St. Patrick's Day 2007

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※ 5番街を埋め尽くす、緑、緑、緑


今年も5番街が緑一色に染まった。恒例の St. Patrick's Day パレードである。
ちょっと紹介するのが遅くなってしまったが、そのときの様子を載せておこう。

夏の間、 Manhattan ではまるで毎週やってんじゃないか?というほど街を歩いていると遭遇するストリートフェアかパレードだが、その幕開けとなるのがこの St. Patrick's Day である。
僕自身、たしか数回パレードを見に行き、このブログでも紹介したことがあったと思うが、ここ何年かはほとんど見に行くことがなかった。

足が遠のいた理由はいくつもあるが、なんといってもこれはアイルランド系移民のお祝い・お祭りであって、一度観たらいいかなという気持ちになるからである。
パレードの持つカラーがより民族性が強くなると、それだけ自分との関連性が薄くなり参加している意識も薄くなるのだが、それよりも自分がそこにいるのがそぐわないかも、という遠慮の気持ちも働いてしまうからである。
街道を埋める観客もほとんどが Irish 系移民であり、それだけ「ウォー」と叫ぶのもよくわかる。

まあ行かなくなってしまった一番の理由はそうでなくて、たいていこのパレードが行われているのはまだ寒い時期で、写真を撮るのも、長時間観ているのも辛いから・・・という甘えから来ているのだが・・・。

そこにきて今年の St. Patrick's Day は天候に恵まれ、快晴のうえ、暖かいという予報。これで二番目の言い訳は効かない。
加えてこのときにちょうど写真仲間のさすけさんが日本から訪れていて、パレードに行ってみたいとのこと。それならば僕も久々にのぞいてみようと、カメラを持って出かけることにした。結果としてさすけさんのおかげで重い腰をあげるよいきっかけになった。


パレードが行われる5番街にやってくると、冬とはいえ暖かい日とあって多くの人たちが出向いているようだ。昔来たときの記憶と比べると、ずっと賑わいがある。そういえば、5番街には St. Patrick Church もあるんだっけ。

地下鉄を降りて路上に出てくると、もうそこはすっかり緑色で埋め尽くされている。それは St. Patrick's Day の象徴として三つ葉のクローバーが用いられ、その緑色から由来して、体のどこかに緑色のものを身につけ人が多いのである。

ちなみに New York 近辺にはたくさんの Irish が住んでおり、St. Patrick's Day パレードといえばこの5番街のものが有名なれど、その前には NJ の Hoboken や NY の Queens でもイベントが行われており、さながらこの時期はあちこちで St. Patrick's Day という感じである。

この日、スナップした写真を何枚か紹介しておこう。


※ 後頭部の写真を撮らせてくれ、というと「みんなオレの後ろ姿ばかり撮りたがるんだよな。前からの写真も撮ってくれよ。」という。


St. Patrick's Day だから・・・というわけでもないのだろうが、先日おもしろい記事が新聞に載っていた。
ヨーロッパの人たちはアルコールをよく飲む、というイメージがあるのだが、そのヨーロッパの中でも摂取量はかなり格差があるらしい。その中で一番の酒飲みは Irish だという結果がでていた。日本人との比較は出ていなかったが、たしかドイツ人かフランス人と比べてもずっと少なかったのを覚えているから、一位となったアイルランド人との差はかなりのものだろう。
なるほど、New York で言う昔ながらの bar といえば Irish bar で、それらは簡単に区別することができる。たいてい入り口に三つ葉のクローバーのシンボルが描かれているからだ。


上に紹介した後頭部の写真の青年ではないが、この日はあちこちの bar で Irish の人たちが馬鹿騒ぎをするのも毎年恒例となっていて、この日だけは車を運転したくない日である。なんといっても夜中に酔っぱらった彼らが ( 中には服を脱いで ) 2nd Avenue や 3rd Avenue あたりの Irish bar が多く点在するエリアで信号おかまいなしにふらふら出てくるからである。

かつて NYPD の仕事はもっと危険で、なりたがる人も少なかった。この仕事に就いたのはヨーロッパからの移民の中でも、もっとも貧しく差別を受けていた Irish の人たちであった。
今でもその名残があって NYPD には Irish 系移民が多い。この日、酔っぱらうのも Irish ながら取り締まる方も Irish となるのだった。

こうして St. Patrick's Day の祝いは夜遅くまで ( 朝まで? ) 続いた。この夜、エンパイアステートビルも緑のライトアップを行い、盛大な Irish のお祭りに華を添えていた。

気がつくとあまりパレード自体の写真を撮っていなかった。こういうとき僕はつい観客の写真を撮ってしまうのだが、それじゃあいくら何でも寂しい。ということで最後の一枚は数少ないパレードの写真の中からの紹介である。
この日、気合いを入れて朝早くから参加していたさすけさんがたくさんの写真を撮っているので、彼のブログも是非訪ねてみてほしい。
僕とは違った視点で捉えた New York の街並みをみることができる。

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コメント(4)

こんばんは。ひろゆきさん。ご紹介頂いてありがとうございます。なんかアクセスが激増してました(笑)。
NYのパレードは僕は始めてだったのですごく楽しく見たり撮影出来ました。
やっぱり、同じ場所同じ時間で同じ被写体を撮ってもひろゆきさんが撮ると僕の写真とは全然違った雰囲気になりますね。
2枚目の女の子達は僕も狙った写真がありましたが、シャッターチャンスはずしまくってました。
それにしてもアイリッシュの人たちは明るくていいですね。日本のアイリッシュもとてもフレンドリーでぼくは好きな国の一つです。

さすけさん、
体調は元に戻りましたか? アクセス激増は毎日の更新で楽しみにしている人が多いからではないですか(^^ゞ
パレードは年にいくつもあるので、また別のを見に来るのもいいかもしれませんね。
近所にIrishコミュニティがあるんですが、ここにあるダイナーではIrish風のものが食べられます。トーストに甘い煮豆を挟んで食べたり、Irishベーコンなどちょっと珍しいものが見られます。僕なんかはCanadianベーコンよりIrishの方が好みです。

いつも楽しみに拝見しています。一昨年初NYの時、ちょうどこのSt. Patrick's Day に当たりました。地元の人にそれを聞いた私はそのパレードを一目見たく、慌てて滞在先を出たのですが、その時に滞在していたのはStaten。『St.George』から出るFerryが止まってしまい、車内で乗客皆が右往左往。暫く待って、漸く船が出たは良いですが、私がパレードに向かう頃には、既にパレードの人たちが引き上げてきており、その人たちと地下鉄の構内ですれ違い何とも寂しい思いをした事を思い出します。色んな人たちが、何かグリーンのものを身に着けているのがとても素敵だな、と単純に思った事を想い出しました。1年振りに行ったNYですが、到着日は残念ながら既に過ぎた直後。私にとってはまたいつか、出会えるといいなと思っているパレードです。

Ackoさん、
St. Patricks's Dayを二度も見逃してしまったんですね。でも次は三度目の正直で、きっと見られるでしょう。
是非、滞在をManhattan近くに取って、朝から行くことをおすすめします。
ただこの時期は寒いことが多いので、かならず暖かい格好が必要ですね。その点今年はラッキーでした。
このパレードを見て、いかにNew YorkにはIrishが多いんだな、と驚かされます。

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このページは、hiroが2007年3月25日 23:56に書いたブログ記事です。

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