旅・キューバ 入国編

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※ 機内の窓ガラスにカメラをくっつけて撮ったカンクンの様子。奥に見える島はイスラ ムヘーレス


2008年末、前日にチケットを手配して行ったキューバ。
現在、このブログではこのときの様子を紹介中。前半にちょっとした近況、続いてキューバに関する記事というスタイルで当面続けていく予定。

前々回ここで公開した、新年の挨拶の動画だが、再編集したものを Youtube にアップロードし直した。
5D Mark II で撮った動画を Mac の iMovieHD で編集しているのだが、このソフトがなんだか使いにくい。シンプルな操作と簡略された機能は Apple らしく好ましいのだが、頑固な仕様やどこか不完全なエンコードデータを見るとこれもまた Apple の悪しき伝統のような気がする。
もしかすると僕の使い方が悪いだけで、Apple にとって濡れ衣かもしれないが、以下のような点で苦労している。

a. 出力イメージに合わせてプロジェクトを作成しないといけないこと

元となるデータは1920x1080の HD 解像度の Quicktime フォーマットで、編集後の出力も同じく1080pか少なくとも720pの解像度のファイルとしたい。ところが新規にプロジェクトを作成するときにインポートファイルフォーマットを指定する箇所があり、MPEG-4 か H.264 を選択してしまうと、書き出し時にいくら 1024p や 720p の解像度を指定しても見るに堪えないブロックノイズが載ってしまう。試しに「フルクオリティ」の設定でエクスポートさせると480pになっていることがわかる。まさかと思い、新規にプロジェクトを作成し、読み込み時のフォーマットに HDV(720p)を指定して読み込ませたものをそのままフルクオリティとして書き出せると720pらしい解像度のファイルが作成された。
さらにそのまま出力時のフォーマットを H.264 形式に変えて解像度を720pにしたところ、大幅に圧縮が効いてファイルサイズも小さくなりさらにクオリティも720pとして合格点ものになった。元データは MPEG-4 AVC/H.264 なのにその設定で読み込ませるとどうやっても1080pや720pのクオリティが出ず、HDVにすればその問題が解決するというのは素人には腑に落ちない仕様だと思うが。

ちなみにこのブログ更新に合わせてファイルを置き換えた。こちらが HD 解像度のものです。


b. transition 効果が不安定

シーンとシーンのつなぎ目、いわゆるシーンチェンジを transition という機能を使用して編集した。
これがまたちょっと仕様が一律でないので 使い勝手が悪い上に、合成がうまくいかないためか出力ファイルがおかしい。
オーバーラップやフェードインの効果を入れているその最初にちらっと本来の画像が表示されるシーンが多々あるのですぐにわかると思うが、そのことである。
もしかすると僕が編集時に妙な動作をしてしまったのかもしれないが、今見てもどうしてそうなっているのか iMovieHD の編集画面ではわかりにくいし、戻し方もわからない。いったん transition を削除し、さらに同じものを追加して出力させてもこの問題は直らない。

とまあ不満たらたらではあるが、とりあえず作り直したので、時間があれば見直してみて欲しい。
違いを見たいという人のために前に最初に作成した HD 画像へのリンクも残しておく。





さてキューバへの行き方だが、少々面倒なものとなる。というのもアメリカがキューバに対して経済制裁をしている関係上、アメリカ航空会社を使わず、アメリカ以外の近隣国に入ってから同国に乗り継ぐ必要があるのだ。
一般的な方法はカナダかメキシコだろう。特にカナダでは人気の高さを反映してかいくつかの都市からのフライトがあるようだ。
またメキシコの場合はカンクンから一日4便ほどのフライトがあるので、ここを利用する人が多いらしい。
もちろんその他にもドミニカン共和国やジャマイカなどカリブ海の近隣の島を利用することもできるが、いずれにせよ乗り換えが発生する。

ちなみにキューバに入国するに際し、ビザが必要となるが空港で 「 購入 」 することができる。カンクン国際空港では$15で販売している。
キューバ入国に際し、パスポートには直接ビザスタンプが押されず、ここで購入したカードに押されるためキューバに旅行したことがパスポートには記載されないようになっている。キューバが観光収入に頼っており、同国と正式に国交を結ばない国への配慮としてこんなシステムになっているのだろう。


