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2008年02月28日

動脈・静脈

カテゴリー [ photo stories ]



※ Canon EOS 40D

都市と都市を結ぶ大動脈、などと主要な交通手段を表現することがあるが、なぜか静脈に例えられることはないんだな。
交通もコミュニケーションも双方向が基本なのに、なぜか送る側の動脈だけ(送られるのは新鮮な血液かもしれないが)というのも不公平ではなかろうか。

しかも実際の人の流れはますますハート(大都市)に集まりつつあるのに。

2008年02月20日

新しいデジタルカメラ

カテゴリー [ Photo ]


そういえば昨年 Canon EOS 40D を購入したあと、システムを補強したのだが、なんだかんだとブログで書くタイミングを逃してしまった。

最初に手元にやってきたのは Canon EOS 1D MarkIII。手元にあったのもつかの間、このカメラは不具合のため無償修理ですぐにサービスセンター送りとなった。

実はその間20Dもシャッターユニットの交換で出払っており、この間デジタル一眼カメラは先の40D一台だけとなったがなんとか乗り切る。
だからというわけでもないのだが、もう一台さらにうちにやってくることになった。それが Canon EOS 1Ds MarkIII である。
( ちなみに 1D MarkIII の修理は10日程度で終了し、宅配業者によって届けられた )

このところ建築写真なるものも手を出した ( 拙作が『 新建築 』にも掲載されています )こともあって、この 1Ds MarkIII は発表から日をおかずにカメラ屋に予約だけ入れておいたのだ。
とはいっても発表日に予約したわけではないので、ましてこの種のカメラは正式に発表がある前から小売店に先行予約を入れておく人もいるので、手にはいるまでしばらく先だろう、と高をくくっていた。実際に買うかどうかはそのときに必要かどうかで判断しよう・・・と。

ところが発売日の前日、予約を入れていた店から連絡がはいって、「 今夜手渡しできそうです 」。
それも2店から (笑)。僕が予約を入れていたのは1店だが、知り合いが気を遣ってその人の注文時に僕の分も頼んでいてくれたのだった。そのうちの一台を購入しようとしていたところ、特別なつてでリーズナブルな値段で入手できることになり、先の予約は丁重にお断りすることになった。「 買う気もないのに予約を入れるな 」 と言われそうだが、僕の予約分は次の予約の人に回ると伺い、店員氏の手を煩わせてしまったほかは実害が無かったのでお許し願おう。

ということで発売日からちょっと日は経ってしまったが、1Ds MarkIII が最新のラインナップとして加わることになった。

何も 1Ds MKIII で撮らなくてもというような写真で恐縮だが、とりあえず Jpeg 撮って出しの画像を何枚かおいておこう。


2008年02月14日

Lunar New Year

カテゴリー [ NY超ローカル ]


日本にいたときはいまいちぴんと来なかった旧正月だが、New York に来ると急に身近ななものになる。
日本をのぞく多くのアジアの各国で今でも盛大に祝われており、自ずと移民の多い New York でもその慣習を受け継ぐ人たちがいる。それは、ちょっとした、などとは言えないほど規模の大きいお祭りなのだ。

Manhattan の China Town でも先の日曜日にパレードが行われ、そのときに撮ったスナップの中から楽しそうな子供たちの様子を中心に拾ってみた。

アメリカにいるのに、なぜか懐かしく感じられたのはやはり同じアジア人だからだろうか。





※保護者に撮影を快諾してもらったものの、ある程度表情に配慮して撮ったものだけ掲載

2008年02月12日

遅まきながら、雪

カテゴリー [ Seasonal ]


毎年、New York の交通・航空に乱れが出るほどの大雪が数回はあるのに、今冬は一度もそれがなく、それどころか一度も雪が積もらず、「さては温暖化が加速しているのだろうか」と心配する日が続いた。

積もれば積もったで苦情の対象になってしまう雪だが、今年は全く降らないね、などとその不気味な様子を多くの New Yorker が口々にしていたほどである。

ところが昨日から急激に気温が低下して日中の体感温度がマイナス20℃になった。さらに今日になって天候がぐずついてきて、気が着いたら空から白いものがちらほら。さては久しぶりに雪が降ってきたなと思っていたら、あっという間に吹雪になった。

