
長いこと会っていない友人が久々に日本から New York にやってきて開口一番、こういわれることがある。
「おまえ、すっかりアメリカ人になったなぁ」
もしかすると体型がアメリカ人波に大きくなったか、とも思ったが、どうやら見かけではないようだ(ラテン系と間違われることはあるのだが)。
では何を持ってアメリカ人なのかというと、仕草や言動からそう見えるらしいのだが、自分では意識して振る舞ったわけではないから、いったい何が?と内心焦ってしまう。
アメリカ人特有の大がかりなジェスチャーがでたか、それともぞんざいな話し方か・・・。
それでも普段の生活で支障はない ( そりゃあそうだ、ここはアメリカだから )。が日本に帰るときは細心の注意が必要である。
ちょっとした癖や体になじんだ仕草など、ふとしたことで出てくることがある。これがまたアメリカ帰りだといわんばかりの態度で、不思議と嫌みっぽい。僕がそう思うんだから、日本にいる人はもっと敏感だろう。海外旅行など決して珍しく無い昨今、アメリカ人と日本人の振るまいの違いなど、皆良く知っているのである。
僕が日本にいた時分は僕もそうだった。アメリカに長いこと住んでいる日本人が一時帰国したときに接する機会があったのだが、話をしてみて「なんか嫌みっぽいなぁ」と感じたものだったが、時は移り今度は自分がそう思われる立場にいる。
果たしてそれは海外で暮らしている人へのやっかみだったのだろうか。
ちょっと前に友達に借りたビデオだったかで、「欧米か!」のつっこみをする漫才を見た。お笑いなので実際よりは誇張されたものだったけれど、欧米風の態度が笑いの対象になるのは事実である。
ということで思い当たるフシをいくつか上げてみた。これを一時帰国中の日本でやったらイタイ、という結構シリアスな「欧米か!」である。
中には、特に New York ならでは、というものも。
赤信号でも交差点を渡る。時には道の真ん中に立って車が通りすぎるのを待つ。
エスカレーターでは左側を駆け上る。
後ろを振り返って後ろの人のために扉を押さえようとする。( いやいいことなんだが・・・)
タクシーのドアを手動で開け閉めしようとする。
電車を降りるとき、切符や乗車カードを用意せず、改札で慌てる。
Bluetoothマイク付きイヤホンを耳につけ、歩きながら独り言の様に携帯通話。
電車の中でも携帯。
(満足に英語も話せないのに)なぜか感情的になったときだけ英単語。「Sh*t!」「Ouch」「What the fu*k」 しかもその後は日本語。
何かにつけ「New Yorkではね・・」と比べたがる。
・・・
挙げるとキリがない。自分が粗暴になった気分だ。しかもこれ以外にも沢山出てきそうだし。
独立記念日のイベントに合わせて、また日本から友人がやってくる。
あまり彼らをびっくりさせないよう、みんなの態度を見て自分のフリを直そうかな。
いやそれとも自意識過剰だろうか。意識して出ないようにするとぎくしゃくするのもので、これまた少々恥ずかしい。

お会いした時は、べつにそんな風には感じなかったですー。
エスカレーターの左側を駆け上がって舌打ちされた時は、関西人のふりをすれば大丈夫です(笑)
万博のおかげで(?)関西では急ぐ人は左側通行なのですもの。
自分や周りの人の事も考えてみましたが90%の確立で当てはまりました。
1.歩行者の赤信号無視:皆で歩けば怖くない…は日本人の習慣では?
