
※ EF 50mm F1.4 USM
今日は New York の話題からちょっと外れて写真の話である。
本来僕はガジェット好き ( つまりオタクか? (笑) ) なので、ここで道具の話などしようものなら止まらない。
でも好きな写真は、プリントにせよブログにせよ誰かに何かを伝えたいというのが本来の目的として撮っているし、このブログもそのつもりで始めたので、なるべく道具やテクニックにおぼれた話題にならぬよう気をつけているのだが、それでもこうして時々脱線したくなるのだ。
( コンピュータやインターネットの話題も同じ )
写真やイメージのような直感的な表現と、言葉とで、どちらがより優れた表現方法であるかということ言えないのだが、得てして写真には瞬間的なインパクトがある。ここでもせっかく写真を載せられるのだから、できるだけ言葉で伝えられないイメージを一言で説明してくれるような写真を撮ろうと心がけている。がこれがなかなか難しい。なるべく一枚の写真で多くのことを伝えたいという気持ちからか、ブログで紹介する写真は特に広角レンズで撮ったものが多くなっている。
そういえば何をどう表現したいかというプランによっても写真道具の選び方は変わるが、街を舞台に、人の営みを撮ろうと思うと、これは街のスケールによっても選び方が変わる。
Manhattan のように歩道ぎりぎりまで建築物が迫っており、見上げても空が少ないような場所では、ビルの威圧感はあってもどうも開放的な広さは感じられない。なので余計に広角を望んでいるのかもしれない。
逆に Avenue と Street の距離が画一的に配置されているこの街では、被写体までの距離も計算しやすいので、ある意味道具は選びやすいのかもしれない。
ところが僕の場合、一度使い始めると飽きるまで一本のレンズを使う癖があるようで、あれほどよく多用していた広角レンズが、ここしばらく眠っている。
そのかわりこのところよく持ち出しているのが、Canon EF 50mm F1.4 USM である。気がつくと50mmというレンズ、手元に4本もあるので、ブログ用には広角レンズを使用するとはいえ、自分でも知らず知らずに好きになっていたのかもしれない。
そんな中なぜこのレンズが好きなのかというと、素直に描写力が高いことも一つの理由だが、その素直さの中にリニアに反応してくれる、という部分があっていろいろなコントロールが楽しめるのである。もちろん人によって意見は分かれると思うが、少なくとも僕にとってはこのレンズから受ける印象はそんなところにある。
上の写真も普通に見れば光が飽和してしまい、そのせいでピントが無いというか、フォーカスがぶれているというか、いずれにせよ結果として光によって輪郭の滲んだイメージとなっているのだが、僕の中ではこういう雰囲気がこの通りによく合っていると思うのだ。
僕はカチッとしたどことなく硬調のイメージが好きなのだが、最近ちょっと心境の変化なのかこんな写真をよく撮っている。
このレンズばかり使っていると、飽きっぽい僕のことだからまたしばらくお蔵入りしてしまうかもしれない。そうならないよう、たまには持ち出すレンズも変えてみるとするか。
そういえば、最近 Canon から EF 50mm F1.2L USM というレンズが発売されたんだよなぁ。
さすがにこれは高価なので買い物リストになかなか入らないのだが、さてどんな癖があるのか、無いのか。気になるところである。














