キューバ Scene 7

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※ Canon EOS 5D Mark II


ちょっと昔のガイドブックを読むと、ハバナ市民の交通の足となっているバスは車体が古く、いつ来るかわからず、来てもぎゅうぎゅうで乗れないので、旅行客はタクシーを使うべき、という記述が見つかる。
ところが2008年末の様子はすっかりそれとは違っていて、バスは頻繁にやってくるしバスの車体は決して古くもない。外国人観光客向けのバスだろうが、中には New York で見かけるような大型コーチバス ( 下にスーツケースが納められるスペースがあり、乗客は快適なリクライニング付きシートがあてがわれる ) まで走っており、僕の予想とは大きく違っていた。
おそらくバスが安定運行できるようになったのは、反米路線を取るベネズエラがキューバにオイルを安価に供給するようになったためだし、また真新しい大型コーチバスは中国からの提供によるものだった。
僕もキューバ市民に混ざって路線バスに乗ってみたが、好奇心からくる他の乗客からの視線が気にならなければ、決して悪いものではなかった。
それでもどこをどう走るのか、旅行客には路線が全くわからないし、英語で尋ねる訳にもいかないから、よほど乗り場と降りるバス停のことが頭に入っていないと利用するのは不便だろう。

そこで自ずとタクシーを多用することになるのだが、これまたタクシーにいろいろあってどれを利用するかでまた一悩みする。

上の写真は、そんなタクシーの一つで、通称 Coco Taxi と呼ばれるものだ。見ての通り、ココナッツに見えることからこう呼ばれるのだろう。
利用するのはたいてい旅行客で、メーターもないから行き先を告げて値段を交渉することになる。とはいえ運転手も公務員で、客は主に外国人だから多少の英語はお手のもの。
乗れるのは客二人までで、荷物も膝の上でしっかりつかんでいないと人間もろとも振り落とされてしまうような荒い運転なので、荷物があるときや長距離で乗るには向いていないが、その分機敏な動きで狭い路地もものともしない。

後ろから見るとこんなにかわいらしいのに、爆走音を立てて白い排気ガスを噴出しながらぶいぶい走り回る様はどう見てもアンバランスだが、それが何とも可笑しい。

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コメント(2)

まるで遊園地の乗り物ですね。これで運転も自動化して目的地をGPSでナビしたら正に未来都市です。

Eddieさん、
確かにこのシェイプ、懐かしいだけでなく不思議と近未来的かも。いわゆるSteampunk的なのかも。
まさに変貌しようとしているキューバ、見るなら今ってかんじでした。

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このページは、hiroが2009年2月17日 21:10に書いたブログ記事です。

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