メイン

2003年08月20日

チョコレートづくしのデザート

( Sunday Prefix Menu その4 )

このコースの真のメインはこれ。

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ピーナッツとチョコレートのケーキ、それにホワイトチョコレートムース。

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チョコレートフォンデュ、一口チョコレートクリームブリュレ、そしてラズベリーのチョコレートピース

メインの食事が終わるとコーヒーか紅茶のサービスがあり、「どうぞお好きなデザートを」とウェイターから促される。
そうなのだそしてテレビでも一番大きく紹介していたのが、このチョコレートデザート群だ。もうこの時点で腹一杯だがこれを食べずに変えるわけには行かない。

置いてある場所は店内だったため照明が暗く、写真に撮らなかったのだが奥まったところにテーブルがあり、そこに各種チョコレートデザートが並べられている。テーブルには二段構成になっていて、上の段には4種類ほどのチョコレートケーキが並んでいる。そのどれもを試してみたかったが、この腹具合じゃ一つが関の山。ウェイターは「このピーナツクリームのチョコレートケーキがおすすめですよ」というのでこの日はケーキはこの一つにしてみたが、次回はコースをきちんとコントロールして全部のケーキを食したい。

それから手前にあるテーブルには小物がたくさん並ぶ。イチゴやバナナなど一口サイズにカットされた果物とポットで暖められたチョコレート。これはチョコレートフォンデュのものだ。下の写真で奥にあるのが僕がイチゴを使って作ってみたやつ。
ホワイトチョコレートのムースは上の写真に写っているが、これも口の中でとろける柔らかさ。大きなボールにたんまりと盛られている。
下の写真、真ん中はクリームブリュレならぬ、チョコレートクリームブリュレ。最初から一口サイズにと、れんげの上で作られている。確かに通常のサイズだったら甘いのでそれだけでおなかいっぱいになってしまう。その点このサイズで提供されるから残すようなこともなく良いアイデア。

写真には載せられなかったが ( つまり全種類試せなかった )、僕が試したどのデザートもしっかりしたチョコレートの風味が味わえて◎。アメリカのチョコレートって甘みはあるけど、その分風味を損なってしまっているのが多いのだがやはり欧州系はその点アプローチが異なるようだ。どちらかというと日本人のチョコレートの味覚はヨーロッパに近いんじゃないかと思う。おいしいチョコレートが食べられるだけではなく、いろいろな工夫がしてあるという点でおすすめである。ただし料理をきちんと食べるとデザートに行き着くまでにはおなかいっぱいになってしまうので、うまくコントロールすること。できれば付け和えのパンは手をつけず、サイドディッシュのポテトにも目もくれないこと。そうすればたぶんかなりデザートを楽しめると思う。

コストパフォーマンス : 5

2003年08月12日

チョコレート風味ステーキ

( 別の Sunday Prefix Menu その3 )

メインコースのもう一つのメニュー、チョコレート風味のステーキ

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ランチにしてはかなりのボリューム。撮影:Powershot G2

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こちらも拡大写真を載せておこう。撮影:Powershot G2

さてこちらもメインコース5種類のうちの一つ、チョコレート風味のステーキ。テレビでも取り上げられた一品だったので興味津々、是非トライしてみようと思っていたのだ。

ステーキの上には目玉焼きが乗っていたどこか庶民的。日本の洋食みたいな雰囲気を醸し出している。付け和えのフライドポテトはまさにフレンチフライというべきか、さくっとおいしくあがっている。もともとかなり塩が降ってあるのでこれだけで食べられるのが特徴だが、アメリカ人はケチャップを要求するのか、店の方でも小皿にケチャップを入れて出してくれた。普段はフライ物には手を出さないようにしているが、揚げたてのポテトはうまい、ということでつい手を出してしまったが、これが結構腹がふくれる。メイン料理のあとの「本当のメイン」のために胃のスペースをあけて置くなら、これらの付け合わせにはほとんど手をつけないのが賢明だ。

さて問題のステーキだが、結構な厚みがある。安かろう悪かろうの肉ではなく、とても柔らかくジューシーだ。僕はミディアムウェルダンで頼んにこれだけソフトだったのだから、ミディアムで頼めばもっと柔らかいことだろう。

ソースだが、見た目はやはりチョコレート色。しかもなにやらつぶつぶのものがソースの中に見える。そのつぶつぶだけを何度か口に含んでどんなものか試してみたが、甘くないチョコレートのといった感じ。
ソース自体は上のソースと同様、チョコレート風味のソースで意外と肉料理に合う。ただしこちらはカレーの風味はなく、あっさりした塩やバターの風味がする。こちらはステーキ用に用意したチョコレートソースなのだろう。

