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2007年12月17日

テレパシーが使えた!?

カテゴリー [ おもしろ体験 ]



ここしばらくは月曜日の夜に出歩く人が減ったと言われるほど(?)、ドラマ 「 HEROES 」 の人気はすごかった。確か先週シーズン2の最終回が放送されたが、シーズンとシーズンの間隔があくと視聴者の関心も薄れるというデータがあるため、おそらく来年の早い時期に続編がスタートするのではないか。

ドラマには日本人の Hiro が重要な役で存在するおかげで、最近は Starbucks コーヒーで名前を聞かれ、口頭で 「 hiro 」 と言っても昔の様に 「 Spell は? 」 などと聞かれなくなった。

さてこのドラマの登場人物はそれぞれユニークな超能力を持っており、日本人の Hiro は時空を飛び越えることができる能力を持っている。シーズン2では戦国時代の日本のシーンまで出てくる。

ドラマに出てくるような超能力はともかく、人間も中には鋭い感覚や能力を持っている人はいる。自慢にもならないが、僕も変なところで妙に勘が働いて、ときどき周りの人を脅かせてしまう。
ところが先日それがエスカレートしたのか、ある日突然頭の中で人の声が聞こえるようになった。
そんなことを人に言ったら 「 頭おかしくなったんじゃないの? 」 と言われそうだが、まがいもない事実なのだ。当然隣にいる人にはその声は聞こえなかった。

しかも聞こえたのは 「 これはあなたの空想なんかじゃありません。現実なんです 」 という意味深な内容で、思わず周りをキョロキョロしてしまう。この声は間違いなく外から聞こえてくるのではなく、頭の中で響いている。



※ あたりには何の案内もない、この街角で密かに実験が続く

実はこれ、超指向性超音波発信アンテナから特定の場所に向けて人の耳には聞こえない音波を照射したもので、頭蓋骨が振動して頭の中で声が聞こえるという仕組みだ。
これが Manhattan のとある場所に設置されたとの話を聞いて、身を以て体験しようと試験体になったわけだ。そのため、この日はメディア関係者がほかにも来ていて、逆にこちらが別の報道機関から取材を受けることにもなった。

上の写真に映っているビルの屋上にその超指向性超音波照射スピーカー(音が鳴らないらスピーカーと呼べるかはわからないけれど)が設置されている。その部分をズームインしてみたのが下の写真だ。

この装置は300フィート離れた場所のある限られたエリアだけで聞こえる超音波を発している。

頭の中に聞こえる声は、ちゃんと性別も聞き分けられるほど明瞭で、少なくても電話機のスピーカーよりは高品質なので、このことを知らされずに聞いたら幻聴かとびっくりしてしまうだろう。
しかもこのテスト、公道である一般の歩道上で行われているために、一般の人の反応を見ているだけでもなかなか興味深い。

僕も初めての体験だったがこれは幻聴というにはリアルであり、もしテレパシーというものが存在するならば、まさにこんな風に聞こえるのかと、ふと思った。


ただちょっと怖いなと思ったのは、このシステムを使うと聞きたい、聞きたくないの如何を問わず、勝手に頭の中に入り込んでくることである。現時点ではコマーシャルとして有効かどうかのテスト中のようだが、それだってちょっと怖い。テレビ番組の放送中に人間の目には見えない早さで一瞬だけ飲料水の絵を挿入すると潜在的に喉が渇いたと感じる人が増える、ということで一時アメリカではそのテレビコマーシャル手法がとられたことがあったが、今は禁止になっている。
今回は視覚のかわりに聴覚を使ったというだけで、やはり危険な香りがする。
特にこれを使って宗教活動や政治活動が行われたら・・・と思うとこの技術の応用には素直に歓迎できない部分がある。


もしあなたもニュータイプの人間または、テレパシーを体験してみたいなら、お連れしましょう(笑)

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