2009年12月アーカイブ

2009年も残すところあと何時間。
外国に住んでいても日本とのつながりは強いので、日本から新年を迎えたという挨拶を周りの人より早く受け取るため、一足先に年を越したような錯覚になる。


さて今の仕事は曜日やら祝日が関係ないので、今年は大晦日もそして新年早々正月から仕事である。
加えて日本から送ってもらった FF13 を PS3 で遊んでいることもあってここしばらくは手抜きのブログ更新にて失礼する予定。
ということで思い出写真シリーズはしばらく写真と短い文章のみの更新となる予定。





これを読んでいる頃、すでに2010年を迎えている地域もあろう。一年の締めくくりと言うにはきちんとした挨拶もできず、中途半端な今年最後のブログ投稿となってしまったが、今年も New York Watch を読んでくださってありがとうございました。
来年もこれまで通りマイペースで更新をする予定。良いお年を。


※ Central Parkにて。

思い出写真

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Thanksgiving やクリスマスなど、あまり世間の喧噪とは縁のない生活を送っている僕ではあるが、それでもこの時期は周りの雰囲気に流されてしまう。
贈り物を買うでも無く何気なく店に入ろうものならキャッシャーには長蛇の列が見事にとぐろをまいている。
普段なら「また来ればいいや」と売り場に商品を戻して立ち去るところだが、ショッピングシーズンの浮ついた気分についこちらまで楽しい気分になり、行列の後ろに並んでしまう。
ホリデーシーズンとは贈り物をするしないに関わらずどこか心が浮かれるそんな季節ではあるが、その一方でどこか作り物っぽいお祭り騒ぎに却って寂しさを感じることもあるのだが、そんな気持ちになるのは僕だけだろうか。


そんな喧噪の街だが、やはり不景気はショッピングにも表れていたようだ。もちろん売れているところは売れているのだろうけれど、これまでの冬と明らかに事情が違う。
たくさんのショッピングバッグを抱えて奔走する人の姿も少なくなったし、SOHO でも通りを歩く人の数は例年より少なかった。SOHO では今年店仕舞いをしたところが多いから、その分買い物客が減ったということもあるだろう。


そんな中今年はどうだったかと振り返ってみると、そういえば心から大笑いしたり大泣きしたようなイベントもなく、まさに可もなく不可も無い年だった、そんな印象しか無い。
春先は転職をし、少しだが収入も増え Financial の面からは良い出足を切ったのだが、( 一時帰国をのぞいては ) 旅行にも行かず何かやりたいことをやり遂げたという達成感も無いまま2009年の幕を閉じようとしている。

言われてみれば不景気と言われて誰もが固唾をのんでひっそりと過ごした、2009年はそんな一年だったかのように思う。
自分の暮らしが生彩を放っていないことを不景気のせいにするわけではないが、その一方で「今はこんな景気だから」という言い訳めいた言葉を何度聞いたことか。


さて年末の休みを使って撮影データのバックアップ体勢を整えているところで過去の写真を久しぶりにながめる絶好のチャンスである。
と言うことで時すでに遅しの感も強いが、今年撮った写真の中からタイミングを逃してしまった写真を次回から紹介していくことにしよう。
願わくばその中から今年の反省点が見つかればいいのだが。


皆さんの一年はどんな年でしたか。



気がつけばクリスマスはもう数日、新年がもうすぐその角まで来ている季節になった。
今年をゆっくり振り返るには良いころあいだが、それにしても今年は天候がいつもとことなり、なんとも調子が狂ってしまう一年だった。
夏は夏らしくなく、冷夏のまま過ぎ去っていった感が強いし、冬は冬で暖冬がずっと続いていた。
急に冷え込む頃というのが、例年であれば Thanksgiving Day なのだが今年は12月になってからもまだぽかぽかした陽気が続いた。
このまま年を越すかとも思いきや、やはり自然はそうは甘くなく、東海岸にとうとう冬将軍がやってきた。

ここ一週間ほど最高気温でも氷点下という日があり、こんな日に外出するとなると完全防寒体制をとらなくてはならない。
その上、久々に大きな Snow Storm がやってくるということではなり前からメディアは注意喚起していた。


普段寒気は北から降りてくるのだが、今回のストームは南から北上してきたとあり、NY よりは普段暖かい DC やバージニア州でよく積もったようだ。
New York でもごらんの通り土曜日の日中から降り始め、夜にはすっかり吹雪となった。
あらかじめ予報されていたこともあり、早くから除雪の準備はできていたようだ。上の写真にあるように、溶接剤をまく車と除雪車がずらりと行列をなして幹線道路の雪をみるみる片付けていく様はかなり圧巻だ。

