独立記念日

7月に入って連日ぐずついた天気の New York。アメリカ独立記念日である7月4日も残念ながら雨となった。
他の日より特に7/4の天候が気になるのは、独立を記念して各地で ( アメリカにしては ) 割と大きな花火が打ちあがるからである。
特に New York の花火は大手デパート、Macy's がスポンサーとなっており、同社がその威信をかけた大がかりなものとして知られている。
会場は三カ所に渡り、それがすべてコンピュータで制御されているため、一挙一動乱れることはない。しかもラジオをある特定の周波数に合わせると、花火が曲に合わせて打ち上げられていることがわかる。
花火はうちからも見ることができるが、毎年日本からやってくる友人大勢と Long Island City で見るのが恒例になっている。さらにそれに先だってパーティが開かれるので、毎年この時期にやってくる面々と一年ぶりの再会を楽しむのである。
いつもと違うのは、この日もう一つの集まりに参加することになっていたので、花火を見る会場までみんなと行き、そこでしばらくおしゃべりを楽しんだ後、一人で次の会場に向かわなくてはならなかったこと。そしてもう一つは雨の予報が早からく出ていたためにカメラは持って行かなかったことである。
次に行った知人の家では花火をガラス越しに見たため、いずれにせよ写真撮らなかっただろうが。
雨交じりの花火のせいか、普段より煙もずっと多く感じたが、それでも花火を見ることはできた。愛国心の表れか、Red, White and Blue の三色花火がよく目にとまる。
不思議なことだが、この花火を見ると僕はいつも 「 アメリカに来てもう○○年か 」 と思いふけってしまうのである。この日が僕の渡米記念日、というわけではないのだが、独立記念日と僕の誕生日が近いせいでそう感じるのだろうか。それとも 「 独立記念日を何回迎えたらこの国を自分の国のことのように感じられるのだろう 」、などと考えてしまうせいか。
独立記念日の翌日、見上げるとエンパイアステートビルディングは、アメリカ合衆国の国旗カラーに染まっていた。
摩天楼はちょうど前夜の打ち上げ花火のように見えた。