2009年6月アーカイブ



※近所にできたビアガーデンのバーカウンターにて


見た目に反してなのか、僕はあまり酒に強い方とはいえず、初めて酒の席で一緒になった人には飲酒の量が控えめだとよく言われる。
飲めないわけではないのだけれど、飲み続けられないのである。外見から判断するとどうも酒に強そうに見えるのでそのギャップから余計、そういわれるのだろう。

なのでワインやビールはたしなむ程度だが、それでも飲みに行く機会は多い。その僕でさえ、New York に移り住んでバーに行くようになって日本を懐かしんだのが、屋上にあるビアガーデンだった。

日本では海岸だろうが、公園だろうが、路線によっては通勤列車でも ( 僕は常磐線快速で見かけたのだけど )、公の場所でアルコールを飲むことにおとがめがないので、屋外で飲むということはさほどめずらしくない。だからビアガーデンでなくても天気の良い日は外でいっぱいなんてことが可能だが、New York はパブリックな場所でアルコールを飲むことが許されていないので、それだけにビアガーデンのようなところが唯一の屋外で酒を楽しめる場所ということになる。

ところで日本ではデパートの屋上などにあるビアガーデンも、いまでこそ市内で Roof Top Bar なるものがいくつもできているが、かつてはあまりそういったものをついぞ見かけることがなかった。

そんな中、禁酒法があった時代にも途絶えることなく、いまも続いているビアガーデンが Queens の Astoria にある。
夏の、それも週末ともなると Manhattan から地下鉄に乗ってやってきた人たちが店の前に行列をなすほど、人気のあるこのビアガーデンだが、それに続いてもう一つ新しいビアガーデンがまた同じ街、Astoria にできた。それが今回紹介する Studio Square である。

ちなみに新しくできたビアガーデンはうちからすぐ近くにあり、このビアガーデンができてからというもの最寄り駅を利用する客層がすっかりかわってしまった。


オープンした2009年5月、早速足を運んだ。ちょうどテレビや新聞などで取り上げられ始めたばかりということもあってオープン当初からたくさんの人が訪れていた。



もともと Astoria には映画やテレビの撮影スタジオがいくつもあり、これは全くの憶測であるが、名前に Studio、という名前が冠せられているのはそれにちなんだもの、ではないかと思われる。


入り口で ID のチェックを受けたあと、店内に入るとまずバーカウンタが待ち受けているのだが、ここのうりはそのバーエリアを通り抜けると目の前に出現する、広大なパティオである。

ここに整然と並べられているテープルはどれも大人数で腰掛けるもので、同じ Astoria に大昔からあるビアガーデンと同じスタイルである。
大人数で行ってもよいが、少ない人数で行っても楽しいのは、ここで他のグループと意気投合してしまうことがあるからだ。
実際僕もここで知り合った女性と写真の話で大いに意気投合した。


またここはビアガーデンながら、意外にフードメニューも充実している。上の写真の奥の方に見えるのが、フードコーナーでここで各自注文することになる。

ここではハンバーガーだけでなく Sushi があったり、ドイツソーセージのほか Souvlaki がメニューに並ぶのは Astoria らしいともいえる。
またアルコールもビールだけでなくサングリアなどもあるので、気分とメンバーにあわせていろいろな飲み方が可能だ。


屋内にもそれなりの広さの Seating area があるのだが、何といってもパティオには Fire pit があり、これがまたなんともキャンプファイヤーをしているようで、この周りで飲んでいるだけで楽しくなってくる ( もちろんアルコールのせいもあるのだが )。





独立記念日にあわせて日本から友人が何人か来るので、彼らとともにまた行ってくることにしよう。
なんといっても歩いていけるところにこんな場所があるのがうれしい。トイレが近くなってもうちまで目と鼻の先なのだから。


Studio Square

公式サイト
(メニューなどもこちらで参照可)
http://studiosquarenyc.com/



少しばかり前にも同じタイトルでブログを書いたのだが、ほかにぴったりなタイトルも見つからず、そのまま流用することにした。
このまま思い出したようにシリーズにするかもしれない。
とはいっても過去にもこんな写真は何度も紹介してきたような気がするが。


それ自体意味が無く、いかめつい顔をした無機質なモノたちも人の営みで見た目がすっかり変わってしまう。

こんな変なモノ、一日いくつ見つけられるか、この街を歩くときのテーマとしては面白いのではないか。
遠足のときに、バスの車窓からフォルクスワーゲンの数を数えてその数で一喜一憂する習慣があったのは東京の下町の僕らのところだけか。

