があまり好きではないので、どうしてもこの時期街中を歩くのが苦手である。
家族や親しい友人のことの喜ぶ顔を想いながら購入するはずのクリスマスプレゼントであるが、デパートを含めどこもかしこも他の人への配慮なんか忘れて、「我先」精神丸出しなのである。
キャッシャーの前には一抱えほどもあるたくさんの服を抱えた人たちが列をなし、ぶつかっても謝る余裕も無いようだ。
それは通りを歩く人も一緒で、つい最近も大きな箱を数個抱えた女性が正面から 「 Excuse me 」 といいながらやってきた。急いでいるのはその人だけではなくて、みんな急いでいるのにさも自分だけが早足で歩いているかのように、その箱を人の顔にぶつけながら我先に、と歩いてきたのだ。案の定僕の頭にもぶつかったが、そのときもその女性が発した 「 Excuse me! 」 は謝る意味合いの Excuse me ではなく、明らかに非難の意を込めた発音の方だった。 ( この違い、アメリカに住んでいる人ならわかってもらえると思うのだが )


まあそんな人に合わせてこちらもかっかしていてはつまらないので、最近では 「 かわいそうに 」 と思うようにしているのだが ( 笑 )、いずれにせよこんな人混みを避けるのが一番の得策なのかもしれない。

それでもこんな風に死にものぐるいで買い物をしている人たちを見ると、正直羨ましいと思うこともある。
それは両手にたくさんの紙袋や箱を抱えて歩いている人を見ると 「 私の人生にはこんなにたくさんの親しい人が関わっているの 」 と伝えているかのようにも見えるからだ。
何もたくさんお金を使って、たくさんプレゼントを買っているのが羨ましいと言っているのではない。「 今年は20個のクリスマスプレゼントを買わなくてはならないんだ 」 とか 「 私は30個 」 などという人の話を聞いていると、どうもその数を苦にしているのではなくて、半ば自慢げに話しているように聞こえるのは、そんなにたくさんの送り先がいない者のひがみかもしれない ( だからといって 「 じゃあ僕に・私にプレゼントを贈ってください 」 というコメントは無し! (笑) )。


さてそんな商業主義の最先端都市といえばまさに New York かもしれない。がそれだけにこの街のあちこちではクリスマスの飾り付けが派手に行われ、その風景を見かけると、心のどこかでわくわくしている自分に気づく。
それは子供の時にもらったクリスマスプレゼントや、滅多に食べないケーキが食卓に並んだりした、あのときの思い出に由来しているのだろうか。
何でもデパートのショウウィンドウは一年前からクリスマス用のデコレーションの企画を立て始めるのだそうだが、なるほどそれだけの手間をかけて作ったと思われるところが多い。ここまで行くとまさにアートといえる。

その他にも New York にはクリスマスの時期になると見所がたくさんできるのだが、その中で一度も New York Watch で紹介したことがないのが、ここ Grand Central Station の大広場で繰り広げられる、万華鏡映写である。



駅といえばそこは常に経由地である。
いつも次の目的地へと早足で通り抜ける場所だが、こんな時期だからこそ、足を止めてたたずんでみるのも良いと思う。
そしてちょっとばかりほおっとため息をつくのも悪くない。


ショウは毎30分ごと。是非今だけの New York クリスマスを見に行くことをおすすめします。、



※ 壁や柱に当社されるイメージはまさに万華鏡のように流れては形を変えていく。よく見ると New York ゆかりの場所や者がテーマになっている。上の写真ではクライスラービルディングのトップ部分が映像に使われている。



※ こちらは New York のタクシーこと、Yellow Cab がコラージュされているのだが、わかるだろうか。


今時めずらしく、暖炉には本物の薪がくべられ、ときおりパチパチと火がはじけている。
外は冷たい木枯らしが吹いているが、ここだけは不思議なぬくもりに守られている。

木のぬくもりはログキャビンから、暖炉からは炎が。
そして心地よい椅子に座っていると周りから笑い声が。


そんな中、1人で黙々とピアノを弾いている老人男性。足が悪いのか、ステッキがピアノに立てかけてある。
そのときふと気がついた。ピアノの楽譜台にかけられた本はどうも楽曲集らしいのだが、そこには音符が一つも無いのだ。
かといってコードだけだったら曲は聴けないと思うのだが、老人とは思えないほど軽やかな指使いでこの場にふさわしい演奏を披露してくれている。
昔はそんな風にピアノを習ったものなのだろうか。ゆらゆらと揺れる暖炉の炎を見つめながら、そんなことを考えていた。


さてここでゆっくりぬくもりを充電したら、一路都会へ車を走らせるとするか。

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