これよりもっとおいしくて柔らかい上質なステーキを食べさせてくれるところはほかにもあるが、$24のコースに出てくるステーキとは思えないほどおいしい。日曜日の昼過ぎにボリュームのあるブランチを撮りたいなら、このステーキを勧めます。

コストパフォーマンス : 5

2003年07月31日

鶏肉のフライ、カカオソースあえ ( Sunday Prefix Menu その3 )

いよいよ、メイン。5択(6択だったかな)の一つ。

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草履ほどの大きさがある、チキンカツ。ただし肉厚は薄いので大のおとなだったら食べられる量。撮影:Powershot G2

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拡大写真(笑)。撮影:Powershot G2

最初にアルコール、それにフランスパンが出てくると次はメイン。サラダはコースに含まれていないから、別に頼んでもいいけれどこの後デザートが控えているのでたくさん食べたい向きにはサラダは必要ないかも。

このコースでは確か5種類か6種類のメインが設定されていて、その中から好きなものを1つ選ぶことになる。どれを頼んでも何かしらチョコレートに関係していたような気がするが、今となってはいまいち自信がない。
今回友人1人と一緒に行ったので頼んだのは2種類。これはそのうちの1つで、いわばチキンカツだ。
チキンカツというやつは New York で食べようと思えば実はどこでも食べられる。イタリア料理の店に行けばかならずある、「 Chicken Parmesan 」というメニューがそれだ。ただ「 Parmesan 」というぐらいだから、表面に巨大なパルメジャンチーズが覆い被さっているので、さっくりしたフライの食感よりは、もちっとしたチーズの食感を味わうことになる ( 写真は gooogle のイメージ検索で出てくるので見てみてください )。
なので純粋なチキンカツという意味ではこのメニューはなかなか希少だ。
それとここのチキンカツは鶏肉がジューシーでありながら、フライはさくっと揚げてあるあたりとても好感がもてる。とは言ってもチキンカツそのものに特徴があるのではなく、やはり注目すべきなのはこの茶色のソースだろう。

トンカツソースよりは明るい茶色でありながら、カレーライスの黄色よりは確かに黒い。デミグラスソースとも異なるこの茶色はまさに、チョコレート色。さてチョコレートコースの神髄、メイン料理はどんなもんだろうと、このソースを口にしてみると意外や意外、カレーの風味とカカオの風味が調和しており、独特な味わいとなっている。
見た目がチョコレートなので脳は「甘いだろうな」と予測しているのにたいして、全く甘くないので自分の感覚が驚いているのがよくわかる。
チキンカツカレーというのが日本にはあるので日本人にはとても親しみやすい味で、しかもそのソースはカカオの風味が関わってとてもマイルドになっている。
おすすめの一品。

コストパフォーマンス :

2003年07月18日

突き出しのパン ( Sunday Prefix Menu その2 )

フレンチレストランで嬉しいことのひとつはおいしいペストリーが食べられること。

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数種類のパンが入ったバスケット。中でもおすすめはチョコレートのフランスパン。Powershot G2にて撮影

たいていどこのレストランでもパンは出てくるが、このパンほど味の違いが大きなものほど無い。うまいところはうまいが、まずいパンを出すところも多くある。何もぱさぱさのパンがまずいとだけ言っているわけではなく、ぱさぱさしていて乾燥したパンを出すところでもおいしいところはある。でも風味を損なったゴムのようなパンをだすところが多いのだ。
その点、フレンチレストランはあまりはずれがない。極端な話、パンだけでもおいしく食べられるところがあるくらいだ。
テーブルに着くとすぐに水の入ったグラスとともに持ってきてくれるのがこのバスケット。中には一口サイズのペストリーが数種類と、皮のぱりぱりしたフランスパンがこれまた数種類入っている。
その中でおすすめはチョコレートを混ぜて焼いたと思われるフランスパン ( バケット )。
パンにチョコレートというとチョコクリームの入ったクリームパンを想像するが、あの皮の固い、ぱりぱりしたフランスパンにチョコが入るとどんな感じなるのか。
手でちぎって見ると小さなチョコレートの固まりがパンの中で溶けて焼かれたのが見え、パンがまだらになっている。菓子パンのような甘さは無いけれど、ほのかに口の中で広がるチョコレートの甘さはバターを付けて食べてもくどくない。たかが突き出しのパンかもしれないが、アイデアに○。

ただ、このあとのメインはかなり量があるし、デザートを楽しみたい向きにはこのパンは一口二口にとどめておくのが吉。


コストパフォーマンス : 4

Chocolate Mimosa ( Sunday Prefix Menu その1 )

ミモザカクテルもチョコレート!

