
Subway Stationで見かけた"deal"
ここ一週間ほどばたばたと書類を用意したりして、なにかとせわしなかったのだが、2006年度の税金申告がやっと終わった。
締め切りは4月15日とまだだいぶ先だが、締め切りぎりぎりまになって慌てるのは性分に合わないので、できるだけ早めに申告を済ませている。本来ならば2月の頭にもできるのだが、各金融機関から申告に必要な書類が届くのを待ってから行くとたいたい3月にはいってしまう。
けれども世の中にはぎりぎりまで申告をしない人も多く、未だに4/15ともなると深夜の郵便局からニュースの生中継が行われ、当日の消印を求める長蛇の列を紹介している。
税の申告は還付金が戻ってくる人もいれば、追徴金を払わなくてはならない人もいる。ぎりぎりまで手続きを済ませない人の話を聞くと、その人はそんなに多額の税金を納めなくてはならないのだろうかと思ってしまう ( つまり所得が多い? でもホントの金持ちはもちろん優秀な会計士を雇って税金対策を済ませているんだろうけど )。
さてアメリカの場合、申告に必要な手続きは会計士に頼まなくても個人でできる。指定されたフォームがあるので自分で記入してもいいのだが、楽なのは PC 用のソフトを使う方法だ。
この時期になると Staples でも Office Depot でも入り口にうずたかく積み上げられて売っている Tax Return 用のソフトを買ってインストールし、あとは質問に答えていくだけで手続きが完了する。しかもインターネットを通じてオンライン登録まで済ませてくれる優れもののようだが、僕は使ったことがない。移住してきてからこの方、いつも同じ会計士に依頼している。
なので実際に必要な手続きなどはほとんど会計士任せなのだが、それでもこの時期がくると 「 あ~あ面倒くさいな 」 と思ってしまう。なにが面倒くさいかというと、それは支出入の書類の準備なのである。
収入が会社からだけ、という場合は会社から送られてくるW-2フォームだけだが、ほかにも副収入があったりフリーランスの仕事もしているとなると経費を含めてたくさんの領収書が必要になる。もちろん投資をしている人も多く、そういう人は銀行利子や株売買などの収入もこの時期にあわせて申告する。
かかる経費の証明だが、アメリカでは店で買い物をしても日本と違ってきちんとした領収書( bill / invoice ) が出ないことも多く、数センチ四方のレシートに頼らなければならないこともあるので、僕はもっぱら支払いはクレジットカードにしている。実はクレジットカードで支払いをしていると僕のようなものぐさにはかなり利点があるのだ。
税金の申告シーズンにあわせ、たいていのクレジットカード会社はこの時期に Year End Summary の作成というサービスを提供してくれる。
これはどういうことかというと、昨年1月1日から12月31日までのクレジットカード利用実績をいろいろなフォーマットで提供してくれるのである。Amex を例にとると会員専用ウェブサイトにログインすると、Year End Summary というリンクがこの時期だけ現れ、クリックするとウェブでそのリストを表示させたり、PDF の形でダウンロードできたり、または郵送を指示することもできる。
リストは月ごとの詳細のほか、費用項目によってカテゴリ分けされたリストもあるので、これを使って簡単に計算することができるのだ。
今年もなんとか PC の電卓をたたきながら、概算をまとめて会計事務所に持って行き、無事申告を済ませた。
今年も追徴金を払うことなく、税の還付を受けられた。あとは国と NY 州からそれぞれ銀行口座に振り込まれるのを待つだけだ。
すでに払ってあった自分のお金とはいえ、やはりある程度まとまったお金が手にはいるのはうれしいものである。
普段から何気なく使用しているクレジットカードだが、こんな風に一年に一度利用実績を見直すのはよい機会かもしれない。一枚のカードで個人的なものと仕事に関するものの両方の支払いに使用しているとはいえ、昨年の支払いは Amex だけで3万ドル強にもなっていた。 同社は二枚目のカードとして Small Business 向けのものを発行するサービスをしているので、額がこれ以上増えるならば分けるのも手かもしれない。そうなればもっと計算が楽になるのだが、果たして新たな年会費を払う価値まであるかどうか。

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