皆赤信号を待っているときに率先して信号無視しているのはオイラです。
2.エスカレーター左側歩行は関西と東南アジアだと思います。
3.ドアを押さえる...後から来るのが女性なら日本でもやってます。エレベーターでは「女性が先に入って、女性から出る」習慣が日本に無いためお互い譲り合うこともしばしば。
4.電車やバスはモバイルスイカなので切符を探すことは無くなりました。
5.終電がなくなった場合以外タクシー乗らないなぁ。
赤信号無視とエスカレーター左側通行は関西では常識です。(ということは関西人はアメリカ人っぽい?(笑))
大阪に来て最初のころは信号無視して全員が一斉に蟻のようにわたっていく大阪人にビックリしましたが、今は反対に東京で信号を待っているとイライラしてきます。。。慣れってコワイですね。
まのさん、
>お会いした時は、べつにそんな風には感じなかったですー。
いやそれは、マイルドな一面しか見せてないからです。本性は・・・(謎)
ちなみにアメリカに来てから「ハンドルを握ると人格がかわる」ようになりました。
年を取ったので少し余裕を持つよう心がけていますが。
Eddieさん、
非接触型カードが使えても改札口でなにかしら準備しないと行けませんよね。もう完全な非接触でかざす必要も無いシステムもあるんでしたっけ? そうだと乗るときも楽ですね。
NYだと乗るときだけメトロカードを買って、改札を通り過ぎたら捨ててしまう人がたくさんいます。
去年日本でドアをホールドしていたら、変な目で見られましたよ。待ち伏せしていると思われたのかも。
tackさん、
そう、慣れって怖いです。
車に乗っていて乱暴な運転にあうと、運転手同士でははなせませんから、中指をたてる人が多いです(笑)。
これは僕もやっちゃいますね。
僕はとても禅の心境になれません(笑)
関東の非接触型は三種類あります。携帯電話を使うモバイルスイカ、カード型のスイカ、そして東京メトロが発行するPASMOです。全てJR/地下鉄/一部のバスで使えるプリペイド型です。携帯電話の場合は、ベルトに着けていますので探す必要はありません。SUICAかPASMOは財布の中にあるので、財布をかざせば読み取ってくれます。
非接触でかざす必要の無いものはまだありませんが、アメリカのスーパーマーケットでは「ショッピングカートがゲートを通るだけで銀行口座から引かれる」システムを検討中と聞きました。日本ではICパスポートが使われる準備を成田航空の出国ゲートで見ました。
あはははー!!ウケました!っていうか、そうだよ。。それは、しょうがない!私もです!
ドアを開けておいてあげるのは、やっぱりやっちゃう。もうクセになってるし。。逆に自分だけ通っていってしまう人をみると「なによ!」とか思っちゃう。
今回帰国するときに日本人の友人達に「日本で嫌われないように気をつけてね」といわれてきました。日本語で話しているときに、英語をはさんじゃうことがあるでしょう?
日本でいうと、ルー大柴ちっくっていうか。。
それがやっぱり、日本ではかなり「アメリカがえりだからってカッコつけてるー」って思うみたいです。いや、私もHIROさんと同じく、自分が逆の立場だった頃は、思ってましたよー。海外駐在経験のある上司達が「ワイフがさぁ。。。」と奥さんの話したり、仕事のことでも、やたら英語を挟んでくる人を、、、わざと言ってるんでしょ?みたいな風に思ってましたね~
でも、自然に身についちゃうんですよねぇ。
HIROさんの場合はすごく自然で、直すことないと思いますぞ!
ひろゆきさんこんにちは。
大雨のアストリアビアガーデンでご一緒させていただいたミチコです。
ブログ楽しく拝見しました!