ちなみに New York ではこういった雪対策を Sanitation department、つまり清掃局が担当している。


写真ではわかりにくいが、雪は横向きに降り、顔にあたると痛いくらいである。
高架駅では駅の一部が外部に露出しているため、ごらんの通り人が通った後からすぐに積もっている。
雪が少なく見えるのはこのときに降っていた雪が粉雪で、ホーム表面の雪も強風に煽られて地上に落下しているからである。

さすがにこうなると交通機関は乱れ、バスの多くは運休。空港でも欠航が相次ぎ、NY 入りしたしようとした人たちは最初から予定が狂ってしまったのではないだろうか。

僕も Manhattan を歩きながらあまりの雪に近くの Starbucks に入ろうとしたところ、「 大雪のため本日は早めに閉店します」との張り紙があり、後片付けを始めていた。こんな日は早く帰宅して家でのんびりするべきなのだろう、クリスマスショッピングシーズン真っ最中ながらこの日の夜だけはさすがに街を歩いている人は少なかった。


降雪のピークは夜だといわれていたのが、翌朝起きてみるとすでに快晴。雪も思ったほど積もっておらず、雪が軽いいまのうちにと、朝は雪かきに追われることとなった。
いまのうちにドライブウェイの道を空けておかないと一晩で雪は氷となり、そうなるともはや雪かきは難しい。
「 朝一番でセントラルパークに雪景色の写真でも撮りに行きたい」と未練を感じつつ、雪と格闘すること二時間ほど。途中近所に住む若者が二人スコップを持ってドライブウェイの雪かきを手伝ってくれた。手伝ってくれた二人はお互い知り合い言うわけでもなく、自分の家の前の雪かきがおわったから僕を見かねて雪かきにきてくれたというわけらしい。
困ったときはお互い様という意識が、人間関係がともすれば希薄になりがちな New York でとてもうれしかった。

雪かきのおかげで極寒にもかかわらず額にうっすらと汗をかき、体もほかほかと暖かい。でも暖かくなったのは重労働のせいだけではなく、暖かい親切に触れることができたからかもしれない。


Snow Storm が去った翌日はまさに台風一過のすばらしい夕空が映えていた。

「Station」

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近所の公園を散歩していたときのこと。それまでそこには無かった地下鉄の駅が突如、出現した。

一体全体、公園の中に地下鉄? どこの Line ? 駅名は? というと・・・


駅の名前は Master でこの駅を通る地下鉄のラインは、I 線と U 線とある・・・・
はて、そんな地下鉄ライン、New Yorkにあったっけ?と思った方、さすがです。これは Astoria の Sculpture Park に展示されているパブリックアートである。

地下に降りられるはずの階段側の様子が、上の写真である。


NYC の地下鉄駅は、地下駅であろと高架線の駅であろうと多かれ少なかれ同じスタイルなので、上の写真のような建造物だけですぐに NY Subway 駅だと判るわけだ。

相次ぐ値上げの割にサービスが伴わず、市民の口から不満ばかり聞こえてくる NY Subway ではあるが、それでも NY という街の顔の一つになっているのは間違いない。

これが普通にサイドウォークに設置されているとなるとジョークにもならないかもしれないが、こうして芝生の中にぽつんと置かれているおかげで訪れた人たちの表情は呆れてかつ感心したような笑顔になるわけだ。


閑話休題。
11月末より急遽三週間もの冬休みを取ることができ、はてどこかの国の指導者よろしく電撃訪問という形で日本でも帰ろうかとも思ったのだが、今年の春にも一時帰国したことを思い出し、結局 New York に留まることとした。
ちょうどその頃に日本からの来客もあり、久々に市内観光なんぞを楽しんだりした。
混んでいるから、と週末行くのを避けてしまうミュージアムにも平日を利用して久々に足を伸ばし、見たかった特別展などいくつか見て回ることができた。

さて心身ともに充電もできたことだし、また忙しい街での生活に戻ることにしようか。

冬の訪れ

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冷夏だと思えばそのあとは暖冬になり、いったい冬はどこへやら、という今年の年末だったが、ここに来てやっと冬らしい気候になってきた。

なにせ12月だというのに地下鉄には冷房が入っており、そのくせその数日後には雪なのだから、気温の上下が激しい New York の天候になれている地元の人たちも、これにはかなわない。


Thanksgiving Day の日付が変わるととたんにアメリカはクリスマスシーズンに突入するのだが、この暖かい冬とクリスマスのざわついた雰囲気がどうも馴染めずにここ数日落ち着かなかった。
本格的に寒くなればその寒さを呪いながら外出することになるのだが、この時期だけはそんな寒さも楽しめてしまうのは、やはりクリスマスにまつわる様々なノスタルジーから来ているのだろうか。


今年も5番街に上がったクリスタルの Snow Flake を見あげながら、2009年を振り返る季節になったということを気付かされた。

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