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ミモザのチョコレート? 見た目に反して味はとても普通。チョコの風味はあまり感じない。Powershot G2にて撮影

全部で1人$24というリーズナブルなコースにもかかわらず、ちゃんと食前酒が入っているあたりフレンチなのかなと思う。
といっても好きなワインやシャンパンが頼める訳ではなくて、選べるのはこの Chocolate Mimosa か Bloody Mary のどちらかになる。
Bloody Mary の方には「チョコレート」の冠が着いていなかったので普通にトマトベースのあのカクテルが出てくることを想定し、ここは一つ Chocolate Mimosa を試してみることにした。でももしかしたら Bloody Mary もなにかしらチョコレートとの融合があったかもしれないと、試して見なかったことをちょっと後悔。

ミモザはオレンジをベースにシャンパンまたはスパークリングワインで割ったものだが、これにチョコレートがどう関わるのかメニューは書かれていない。オレンジのほかにチョコレートも混ぜて飲むのかなと想像するも味までは予想がつかない。
でテーブルに運ばれてきたのはご覧の通り。普通のミモザカクテルの上にチョコレートを削ったチップがぱらぱらと振りかけてあるものだ。見た目にこれを美とするかどうか微妙なところだが、なんか飲み物の上にゴミがたくさん浮いているようにも思えてしまう。

肝心の味の方だが、ストローを通して飲んでいるとチョコレートが入ってくることはあまりなく、実は普通のミモザカクテルとなる。ただ結構アルコール度が高いようで、僕はこれをくいっくいっとと飲んでしまって酔いがすぐにまわってきた。

コストパフォーマンス : 3

Seppi's

ランプの数はその度合いの強さを示す

店名 Seppi's

住所 123 West 56th Street
New York, NY 10019
( 6th Avenue と 7th Avenue の間 )
電話番号 ( 212 ) 708-7444
その他 公式ウェブサイト http://www.parkermeridien.com/seppis.htm

New York にはフレンチレストランは星の数ほどあれど、ヨシュランで取り上げる以上何か秘密がある。
このレストラン、実はテレビで知ったのだ。僕が契約しているケーブルテレビでは数百ものチャンネルが見られるが、その中の一つに「食」をテーマにしたチャンネルがある。それが「 food Channel だ。アメリカで今でも高い人気を誇っている「料理の鉄人」もこの「 food Channel 」で放送されている。
先日ここのプログラムを見ていたときに紹介されていたのがこのレストランだったのだ。そのときの特集は「チョコレート」
そう、このレストランでは日曜日に「チョコレートブランチ」を出すというのでちょっとした人気になっていたのだ。アメリカであまりおいしいチョコレートに巡り会えないこともあって、「フレンチならイケるかもしれない!」ということもあって様子をうかがっていた。なにしろテレビで取り上げられると僕みたいなミーハーがたくさん来てしまうのでたぶん予約をしなくては行けないだろうと踏んだのだ。

番組放送から一ヶ月以上経ってその機会がやってきた。僕の誕生日を祝って友人がごちそうしてくれるということになり、かねてから試してみたかったチョコレートブランチを挑戦してみることにした。
テレビやっていたあのチョコレート料理、「あんなやつ」や「こんなやつ」が本当はどんな味なのか、いよいよ解明されるときが来た!

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テラス席から見たレストラン入り口付近の様子。( CANON EOS 10D )

調べたところ、レストランは週7日オープンしており、特に週末は朝2時までオープンしているので夜型の人には便利かもしれない。場所も56th Street というアクセスの良いところにある。

さっそくレストランでメニューを見せてもらい、チョコレートブランチをやっていることを確認していざ注文。コースメニューで$24とかなりリーズナブル。とりあえず今回紹介するのはこのブランチコースに含まれている品々でタイトルに ( Sunday Prefix Menu )と書いておくことにする ( 後日またこのレストランに行ってコースとは違うものを頼んだものをここで紹介することも考えて。 )。
ちなみにチョコレートブランチは日曜日のみで、午後4時に終了するのでご注意を。