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Harry Allen

カテゴリー [ エンタテイメント ]



少年時代、サックスを吹いていた時期があった。
最初はバリトンサックスという大きなサックスで、首に巻き付けたストラップがずっしりとくいこんだ。その次に手にしたのがテナーサックスだった。
何事も中途半端な僕は、うまい、と言われるほどまで上達することはなかったけれど、今でもサックスを見たり、音色を耳にするとあの当時のことを懐かしく思い出す。


Village にある小さなジャズライブハウス。
中にはほんとうに小さなバーがあり、その泊まり木の向こう側にはバーテンダーの女性が、生の楽器の音を邪魔しないようにと気遣いながら、そっとグラスに酒を注いでいる。
そのぐらいステージと客席が近いこの場所で、今夜演奏するのは Harry Allen。


目の前に立っている、その Harry Allen はまるでサックスで歌っているかのようだった。力強く、そしてやわらかいその音は、地下にある狭い客席にしみこんでいった。
こんなときはファインダーをのぞくのが憎らしくなる。僕の場合、ファインダーをのぞいていると周りの音がさっと聞こえなくなるのだ。


写真を撮ったあとはカメラを氷の入ったグラスに持ち替え、目をつむって、そして、再び心地よいジャズのリズムに身を委ねるのだった。
それは New York で聞く、どこか懐かしい音だった。


※Harry Allen 氏は11月に富士通の招きで来日の予定があるようだ

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コメント

投稿者: standard | 2007年08月12日 10:41

こんばんは。mixiでメッセージさせていただいたstandardです!
私もサックスの音が大好きです。心の底を突き動かすような哀愁があるというか情緒があるというか…
サックスの音は人間の声に一番近い楽器らしいです。


投稿者: るー | 2007年08月12日 23:57

ジャズ、いいですよね。わたしもみんなで楽しめる曲が弾けるようになりたいと思って、前に一度ジャズピアノを習っていたことがあります。そして、もちろん途中でフェードアウトしていったのですが^^; ニューヨークだと、いろんな人のジャズが楽しめるんですよね。前に、地下鉄の構内でジャズを演奏していたバンドと出会ったことがありました。あまりにも素敵で、立ち止まってずっと見ていたのですが、ニューヨークほど、ジャズが似合う街はないかもしれないですね^^


投稿者: ひ@NY | 2007年08月13日 11:56

standardさん、こちらでは初めまして。mixiでもメッセージありがとう。
サックスにまつわる話はいろいろありますが、一般に交響楽団というとサックスは入らないんですよね。
こんなにメジャーな楽器なのに、ギターとかと同じ扱いなのかな。
ちなみにサックスは木管楽器なんですよね。人間に近いというのもそんなところから来ているのかな。


るーさん、
ジャズピアノですか! 僕もピアノを習っていた時分があるんですがクラシックでした。その当時はピアノでジャズ・・なんて考えても見ませんでした。
ジャズはアドリブも醍醐味の一つですね。
ジャズというとニューオーリンズも有名ですが、スタイルが違うようですね。あそこで聞いたメロディーはなんとなく日本のちんどんやのそれに似た懐かしい感じでした。


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