Japan Day 2009

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僕が日本人であり、日本に関して敏感だということもあるのかもしれないが、アメリカではこのところ、日本に関心を持つ人が急速に増えていることを肌で感じる。
かつてもそういう話はよく耳にしたが、それはどちらかというと日本という国のことを指すことが多かったのに対し、最近耳にするのは 「 日本の ○○ に関心がある 」 というように、さらに特化したモノや事柄へと、その対象がより具体的になっているのだ。

つまり昔は情報が不足していたゆえの、ミステリアスな日本がもてはやされたのに対し、最近はインターネットなどでより詳しい情報が得られ、より理解した上で関心があるというわけである。

生け花、歌舞伎、食文化、武道といった伝統的な文化はもちろんのこと、日本のアートやファッション、J-POPといった現代の日本文化に精通している人がだいぶ増えてきた。
その中で、若い世代から中年ぐらいまでの世代に受け入れられていることと言えば間違いなくアニメとビデオゲーム文化である。


逆に日本という国時代に関心を持ったきっかけは、アニメやゲームだったと言う人が少なくないのである。こういう人はまず間違いなく日本を好意的にとらえ、時には日本人である僕らが聞いていて恥ずかしくなるぐらい日本を褒めることすらある。






5月のある晴れた日曜日、Central Park で開かれた Japan Day なるイベントに行ってきた。

日本文化を New Yorker に触れてもらおうと、協賛企業やたくさんのボランティアの人たちが関わって行われるイベントなのだが、たまたま Central Park に来たら変なイベントがやっているから立ち寄った、というのでなくどこかであらかじめ聞いてやってきたというような人が増えてきたように見受けられた。



※ 「アキバ系」。昔も日本語Tシャツが流行ったが、そのときと違うのは今は意味を知って着ているということである。



※アフリカンアメリカンの女性がアフロヘアとともに着こなす浴衣。


そして上に書いたように、アニメやゲームの登場人物のコスプレは今年も健在だ。
このイベントのちょっと前に Brooklyn 植物園で開かれた Sakura Matsuri でもコスプレの一団が多かったが、Central Park はそれに輪をかけて大きな集団になっている。あちこちで臨時撮影会が開かれているのももはや日本並みか。



※ 女の子の Naruto はちょっと新鮮!?

移民が数多く住む、アメリカ、その中の New York にあって外国文化というのは日常茶飯事、毎日肌で触れることができることであるのに、一つの国に対してこれだけ関心が寄せられるというのは日本ぐらいではないだろうか。そう感ずるのはやはり日本人だから余計に、ということであろうか。ただ周りを見渡してもあまりこういったたぐいの話は耳にしない。

なんとなく日本から自分の国を見ているとどこか無気力に感じられるのかも知れないが、外からはそう見えず、逆にホットなのである。
日本はやはりミステリアスなのか。

Guggenheim Museum

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世界中に何カ所ある、Guggenheim ( グッゲンハイム ) Museum の一つが New York にあり、ここは観光の名所にもなっている。
コレクションはもちろんのこと、特異な外観がこの美術館の人気の元となっているのだが、ここしばらく外装修復作業のため足場がかかっており、残念ながら自慢の外観はネットで隠されていた。

いうまでもなく、Guggenheim の設計は Frank Lloyd Wright の手によるもので、このデザインがまわりの景観を損ねるといわれたのも新しい建築物ができるとよくいわれることのひとつである。
( 今はなき、World Trade Center ですらそういわれたのだから、驚くまい )

僕自身は建築にそれほど明るくないのだが、建築写真を撮る機会が増えたこともあり、彼の名前ぐらいはもちろん知っているし、過去数回 Chicago に行ったときも彼が設計したという建築物をよく見て回った。

その Guggenheim だが天気の良かった先日、自転車で市内を走った際に久しぶりに近くを通りかかった。
するとすっかり見慣れた工事中のネットは外され、久しぶりに裸の Guggenheim が姿を現していた。


見た目には修復前と後とで区別がつかないのだが、新しいところが分からないほどうまく修復作業が済んだということだろう。

いつも外観ばかり見ていて、実はまだ一度も中に入って鑑賞をしたことがない美術館なのだが、8月23日まで Frank Lloyd Wright 展をやっているようなので、これを機会に見てこようか。



Guggenheim Museum

公式サイト
http://www.guggenheim.org/

Way

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