タイ国技といえば、ムエタイ
なんと数百年もの歴史があるムエタイ。キックボクシングの一種かと思っていたら、ボクシングの要素が取り入れられたのは第二次世界対戦後らしい。
そんなムエタイは、バンコクでは毎晩見ることができる。正確に言うと2つのスタジアムで交互に試合が開催されている。一つはルンピニースタジアムで、もう一つは僕が見に行ったラチャダムノンスタジアム。手持ちのガイドによると、前者は陸軍系で、後者は王室系であるらしい ( なにが? )。格で言うと王室系の方が上らしい。この二つのスタジアムはルールも採点方法も異なり、チャンピオンも別々らしい。対立しているのかな。 ムエタイがタイの人にとっても人気があるのは確かなようで、試合の時間帯にのるタクシーでは、運転手がよくその中継放送を聞いていました。
下の写真はすべてラチャダムノンスタジアムの様子です。
僕が滞在していたスクンヴィットエリアからは、普通バス2番、エアコンバス11番でタイ国際航空会社ビルかトリムック宮殿のそばまで行き、そこから10分くらい歩いていきました。
← この写真をクリックすると、ラチャダムノンスタジアム正面からの写真。
その写真の中で右下の階段あたりに小さく写っている人は、社員旅行でパタヤに来ている日本人の人で、ムエタイが見たくて、ひとりでバンコクに出てきたそうです。夕方にパタヤに帰らなければいけないとかで、昼の試合を見るといってました。
日曜日は、午後2時と6時の2回、試合が開催される。
僕は夜の部を見ようと思って、開場時間を確認して、スタジアムを後にしました。
市内観光をした後、一度ホテルでシャワーを浴びて、いざラチャダムノン スタジアムへ。昼は閑散ととしていたスタジアム前もたくさんの人や、出店で混雑していました。
リングサイド、2階、3階と料金は安くなっていくけど、3階は賭博 ( 本当は厳しく禁じられているらしいけど、そんなの有名無実 ) をやっている人たちばかりで異様な熱気。
席を案内されて、お金を払うと、A4サイズのコピーただけのプログラムをくれる。どうやら8試合くらいありそうだ。
ビデオの撮影はだめだけど、普通のカメラは OK ( フラッシュをたくのも OK )。
ここから三枚の写真は、試合前の選手の祈りの踊りの様子を写したもの。
この踊りはワイ・クーと呼ばれ、邪気を払いリングを清めるために行われる。
踊りは各選手それぞれにちがうけど、その中で必ず全員が行っていたのは、4コーナーすべてにやってきて目を閉じて祈るような動作。
これはその様子を写したものです。
ワイ・クーが終わると、頭に被っていた飾りと、首輪をはずして試合開始。

試合が始まると、リングサイドより賭博をしている3階の人たちの方がにぎやか。怒号、野次が飛び交う。試合が白熱してくると、ワイ・クーのとき同様、音楽が演奏される。

ラウンドとラウンドの間。
こちらがわのコーチの指示がはげしく飛ぶ。
熱中してくると、3階の賭博の胴元らしき人が降りてきてコーチの横で、直接選手に「ああしろこうしろ」とパンチやキックを交えて野次ってる。周りには銃をもった軍人 ( 警官? ) もいるけど、みんなそんなの構いやしない。なんかすごいなぁ。

僕のデジタルカメラ ( DS-7 ) はフラッシュがないので、シャッタースピードが遅くなり、屋内のこのようなところではあまり速い動きをとることができない。この写真も足の動きがよく分からないけど、試合を見ているとこの技をよく見かける。相手の頭を抱えて、膝で胴を蹴り上げる。どうやらポイントが高い技らしく、蹴りが入るたびに賭博フロアからウォーと歓声があがる。
一通りムエタイが終わると、最後に普通のボクシングの試合が1試合あった。でもほとんどの人はムエタイが終わった時点で帰ってしまい、選手はちょっとかわいそう。

試合を最後まで見て、スタジアムを出てきたところ。
びっくり。
夕方ここに来たときはイルミネーションなんか点灯していなかったので、まったく気がつきませんでした。これがこの通りの端から端まで、木々や道路の上にかかっているゲートまですべてがイルミネーションで飾られていました。クリスマスの青山よりすごいかも。
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