僕もそういわれてふと見てみた。確かに1、2、3と続きなぜかまた1、2、3と同じ番号が並んでいる。
今でこそ IT の世界に身を置いてはいるものの、数学は昔から苦手な科目の一つで ( それだけに数学嫌いでも IT エンジニアになれるという良い見本だ ) 長いこと苦しめられてきた(笑)。
けれどもなぜか数字の並びから規則性を見つける、という思考は僕にとっては数学といよりは論理的な問題で、理系か文系かといわれれば迷うことなく文系に属する僕には意外にも解を見つけるのがさほど苦にならないのである。
話は横にそれるが、小学校などで知能テストなるものがあり、その中にもこういったテストがあるし、また就職に際して適正テストなるものを何回か受けたがここにも似たような問題が出題されている。
文系卒業の僕が IT の会社に入社できたのは今思うとこの適正テストのおかげなのかもしれない。
沖縄から New York にしばらく滞在していた写真家の友人と街のスナップを撮りながら Lower East Side を北上していたときのこと。
Houston Street でこんな風景に出くわした。
壁一面を使って描かれた Graffiti、いや Mural である。
New York では決してグラフィティや Mural は珍しくない。むしろかつての地下鉄の全面がグラフィティで蔽われていた時代があったほど、New York はグラフィティに馴染みが深いと言っても良いだろう。
幸か不幸か、行政の努力でそういったグラフィティは一掃され、見事というような「作品」はそうあちこちには見られない。
奇しくも彼らの制作は、New York でもっとも有名なアーチスト、キース・ヘリングの生誕50周年イベントの一環としてここで二作目として選ばれた選ばれた故のものであった。
ちなみに一年前に別の場所でプロジェクト一作目が公開されている。これがキース・ヘリングがここで1982年に描いたものを再現したものであった。
そういえば、すぐに完成するからまたそのときに見て来てくれ、と言われたことを思い出した。New York Times だったかどこかのメディアで彼らの作品が完成したと聞いた。
近いうちにまた、突然出会うようにこの作品を見に行けたらなぁと思っている。もう一度あの驚きを完成品で感じてみたい、というのは少々欲張りだろうか。
今、New York では過去に見られないほど多くの自転車乗りが増えた。
MTA 運賃の度重なる値上げに辟易して、というのがきっかけで乗り始めた人もいれば健康のためと言う人もいるが、いずれにせよ NY 市の統計でも数字となって現れているのだから、大幅に増えているのだろう。中には僕のようににわかバイカーもいるわけで、その逆にバイカーの数にとまどうドライバーも多いわけだ。
日本ではさほど珍しくない買い物かごをふらふらさせて走る自転車も車の運転手が日常的に見ているからある程度予測して、徐行したり大きく迂回したりするわけだが、New York ではこれまでそんなに自転車の広がりなんてものが無かったから、あちこちで悲惨な事故が起きているというわけだ。
僕がアメリカに移り住んだとき、アメリカはすでに不動産バブルが始まったところで、住宅価格が年々激しく上昇していた。不動産価値は上がることはあっても下がることは無い、という神話を周りのアメリカ人は信じていたが、日本でのバブル崩壊で東京ですら土地価格の下落したのを知っていたので、それがたとえ世界に名だたる金融都市、New York であっても例外ではないとわかっていた。確かに米国が不景気になっても、たとえばヨーロッパやアジアが好況であれば海外の資本が New York を支えることはあるだろう。けれども New York には東京などと違って治安の問題があり、ひとたび不景気になり失業率が上がるようなことでもあれば、また犯罪率は上昇し治安の悪化を招き、ひいては都市としての魅力は失われ、投機の対象になるのは一部の地域だけになるだろう。