カンクンからキューバの首都ハバナに近い国際空港まではおよそ1時間のフライトでサービスはドリンクのみ。メヒカーナ航空機は横、2x3という座席の並びの中型機だった。


今回キューバ入りした機はカンクンからのフライトとしては最終便で、ホセ・マルティ国際空港には夜11時ごろに到着するものだった。
が到着した空港で電光掲示板を見てみるとこの後にもエアフランスなどいくつか深夜・早朝に到着する便名が並んでいた。

空港に着くとまずは入国審査だがさすがキューバ・・・と緊張したのが、その前に小銃を構えた兵士たちが立っており、無作為に到着した人々のパスポートを確認しては何をしにきたか尋ねていたことである。続いて入国審査に進むわけだが夜遅くにもかかわらず多くのブースがオープンしていて、さすが社会主義国だと半ば関心。ところが一人一人の審査にかかる時間はやはり長いため、列はなかなか進まない。そういう意味ではどこの国も同じくらい時間がかかるもので、キューバが特別というわけでもなさそうだ。

自分の順番が近づいてくると前の人たちの様子が見えてくる。一人ずつ係員の前に行き、パスポートとビザを提出する。係員の手元は旅客のカウンターよりかなり下にあり、何を処理しているのかはほとんど見えない。そこでキーボードを操作している音が聞こえ、さらにスタンプをどこかに押す大きな音がする。この音が朱肉にポンポン、ポンポンとかなり大きな音をさせたっぷりとインクをつけてから、さらに力をこめて「ボンッ」と押すものだから、こちらは「パスポートに押されたらどうしよう」と不安に駆られてしまう。( もちろんパスポートには押されなかったが )

ちなみに尋ねられたのは何しにきたのかと何日間滞在するのか、というとてもシンプルなもので、そのあとこちらはかなり手持ち無沙汰な状態が続く。あまり怪しまれてスパイなどと思われてはいけない、などと妙に妄想気味になりながら頭を動かさず目だけ動かして周囲を見渡すとブースの上部左右にはカメラが備え付けられているのが目に入った。まあこれも入国審査であれば別段珍しくないだろう。

担当していた女性は、やはりどこか政府職員風いった毅然とした態度で、もちろん軽口はおろか挨拶なども通用しなさそうで、僕にはとても怖そうにみえたが、最後にパスポートを返しくれる段になって、英語で 「 ウェルカム To キューバ 」 と言いながらほんのわずかだけ微笑んだのが印象に残っている。
英語で話しかけられるとも思っていなかったし、無口でパスポートを渡されるのかなと思っていたのはキューバに対する先入観のせいだろうか。

手続きが終わると、彼女が手元のボタンを押し、大きなブザーが鳴る。と同時にガチャというドアロックが解除された音がして、木製の扉を出て次の部屋に進むことができる。

そのあとバゲージクレームに進むわけだが、遅い時間にもかかわらずかなり大勢の旅客でごった返していた。それは理由があったのだが・・・。

小さな便でそれほど乗客が多いわけではないにもかかわらずなかなか荷物は出てこない。見渡すと夜遅い便のせいかほとんどの人が疲れ切っている。それから40分ほどしてやっと荷物が出て、次は通関である。

こちらも荷物の持ち込みが厳しいと聞いていたので緊張していたが、職員らしき人が無作為に近くの乗客を選び、係員がいてそこで一つずつ荷物を開けさせる行列と、出口に一人だけ通関らしい職員がいて通関フォームを受け取りながら手持ちの荷物を見定めてそのまま通行させるグループに仕分けていた。

僕も当初は荷物をチェックするラインに行け、というようなジェスチャーを受けたのだが、どうも周りはキューバ人らしい人ばかりで、荷物の少ない人や外国人はそのまま簡易チェックに向かわんとしていた。近くに尋ねられそう職員もいないので、ものは試しと簡易チェックの方にいくとたまたま職員が指示して並ばせた結果僕が二番目になった。後ろの人たちに何かスペイン語で注意するのが忙しいようで、僕のフォームをちらっと見るだけで全く無関心なそぶりだったので、そのまま通り抜けてしまったがあそこで荷物を開ける列に並んでいたら空港を出るのに小一時間は
かかったかもしれない。

僕が旅のスタートを実感するのはこうして通関を過ぎ、自分の足で空港ロビーに立ったときだ。その感覚は今回も全く同じだった。

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このページは、hiroが2009年1月11日 01:39に書いたブログ記事です。

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