ペリキュラム!

数週間ほど前 SOHO で大きな行列ができた。
ここにある Apple Store での iPhone 発売を待つ人たちのものだった。
ところが昨日また SOHO で行列ができた。

その行列の先頭に向かって歩いていくと、やはりテレビ中継車が何台も来ている。
ちなみにこの通りを数十メートルいったところにあるのが Apple Store だから、短期間に大きな行列が二度もできたことになる。
さてその行列の先頭はというと・・・

そう、Harry Potter の新刊が深夜12時に発売されるため、たくさんのファンが SOHO にある書店の前に早くから行列を作っているのだった。
しかも新作映画がつい先週公開になったばかりとあって、一大ハリーポッターブームが起きているのは確かだ。
市内にはあちこちに Barnes & Nobles のような大型書店があるにもかかわらずなぜここにこんな行列が、という謎に対する答えは、米国での出版元がここでオフィシャルなイベントとしてストリートフェアを開いているからなのだ。
ということで以下、その様子を紹介しておこう。


コイツはなにやら動いていた。

まるでハロウィンのときのように、それぞれ思い思いのコスチュームやメーキャップで参加する人もたくさん。
ここは特に記念撮影のスポットで、それはなぜかというと・・・

著者のサイン入りブックが展示されているのである。

一冊の新刊発売でできる行列とストリートフェアのために、仮設トイレまで準備されていた。
魔法使いでも尿意だけは魔法で消え去ることはできない様子(笑)。

※ FOX Newsのリポーターとのインタビューの様子
近くを歩いている子供達はなぜかみんな見事なメーキャップをしていて、それもなぜか統一されている。
不思議に思っていたらストリートフェアの一角にフェーシャルメーキャップのコーナーがあった。なるほど、ここで魔法をかけてもらって変身しているのだな。

この日は地下鉄の中でも普段着の上にストライプのネクタイをしている黒人の女の子たちを見かけたりと、あちこちでハリーポッター現象が起きていた。
↑の写真でもネクタイやマフラー ( 夏なのに! ) を身につけている熱心のファンの様子が見られる。
その一方で床に座っている人は近くの DEAN & DELUCA で買ってきた寿司を食べている。英国作家の新刊を寿司を食いながら待ち続ける大の大人。こんなアンバランスさが移民の街、New York らしいといえるかもしれない。
せわしない街だからこそ、ファンタジーが好まれるのだろうか。
PS3 発売のときも、iPhone 発売のときも書いたが、間違いなく New York の人は行列をするのが好きなんだと断言してしまおう。
これはもう日本人だけの十八番ではないようだ。
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さて僕はどうしたかというと、ハリーポッターはテレビの放送とか DVD で見る程度のファンなので( ファンと呼べるか? )、行列の様子を横目にそそくさと帰宅したのだった。
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