欧米か!のギャグ、結構笑えないところがありますよね~。
私も年始に帰国したとき友人に会うなり嬉しくて無意識にハグしちゃったりして
今考えると友人の目は困惑してたっけ。
>なぜか感情的になったときだけ英単語。「Sh*t!」「Ouch」「What the fu*k」 しかもその後は日本語。
ぎゃはは、これまさに私です。よくやってます。
駐在員の奥さんから聞いた話では、海外帰国者がよく口にする
「**(NYとか地名)ではこうだった」という台詞を多く発することで
「出羽の海さん」というあだ名がつけられて 社宅で村八分にされてしまうらしく
「~では」という台詞はほんとにタブーで、どこにいたかを聞かれるまで
海外にいたということは伏せているんですって。
なんだかやっぱり窮屈ですねぇ。でも郷に入っては郷に従えなのかなー。
また時々遊びにきますね♪
Eddieさん、
かざす必要がないシステムが出てきたら切符のことを本当にケアレスで乗り降りできるようになりますね。
それに全てのスーパーやコンビニ、レストランでも装着されたら、万引きが世の中から無くなりますね。
自分で商品のバーコードをかざして支払いも無人で行える場所は増えてきましたが、それでも機械がうまく読み取れなかったりしてまだまだって感じがします。なのでそのまま素通りできるシステムができても、やはりレシートはきちんと確認しないと間違ってチャージされそうな気がします。
yamajunさん、
日本は自動ドアが多いので、あまり扉を自分で開けるというシーンがあまりなかった気もしますが、それでもオフィスのドアなんかは普通手動であけますよね。
ちょっと遠いかな、って思う距離から歩いている人のためにドアをホールドしているのって変に思われますよね、きっと(笑)
昔ほど海外に行くことが珍しくなくなった今でも、海外帰りの臭さってきっとあるんでしょうね。
Michikoさん、
この間はちょっと距離があるにもかかわらず、遅くまでおつきあいありがとうございました。
あの翌週もまたあそこに行ったし、今週も危なく行くところでした(笑) 実は店の前まで行ってみたんですが、あまりの行列で挫折した、ってわけです。
またみんなでB級グルメ探索に行きましょう!
出羽の海さん、笑える! しかもだいたいアメリカから帰ってくると体重が増えたりするので二重の意味があったりして?
いずれにせよ住んでいるところが長くなってくると本質は変わらなくても習慣として体に馴染むものは多いですね。
日本でハグは気をつけています(笑)
アメリカは自信たっぷりに論理的に主張して認められる、主張しないと損する文化、そして、年齢関係なく個人の自由を最大限に尊重するドライな文化なので、謙遜する事が美徳とされる日本でこれをやると、好戦的、自慢げ、上から目線にとられます。 まぁ単に日本人に卑屈、繊細、謙虚、海外・英語コンプレックスな人が多いから、受け手が勝手に否定的に捉えてるだけなんですけどね。国際社会において精神的にも日本が成熟した先進国になる為には、日本人が直さなければならない所だと思いますけどね。まず、日本人は、と人くくりにしてしまう風潮は非常に全体主義的。まず、日本ではこう振舞うのが普通だ、というしきたりが決まっているのも、自分が自分らしく振舞う事を尊重している多民族国家の観点からすれば、非常に全体主義的。
様々なシステムは日本の方が進んでいますが、個人の人権の尊重、民主主義という点では人種差別はあれども圧倒的にアメリカのほうが進んでいると思いますね。アメリカ人は態度が大きい、オーバーリアクションと単に捉えられがちですが、自分や家族を危険から守るため、自分が相手にとって敵でない事を示すには態度やふるまい(笑顔・アイコンタクト・ハグ等)を大きく表現する必要性があるからです。
日本改革さん、
旧い記事にも関わらず読んでいただき、かつコメントをありがとうございます。
日米の気質の違いについては間違いなく日本改革さんのおっしゃるとおりですね。
ただアピールするばかりのアメリカと謙虚、時には卑屈になる日本の文化はそれぞれに長所と欠点があるかと思います。
ただ面白いことにインターネットのおかげで文化の伝播というのが国境を越えやすくなり、日本の文化を評価してもらうことがなかなか難しかった過去に比べ最近は急速に国際舞台で再認識されつつあります。
鎖国していたが故に文化の粋が高められ、それがユニークなものとして認められているのではないかと思います。
アメリカに在住しながら思うのは、民主主義という言葉を借りた過剰な資本主義が社会を支配している部分も否めません。
近いうちに違う観点(food industry)でこのことについてブログに書いてみようと思います。