普段、夜の買い物客で賑わう SOHO も、今日だけはご覧の通り。通りを走っている車も少なく、その分ヘッドライトの明かりも無く、なんだか暗く感じるほど。写真ではわかりにくいが、このときはまだ雪が降っておりそのせいもあって視界も光も遮られているのだろう。これがもう少ししっかり積もると雪が光りを反射して、逆に明るく見えるのだが。

滑って転ばないかと普段より注意を払いながら歩くのは骨が折れるが、それでも久々の雪で内心ほっとした。


※ SOHOのBroadway

2008年02月10日

檻の中

カテゴリー [ photo stories ]


ひとけの無い、閑散とした町工場。
パンクした一台のクルマが無造作に乗り捨てられていた。

住宅地の真ん中にある町工場は周囲を頑丈なフェンスで覆われていて、外との調和を頑固として否定している。
それはちょうど檻にも見えて、あたかも Prison にクルマが一台、囚われているかのようだった。

2008年02月09日

階段

カテゴリー [ photo stories ]



下からこつこつ昇ってきた人。ちょっと下を見下ろしてはまたさらに上を目指していく。

それとも今、一段一段降りているところで、ロビーに着けば外に出られる大きな扉が待っているのだろうか。


同じようなところをぐるぐる回る階段でも、フロアが変わればそこにはそれぞれ全く異なる世界が存在している。僕らの日常も毎日が同じように見えて、実は違う世界につながっている。だから人生は面白い。

2008年02月02日

Development

カテゴリー [ Random Thoughts ]


久しぶりにカメラを持ってぶらぶらと街歩きをしてみた。行ったのは市内でももっとも古いアパートメントビルが建ち並ぶ一角でお世辞にもこぎれいとはいえない地区である。
建ち並ぶアパートはどこかすすけて見えるが、New York でもっとも古いということは言い換えるとアメリカの歴史のなかでもかなり早い時期に建てられたアパートということになろう。

ずっとロングランを続けていたブロードウェイミュージカル、『 RENT 』 も今年の6/1をもっていよいよその長い幕を下ろすことが決まったが、このミュージカルが生まれたように New York では賃貸アパートというライフスタイル が様々な形で発展し、それはもはや New York という場所ならではの独特な文化といってもいいかもしれない。

短いサイクルで住民が移り変わるアパートメントは、やはり持ち家に比べると衰えも早い。
それは非所有不動産だという意識からか住人もあまり丁寧に扱わないというのもあるだろうし、同じ集合住宅でもコーポやコンドミニアムのように資金を募って定期的に外壁や内装をアップデートするのに対し、、アパートメントは建てられた当時からアップグレードされることなく、ときおり補修程度のメンテナンスしか受けないからというのもあるだろう。

そのため老朽化した建物は住むには危険で、また現代のライフスタイルに見合わないレイアウトだったりするので、ここしばらくはあちこちで建て替え工事をしているシーンが見受けられた。

壁一面にファイアーエスケープが設置されているこれらの古くさい建物が並ぶその姿は、New York の移民の歴史そのままで、歴史の浅いアメリカにあってノスタルジーすら感じられるものだが、突如として現れるスリムでガラス張りがまばゆい真新しいコンドミニアムによってすっかり街の表情が変わってしまった。それまで古さが調和の鍵となっていたところに、真新しい建物ができたことでとたんに残された古びた建物がよりみすぼらしく見えてしまうのだ。

もちろん住む側としてみれば新しい建物の方が住みやすいだろうし、僕だって暖かいお湯の出ないシャワーなんか遠慮したい。
けれども住民が立ち退きつつあるアパートメントを見るたびに、惜しいという気持ちをいだきながらシャッターを押さずにはいられない。


いつの日か新旧のビルが建ち並ぶ姿に見慣れて、これもまた New York の顔になるかもしれない。
取り壊した跡地に新しいビルが建つのはあっという間だが、人々の意識が変わるまで果たして一体どのくらいの時間を必要とするのだろうか。

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